2013年3月29日金曜日

13' Boston Red Sox Opening Roster

いよいよ13年シーズンが開幕です。今年は宿敵NYY戦で開幕ということで、開幕から熾烈な戦いが予想されます。両チーム、言ってみれば過渡期的な面もあるけど、そうは言ってもこのライバル関係だし、緊迫した展開を期待しています。まだロスターは正式に発表されてないけどほぼ決まりのはずなので。(追記)正式発表されました。特に変更はありません。


[Starter]

LHP Jon Lester
RHP Clay Buchholz
RHP Ryan Dempster
LHP Felix Doubront
RHP John Lackey

2013年3月27日水曜日

13' Draft Watch - My Mock Draft ver.2

個人的なMock Draftのバージョン2です。元々ドラフト指名権絡みのFAが全部決まった後でこのバージョン2を書く予定でしたが、Kyle Lohse (MIL)が開幕まで決まらないんじゃないかなんて話もあり、そろそろ書き始めるかと思ってた矢先にLohseがMILと合意。ドラフトオーダーが確定しました(こちら)。


[13' My Mock Draft ver.2]

1. Houston Astros - Mark Appel, RHP : 現時点では、Appel、Sean Manaea、Clint Frazierといったあたりが全体#1の有力候補だろう。最近は、Manaeaを#1に推すMockの方が多くなってきたような気もするが、個人的にはまだAppelが上だと思っている。Appel自体、Stephen Strasburg (WAS)、Gerrit Cole (PIT)のような過去の全体#1カレッジ投手と比較すると、多少リスクは大きめに見えるが、リリーフの可能性という意味では、Manaeaの方がより大きいように思う。成績的な意味でも、今季は初登板を除き、ドミナントな投球を続けており、Manaeaより一歩上回る。Seniorではあるが、Scott Borasクライアントで、並みのJunior選手以上の困難な交渉になる可能性もあるが、それでも全体#1のスロットからすれば多少浮かせることもできるんじゃないかと思う。

2013年3月26日火曜日

13' Weekly Topics -3/25~3/31

[3/25]

☆ 同地区BAL戦。DoubrontはMinorの試合へ。103球を投げたそう。制球に苦しむけど三振は獲れる、いつもの内容。速球は94~95 mphと順調な仕上がり。今月号のSluggerで、ケガの危険性の高い、イニングが急に増えた投手リストに入ってましたが、健康で過ごしてもらいたいもんです。

試合は乱打戦。Mortensenが少し打たれた。C. VazquezがHRを含め2 H。J. Bradley Jr.は途中出場で2 for 2。日に日に開幕MLBで使うべきとの声が強まっています。Overbay(Sweeneyも?)をどうするかの期限が迫っているからか、Overbayはフル出場1 for 5。さてどうなりますかね。

2013年3月25日月曜日

13' College Baseball Stats -3/22~3/28

第6週目です。Colin Moranが打ち始め、今週はRyne Stanekも初めて好投。このまま上位の選手はしっかり結果を残し、BOSの全体#7の選択肢で困らないようにして欲しいですね(前週の結果はこちら)。


[Arizona]

☆ Konner Wade (Jr.-RHP)

3/22 : 1 GS/1 L/6.2 IP/5 H/2 R/2 ER/3 BB/3 K (@Oregon)
3/28 : 1 GS/6.0 IP/6 H/3 R/2 ER/2 BB/1 HBP/8 K (6-3 GO/FO (vs Utah)

2013年3月22日金曜日

13' Weekly Topics -3/18~3/24

[3/20]

☆ 3/18はPIT戦。Buchholzは5.0 IP/1 H/1 ER/2 BB/4 K。打線は、マイナー選手が多かった。Lavarnwayは少し当たりが出てきたかな?

Former Sox Prospect Review: Tyler Wilson, RHP

今回は、本日傘下からリリースされた右腕、Tyler Wilson。ドラ13ながら、素晴らしい長身で、入団時はダークホースになるかも、と見られていた選手だったのですが。


[Player Data]

Photo from SoxProspect.com

Name: Tyler Wilson (タイラー・ウィルソン)
Full Name: Tyler Dalton Wilson
Position: RHRP/RHSP
Born: December 24, 1989
Birthplace: Rome, Georgia
Height: 6-5
Weight: 195
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 13th round, 2008
How Acquired: Draft
High School: Armuchee HS (GA)
How Left: Released (March 2013)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com


[Scouting Report]

素晴らしい投手体格と、長身ながら高い運動能力を持つ。滑らかなフォームから80 mph後半の良く沈む速球を投げる。チェンジアップは77~78 mph。ブレイキングボールはあまり良くない。速球は入団時は最速95 mphというレポートもあって興奮したが、入団後は平凡なレベルでしかなかった。


[Profile]

09' : GCLでプロデビュー。6ゲームではあるが、まずまずのデビューを飾る。

10' : SS-A Lowellへ。14試合に先発するが、奪三振率が低く平凡。

11' : 少しLow-A Greenvilleで投げるも、その後再びSS-Aへ。Cervankaと共に、なかなか上のクラスに上がれず、また球威も出ていないということで、期待度が下がった。

12' : ロスターフィラーのリリーフとして、SS-A/Low-Aで投げた。

13' Mar. : リリース。

13'-19' : 独立リーグでプレー。

21' : メキシカンリーグでプレー。


[Comment]

HS-RHP/6'5"/Max 95 mphと来れば、誰もが興奮するはずだったのに、とんだ看板倒れ。しかし入団時のレポートは何だったのかな...。スタッフも全く向上することなく、リリースとなりました。

2013年3月18日月曜日

13' College Baseball Stats -3/15~3/21

第5週目です。成績を残せている選手・残せていない選手がくっきり分かれてきた感ですね。投手上位では、Mark Appel、Jonathan Grayが良く、Sean Manaea、Bobby Wahlがボチボチ。Ryne Stanek、Jonathan Crawfordが良くないというカンジ。打者ではやっぱりKris Bryantが目立つ(前週の結果はこちら)。


[Arizona]

☆ Konner Wade (Jr.-RHP)

3/15 : 1 GS/1 L/5.2 IP/12 H/6 R/6 ER/1 BB/2 K (vs Oregon State)

2013年3月14日木曜日

13' Top 150 Prospect Ranking by John Sickels

Minor League BallのJoshn Sickelsさんは全体Top 150を発表しました。Pitcher/Hitterに分けて、それぞれのTop 50をすでに発表していましたが、それを合わせたもの。この前のFan Graphsのランキングで#5だったX. Bogaertsは、ここでは多くの誌でTop 4は堅いと言われるWil Myersを抑えて、今オフの各誌ランキングで最高順位となる#4となっています。その他では、Mike Zuninoが予想以上に高いのと、MINファンらしく、Miguel SanoをTop 10に入れています。


[JS: 13' Top 150 Prospects]

1. Jurickson Profar, SS, Rangers
2. Oscar Taveras, OF, Cardinals
3. Dylan Bundy, RHP, Orioles
4. Xander Bogaerts, SS, Red Sox
5. Gerrit Cole, RHP, Pirates
6. Shelby Miller, RHP, Cardinals
7. Wil Myers, OF, Rays
8. Jose Fernandez, RHP, Marlins
9. Mike Zunino, C, Mariners
10. Miguel Sano, 3B, Twins

45. Jackie Bradley Jr., OF, Red Sox
59. Matt Barnes, RHP, Red Sox
88. Allen Webster, RHP, Red Sox
117. Garin Cecchini, 3B, Red Sox
137. Henry Owens, LHP, Red Sox


BOSからは、Top 100はここもやはり4人。Top 150には、Cecchini、Owensを合わせて6人。Bogaertsは相当高いけど、他は全体的にやや低めに見える。Sickelsさんは、特にWebsterを制球が改善しなければリリーフと見ているようで評価が低め。しかしSwihartがTop 150にも入らないとは...。Cecchiniも当初B+とされていたところから随分と落とされましたね。

2013年3月13日水曜日

13' Weekly Topics -3/11~3/17

[3/11]

☆ 9回の裏、C. Carpenterが2死から、MIAのTop Prospect Christian Yelichに2ランHRを浴びて逆転負け。Lesterは、5.0 IP/3 H/1 ER/0 BB/4 Kと順調な仕上がり。今日はR. De La Rosaが4 BB/5 ERと荒れた。良いものは持ってるけど、まだMinorで修行が必要そうですね。

そのDe La Rosaを回の途中からリリーフしたA. Carterは、1.1 IP/1 H/3 K。この春は課題の制球難も見られず、Farrell監督に強い印象を与えているよう。リリーフのデプスで言うと、同じく今日投げたA. WilsonとCarterが良いカンジ。最後打たれたけど、Carpenterもまずまず。

De La Torre、Beatoがケガで少し出遅れていて、De La Rosa、Webster、C. Hernandezといった先発陣を除けば、D. Bardと上の3人がまずは候補になりそう。あとは、J. Bradley Jr.が試合開始直後の初球をHRしたそうです。

2013年3月12日火曜日

13' Top 100 Prospect Ranking by Fan Graphs

FGから全体Top 100が出ました。多くの誌でTop 4を占める、Jurickson Profar、Oscar Taveras、Dylan Bundy、Wil Myersの次のNo.5に、並み居るTop Prospectを押し退けてウチのX. Bogaertsがランクされているので嬉しくて思わず記事にしました。BAのJim Callisさんも14年の全体#1 Prospectの候補は、MIAのJose Fernandezが筆頭で、その次にBogaertsと言っています。


[FG: 13' Top 100 Prospects]

1. Jurickson Profar, SS, Rangers
2. Oscar Taveras, OF, Cardinals
3. Dylan Bundy, RHP, Orioles
4. Wil Myers, OF, Rays
5. Xander Bogaerts, SS, Red Sox
6. Gerrit Cole, RHP, Pirates
7. Tyler Skaggs, LHP, Diamondbacks
8. Jose Fernandez, RHP, Marlins
9. Zack Wheeler, RHP, Mets
10. Christian Yelich, OF, Marlins

41. Matt Barnes, RHP, Red Sox
54. Jackie Bradley Jr., OF, Red Sox
55. Allen Webster, RHP, Red Sox


BOSからはここもやはり4人がランクイン。Bogaertsが予想以上に高いのとは逆に、J. Bradley Jr.はえらく低い。STでのプレーを見る限り、Top 30近辺で堅い選手だと思いますがね。

2013年3月11日月曜日

13' College Baseball Stats -3/8~3/14

第4週目です。Kris Bryant (Jr.-3B/OF, San Diego)の調子が上がっていますね。あとは、Jonathan Gray (Jr.-RHP, Oklahoma)もすごく評価が上がっている。彼らは全体#7の有力候補かもですね(前週の結果はこちら)。


[Arizona]

☆ Konner Wade (Jr.-RHP)

3/8 : 1 GS/8.0 IP/7 H/3 R/1 ER/2 BB/3 K (vs Columbia)

2013年3月6日水曜日

14' Draft Watch - Draft Board 10 (Red Sox Linked Player)

昨年と同じく、過去にドラフトした選手と、ニューイングランドローカルボーイ、兄弟がBOS傘下にいた選手をまとめてリストアップ。3年前のMassachusetts州も熱かったけど、今季はドラ1候補という視点で見れば、それ以上に豊作。Justin Bellingerは評価を落としてしまったけど、Tyler BeedeとSean Newcombはカレッジトップクラスの投手


[14' Draft Board (Red Sox Linked Player)]

Sean Newcomb, LHP, Hartford (Jr.)

B/T: L-L
Height: 6-5
Weight: 240
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: BA #11/PG #14/MLB #9/MB #27
Projection: Possibly Top 10, at Least Top 15
Connection: Massachusetts Native, Playing for University of Hartford

Comments: Massachusetts州出身でConnecticut州Hartford大でプレーする。HS時代はTyler Beede (RHP, Vanderbilt)などの影に隠れていたが、球威の上昇とともに一気に株を上げてきた。非常に長身で大柄。HS時代は最速86 mphだった速球が、現在は最速97 mphまで出るようになっている。最速という面では同じ左腕でもBrandon Finneganなどの方が上回るが、これほどイージーに90 mph中盤を投げる選手は他にいないとも。スライダーがセカンドピッチで、カーブ・チェンジアップも投げるが、セカンドピッチ以降はやや磨かれ ていない。コマンド面もまだ粗い。13年夏のTeam USAで活躍。

14' Draft Watch - Draft Board 9 (OF)

OFのドラフト候補です。Derek Fisher、Michael Gettysが評価を落としており、両翼ならMichael Confortoが、CFならBradley ZimmerがNo. 1の選手ということで若干大物感に欠ける。Monte Harrison、Derek Hill、Marcus WilsonのHSトリオが時点だけど、どちらかというとパワーのあるFisherの方が魅力的に思えてしまう。


[13' Draft Board (OF)]

Derek Fisher, OF, Virginia (Jr.)

B/T: L-R
Height: 6-3
Weight: 210
Last Drafted: 6th round (11') by TEX
Ranking: BA #31/PG #37/MLB #26/MB #31
Projection: Late 1st round to Supplemental 1st round

Comments: 北東部Pennsylvania州出身。11年ドラフトでもトップクラスのHS-OFだったが、本人の進学希望が強く、契約の可能性がほとんど無い選手の1人と言われていてスリップした。TEXがドラ6で指名してみたがやはり進学。非常に高いパワーポテンシャルの持ち主で、パワー・アベレージを両立できるツールを持つが、まだカレッジレベルでも試合では発揮できていない。スピードはまずまずあるし、肩も強いが、守備の感がイマイチと言われ、LFでの起用がメインとなっている。ハイシーリングだが、ややリスクの高い選手。平凡な2年間の後、昨夏のCape Cod Leagueで評価を上げたが、期待された今季も有鉤骨の故障で3月中旬から2ヶ月ほど離脱。評価を落としている。

14' Draft Watch - Draft Board 8 (M-IF)

2B/SSのドラフト候補です。Trea Turnerは一時期評価を落としていたけど、戻してきている。Nick Gordonと2人はSSに留まる可能性も高く、非常に攻守に優れたSSです。その下のグループでは、Jacob GatewoodやTi'Quan ForbesなんてパワーのあるSSで上限が非常に高くて面白いんだけど、BOSが育成に失敗しそうなタイプに見えるのが難点。


[14' Draft Board (M-IF)]

Trea Turner, SS, North Carolina State (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-1
Weight: 170
Last Drafted: 20th round (11') by PIT
Ranking: BA #9/PG #9/MLB #14/MB #10
Projection: Early 1st round to Mid 1st round

Comments: SSが不作と言われる、13年ドラフト組を凌ぎ、現在カレッジでNo.1 SSと言われている。高いコンタクト能力を持ち、また12年に全米でトップの57 SBを決めたスピードは20-80の80と言われる。パワーが最大のツールではないが、13年は向上を見せ、2ケタHRは打てる可能性が高い。また選球眼も良い。フレッシュマン時は3Bでプレーしていたが、13年からはSSに移っている。14年は期待されたほどの爆発力は見せていないが、しっかり打っているし、引き続きパワーも見せている。1番打者に入っている際に、最も輝きを見せる。TOR-#9での指名予想が多い。

14' Draft Watch - Draft Board 7 (C-IF)

1Bと3Bのドラフト候補です。年々クラシカルなパワーヒッターが減っている印象で、主砲となれる選手は希少。BOSも自前で将来の主砲候補を探しておきたいですが。Casey GillaspieやA. J. Reedの予想を見かけるし、ソリッドで悪くないんだけど、若干夢が無いなと少し残念に思ってしまう。


[14' Draft Board (C-IF)]

Michael Chavis, 3B/2B, Sprayberry HS, GA (HS)

B/T: R-R
Height: 6-0
Weight: 185
Commitment: Clemson
Ranking: BA #26/PG #20/MLB #21/MB #7
Projection: Mid 1st round to Late 1st round

Comments: 身長は低めだが、ゲームで自分のツールを生かす術をよく知っている。プラスのバットスピードで平均以上のパワーを持つし、スピード、肩も平均以上。オールラウンドな選手だ。基本的にはラインドライブヒッターだが、PGのホームランダービーでAlex JacksonやBraxton Davidsonなどのパワーヒッターを差し置いて優勝した。3Bがナチュラルポジションだが、2Bもソツなくこなすし、OFやCでのプレー経験もある。パワーがどれほど伸びるかにもよるが、良い投手がいなければ、BOSの#26で個人的に好んでいる選手の一人です。

14' Draft Watch - Draft Board 6 (C)

野手行きます。まずは捕手から。Alex Jacksonは素晴らしいけど、OFとして見られることが多い。その次に来るのはKyle SchwarberとMax Pentecostだけど、Schwarberは1Bに移るかも。Pentecostが一番捕手として期待できるが、今年のカレッジの野手はややレベルが低く、超大物とまでは言い難い。


[14' Draft Board (C)]

Alex Jackson, C/OF, Rancho Bernardo HS, CA (HS)

B/T: R-R
Height: 6-2
Weight: 215
Commitment: Oregon
Ranking: BA #4/PG #7/MLB #4/MB #4
Projection: Possibly #1, Likely Top 4

Comments: 14年クラスの高校生の全体の中でも最高クラスの選手。偉大な捕手になるための全てのツールを持つ。今クラスのカレッジ・HSの選手を合わせてもNo.1のヒッターと言われ、パワー・アベレージを高いレベルで兼備する。バランスの良い捕手体型で、守備のツールは2Bまで1.73 popという超強肩が最大の武器。捕球はまだ磨かれておらず、捕手になるには修練が必要。ただあまりにも打撃が飛び抜けているため、時間の掛かる捕手で育てるより、Bryce Harper (WAS)やWil Myers (TB)のように早く戦力になることと、ケガからの保護のために、RFとして見るチームも多いだろう。ほとんどの専門誌で投手のTop 3に次ぐNo.4と見られている。Scott Borasクライアント。

14' Draft Watch - Draft Board 5 (College-RP)

続いてRPです。14年からはRPを分けることにしました。Nick Burdiはカレッジ全体でもトップを争うファイヤーボーラーだし、Nick Howardもドラ1級の評価を受ける。Michael Cederothなどもいて、BOSもそろそろクローザー候補が欲しいところではありますが。


[14' Draft Board (College-RP)]

Nick Burdi, RHP, Louisville (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-4
Weight: 215
Last Drafted: 24th round (11') by MIN
Ranking: BA #36/PG #19/MLB #34/MB #26
Projection: Late 1st round to Supplemental 1st round

Comments: 11年もドラ1sくらいで噂に上る大物HS-Pだった。HS時代から90 mph後半を計時していた速球は、現在は頻繁に100 mphを超えるようになり、13年クラスと合わせても、カレッ14年も申し分のない成績。通常はカレッジのリリーバーが上位で指名されることは少ないけど、彼に関しては可能性がある。弱い年ならTop 5の候補とも。Top 20は難しいが、カレッジのリリーバーを積極的にピックするDETなどで、ドラ1に食い込む可能性も。

14' Draft Watch - Draft Board 4 (HS-LHP)

今季からはLHPもCollege/HSで分けようかと思います。Brady Aikenは今や全体#1指名の最有力候補に。その次の層はFoster Griffin、Kodi Medeirosあたりだけど、少し開きがあるか。BOSは去年Trey Ballを獲ったし、最近左腕の獲得が多いけど、何となくパッとしない選手が多い。


[14' Draft Board (HS-LHP)]

Brady Aiken, LHP, Cathedral Catholic HS, CA (HS)


B/T: L-L
Height: 6-4
Weight: 205
Commitment: UCLA
Ranking:
Projection: Consensus Top 3, Likely Top 2

Comments: 13年のトップクラスのHS-LHPだったStephen Gonsalvesの後輩で同じく長身の左腕。18UのTeam USAでもプレー。元々体格の良さと高い完成度で評価の高い選手だったが、この春球威が一気に伸び、一気に全体#1指名の有力候補に。最速97 mph、常時93~95 mphと左腕にしては素晴らしい球威になっているし、カーブの変化、チェンジアップの球速差も理想的と言われる。コマンドが素晴らしく、上限の高さだけでなく、現状の完成度とフロアーの高さもズバ抜けている。

14' Draft Watch - Draft Board 3 (College-LHP)

続いてLHPです。Brady Aiken、Tyler Kolekの突き上げもあり、Carlos Rodonの絶対性は薄れているけど、それでも近年でトップクラスの大物だし、Kyle Freeland、Sean Newcomb、Brandon Finneganとドラ1級の大物は豊富。ただA. J. Reedがとしてドラフトされそうで、その下が少し離れていて薄いかも。


[14' Draft Board (College-LHP)]

Carlos Rodon, LHP, North Carolina State (Jr.)


B/T: L-L
Height: 6-3
Weight: 235
Last Drafted: 16th round (11') by MIL
Ranking: BA #3/PG #2/MLB #2/MB #3
Projection: Consensus Top 3, Likely #1 or #2, at Least #4

Comments: 既に完成した体格から、常時95 mph前後、最速98 mphの速球とほとんど打ちようがないブレイキングボールの2球種で圧倒的な奪三振力を誇る。チェンジアップも平均以上からプラスの可能性を持つとも。12年にフレッシュマンながら、全米でNo.1投手と言われるようになり、13年も開幕戦こそ3 HRを浴びるなどイマイチだったが、その後は本領を発揮し、夏のTeam USAでもドミナントな投球を見せた。14年の春はやや球速が落ち、不振のチーム状況も合わせて、ややマウンドで感情的になることも。Brady AikenやTyler Kolekの成長もあり、絶対的なNo.1 Prospectではなくなったが、5月に入って本来のスタッフを見せており、即戦力性も含めて、Top 3はほぼ確実。Scott Borasクライアント。

14' Draft Watch - Draft Board 2 (HS-RHP)

続いてHS-RHPです。HS史上最高のファイヤーボーラーと言われるTyler Kolekは、HS-Pながら100 mphを連発できる超大物。こんな選手が指名できたらな...。Touki Toussaint、Grant Holmesの3人が少し抜けています。


[14' Draft Board (HS-RHP)]

Tyler Kolek, RHP, Shepherd HS, TX (HS)

B/T: R-R
Height: 6-5
Weight: 230
Commitment: Texas Christian
Ranking: BA #2/PG #3/MLB #3/MB #2
Projection: Likely Top 3, at Least Top 5

Comments: 1歳年下の弟のStephen Kolekも同じ高校に所属する15年のTop Prospect。6'5"とも6'6"とも言われる長身ながら、現時点でもバランス良く筋肉が付いており、この手の長身選手にありがちな、フォームの不安定さもない。素晴らしい運動能力がそれを可能にしている。しかし何と言っても最大の魅力は、HS投手市場最速のファイヤーボーラーと言われる球威。最速は102 mphに達し、99~100 mphを連発している。HS時代からこれだけの球速を出し続けているのは、肘への負担を考えるとやや不安だが、体格も大きく、筋肉は付いている点は安心材料か。セカンドピッチはスライダーが素晴らしく、プラスの可能性。その長身から、バスケットボール選手としても期待されている。史上初のHS-RHPによる全体#1になりうるだけのポテンシャルはあるが、セカンドピッチ以降の完成度でBrady AikenやCarlos Rodonにやや劣るか。

14' Draft Watch - Draft Board 1 (College-RHP)

ドラフト直前にアップデートしました。Tyler Beedeが制球難、Jeff Hoffman、Erick FeddeがTJということで、元々の予想よりもやや薄くはなりました。最近は割とカレッジ右腕推しだし、Beedeを筆頭に個人的には割と好きな選手が多いですが。ランキングはBA = Baseball America、PG = Perfect Game USA、MLB = MLB.com、MB = Minor League Ballの各誌の最終ランキングです。


[14' Draft Board (College-RHP)]

Tyler Beede, RHP, Vanderbilt (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-4
Weight: 215
Last Drafted: 1st round (11') by TOR
Ranking: BA #16/PG #12/MLB #12/MB #9
Projection: Possibly Top 10, Likely Top 20

Comments: 11年ドラフトで個人的にすごく気に入っていた、Massachusetts州出身の右腕。そのドラフトでは全体#19でMatt Barnesをピックできて嬉しかったけど、直後の#21でTORがピック。本人もBOSファンを公言していただけにショックでした。しかしTORの$2Mを超えるオファーを拒否し、Vandy大に進学。高校生の時は最速93~94 mphの速球に、チェンジアップが良く、カーブも使いこなせる、比較的ポリッシュな選手でしたが、カレッジ進学後は最速97~98 mphと球威が伸びたけど、やや制球難に苦しんでいる。チェンジアップ、カーブ共にプラスのポテンシャルがあるが、速球も含めて、ややコマンドに難がある。球速が出ず、不調だった12年から、ソフモアとなった13年はシーズン開幕からしっかりとした成績を残しているが、夏のTeam USAでは再び制球難で不調。14年シーズンも開幕直後は素晴らしく、Top 5は堅いと言われたものの、そこからコマンドを崩し評価下落。ドラ1から漏れるかもと言う人も。ただドラフト直前のNCAAリージョナルシリーズで素晴らしい投球を見せたことからTop 15前後での指名が予想される。個人的にはどうしても欲しい選手。

2013年3月5日火曜日

13' Weekly Topics -3/4~3/10

[3/4]

☆ やっとTBに今STで初勝利。Doubrontはピッチカウントに達したため、予定の2 IPを投げ切れなかったが、相手はすでに1週間試合に出ていることを考えれば、1.2 IP/1 H/0 ER/2 BB/2 Kはまずまず。

ただ昨季も燃費の悪さが課題の1つだったし、コンディションの悪さがメカニクス・コマンドに悪影響を与えやすい選手なので、今後上がってくるかを見たい。野手ではJ. Iglesiasが2 2B。今年は違うカンジがしますね。期待大です。

12'-13' Offseason Boston Red Sox -Mar.-

3月です。STも始まり、いよいよベースボールシーズンの到来です。今年は再建でもいいかな~と思ってたけど、若いAAAの投手陣がここまでインプレッシブな投球を見せており、こうなったらしっかりPOを目指してもらいたいと思います。Go Sox !(前記事はこちら


[Transaction]

○ 3/4
Agreed to terms with RHP Rubby De La Rosa, RHP Clayton Mortensen, RHP Junichi Tazawa, RHP Allen Webster, RHP Alex Wilson, RHP Steven Wright, LHP Drake Britton, LHP Felix Doubront, C Daniel Butler, C Ryan Lavarnway, C Christian Vazquez, 1B/LF Mike Carp, 1B/3B Mauro Gomez, 2B/SS Brock Holt, 3B Will Middlebrooks, LF/1B Daniel Nava, RF/LF Alex Hassan, OF Ryan Kalish, and UT Pedro Ciriaco.

調停権のない40人ロスター内の選手との1年契約が行なわれました。自分なら、Doubront、Middlebrooks辺りは、安めでさっさと長期延長しておきたいですけど。もちろん今シーズンを見てからの方がリスクは少ないけど、その分額も高くなるだろうし。どちらも才能は本物だと思ってますから。

2013年3月4日月曜日

13' College Baseball Stats -3/1~3/7

第3週目です。個人的な贔屓のVandy大は絶好調です。投手は二枚看板を筆頭に、ウィークデイローテまで有望株がズラッと並ぶし、打線も隙がない。真剣にCWS優勝を狙えるんじゃないかな~(前週の結果はこちら)。


[Arizona]

☆ Konner Wade (Jr.-RHP)

3/1 : 1 GS/1 W/7.0 IP/9 H/4 R/4 ER/1 BB/3 K (vs San Francisco)