2014年8月31日日曜日

14' Weekly Topics -8/25~8/31

[8/31]

☆ Today's Game (Game 136 @TB)

Buchholzが3 H/0 BB/6 Kでシャットアウト。わずか98球と完璧。今季チーム初完封かな?最近は、乱れるイニングもあるけど、比較的内容のある登板が増えて来た。シーズンの残りはこんなカンジでお願いします。

Result : TB 0 - 3 BOS (W60-L76)

2014年8月30日土曜日

14' Minor League Stats - GCL Red Sox (Rk)

Rkクラスは閉幕。Rk-GCLのスタッツです。チームはW35-L24で2年連続ディビジョン優勝。POも制し、GCLのチャンピオンに輝きました。今季は、Chavis、Deversという、最新のドラフト・Int. FAの目玉がここでプレーし、特にIFが非常に魅力的だった。投手陣では、今季ドラフトの上位指名のKopechやJ. Cosartなどは試運転に留まったが、TJ明けのG. Speierが素晴らしい投球を披露し、個人的に来季の注目選手となっている。


[Pitchers]

Michael Kopech, LHSP (13'-1st)

14' Stats (GCL) : W0-L1/4.61 ERA/8 G/8 GS/0 CG/0 SHO/0 HLD/0 GF/0 SV/13.2 IP/11 H/7 R/7 ER/0 HR/0 HBP/9 BB/16 K/1.46 WHIP/1.18 GO/AO

評価:-。14年ドラフトの投手の目玉。四球が多く、完璧ではないが、まずはしっかりとしたデビュー。一度腕のケガで引っ込んだ試合もあったが、大事には至っていない。少なくとも昨年のBallよりは良い1年目。

2014年8月27日水曜日

14' Minor League Stats - DSL Red Sox (Rk)

そろそろMiLBのシーズンが終了に近づいてきました。各クラスのProspectの今季スタッツまとめです。まずはRk-DSLから。チームはW50-L19で2季連続のディビジョン優勝。POでは決勝に進出したものの敗れています。安定した投手陣を中心に、勝率は.725と、どこぞのMLBチームに見習わせたい強さ。投手では、2年目のD. Gonzalezを軸に、E. De Jesus、J. Diaz、G. Bautistaと、大物がしっかりとローテを守って投げた。打者では、DeversとAx. Basabeがシーズン半ばにUSに向かったが、Y. AybarなどのOF陣を中心に、例年に比べればまずまず打った。


[Pitchers]

Daniel Gonzalez, RHSP (12'-Int. FA)

14' Stats (DSL) : W9-L0/2.25 ERA/15 G/15 GS/0 CG/0 SHO/0 HLD/0 GF/0 SV/72.0 IP/61 H/20 R/18 ER/2 HR/3 HBP/14 BB/56 K/1.04 WHIP/1.20 GO/AO

評価:B。昨季Piggy-Backで素晴らしい成績を残し、US行きかと思っていたが、今季もDSLへ。開幕投手を任されると、そのままシーズンを通してエースとして活躍。9勝無敗と勝ち切ったし、9勝、15 GS、72.0 IPはいずれも05年以降のチーム記録。リーグのAll-Starゲームで先発した。POでも初戦で6回ノーヒッター。シーズン後半戦から31.1 IPの無失点記録を続けている。A評価でないのは、DSLというのと、2年目ということを考慮したが、特に文句は無い。来季はUSで同様の投球を見せてもらいたい。

14'-15' Fall-Winter League Roster

MiLBシーズンはもうすぐ終了で、秋季・冬季リーグが開催されます。各リーグのロスターまとめです。


[Arizona Fall League]

RHP Keith Couch, Surprise
RHP Aaron Kurcz, Surprise
RHP Madison Younginer, Surprise
LHP Robby Scott, Surprise

2B Sean Coyle, Surprise
SS Deven Marrero, Surprise
OF TBA → CF Rusney Castillo, Surprise → LF/3B Mike Miller, Surprise

2014年8月26日火曜日

14' Minor League Season Memo -8/25~8/31-

Chavisが調子を上げており、今日はプロ初HRを放ち、期待に違わぬ選手であるところを見せています。やっぱりドラ1はこうでなくちゃね。前週の結果はこちら


○ 8/25

[AAA] : UT Carlos RiveroがMLBにコールアップ。
[AAA] : UT Justin Henryをアクティベイト。

[AAA] - Box
Barnesが7.1 IP/4 H/2 ER/2 BB/4 K。もう少し奪三振が見たいけど、後半戦は別人のように安定しています。Henry、Hassanが3 H。

[AA] - Box
Haleyが6.0 IP/4 H/0 ER/1 BB/5 K。Chesterに第7号。

[A+] - Box
Lightが6.1 IP/5 H/1 ER/1 BB/6 K。Witteが3 H、M. Johnson、Romanski、Vinicioが2 H。

[A] - Offday

[A-] - Box
Reillyが4.0 IP/5 H/1 ER/0 BB/1 K。M. Meyersが3 H/3 3B。B. Hudsonは3 H/1 2B。N. Mooreは2 H/1 HR (4)。

[GCL (Suspended Game @8/14)] - Box
Speierが3.0 IP/4 H/2 ER/0 BB/3 K。Beeksが3.0 IP/1 H/5 K。Chavisが3 H、D. Millerが2 H。

[GCL] - Box
D. Jimenezが4.2 IP/9 H/4 ER/0 BB/5 K。Chavisが3 H/1 2B/1 HR (1)。乗ってきましたね。Deversも3 H。

[DSL] - Offday

2014年8月25日月曜日

14' Weekly Topics -8/18~8/24

[8/19]

☆ Today's Game (Game 125 vs LAA)

当たり前だけど噛み合わないですね。今日も勝てない試合ではなかったけど、上原が打たれてジエンド。Papiの調子が上がっているかな?J. Bradley, Jr.の降格に加えて、今度はMiddlebrooksがケガ。若手にとってはチャンスなはずなのですがね。Websterも元々期待されたエースにはほど遠そうだ。

Result : BOS 3 - 4 LAA (W56-L69)

2014年8月19日火曜日

14' Minor League Season Memo -8/18~8/24-

J. Bradley, Jr.があまりの不調にとうとうマイナー降格。あれだけの守備のアドバンテージがありながらも打撃が酷すぎて、というのは悲しいですね。いずれX. Bogaertsなんかもアジャストして来るとは思っているけど。打撃コーチは何してんだ、と。前週の結果はこちら


○ 8/18

[AAA] : 2B/OF Mookie BettsがMLBにコールアップ。
[AAA] : CF Jackie Bradley, Jr.をオプション。
[AAA] : OF/1B Allen Craigをオプション。
[AAA] : UT Mike McCoyがDL入り。
[AAA] : UT Ryan RobertsがDLから復帰。
[GCL] : LHP Michael Gunnがロスター入り。

[AAA] - Box
E. Escobarが6.0 IP/4 H/1 ER/4 BB/2 K。Hassanが2 H/1 2B/1 BB。

[AA] - Offday

[A+] - Offday

[A] - Offday

[A-] - All-Star Break

[GCL] - Box
Kopechが2.0 IP/2 H/0 ER/2 BB/3 K。ドラ16のMichael Gunnがプロデビュー。B. Mooreが2 H/1 BB。Deversがこのところ当たっていないですね。

[DSL] - Box
J. Diazが5.0 IP/3 H/1 ER/3 BB/1 K。Y. Aybarが3 H、Lameda、Carrizalezが2 H。Tovarに第2号。明日勝てばPO進出確定みたい。勝率7割を超える圧倒的な強さです。

2014年8月12日火曜日

14' Minor League Season Memo -8/11~8/17-

昇格ラッシュもあらかた終了ですかね。あとパッと思いつくのはCoyleと、AAAの席が空いていればB. Johnsonというくらいでしょうか。特にCoyleなんだけど、またDL入りしているようです...。前週の結果はこちら


○ 8/11

[AAA] - Box
C. Hernandezが5.0 IP/4 H/0 ER/0 BB/4 K。M. Betts、Cecchini、Gibsonが3 H、McCoy、Brentz、Shaw、Swihartが2 H。

[AA] - Offday

[A+] - Offday

[A] - Box
Callahanが1.2 IP/4 H/7 ER/4 BB/0 K。おいおい...。Riderが3 H、Sturgeonが2 H。TravisにLow-A第1号。

[A-] - Box
A. Wilkersonが7.0 IP/3 H/0 ER/0 BB/6 K。A. Suarezが2 H/1 2B/1 HR (2)。

[GCL] - Box
Almonteが5.0 IP/5 H/2 ER/1 BB/4 K。マルチ無し。

[DSL] - Box
G. Bautistaが4.0 IP/6 H/4 ER/2 BB/2 K。珍しく打たれましたね。マルチ無し。

2014年8月5日火曜日

Former Sox Prospect Review: Clay Buchholz, RHP

今回は、Jon Lesterらのトレードもあり、名実と共にBOSの投手陣のリーダーとなった、Clay Buchholz。残念ながら、その最初の試合では打たれましたが、エースとしての自覚を持ち、更にもう一段上の真のエースになってくれることを期待しています。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Clay Buchholz (クレイ・バックホルツ)
Full Name: Clay Daniel Buchholz
Position: RHSP
Born: August 14, 1984
Birthplace: Nedarland, Texas
Height: 6-3
Weight: 190
Bats: Left
Throws: Right
Drafted: Supplemental 1st round, 2005
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $800,000
College: Angelina JC
High School: Lumberton HS (TX)
MLB Debut: August 17, 2007 (Boston)
How Left: Traded to Philadelphia for Josh Tobias (December 2016)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

身長は投手として十分な一方、MLBに上がってからもうかなりの時間が経つが、未だにHS投手のように細身の身体つき。運動能力は非常に優れており、Jacoby Ellsburyにも勝るとも言われる。足も非常に速く、キャリア初期は代走で使われたこともあった。速球は今は90 mph前半だが、Prospect時代は常時95~96 mphだったし、10年あたりにはMLBでも平均で94 mphまで達した。最速も97~98 mphを出せる能力がある。また2シームのムーブも一時はさらに大きかった。彼の最大の能力は、カーブ・チェンジアップという2つの球種がプラスからプラスプラスとも言われる点で、76~81 mphのカーブは12-to-6の変化をし、彼の代名詞と言えるボールだったが、コマンドが付けづらいのもあり、MLBではメインのアウトピッチとなっていない。速球と共に言えるのだが、コマンドがもう一歩成長すれば、文句無しのエースとなれるはずだが。78~82 mphのチェンジアップは元から評価を高かったが、カーブが安定しないこともあり、MLB昇格以降は彼のアウトピッチとなっている。サークルチェンジ気味にも投げる。80 mph中盤に達するスライダーはカッターとの中間のようなボールで、彼のボールの中では4番目だが、それとしては十分な威力を持つ。近年はスプリッターも併用するようになった。ピックオフのムーブは素早く、運動能力の高さも生かして、フィールディングも良い。マウンド上で冷静な選手。


[Background]

04年に友人と母校に侵入して29台のPCを盗み、逮捕され、Angelina JCに転校することに。才能はトップクラスと言われながら、やや素行に不安があったことで、スリップしたが、ドラ1~1sで5つのピックを持ち、ギャンブルできたBOSが指名。


[Profile]

05' : SS-A Lowellでプロデビュー。まずは順調な投球を見せた。

06' : Low-A Greenvilleで文句無しの投球を見せ、最後はHigh-A Wilmingtonへ昇格。ここでも3 G/16.0 IP/10 H/4 BB/23 Kと圧巻の投球を見せた。傘下の最優秀投手に選出。Jonathan Papelbon、LesterがMLBへ卒業した傘下で次代のNo.1 Prospectと見なされるように。

07' : AA Portlandを完璧に支配し、All-Star、Futures Gameにも選出。8/17にダブルヘッダーの先発としてMLBデビューを飾ると、9/1にはBAL相手にMLB2戦目で完全試合を達成。一気にMLB全体でも最高クラスのProspectと見なされるようになった。傘下の最優秀投手を2年連続で受賞。Ellsburyと共に全体Top 10クラスのProspectと評価された。

08' : 開幕ローテに入るも、MLBへの適応に苦しむ年となった。ケガもあり、2ヶ月ほど離脱。オフにはAFLに参加。

09' : Brad Pennyなどを加えた影響で、AAA Pawtucketで開幕を迎えた。AAAのAll-Starに出場。離脱者の影響でシーズン半ばに昇格すると、まずまずの投球でローテを守った。

10' : ローテに定着すると、前半戦で10勝を挙げ、All-Starゲームに出場。2.33 ERAで、シーズン17勝を挙げ、ようやく素質を開花させた。

11' : 開幕直後に契約延長を勝ち取り、順調に投げていたが、腰の疲労骨折で、後半戦を棒に振った。

12' : 自己最多の29試合に先発も、前年のケガの影響か、いまひとつピリッとせず。不調のチームを盛り上げられなかった。

13' : 前半戦は毎試合失点0か1というカンジで、自己ベストの投球を見せ、オールスターに選出。まさにエースと呼べる投球だったが、再びケガに泣かされた。当初は寝違えということだったが、首の張りが取れず、最終盤まで投げられず。WSを制したチームで、POにも投げたが、あまり印象的では無かった。

14' : 前年のケガの影響か、ピリッとしない登板が多かった。防御率5点台と不振。

15' : 数登板打たれた後、Sandy Leonと組むようになって劇的に内容が改善。エースらしい投球を見せていたが、またもケガで後半戦を棒に振った。

16' : 開幕ローテを務めるも、やはり例年のケガ後の年の感じで不調。夏場にはDrew Pomerantzの獲得で一旦リリーフに移り、フラッグディールでの放出も確実視されたが、チームのデプスの薄さもあり残留。すると腕のスロットを少し高く戻したこともあり、リリーフで好投。Steven Wrightの離脱もあり、ローテに復帰すると終盤は好投を見せた。

16' Dec. : Chris Saleのトレード獲得で、先発が7人となり、サラリーダンプ気味にPHIへトレード。

17' : STから打ち込まれ、開幕後2試合でもボロボロ。その後TJでシーズンアウト。キャリアの終わりが近いのかもしれない。

18' : シーズン途中からARIのローテに加わり、防御率2.01と完全復活、シーズンの半分しか投げていないが、素晴らしいインパクトだった。

19' : TORと契約し、慣れ親しんだAL-東に戻ったもののイマイチな投球に終始し、途中からはILへ。


[Comment]

Lesterとの生え抜きダブルエースをずっと夢見ていましたが、残念ながら、可能性は見せているものの、それを1年間継続して続けられたことは無かった。とは言え、自分はまだ諦めていません。まだ老け込む年齢でもないし、この後半戦でエースとして輝き、オフにLesterが戻って来てくれればそれでいいんです。

(16年追記)クールな選手に見えますが、BOSへの愛着も口にしていただけに、Lesterが去った後、BOS投手陣の顔として活躍してもらいたかったですが。新天地で、真の輝きを見せて欲しい。

14' Season Boston Red Sox -Aug.-

8月です。完全にPO戦線から脱落し、フラッグディールではエースJon LesterやJohn Lackeyを放出。その割にはパッとしない見返りを得た印象ですが、取りあえず15年は再びPOに向けて戦うということで、残り半年は新人の定着など、それに向けたチーム力の底上げができるかどうかが鍵です(前記事はこちら)。


[Transaction]

○ 8/1
Recalled RHP Anthony Ranaudo, RHP Alex Wilson, LHP Tommy Layne, and 2B/OF Mookie Betts from AAA Pawtucket.

大移動の後で、AAAから選手補充。特にリリーフはAndrew Millerの代役というには弱いけど、取りあえず呼ばれた選手はチャンスなので、しっかりアピールしてください。

2014年8月4日月曜日

14' Minor League Season Memo -8/4~8/10-

ファイヤーセールの後の喪失感が漂っています。得たものも必ずしも納得はしていないですが、取りあえずProspect扱いの3人が好スタートを切っているのは喜ばしいことです。前週の結果はこちら


○ 8/4

[AAA] : C Jayson HernandezがDL入り。
[AAA] : RHP Steven Wrightをオプション。
[AAA] : C Blake SwihartがPortland (AA)から昇格。
[GCL] : C Simon GravelがGreenville (A)から移動し、DLから復帰。

[AAA] - Box
OwensがAAAデビュー。6.2 IP/2 H/0 ER/3 BB/9 K。5.1 IPまで8 Kノーヒッターだった。さすがです。今日も奪三振の動画がFull Countに落ちてたけど、もうビッグリーガーと言っても良いような投球に見えました。もちろん三振なので、良いボールのみを集めたものではあったけど、投げ下ろす角度も良くなっているように見えたし、何よりどのボールを投げているか、腕の振りでは全くわからないのが良い。カーブが、と言われることが多かったけど、今日は素晴らしく見えました。確かに球速的には少し遅いのかもだけど、しっかり腕が振れているので、チェンジアップのようにタイミングが取り辛そう。長身と腕の角度も良いので、正に2階から地面まで落ちるようなカンジで、打者はワンバウンドを次々空振りしていました。22球のカーブで20球のストライクを奪ったとか。この調子でカーブが伸びれば、フロントラインにもなれると思う。Henry、Brentzが3 H、Hassanが2 H。Brentz (7)、Gibson (2)にHR。OwensとバッテリーでAAAデビューとなったSwihartは0 for 3/1 K。

[AA] - Offday

[A+] - Offday

[A] - Box
Buttreyが5.0 IP/5 H/2 ER/2 BB/7 K。遅ればせながら、彼もようやく調子出てきたかな?M. Smithが5.0 IP/4 H/0 ER/2 BB/1 K。Margotが3 H。

[A- (Game1)] - Box
Drehoffが6.0 IP/3 H/0 ER/2 BB/1 K。Mars、Tellezが2 H。

[A- (Game2)] - Box
McAvoyが3.0 IP/2 H/0 ER/1 BB/1 K。Marsが2 H。

[GCL] - Box
Couchが4.0 IP/2 H/0 ER/0 BB/3 K。Chavisが2 H/2 2B/1 BB。今日はSS。ようやく調子出てきたかな?D. Millerも2 H。

[DSL] - Box
D. Gonzalezが5.0 IP/3 H/0 ER/1 BB/3 K。Lameda、Lucena、Y. Aybarが2 H。

2014年8月1日金曜日

Former Sox Prospect Review: Eduardo Rodriguez, LHP

今回は、Andrew MillerのトレードでBALからやってきた、Eduardo Rodriguez。シーズン前のランキングでは、BALの#3、全体で#65というまずまずの大物。左腕王国BOSになりつつありますね。

Photo from Masslive.com

[Player Data]

Name: Eduardo Rodriguez (エデュアルド・ロドリゲス)
Full Name: Eduardo Jose Hernandez Rodriguez
Position: LHSP
Born: April 7, 1993
Birthplace: Valencia, Venezuela
Height: 6-2
Weight: 230
Bats: Left
Throws: Left
Drafted: Not drafted
How Acquired: Acquired from Baltimore for Andrew Miller (July 2014)
MLB Debut: May 28, 2015 (Boston)
How Left: Free agency, signed with Detroit (November 2021)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

平均的な体格。以前は軟投派と見られていたが、筋肉が付くにつれて、速球の球速は上がっており、現在では常時90~92 mph、最速で96~97 mphに達する。手元でタイトに変化する82~85 mphのスライダーと、落ちの良い83~85 mphのチェンジアップはいずれも平均以上の可能性を持つが、まだ不安定気味。制球・コマンドは平凡。


[Background]

本来は右利きだが、子供の頃に右腕を骨折した際に、左手で投げることを覚え、そこから左腕に転向したそう。10年の1月に$175KでBALと契約。10年にDSLで、11年にショートシーズンクラスでしっかり投げ、12年は順調にLow-Aをクリアー。13年は、High-A/AAで好投し、一躍Top Prospectと見なされるようになった。


[Profile]

14' : 移籍後はAA Portlandへ。移籍前と所属リーグも同じだし、理由はよくわからないが、移籍後は見違えるような素晴らしい投球を見せ、BALファンを嘆かせる結果となった。POではAAが敗退後AAA Pawtucketに昇格。オフにRule 5ドラフト対策で40人ロスター入り。

15' : AAAで安定した投球を見せると、5月末にMLB昇格。当初はスポットでの起用になるかと思いきや、3試合連続で6 IP以上1失点以下と素晴らしい投球を見せて、そのままローテの座をがっちり掴んだ。時折崩れる試合もあるが、常時90 mph中盤の球威に加えて、制球も比較的良く、信頼感を高めている。

16' : エースへと期待されたが、STで膝を亜脱臼し、全てが狂った。球速が上がらず、膝に負担を掛けないフォームに一時変更するなどで、打ち込まれた。シーズン終盤はある程度調子を取り戻したが、球速は落ちたまま。

17' : 全体的に見ると伸び悩み気味だが、後半戦は球速がやや戻り、まずまず安定した投球を見せた。しかし最終盤に再び右膝を痛め、9月とPOでは不調。オフに膝にメスを入れた。

18' : 防御率はもう一つも、奪三振を安定して奪い、序盤はChris Saleに次ぐ内容で先発陣を引っ張った。後半戦はケガもあり、復帰後は安定感を欠いたため、POではブルペンに回ることに。

19' : 最終試合で勝てず、20勝を逃したものの、200 IPを投げ19勝。不振の先発陣にあって、エースとして活躍した。

20' : COVID-19の影響で短縮シーズンになったが、本人はCOVID-19への感染後、心筋の後遺症に悩まされシーズン全休。

21' : 前年全休の後遺症が心配されたが、開幕しばらくから調子を上げ、本来の投球に。奪三振率、制球共に良かったが、.360を超えるBABIPに悩まされ、防御率は4点台半ばに。

21' Nov. : FAに。BOSからのQOを拒否し、DETと5年$77Mの契約を結んで移籍。

22' : 春先一時個人的な事情でチームから離脱し、制限リスト入りしていたが、復帰してソリッドに投げている。

23' : 少しケガで離脱した時期もあったが、良い時の彼に戻り安定した投球。夏にLADへのトレードが合意したものの、本人が拒否。


[Comment]

トレード直後のMLB.comのランキングで、この前トレードで来たEdwin Escobar、Brian Johnsonと#10、11、12となっており、この三人は比較的スタッフも近い印象。もちろんフロアーの高めな選手も価値があるし、良いんだけど、もうちょっと上限の高い選手が欲しかったような印象も。

14' Weekly Topics -7/28~8/3

[8/5]

☆ Today's Game (Game 112 @STL)

逆転負け...。1点差の7回にLayneって...。田澤もちょっと安定感を欠いていますね。オフは先発だけじゃなくて、リリーフの補強も必要そう。

Result : STL 3 - 2 BOS (W49-L63)