2011年8月31日水曜日

11' Postseason Prospect Ranking -Secondbase-

各ポジションごとのMy Rankingです。今回は2Bのランキング。近年は攻撃型2Bが注目を集めているし、ウチもCoyleやTejedaなどオフェンスのポテンシャルの高いProspectがいますが、Pedroiaにブロックされている。


[Ranking]

Left from Ranking : Ken Roque (2B, Released), Derward Ruiz (2B/SS, Released)


Four-Star Prospect

1 (2). Sean Coyle, 2B (Low-A) : パワー・選球眼、スピード。コンタクトもツールはある。

Three-Star Prospect

2 (1). Oscar Tejeda, 2B (AA) : STではMLBの投手相手に素晴らしかったのに。

Two-Star Prospect

3 (NR). Heiker Meneses, 2B/SS/3B (AA/High-A/Low-A) : 今季の打撃は本物か?

One-Star Prospect

4 (3). Jason Thompson, 2B/3B (Low-A/SS-A) : ツールはありそうだが、ケガばかり。

5 (NR). Jon Hee, 2B/3B/1B (AA) : Prospectと呼べるかはわからないけど。


Others : Aneury Tavarez (2B, GCL), Tony Thomas (UT, AAA/AA), Deiner Lopez (2B/SS, DSL)


[Perspective]

Coyleは、高卒2年目でストレートでLow-Aプロデビューとあって、高く評価されていたコンタクト面でやや苦しんでいますが、年齢・ポジションの割にとても良くボールを選ぶし、パワーやスピードも示している。来季も成長を見せれば、全体Top100でもおかしくない素晴らしいProspectです。一方昨季開花したTejedaは、コンタクト・パワー・選球眼のいずれも苦しんでおり、やや評価を下げることに。STでは素晴らしかったし、まだ若く、ポテンシャルはありますが、すでに40人ロスター内だし、Pedroiaの存在から、コンバートかトレードの可能性がどんどん高まって行きそう。あとはポジション柄、やや薄いですが、昨季GCLでプレーしたMenesesがLow-A~AAで良く打っており、ちょっと注目している。Thompsonも期待はしているんだけど。

11' Postseason Prospect Ranking -Firstbase-

各ポジションごとのMy Rankingです。次は1B。Adrian Gonzalezの獲得で、上層のProspectはブロックされている状態だし、トレード候補に挙がってくるでしょう。


[Ranking]

Left from Ranking : Anthony Rizzo (1B, Traded to SD), Trygg Danforth (1B, Retired), Aaron Bates (1B/LF, Released)


Four-Star Prospect

1 (3). Miles Head, 1B (High-A/Low-A) : パワー・選球眼に守備も良い。

Three-Star Prospect

2 (2). Lars Anderson, 1B (AAA) : 悪いとまでは言えないけど、かつての期待度はない。

Two-Star Prospect

3 (5). Reynaldo Rodriguez, 1B/LF (AA/High-A) : 今季も引き続き安定して打ってる。

4 (NR). Travis Shaw, 1B/3B (SS-A) : 下のクラスでは十分打った。上でどうか?

5 (NR). Michael Almanzar, 1B/3B (Low-A/High-A) : 全く成長が見られない。


Others : Joege Padron (1B/LF, High-A/AA), Jair Bogaerts (1B, DSL), Zach Kapstein (1B/LF, GCL), Boss Moanaroa (1B, SS-A)


[Perspective]

A-GonのトレードでAnthony Rizzoが抜けたし、Larsは期待度を下げ続けている。Rich Harden (OAK)とのトレードが成立寸前までいったように、機会があればトレードされそう。R. Rodriguezも同様で、AAAで打つようなら、適当なパッケージとなる気がする。現状で最も期待度が高いのはHigh-AのHeadだろう。1Bとしても十分なパワーがあるし、元3Bだけに守備も評価も高い。上が空かない以上、トレードバイトとなる可能性はもちろんあるけど、今のところは積極的に出すようなクラスではないでしょう。また下層は薄い。Almanzarは成績的には、いつリリースされてもおかしくはないし、ShawはTop Prospectとは言い難い。来季は良い1Bがいればドラフトで狙ってみたいかも。

11'-12' Fall-Winter League Roster

MiLシーズンはもうすぐ終了で、Minorファンにとってはあまり楽しみのない冬がやってきますが、秋季・冬季リーグは開催されます。毎試合のレポートはできるかわからないけど、ロスターと最終スタッツくらいは上げようと思います。


[Arizona Fall League (October 4 - November 19)]

RHP Brock Huntzinger, Scottsdale Scorpions
RHP Jeremy Kerht, Scottsdale Scorpions
LHP Will Latimer, Scottsdale Scorpions
TBA → RHP Caleb Clay, Scottsdale Scorpions

C Dan Butler, Scottsdale Scorpions
3B Will Middlebrooks, Scottsdale Scorpions
OF Alex Hassan, Scottsdale Scorpions
TBA → SS Ryan Dent, Scottsdale Scorpions
TBA → OF J. C. Linares, Scottsdale Scorpions


ひとまず6人が送られることが発表されています。Scottsdale ScorpionsはLAA, PHI, WAS, SFとの合同チームで、Bryce Harper (WAS)、Mike Trout (LAA)の今季のBA全体No.1,2がいます。レギュラーとして出るだろうMiddlebrooks、Hassanには活躍を期待。ButlerはDaniel Norris (WAS)、Hank Conger (LAA)がいるから出場機会は限られるかも。投手ではHuntzingerですね。先発のProspectを送るのは珍しいな。今季は奪三振率が急上昇したし、投手不利な環境ですがしっかり投げて欲しい。LatimerはリリーフとしてぼちぼちもKerhtはう~ん、というカンジ。もう1人投手は送られるみたい。またAAA-Pawtucketの監督Arnie Bayelerがチームの監督を務めるらしい。今季トレードで出した、Stephen Fife (LAD)、Chih-Hsien Chiang (SEA)などもAFLに来るようです。(追記)TBAだったもう1人の投手枠にClayを送ることになったようです。最後のチャンスかも。(追記)DentもAFLに行くそうです。Clayと共に崖っぷち組だからかな。(追記)AFL開幕後にLinaresが追加。足首の結果から実戦に復帰です。


[Australian Baseball League (November 3 - January 22)]

RHP Justin Erasmus, Brisbane

1B Boss Moanaroa, Sydney
LF/1B Moko Moanaroa, Sydney → Release
OF Mitch Dening, Sydney


毎年参加している3人に今季はErasmusも派遣。野手3人は崖っぷちかも。(追記)Moko MoanaroaがBOS傘下からリリース。


[Venezuelan Winter League (October 12 - January 2)]

LHP Franklin Morales, Caracas
LHP Justin Thomas, Caracas

C Ryan Lavarnway, Margarita
C Oscar Perez, Guaira
OF Ronald Bermudez, Caracas


LavarnwayがAFLじゃなくてここに来ている。O. Perezはあまり出ないでしょう。(追記)Minor契約したJ. Thomasが参加。


[Mexican Pacific League (October 11 - December 30)]

RHP Miguel Gonzalez, Mazatlan → Release
RHP Marco Duarte, Mexicali

IF Tony Thomas, Guasave
OF Jesus Loya, Hermosillo


今のところLoyaのみ。まだGCLだし、そこまで打つことはないとは思います。(追記)Miguel Gonzalezがリリース。DuarteとT. Thomasがロスター入り。


[Dominican Winter League (October 14 - December 21)]

RHP Stolmy Pimentel, Oriente
LHP Cesar Cabral, Aguilas → Rule 5 Draft Pick
RHP Tony Pena, Aguilas

2B Oscar Tejeda, Cibao
OF Felix Sanchez, Licey


Pimentelは故郷で本来の姿を取り戻して欲しい。CabralはひょっとするとRule 5プロテクトを考えるのかも。Tejedaとかもそのうち加わりそう。(追記)やはりTejedaも参加。(追記)Cesar CabralがRule 5 Draftでピック。(追記)T. PenaとF. Sanchezがロスター入り。


[Colombian Winter League (November 25 - January 20)]

1B/LF Reynaldo Rodriguez, Monteria


ここは期間が長いですね。今季もR. Rodriguezが1人で参加。


[Puerto Rico Baseball League (November 4 - January ?)]

C Christian Vazquez, Mayaguez
OF Henry Ramos, Ponce
UT Mike Aviles, Ponce


プエルトリコ出身の選手が参加。Reymond Fuentesがいなくなったのでちょっと寂しいですね。AvilesはOFの練習をしているそう。

2011年8月30日火曜日

11' Postseason Prospect Ranking -Catcher-

各ポジションごとのMy Rankingです。Prospect全体のランキングはサイドバーに挙げているので、ポジションごとは1年の終わりにランキングを作ります(正式にはまだシーズンは終わってませんが)。まずは捕手から。LavarnwayとSwihartの打撃ポテンシャルは素晴らしく、どちらかが捕手でやっていけるなら、将来構想にとって大きいですね。


[Ranking]

Left from Ranking : Tim Federowicz (C, Traded to LAD), Michael McKenry (C, Traded to PIT), Jair Bogaerts (Converted to 1B), Zach Kapstein (Converted to 1B/OF), Will Vazquez (C/IF, Retired), Paul Hoover (C, Released)


Five-Star Prospect

1 (1). Ryan Lavarnway, C (MLB/AAA/AA) : 打力は文句なし。守備も改善中。

Four-Star Prospect

2 (NR). Blake Swihart, C (GCL) : 今季のドラフトNo.1捕手。ポテンシャルは無限大。

Three-Star Prospect

3 (6). Christian Vazquez, C (Low-A) : 高い守備の評価に打力も付いてきた。

Two-Star Prospect

4 (2). Luis Exposito, C (MLB/AAA) : かなり期待度は失ったが、後半はまずまず。

5 (NR). Jordan Weems, C (GCL) : チャンスだったが、ケガで離脱。


Others : Dan Butler (C, AA/High-A), Adalberto Ibarra (C, SS-A/GCL), (Mark Wagner (C, AA/High-A)), Alixon Suarez (C, DSL), Oscar Perez (C, SS-A/GCL), Carson Blair (C, Low-A), Roberto Reyes (C, GCL), Beau Bishop (C, YTD)


[Perspective]

Tim Federowiczを出したし、ExpositoやM. Wagner、Butler、Ibarraといった割と充実していると思ってた上層はやや期待外れだったが、Lavarnwayが予想を遥かに越える、凄まじい打力を見せていて傘下のNo.1捕手の座を不動としている。上もSaltyがしっかりやっているし、短期的にもあまり不安はなくなった。またドラフトでは、今季のドラフトNo.1の捕手Swihartを手に入れたし、Weemsも加えて、比較的弱くなっていた下層を素早く充填した。守備の評価も高いC. Vazquezも今季は良く打って期待度を上げている。Federowiczがいなくなり守備型という面では少し層が薄くなったが、全般的に見て、悪くないデプスがある。

11' Minor League Stats - GCL Red Sox (Rk)

Rk-GCLもシーズン終了。全体的に投手が不振だった今季のBOSにおいて、ここはRaul Alcantara (SS-Aに昇格)、S. Gomez、M. Alcantaraら若い投手が良く投げていたし、野手も相変わらず多くのProspectを抱えて見ごたえがあった。全体のスタッツはこちら


[Pitchers]

Sergio Gomez, RHSP (09'-Int. FA)

11' Stats (GCL): W1-L3/2.68 ERA/12 G/11 GS/0 CG/0 SHO/0 HLD/0 GF/0 SV/50.1 IP/38 H/18 R/15 ER/4 HR/2 HB/16 BB/37 K/1.07 WHIP/0.94 GO/AO

評価:B。昨季16歳でGCLの開幕投手を務めたが、今季も結局GCLで1年を過ごした。昨季はかなりピッチカウントも少なかったが、今季はGCLのローテとして十分に投げた。被打率が低く、素質を感じるが、セカンドピッチがまだまだなこともあり奪三振率はイマイチで、フライボーラー感も強い。セカンドピッチの進歩次第で、来季どこに行くかは決まるでしょう。

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Mario Alcantara, RHSP (09'-Int. FA)

11' Stats (GCL): W2-L6/4.18 ERA/11 G/11 GS/0 CG/0 SHO/0 HLD/0 GF/0 SV/51.2 IP/44 H/31 R/24 ER/2 HR/9 HB/20 BB/24 K/1.24 WHIP/0.79 GO/AO

評価:C。今季中にSS-A Lowellへ昇格したRaul Alcantaraには少し差をつけられた印象。こちらも被打率が低く、途中まではERAはかなり良かったが、最後の2試合で大崩れ。やはり奪三振率が低く、コマンドやセカンドピッチの成長が不可欠。

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Francisco Taveras, LHSP (09'-Int. FA)

11' Stats (GSL): W5-L3/3.62 ERA/12 G/11 GS/0 CG/0 SHO/0 HLD/0 GF/0 SV/54.2 IP/60 H/32 R/22 ER/0 HR/2 HB/16 BB/42 K/1.39 WHIP/1.46 GO/AO

評価:D。DSLでインプレッシブな奪三振率を残した08年の後、2年をGCLで過ごしており、今季は開幕投手も務めたが、あまりパッとしない。まずまず三振を奪ってるし、ゴロ率も高いから、うまくリリーフでハマればというところでしょう。

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Renny Parthemore, RHRP (09'-18th)

11' Stats (GCL): W4-L1/3.30 ERA/14 G/0 GS/0 CG/0 SHO/2 HLD/2 GF/0 SV/30.0 IP/18 H/15 R/11 ER/0 HR/8 HB/20 BB/27 K/1.27 WHIP/1.64 GO/AO

評価:C。ケガで昨年登板できなかった09年の高卒投手。長身で期待度も高かったが、今のところ成長は遅れ気味。奪三振率もまずまずだし、ゴロ率も高く、可能性は感じさせるが、ブランクが長かったせいか、コマンドが悪すぎるし、後半崩れたようにスタミナにも難がありそう。まだGCLだし、上で見ないとわからないが、元々の期待に見合った活躍を期待したい。

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Yunior Ortega, RHRP (08'-Int. FA)

11' Stats (GCL): W5-L3/3.43 ERA/20 G/0 GS/0 CG/0 SHO/0 HLD/13 GF/4 SV/39.1 IP/32 H/17 R/15 ER/5 HR/1 HB/8 BB/33 K/1.02 WHIP/0.89 GO/AO

評価:C。2年間DSLのスターターとして素晴らしい成績を残し、今季GCLへ。先発で使うものと思ってたけど、ショートリリーフに近い使われ方で、チームトップタイの4 SVを挙げている。年齢の割に制球面に優れ、完成度は高そうだが、ややフライボーラーだし、圧倒的なスタッフはなさそう。レベルが上がった時の適応に注目したい。

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Zach Good, LHSP: 今季のドラ20。JC出身の左腕。HSの時にTJを受けている。現時点でスタッフは平凡だが、制球は良さそうだし、まずまず三振も奪っている。まだ19歳と若いし、体格も割と良いから、伸びしろに期待です。

Jacob Dahlstrand, RHSP: 10年のドラ10。契約した中では最も高順位のHSの投手で、長身から球威のあるシンカーを投げるという噂だったが、メカニクスがメチャクチャで、球速も出ていないよう。序盤はまずまずも徐々に捉えられており、8月以降はケガなのかあまり投げていなかった(最終戦で復帰)。GO/AOは非常に高いので、じっくり鍛え直せば面白いかもしれない。

William Cuevas, RHSP/RP: DSLで3年目の開幕を迎えた、08年の7/2契約選手。DSLで10.2 IP/8 H/1 BB/12 Kと進歩の跡を見せて、GCLへ昇格してきた。こちらではまずまずと言ったところで、特に目立つスタッツもないが、まずまず順調に適応している。セカンドピッチ等が磨かれてくれば面白いかも。

Oscar Melendez, RHRP: 今季のDSLのAll-Starに選ばれた17歳の右腕。DSLのシーズン終了に伴い、GCLへと昇格している。被打率は平凡だし、K/9が非常に低いが、まずまず期待しているのかも。

Alexander Mateo, RHRP: 昨季DSL3年目でまずまず投げ、USデビューを飾ったが、平凡以下の成績。Rkレベル4年目でこの被打率・奪三振率では厳しい。

Jennell Hudson, RHRP: 腕のケガで2年ほど試合に出ていなかったドイツ出身の右腕。2年も試合から遠ざかっていたせいか、制球が定まらず、酷い成績だ。

Jadd Schmeltzer, RHRP: ニューヨーク出身の右腕。今季のドラ49。クローザーの1人として4 SVを挙げたが、カレッジのSeniorでドラフトされており、K/9も低いので、SS-A/GCLの穴埋め以上にはならないでしょう。

Brenden Shepard, RHRP: マサチューセッツ出身の今季のドラ28。こちらもSeniorで年をくってる割にはイマイチ。制球は良いが。

John Killen, LHRP: 08年にHSからBOSがドラ43で指名したが、JCに進学。ケガがあり、BOSからのUDFAでの誘いで入団していた左腕。被打率はまずまずも、制球が酷く、K/BBが1を切っている。

Matt Kramer, RHRP: 今季投手転向した元捕手。95 mph程度投げれる肩があると聞いているが、そもそもストライクを投げれない状態。

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[Hitters]

Blake Swihart, C (11'-1st)

11' Stats (GCL): 2 G/6 AB/0 H/0 2B/0 3B/0 HR/0 TB/0 R/0 RBI/0 BB/2 SO/0 SB/0 CS/.000 AVG/.000 OBP/.000 SLG/.000 OPS/0 E

評価:-。2試合にDHで出ただけなので、何も言えない。ただ高い評価を受けるコンタクトに関してもしばらく苦しむかもですね。

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Jordan Weems, C (11'-3rd)

11' Stats (GCL): 14 G/44 AB/8 H/2 2B/0 3B/0 HR/10 TB/4 R/8 RBI/7 BB/16 SO/0 SB/0 CS/.182 AVG/.308 OBP/.227 SLG/.535 OPS/4 E

評価:C。さすがにBOSだけあって、しっかりボールを見るように指導されている感がある。生まれ持ったパワー自体もまずまずかなと思うが、攻守に先は長そう。来季はSS-A Lowellでしょう。

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Zach Kapstein, 1B/LF (10'-44th)

11' Stats (GCL): 22 G/60 AB/24 H/4 2B/0 3B/1 HR/31 TB/4 R/6 RBI/5 BB/13 SO/0 SB/1 CS/.400 AVG/.463 OBP/.517 SLG/.979 OPS/0 E

評価:B。今季1B/OFに転向したロードアイランド出身の元捕手。高卒2年目として素晴らしい成績だが、まだ控え扱いなのか、常時出場機会が得られておらず、サンプルサイズが小さい。来季以降上のクラスでどうなるか見てみたい。

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Aneury Tavarez, 2B (10'-Int. FA)

11' Stats (GCL): 33 G/100 AB/22 H/1 2B/2 3B/3 HR/36 TB/10 R/8 RBI/8 BB/40 SO/3 SB/3 CS/.220 AVG/.301 OBP/.360 SLG/.661 OPS/12 E

評価:D。DPLから契約した2Bで19歳。100 ABで3 HRを打ってるし、まずまずツール的には持ってるのかもしれないが、プロ1年目ではやや苦しんだ。エラーも多く、ケガだったのか、しばらく試合に出ていなかった時期もあった。

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Nick Moore, 3B (11'-30th)

11' Stats (GCL): 15 G/49 AB/9 H/0 2B/1 3B/1 HR/14 TB/8 R/6 RBI/11 BB/17 SO/0 SB/2 CS/.184 AVG/.344 OBP/.286 SLG/.630 OPS/3 E

評価:C。今季のドラ30。高校生ながら下位で契約した。契約後、良いスタートを切ったけど、徐々に失速。AVG .184に終わったが、11 BBを選び、OBPは.344。年齢の割に、ボールをしっかり見るということが身に付いている雰囲気。Garin Cecchiniがいるので、来季はSS-A Lowellかと思うが、若いだけに期待したいです。

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Jose Vinicio, SS (09'-Int. FA)

11' Stats (GCL): 50 G/179 AB/52 H/7 2B/5 3B/2 HR/75 TB/22 R/18 RBI/7 BB/33 SO/19 SB/10 CS/.291 AVG/.337 OBP/.419 SLG/.756 OPS/29 E

評価:C。高い守備力で期待の大きかった$1.95MのボーナスベイビーもGCL2年目で、同じSSのXander Bogaertsにかなり差をつけられた印象。今季もスロースタートながら、次第に調子を上げ、最終的には.291を打ったものの、早打ち傾向は変わらずだし、昨季は高かった盗塁成功率もかなり落ちている。来季はさすがに上のクラスに行くだろうが、Low-A Greenvilleあたりでそれなりに成績を残さないとかなり雲行きは怪しくなる。

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Mookie Betts, SS (11'-5th)

11' Stats (GCL): 1 G/4 AB/2 H/0 2B/0 3B/0 HR/2 TB/0 R/2 RBI/0 BB/0 SO/1 SB/0 CS/.500 AVG/.500 OBP/.500 SLG/1.000 OPS/3 E

評価:-。直前まで契約しないと思われていたが$750Kを受け取り入団した今季のドラ5。GCLで1試合だけ出場し、プロデビューしました。最初の打席でタイムリーを放つなど、バットコントロールは良さそうだし、運動能力も優れていると言われた通り、いきなり盗塁も決めています。それなりにディシプリンが身に付いているなら来季はLow-A Greenvilleかもしれませんね。たった1試合で3エラーの守備がSSに残れるのかどうかで評価も大きく変わってきそうです。

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Kendrick Perkins, LF (10'-6th)

11' Stats (GCL): 49 G/171 AB/44 H/11 2B/1 3B/3 HR/66 TB/24 R/19 RBI/27 BB/62 SO/1 SB/2 CS/.257 AVG/.362 OBP/.386 SLG/.748 OPS/2 E

評価:C。$600Kを払って入団させたアスリートタイプのOFだが、かなり荒削りで、GCLで2年を過ごしている。昨季のデビューもほとんどの打席で三振という状態だったが、今季もかなり三振が多い。一方でディシプリンに関しては、さすがに指導されてるなという感じで少し身に付けている。ただCFか、と言われて入団したものの、ここまでLFオンリーだし、盗塁のスピードもほとんどない。ディシプリンを向上させながら、同時にコンタクト・パワーも上げて行かないと厳しい。

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Williams Jerez, CF (11'-2nd)

11' Stats (GCL): 32 G/129 AB/32 H/2 2B/3 3B/0 HR/40 TB/12 R/12 RBI/6 BB/33 SO/5 SB/3 CS/.248 AVG/.285 OBP/.310 SLG/.595 OPS/0 E

評価:D。ドミニカ出身の今季のドラ2。その経歴から年齢詐称疑惑があるものの、大柄ながら高い身体能力を誇る、と評価が高かったが、今季のデビューは少し物足りない。デビュー直後は調子良く打ってたものの、調子を落としてシーズンを終えている。スピードはまずまずかと思うが、パワーを全く示せなかった上に、相当早打ちで三振も多い。また左腕を全く打ててない。来季はSS-A Lowellになりそうだが、取りあえずCFに留まれるかが気になる。

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Cody Koback, OF (11'-10th)

11' Stats (GCL): 19 G/55 AB/16 H/3 2B/0 3B/1 HR/22 TB/11 R/8 RBI/6 BB/14 SO/0 SB/1 CS/.291 AVG/.426 OBP/.400 SLG/.826 OPS/1 E

評価:B。カレッジから指名された選手だが、ややレベルの劣るリーグでプレーしていたこともありGCLでプロデビュー。こちらもロケットスタートを見せたもののやや失速。それでもカレッジの選手らしく、しっかりしたディシプリンがあるし、1年目としては上出来。あとはライバルも多い中で、上のクラスに昇格していけるだけの成績を残せるか。ただスピードスタータイプと聞いていた割には0 SBは寂しい。

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Roberto Reyes, C: 昨季GCLでまずまず打って面白いかと思ったが、三振が多すぎる上に、GCL2年目でも、AVGが向上していない。102 ABで6 HRとパワーは非常にありそうだが。

Carlos Coste, C: 今季のドラ35で契約した高校生捕手だが、プエルトリコ出身と言うこともあり、やや特殊。今季のGCLは非常に捕手が多く、あまり機会をもらえなかったし、現状ではそれを覆すだけの成績は残せていない。

David Chester, 1B: GCLの1Bを埋めるために契約した1B。169 ABで9 HRのパワーはインプレッシブだが、GCLで.243では下層の穴埋め程度だろう。

Jose Colorado, RF/1B: RFと1Bを守り、38 H/17 XBHは素晴らしく、パワー・スピードはまずまずかも。最低限ボールを見ているし、来季以降コンタクトが伸びてくるならそれなりに面白いかも。対左を克服できれば。

Jesus Loya, OF: 昨季のDSLでまずまずコンタクトを示し、少し注目していた選手。6月はAVG .135も、7、8月と3割近く打っており、13 SBとスピードもありそう。やはり対左は苦しんでいるし、パワーは限定的だろうから、選球眼・コンタクトを磨いて欲しい。

Dreily Guerrero, UT: SSからOFまで守る利便性が買われたのか、2年間のDSL暮らしを経て、今季USデビュー。ただ根本的に打力に乏しく、下層止まりか。

Bryan Johns, UT: M-IFにOFでも出場したUDFAのロスターフィラー。当然ながら打ててない。

2011年8月27日土曜日

11' Minor League Season Memo -8/22~8/28-

早いもので、もうMiLも終盤戦。先週末にまずDSLがシーズン終了しました。Weilandはオプション後、コマンドで苦しんでいるし、R. AlcantaraはSS-A昇格後打たれているという具合で、誰一人、凄く良いという状態の投手がいないままシーズンが終わりそうです。前記事はこちら


○ 8/22

[A] : C Jayson Hernandezがロスター外に移動。
[A] : RHP Keith Couchがロスター入り。
[GCL] : RHP Mathew PriceがDLから復帰。

[AAA] - Box
T. Penaが6.2 IP/4 H/1 ER。Linが2 H/1 HR (2)。MiddlebrooksがようやくAAA初ヒットを含む2 H。

[AA] - Box
Balcom-M.が7.0 IP/7 H/0 ER/1 BB/7 K/7-3 GO/AO。アジャストはできたカンジ。

[A+] - Box
Brittonが5.0 IP/7 H/3 ER/2 BB/5 K。まだまだだけど、ようやく醜いアウティングではなくなってきた。Vitek、Peleyが2 H。

[A] - Postponed (Rain)

[A-] - Box
R. AlcantaraのSS-A第2戦は、5.0 IP/8 H/1 ER/1 BB/3 K。次回が楽しみです。De La CruzとM. Moanaroaが2 H。

[GCL] - Box
TJから復帰のM. Priceが1.0 IP/0 H/0 ER/0 BB/2 K/1-0 GO/AO。来季に期待したいですね。Parthemoreが1.2 IP/1 H/3 ER/2 BB/5 K。Vinicioが2 H。


○ 8/23

[AAA] : OF Ryan KalishがDL入り。
[AAA] : LHP Randy WilliamsがWaiverを通過しアサイン。
[AA] : RHP Miguel GonzalezがDL入り。
[A] : RHP Michael OlmstedがDLから復帰。
[A-] : CF Jackie Bradleyがロスター入り。
[A-] : OF Drew TurocyがDLから復帰。

[AAA] - Box
A. Wilsonが4.0 IP/5 H/2 ER/4 BB/2 K。こっから、打者に慣れられるか、彼がアジャストするのは早いかですね。LarsとLunaが2 H。

[AA] - Box
Ruschが6.0 IP/4 H/2 ER。Leeが3.0 IP/2 H/0 ER1 BB/3 K。リリーフでは今のところまずまず。R. Rodriguezが2 H。

[A+] - Box
Ranaudoは4.0 IP/3 H/1 ER/4 BB/6 K。こっちを立てれば、あっちが立たずで、何かがイマイチですね。Menesesが3 H。良く打つ。

[A (Game1)] - Box
Couchが5.0 IP/4 H/1 ER/1 BB/4 K。H. Ramos (5)、Almanzar (2)が2 H/1 HR。X. Bogaertsは2 H/1 2B。

[A (Game2)] - Box
Swinsonが5.2 IP/1 H/0 ER/0 BB/5 K。Jacobsが2 H/1 HR (16)。20本打つかな?

[A-] - Box
L. Diazが6.0 IP/5 H/1 ER/0 BB/3 K。De La Cruz、M. Moanaroaが2 H。M. Moanaroaに第3号。今季のドラ1sのBradley Jr.がプロデビュー。0 for 3/2 BB/1 K。

[GCL] - Box
F. Taverasが5.0 IP/8 H/5 ER/3 BB/4 K。Loyaに第2号。


○ 8/24

[AA] : RHP Chris Balcom-MillerがDL入り。
[AA] : IF Jon HeeがDL入り。
[AA] : LHP Will LatimerがSalem (A+)から移動。
[AA] : IF Alex ValdezがSalem (A+)から移動。
[A+] : RHP Anatanaer BatistaがDLから復帰。
[A+] : IF Zach GentileがDLから復帰。

[AAA] - Box
G. Smithが6.0 IP/4 H/1 ER。田澤が、1.0 IP/3 H/2 ER/0 BB/1 K。初めて中3日で登板したし、本格的にリリーフとして使い始めるのかも。J. Iglesiasが2 H。Larsに第14号。

[AA] - Box
Kehrtが5.2 IP/4 H/3 ER。C. Martinが1.2 IP/6 H/5 ERと打たれた。球速はあるけど、変化球はまだまだかも。

[A+] - Box
Riveraが6.0 IP/3 H/1 ER/2 BB/2 K。Gibsonが3 H、Brentzが2 H。

[A] - Box
Celestinoが5.0 IP/6 H/2 ER/0 BB/5 K。CoyleとX. Bogaertsが2 H。

[A-] - Box
Younginerが5.0 IP/3 H/1 ER/3 BB/4 K。De La CruzとMarquisが2 H。今日はDe La CruzがRFで、Bradley Jr.がCF。でも2Bのクロスプレーかなんかで引っ込んでる。Schwindenhammerが今日も0 for 3/3 Kで211 ABで100 SOに到達してしまった。630 ABで300 SOのペース!!明日(?)からDrewのリハブ予定だけど、ハリケーンが近付いてるのでなくなりそう。

[GCL] - Box
M. Alcantaraが3.0 IP/6 H/5 ER/3 BB/2 Kなど21-2で敗戦。Loyaが2 H。Chester (8)、A. Tavarez (3)にHR。


○ 8/25

[AA] : LHP Cesar CabralがDLから復帰。
[A] : OF Wilfred PichardoがDL入り。
[A] : IF Drew DominguezがDLから復帰。

[AAA] - Box
Weilandが6.0 IP/6 H/2 ER/3 BB/1 K。今日も少しストライク率が悪いし、三振も獲れてないですね。速球に集中してるのか?Doubrontが2番手で、2.0 IP/1 H/0 ER/0 BB/0 K。リリーフ起用なのか、明日あたりから、ハリケーンで試合がなくなりそうだからか?Expositoが3 H/1 HR (8)。Lin、Spears、Nava、Lars、Luna、J. Iglesiasが2 Hなど、全員安打。すでにPOの望みがありそうなのはここだけなので、ガンバって。

[AA] - Box
Haegerが6.1 IP/5 H/0 ER。Hazelbakerが4 H/2 HR (9,10)。M. Wagnerが3 H。Hassan、Bermudezが2 H。

[A+] - Box
C. Hernandezが2.1 IP/7 H/2 HR/6 ER/2 BB/3 Kと炎上。あららどうした?実質1年目だし、疲れがたまってるんでしょうか。Padronが2 H。

[A] - Box
T. Wilsonが6.0 IP/3 H/0 ER/2 BB/2 K。F. Sanchez、Hedmanが2 H。

[A-] - Cancelled (Rain)

[GCL] - Box
S. Gomezが5.0 IP/2 H/1 ER/1 B/5 K。マルチなし。


○ 8/26

[AAA] : RHP Scott Atchisonがコールアップ。
[AAA] : RHP Matt FoxがDLから復帰。
[AAA] : C Ryan Lavarnwayがオプション。
[A-] : RF J. D. Drewがリハブアサイン。
[GCL] : C Blake Swihartがロスター入り。
[GCL] : SS Mookie Bettsがロスター入り。

[AAA (Game1)] - Box
M. Foxが5.0 IP/1 H/0 ER。AAAでは良いんだが。Navaが2 H/1 2B/1 HR (10)。J. Iglesiasに今季第1号が出ています。AFL以外では初HR。

[AAA (Game2)] - Box
リリーフゲームでRiceが先発しています。3.0 IP/2 H/2 ER/2 BB/4 K。Middlebrooksが2 H。

[AA] - Box
Huntzingerが6.0 IP/8 H/3 ER/1 BB/8 K。ここ10 Gで54.0 IP/60 Kで、シーズンでもK/9がちょうど9.00に乗った奪三振率は良いんですが、なぜそんなにヒットを打たれる...。被弾が減ればなぁ。M. Wagnerが2 H/1 HR (5)。HowellとBermudezが2 H。Hazelbakerに第11号。ここ数日パワーを見せてる。

[A+ (Suspended Game@7/8] - Box
かなり前の中断ゲーム。Brittonが中断前に2.0 IP/3 H/1 ER/0 BB/1 K。Pimentelが今日投げて、5.2 IP/7 H/2 ER/0 BB/6 K。PeleyとMailmanが2 H。

[A+] - Box
Presslyが6.0 IP/8 H/2 ER/2 BB/4 K。WilkersonとEscobarが2 H。

[A] - Box
Workmanが7.0 IP/2 H/0 ER/0 BB/5 Kで素晴らしいんですが、2-11 GO/AOは気にかかる。X. Bogaertsが2 H/1 HR (14)。コンスタントにHRを打ってるし、適応したカンジですね。Jacobs、H. Ramos、M. Johnsonが2 H。

[A-] - Box
Ja. Garciaは6.0 IP/4 H/1 ER/4 BB/5 K。Cervenkaは3.0 IP/4 H/2 ER/2 BB/3 K。Bradley Jr.がプロ初ヒットを含め、2 H/1 BB。選球眼も良さそう。リハブのDrewは0 for 2/1 BB。

[GCL] - Box
Goodが4.0 IP/1 H/0 ER/1 BB/2 K。Parthemoreは2.0 IP/0 H/0 ER/3 BB/3 K。Loyaが3 H。今季のドラ1のSwihart、ドラ5のBettsが共にプロデビュー。2番SSで出場のBettsは初打席のタイムリーを含む2 for 4。しかし3 E。4番DHのSwihartは0 for 2で代打を送られています。去年までと違って野手は今季中に全員デビューさせる方針になったのかな?


○ 8/27 ~GCL Finale

[AAA] : RHP Michael Bowdenがコールアップ。
[AAA] : RHP Scott Atchisonがオプション。
[AAA] : RF J. D. Drew がLowell (A-)から移動。
[A+] : RHP Bobby Jenksがリハブアサイン。
[A-] : RHP Joe HoltmeyerがDL入り。
[A-] : IF Jason ThompsonがDL入り。
[A-] : LHP Robby ScottがGCLから移動。
[A-] : OF Lucas LeBlancがGCLから移動。

[AAA] - Postponed (Rain)

[AA (Game1)] - Box
Ruschが4.2 IP/7 H/4 ER。Hazelbakerが3 for 3。

[AA (Game2)] - Box
Leeが3.2 IP/5 H/1 ER/1 BB/2 K。M. Wagnerが2 H/1 HR (6)。AAでは十分打ってるけど、来季も残れるんでしょうかね。Tejedaが2 H。Hassanに第12号。

[A+] - Box
Brittonが4.0 IP/6 H/2 HR/5 ER/0 BB/6 K。K/BBは良くなってきたけど、良く打たれる。Brentzが3 H。ここんとこ打ててなかった。Gibsonが2 H。

[A] - Box
Swinsonが5.0 IP/3 H/3 ER。C. Vazquezが4 for 4/1 2B/1 HR (15)/1 BB。X. Bogaertsが2 H/1 2B/1 HR (15)

[A-] - Cancelled (Rain)

[GCL] - Box
GCLもシーズンエンドです。M. Priceが1.0 IP/2 H/1 ER/1 BB/1 K。Dahlstrandが1.0 IP/1 H/0 ER/0 BB/0 K。Coloradoが2 H。Swihartは今日も0 for 4/2 K。前途多難かな。Kapsteinにプロ第1号。Chesterに第9号。


○ 8/28

[A] : IF Drew Dominguezがロスター外に移動。
[A] : RHP Mathew PriceがGCLから昇格。

[AAA] - Offday

[AA] - Offday

[A+] - Box
Ranaudoが4.0 IP/3 H/0 ER/4 BB/6 K。自身のエラーが絡んで2失点。あんまし良いようには見えない。Menesesが3 H/1 2B。相手のTyler Sample (KC, 08'-4th)は08年のドラフトでBOSが狙っているかもって言われた選手ですね。

[A] - Box
Couchが4.1 IP/9 H/5 ER/1 BB/3 K。今日は良く打たれた。マルチなしの3 Hのみ。

[A-] - Postponed (Rain)


☆ Hitter of the Week - Jeremy Hazelbaker, OF (AA); 7 G/27 AB/12 H/1 2B/3 HR/5 R/7 RBI/1 BB/5 K/4 SB/1 CS

☆ Pitcher of the Week - Scott Swinson, RHP (Low-A); 2 GS/10.2 IP/2-0 W-L/0.84 ERA/3 R/1 ER/4 H/1 BB/8 K/1.57 GO/A0

2011年8月26日金曜日

Former Sox Prospect Review: Jackie Bradley, Jr., CF

今回は、先日SS-A Lowellでプロデビューした、Jackie Bradley Jr.。優れた守備力と平均以上の攻撃力を持つCFとして、豊作だった今季のドラフトでもTop 10級の評価を受けるProspectでしたが、ケガでスリップ。Twitterで色々コメントしてたり、結構キャラクター的にも人気者になりそう。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Jackie Bradley, Jr. (ジャッキー・ブラッドリー・ジュニア)
Full Name: Jackie Bradley, Jr.
Positions: CF/RF/LF
Born: April 19, 1990
Birthplace: Prince George, Virginia
Height: 5-10
Weight: 175
Bats: Left
Throws: Right
Drafted: Supplemental 1st round, 2011
How Acquired: (1) Draft; (2) Acquired with Alex Binelas and David Hamilton from Milwaukee for Hunter Renfroe (December 2021)
Signing Bonus: $1,100,000
College: South Carolina
High School: Prince George HS (VA)
MLB Debut: April 1, 2013 (Boston)
How Left: (1) Free agency, signed with Milwaukee (October 2020); (2) Released (August 2022)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

比較的小柄で、カレッジでは毎年ケガをしており、ケガの多さは気になる。打撃はスウィングスピードはしっかりしているが、ケガもあり、カレッジではコンスタントには打ってこなかった。アグレッシブなヒッターだが、比較的成熟しており、選球眼自体は悪くない。基本はギャップヒッターだが、小柄ながらバックスピンをかけるのが上手く、最大限育てば20 HR打てるパワーが付く可能性がある。生来のスピードはズバ抜けてはいないが、守備の勘の良さで知られており、高い守備力を持つCFだ。肩も平均以上からプラスと評価されている。スーパースターではないが、5ツールのバランスの良いリードオフのCFになれる。


[Background]

二世選手。10年のCWSで優勝したチームのベストプレイヤーでサマーリーグでも活躍し、層の厚い11年のドラフトでもTop 10級の評価を受けていたが、バットの変更による成績低下と手首のケガで評価が下落。ドラフト時のランキングは、BA #34/PG #40/DSS #33。指名後、第1シードのViginia大や、決勝でFlorida大を破って2年連続でCWS王者に輝いた。


[Profile]

11' : SS-A Lowellでプロデビューし、すぐにLow-A Greenvilleへ。手首のケガでカレッジのジュニアシーズンを棒に振ったこともあり、顔見せ程度となった。

12' : カレッジのジュニアのシーズンに成績を残せず、やや懐疑的な見方もあったが、結果的には、大成功のピックになった。AVGはもちろん、High-Aでは、MLB/マイナー全カテゴリーを通じてOBPで首位を走り続け、守備に関しても言わずもがな。High-AのAll-Starゲームに選ばれ、終盤には満を持してAAに昇格。さすがにややトーンダウンしたが、昇格後HRも比較的出ていた。

13' : STで大活躍。あれよあれよという内にRyan Sweeneyなどを蹴落として開幕MLBロスターを掴んだ。背番号は44。4/1に、敵地でのNYYとのシーズン開幕戦で、8番LFで先発。C.C. Sabathia相手に0 for 2/3 BBというMLBデビューとなった。2戦目に初ヒット/初打点を記録。その後はしばらく適応に苦しみ、AAA Pawtucket降格。AAAでは長打力も見せた。

14' : AAAでは申し分のない打撃を見せるも、MLBでは内角という弱点を克服できず。シーズン後半には、Mookie BettsのCF転向とRusney Castilloの獲得があり、一気に厳しい立場に。

15' : AAAでは一人絶好調で打ちまくるも、7月のトレードデッドラインでは放出候補筆頭とも見られていたが、負けシーズンで特に戦力獲得トレードに動かなかったことと、Hanley RamirezがLF守備失格となったことで事態が急変。Betts、CastilloとOFトリオを組むと、とうとうMLBで打撃が開花。

16' : 実績という点で、打撃面で不安と見るファンも多かったが、開幕から前年のパワーがフロックでないことを証明。小柄な身体から想像以上のパワーを見せ、同じく生え抜き若手のBetts、Xander Bogaertsと三人の"キラーB's"としてオールスターにも出場。後半アベレージを落とすも、30本近くのHRを放つなど、打撃でも十分に戦力になることを証明した。

17' : 守備では数々のスーパープレーを披露するも、打席では好調な期間が長続きせず、アベレージ、出塁で物足りない結果に。もう一皮剥けて欲しいが。

18' : 良い時期が長続きしない状態で、前年をさらに下回る打撃成績に。ただ前半より中盤以降の方が良い打撃を見せ、またALCSでは良い打撃を見せてシリーズMVPに。WS優勝の印象もあったのかもしれないが、意外にも初のゴールドグラブに輝いた。

19' : STで少しスウィングを変え、飛躍を見せたが、シーズンに入ると悪癖の引っ張り癖が出て、21 HRは記録したものの、やはり打撃では大きな戦力とはならず。持ち前の守備もやや指標を落とし、年俸に釣り合わない選手となって来た。

20' : COVID-19に悩まされたシーズンで、トレードデッドラインを過ぎたあたりから調子を上げてフィニッシュ。FAに弾みをつけた。

20' Oct. : FAに。

21' : MILへ移籍も、Christian Yelich、Avisail Garcia、Lorenzo Cainとライバルも強力な中、打率1割台と苦戦。終盤は控えに。

21' Dec. : 選手オプションを行使したことでMILが放出を画策していたところで、Hunter RenfroeとのトレードでBOSへ復帰。

22' : RFのレギュラーとして開幕を迎え、守備ではさすがのプレーを見せるも、打撃は期待されたような揺り戻しがなく。

22' Aug. : リリース。

22' : TORが獲得も、BOS時代を下回る打撃。

23' : KCと契約するも、打率.133と前代未聞の数字に終わる。


[Comment]

攻撃面で少し疑問もあって、あまりにも高くなるなら契約しなくてもとも思ったが、フロント陣がScott Borasと粘り強く交渉し、妥当な金額で、本来はドラフトでTop 10と言われていた選手と契約できたことは素晴らしい。実際にプロのレポートを見るまではわからないが、守備面は問題なさそうで、あとはどれだけしっかり当てられるか。Jacoby Ellsburyの引き留めに失敗した場合の後継者候補No.1だし、期待通りに成長してもらいたい。

2011年8月24日水曜日

Former Sox Prospect Review: Nick Moore, 3B/1B

今回は、今季のドラフトの下位で契約した数少ないHSからの指名選手、Nick Moore。両打ちで、パワーポテンシャルも高そうで結構注目しているProspectです。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Nick Moore (ニック・ムーア)
Full Name: Nicholas Robert Moore
Positions: 3B/1B/LF/RF
Born: December 9, 1992
Birthplace: Brookwood, Georgia
Height: 6-2
Weight: 200
Bats: Both
Throws: Right
Drafted: 30th round, 2011
How Acquired: Draft
Signing Bonus: Not Announced
High School: Brookwood HS (GA)
How Left: Released (April 2015)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com


[Scouting Report]

がっちりとした体格。高校時代はアメフトのDBとしてもプレーした。両打席から高いパワーポテンシャルを持つ。体格の割に、非常に運動能力に優れ、強肩でフィールドでの動きも素早い。


[Profile]

11' : GCLでプロデビュー。AVG .184と苦しんだが、ディシプリンはしっかりしていた。

12' : 再びGCLで。対左で苦しみ、AVG .251と伸びきらなかったが、相変わらず選球眼は良かった。守備でも高評価を受けていた。GCLシーズン終了後、SS-A Lowellに昇格したが、全く対応できず。

13' : Low-A Greenvilleで開幕3Bを勝ち取ったが、余りに打てずにXST行き。守備でも24試合で11エラーと酷く、SS-A開幕戦は1Bへ。その後も1Bメインでプレーした。

14' : 一時期ロスター穴埋めでHigh-A Salemでプレーしたものの、4年目もメインはショートシーズン。パワーはある程度見せたが、やはり打てない。後半戦はLFに挑戦。

15' Apr. : コンタクトが成長せずリリース。


[Comment]

GCLで、今のところ、AVGには少し苦しんでいるが、非常にボールを良く見ているし、パワーもありそう。最近はGeorgia州のHSから獲った、Miles HeadやBrandon Jacobsが結構良い活躍をしてて、ここから獲るのは良い印象がある。スカウトの眼力が良いのかも。

2011年8月20日土曜日

11' Minor League Stats - DSL Red Sox (Rk)

そろそろMiLBのシーズンが終了に近づいてきました。各クラスのProspectの今季まとめです。まずはRk-DSLから。近年あまりInt. FAで良い選手が獲れてないし、POを逃した。ここ数年打てない選手ばかりだ。全体のスタッツはこちら


[Pitchers]

Francellis Montas, RHSP (09'-Int. FA)

11' Stats (DSL): W0-L1/4.26 ERA/5 G/5 GS/0 CG/0 SHO/0 HLD/0 GF/0 SV/12.2 IP/7 H/7 R/6 ER/0 HR/1 HB/12 BB/12 K/1.50 WHIP/0.67 GO/AO

評価:D。90 mph後半に届く速球を投げるらしいドミニカン。今季のDSLの開幕投手。期待度は高いみたいだけど、明らかに未成熟で、制球・コマンドに問題がありそう。ケガなのか、途中から試合に出てないし、これでDSL2年目もイマイチだった。来季GCLに来るようならまだ期待されてるということだろうが。

-------------------------------------------------------------------------------------

Pedro Reyes, LHSP (10'-Int. FA)

11' Stats (DSL): W5-L2/2.88 ERA/14 G/14 GS/0 CG/0 SHO/0 HLD/0 GF/0 SV/68.2 IP/56 H/31 R/22 ER/2 HR/2 HB/13 BB/55 K/1.00 WHIP/1.04 GO/AO

評価:B。今季のDSLでは最高の成績を残したドミニカン左腕。完成度と制球に優れる反面、やや球威などに欠ける。被打率、K/BBなどは素晴らしいが上で成績を残せるか。

-------------------------------------------------------------------------------------

Edwar Garcia, RHSP (10'-Int. FA)

11' Stats (DSL): W2-L4/2.68 ERA/13 G/13 GS/0 CG/0 SHO/0 HLD/0 GF/0 SV/47.0 IP/39 H/20 R/14 ER/0 HR/10 HB/29 BB/41 K/1.45 WHIP/0.93 GO/AO

評価:B。体格に優れ、$200Kのボーナスで契約したドミニカン右腕。今季のDSLのスターターでは期待していた1人で、まだ制球は粗いものの、被打率、K/9とまずまず。コマンド・セカンドピッチを磨けば伸びそう。来季はGCLで見たいですね。

-------------------------------------------------------------------------------------

Edwin Osorio, RHSP (10'-Int. FA)

11' Stats (DSL): W2-L3/5.18 ERA/14 G/3 GS/0 CG/0 SHO/1 HLD/4 GF/0 SV/40.0 IP/40 H/28 R/23 ER/2 HR/8 HB/25 BB/30 K/1.63 WHIP/0.67 GO/AO

評価:E。10年の7/2に契約したコロンビアン。その経歴的に期待してたが、ローテに定着することもできなかった。何試合か先発しているし、そこそこイニングは投げていて、先発タイプとして見ているとは思う。来季はもう1年DSLで鍛えるかな。E. Garciaをもう少し悪くした感じで、良い時は被打率も低いのですが、K/BBが悪く、BBから崩れるイメージ。

-------------------------------------------------------------------------------------

Elis Jimenez, RHRP (09'-Int. FA)

11' Stats (DSL): W3-L1/2.02 ERA/21 G/0 GS/0 CG/0 SHO/0 HLD/18 GF/6 SV/49.0 IP/36 H/12 R/11 ER/3 HR/3 HB/6 BB/39 K/0.89 WHIP/1.22 GO/AO

評価:C。ベネズエラ出身の今季のDSLのクローザー。昨季もリリーフでまずまずだったが、成績的にはさらに向上した。一方で年齢も19歳と少し高く、上で期待できるほどではないか。来季はGCLかな。

-------------------------------------------------------------------------------------

Carlos Pinales, RHRP (10'-Int. FA)

11' Stats (DSL): W4-L3/2.06 ERA/18 G/0 GS/0 CG/0 SHO/0 HLD/14 GF/4 SV/39.1 IP/35 H/11 R/9 ER/1 HR/3 HB/7 BB/46 K/1.07 WHIP/0.92 GO/AO

評価:B。E. Jimenezと共に今季はクローザーを務めたドミニカン。やはり19歳と少し年齢がいってる。被打率は普通だが、K/9とBB/9のどちらも素晴らしい。

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Sully Bonnelly, RHSP: DSLで1年ローテを守った。被打率は良いが、K/BBが良くないし、ERAなども平凡。

Jeffry Fernandez, RHSP: Bonnellyと似たような感じ。K/BBが1を切っているようでは。

Jonathan Aro, RHSP: BB/9が非常に良く、まずまずだが、20歳と年齢が高すぎ。

Ricardo Betancourt, LHRP: 09年の7/2契約で、リリーフながら、DSLでトップの7勝。ERAもまずまずだが、K/9が悪い。

Leonel Vasquez, RHRP: 三振は獲れるが、あとはイマイチ。20歳。

Jose Espita, RHRP: 最近はやや年齢が高めの選手が多いが、その中では17歳と若い。被打率も良く、それなりにポテンシャルがあるのかもしれないが、K/BBが悪い。

William Abreu, RHRP: 19歳と年齢が高めの上に、薬物テスト陽性で出場停止を食らったが、終盤に復帰。こういう経歴の選手はすぐ切る傾向にあるけど、一応復帰させてるから、それなりに期待してるのかも。

Iago Januario, RHRP: ブラジリアン。3 G投げただけで、その後は出場せず。

German Taveras, RHRP: 5 Gでまずまずもその後投げてない。

Cesar Ariel Cabral, RHRP: 2 Gのみ。AAのCesar Cabralの弟。

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[Hitters]

Jair Bogaerts, 1B/C (09'-Int. FA)

11' Stats (DSL): 47 G/156 AB/45 H/8 2B/2 3B/2 HR/63 TB/17 R/27 RBI/19 BB/43 SO/0 SB/0 CS/.288 AVG/.387 OBP/.404 SLG/.791 OPS/2 E

評価:C。双子のXanderとは差がついているが、今季は1Bに移ってまずまず。25%を超える三振率はかなり高いが、まずまずAVGは残したし、ボールもそれなりに見ている。1B守備もなかなか良いようだ。来季はGCLだろう。もう少しパワーを見せて欲しい。

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Aneudis Peralta, 3B (10'-Int. FA)

11' Stats (DSL): 64 G/230 AB/44 H/8 2B/0 3B/1 HR/55 TB/38 R/28 RBI/51 BB/43 SO/6 SB/1 CS/.191 AVG/.351 OBP/.239 SLG/.590 OPS/24 E

評価:E。DPLから契約した3Bだが、近年のDSLの野手の傾向そのままに、BBを稼ぐものの全く打てず。月別に見ても、どんどん成績は落ちている。エラーも凄まじく多い。もう1年DSLか。

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Robert Del Rosario, CF (10'-Int. FA)

11' Stats (DSL): 34 G/127 AB/30 H/6 2B/0 3B/0 HR/36 TB/21 R/21 RBI/23 BB/29 SO/9 SB/2 CS/.236 AVG/.364 OBP/.283 SLG/.647 OPS/0 E

評価:E。やはりDPLから契約したOF。今季も7月半ば以降試合に出ていないなど、2年間ケガに悩まされている。

-------------------------------------------------------------------------------------

Ynoel Aguero, RF (10'-Int. FA)

11' Stats (DSL): 67 G/238 AB/72 H/11 2B/2 3B/1 HR/90 TB/39 R/31 RBI/46 BB/44 SO/27 SB/3 CS/.303 AVG/.418 OBP/.378 SLG/.796 OPS/1 E

評価:B。すでに20歳と年をくったドミニカン。昨季の7月契約選手。年齢が高めなだけあって、ソリッドだが、どこまで上で期待できるかはわからない。

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Alixon Suarez, C: ベネズエラから契約した今季のDSLの正捕手。まずまずBBを選ぶもののイマイチ打てず。最後の10 Gでは.394と打ったし、来季に期待。

David Sopilka, C: さほど打撃には期待できないバックアップ捕手タイプだと思うが、DSLの中ではそれなりに打っている。

Juan Ugas, 1B: $300Kで獲得したベネズエランも3年間さっぱり。今季は負け試合のリリーフとしても出てた。リリースかな。

Aly Gonzalez, 1B/3B/OF: AVGは今季のDSLでチーム1。08年の7/2に契約した元捕手も今季でDSL3年目。まずまず打ったとは言え、便利屋の控えとして使われている感じ。

Andres Garcia, 2B/LF: 68 SO/42 SOとボールを選ぶし、それなりにスピードはありそう。来季に期待か。

Deiner Lopez, SS/2B: 今季のDSLの中では割と期待度の高い選手らしい。スピードがあって、2B/3Bを稼ぐし、SBもまずまず多い。

Cleuluis Rondon, SS: D. Lopezを抑えて正SSを張った期待株みたいだが、コンタクトに苦しむ。やはりスピードはありそうだが。

Roberto Duncan, 3B: 三振が多く、成績的にも向上が見られない。

Jeremias Pineda, CF: 20歳と年齢が高いこともあり、直接GCLに行ったもののさっぱり。Jerezなどとの契約に伴い、DSLに降格していた。40%と三振率が高すぎる。

Anthony Amaya, LF: パナマ出身。AVG1割台と低迷。

2011年8月19日金曜日

11' Draft Results

ちょっと忙しくて少し遅れましたが、今季のドラフトのまとめです。ドラ1の2人には大興奮もその後はやや尻すぼみな感もあり、PITがWASが札束攻勢をかけるなか、Senquez Golsonあたりとも結局契約できず、少し物足りなさも感じますが、ドラ1とドラ1sで4人の指名ができたこともあり、十分に満足いくドラフトができたと思います。BAからは、WAS、ARIに次ぐ、No.3にランクされるよう。Crawfordと契約せずに、Felipe LopezがMLB契約してくれてればどんなドラフトになったでしょうか。


[11' Draft Signing Information]

1. Matt Barnes, RHP ($1.5M)
1. Blake Swihart, C ($2.5M)
1s. Henry Owens, LHP ($1.55M)
1s. Jackie Bradley, Jr., OF ($1.1M)
2. Williams Jerez, OF ($444K)
3. Jordan Weems, C ($500K)
4. Noe Ramirez, RHP ($625K)
5. Mookie Betts, SS/2B ($750K)
6. Miguel Pena, LHP ($85K)
7. Cody Kukuk, LHP ($800K+$160K)
8. Senquez Golson, CF
9. Travis Shaw, 3B ($110K)
10. Cody Koback, CF
11. Kevin Brahney, LHP
12. Deshorn Lake, RHP
13. Matty Ott, RHP ($80K)
14. Michael McCarthy, RHP
15. Braden Kapteyn, RHP/1B ($125K)
16. Daniel Gossett, RHP
17. Blake Forslund, RHP
18. Andrew Jones, RHP
19. Sikes Orvis, 1B
20. Zach Good, LHP ($140K)
21. Austin Davidson, IF
22. Joseph Holtmeyer, RHP
23. Jarrett Brown, LHP
24. Andrew Turocy, CF
25. Taylor Ard, 1B
26. Cody Dill, RH
27. Alex Massey, RHP
28. Brenden Shepard, RHP
29. Matthew Spalding, RHP ($275K)
30. Nick Moore, 3B
31. Tyler Wells, OF
32. Julius Gaines, SS
33. David Chester, 1B
34. Sean Dartnell, LHP
35. Carlos Coste, C
36. Jace Herrera, RHP
37. Robert Youngdahl, OF
38. Tyler Poole, RHP
39. Corey Vogt, RHP
40. Jordan Gross, LHP
41. Matthew Marquis, LF
42. Derek O'Dell, 3B
43. Brandon Downes, OF
44. Matthew Martin, C
45. Matt Gedman, 2B
46. Johnathan Williamson, OF
47. Samuel Wolff, SS
48. David Sosebee, RHP
49. Jadd Schmeltzer, RHP
50. John Gorman, RHP
UD. Robby Scott, LHP
UD. Tim Roberson, C
UD. Nick Natoli, IF
UD. Bryan Johns, UT

2011年8月18日木曜日

11' Minor League Season Memo -8/15~8/21-

ドラフトの契約期限です。ここまで来ると今季中に試合に出そうなのは野手陣が少しという感じでしょうか。前記事はこちら


○ 8/15

[A+] : RHP Jordan FlasherがGreenville (A)から昇格。
[A] : IF Drew DominguezがDL入り。
[A] : Mike GleasonがSalem (A+)から移動。
[A] : RHP Tyler WilsonがLowell (A-)から再昇格。
[A] : OF Wilfred PichardoがDLから復帰。
[A-] : OF Drew TurocyがDL入り。
[A-] : RHP Raul AlcantaraがGCLから昇格。

[AAA] - Box
Duckworthが6.0 IP/8 H/3 ER。Navaが2 H/1 HR (7)。J. Iglesiasも2 H。Lavarnwayに第16号。今季AAA/AAで計30発に到達。BOSのProspectで30 HRなんて久しぶりだと思う。

[AA] - Offday

[A+] - Box
Presslyが4.2 IP/4 H/3 ER/2 BB/1 K。指を痛めた?Brentz、Head、Wilkersonが3 H。Menesesが2 H。Mailmanが2 H/1 HR (6)。

[A (Game1)] - Box
Stroupが7.0 IP/6 H/2 ER/1 BB/5 Kで短縮試合を完投。CoyleとJacobsが2 H。C. Vazquezに第14号。

[A (Game 2)] - Box
T. Wilsonが4.0 IP/4 H/3 ER/1 BB/2 K。F. Sanchez、M. Johnson、Renfroeが2 H。

[A-] - All-Star Break

[GCL] - Box
Goodが4.0 IP/4 H/0 ER/1 BB/4 K。KobackとA. Tavarezが2 H。

[DSL (Game1)] - Box
L. Vasquezが4.0 IP/6 H/4 ER。Suarezが2 H。

[DSL (Game2)] - Box
Abreuが3.2 IP/4 H/3 ER。SopilkaとSuarezが3 H。A. Garciaが2 H。


○ 8/16

[AAA] : IF Brent DlugachがDL入り。
[AAA] : RHP Alex WilsonがPortland (AA)から昇格。
[AA] : 1B/LF Reynaldo Rodriguezがリハブを終了し、DLから復帰。
[AA] : RHP Matt Ruschがロスター入り。
[A] : RHP Michael OlmstedがDL入り。

[AAA] - Box
Doubrontが3.0 IP/6 H/5 ER/0 BB/4 K。被弾多いな。Expositoが2 H。Larsはまた不調か?

[AA] - Box
Huntzingerが5.2 IP/9 H/7 ER/2 BB/2 K。Khouryが2 H/1 2B/1 HR (4)。HazelbakerとButlerが2 H。

[A+] - Box
Brittonが5.0 IP/8 H/3 ER/2 BB/2 K。Menesesが2 H。ロスターフィラーみたいな使われ方だけど、Low-Aで.277、AAで.265、ここでも8 Gで.424と良く打ってる。

[A] - Box
Workmanが7.0 IP/4 H/0 ER/2 BB/3 K。何かこう圧倒的な投球はできんかね。相手の先発は今季のATLのドラ1、Sean Gilmartinですね。4.0 IP/1 H/0 ER/1 BB/4 K。X. Bogaertsが2 H。

[A-] - All-Star

[GCL] - Box
Cuevasが5.0 IP/2 H/1 ER/2 BB/3 K。Jerez、Vinicio、Chesterが2 H。Kobackにプロ第1号。

[DSL] - Box
E. Garciaが3.2 IP/3 H/3 ER/2 BB/5 K。Sopilka、J. Bogaerts、Pinedaが2 H。


○ 8/17

[AA] : C Jeff Howellがロスター入り。
[A+] : C Leonel Escobarがロスター外に移動。
[A+] : IF Vlad FriasがDL入り。
[A+] : RHP Anthony Ranaudoがロスター入り。
[A+] : C/1B Matt SpringがPortland (AA)から移動。

[AAA] - Box
T. Penaが3.1 IP/7 H/2 ER。田澤が、3.1 IP/1 H/0 ER/1 BB/5 K。スタジアムのガンで94 mph出たそうです。9月には見られるかも。Navaが2 H。Lavarnwayが途中交代をしており、Papi、Youk、Scutaroの誰かがDL入りすれば、コールアップされるのではと。

[AA (Game1)] - Box
Balcom-M.が5.0 IP/9 H/4 ER/1 BB/4 K。最近球速が出ていないよう。Hassan、R. Rodriguez、Bermudez、Butlerが2 H。Middlebrooksが第17号。SS-Aでと合わせて20 HRに到達しました。

[AA (Game2)] - Box
Kerhtが5.0 IP/6 H/2 ER。Fieldsが2.0 IP/2 H/1 ER/1 BB/3 K。ピリッとしないな。Bermudezと契約したばかりのHowellが2 H。

[A+] - Box
Ranaudoが5.0 IP/5 H/2 ER/0 BB/5 K。微妙なところ。Riveraが2番手で、4.0 IP/2 H/1 ER/1 BB/0 K。ショートイニングの方が良いと思うんだけど。Vitek (3)-Brentz (17)-Head (5)が3者連続HR。Menesesが3 H、Hissey、Vitek、Head、Padronが2 H。

[A] - Box
Couchが5.0 IP/8 H/3 ER/1 BB/5 K。Jacobsが3 H/2 2B。もう少しHRが見たい。C. Vazquezが死球を食らって交代。代わりに出場のBlairが2 H/2 2B。X. Bogaertsが2 H。Coyleに第12号。

[A-] - Box
最初Marioとなっていた昇格した選手はRaulでしたが、SS-Aデビューで、2.1 IP/7 H/7 ER/4 BB/1 K。あらら、次回に期待です。De La Cruz、Ibarra、Marquis、J. Hernandezが2 H。

[GCL] - Box
BoxではA. Tavarezとなっていますが、F. Taverasでしょうかね。3.2 IP/6 H/2 ER/2 BB/4 K。頼むからInt. FAでは速球派をもっと獲ってくれ。Parthemoreが1.1 IP/2 H/4 ER/3 BB/0 K。最近良くない。Weemsが2 H。

[DSL] - Offday


○ 8/18

[AAA] : C Ryan Lavarnwayがコールアップ。
[AAA] : RHP Brandon DuckworthがDL入り。
[AAA] : RHP Matt FoxがDL入り。
[AAA] : LHP Royce RingがDLから復帰。
[AAA] : C/1B Matt SpringがSalem (A+)から移動。
[A+] : C Leonel Escpbarがロスター入り。
[A] : RHP Keith Couchがロスター外に移動。
[A] : C Jayson HernandezがLowell (A-)から移動。
[A-] : RHP Matt Barnesがロスター入り。
[A-] : RHP Noe Ramirezがロスター入り。
[A-] : OF Jackie Bradleyがロスター入り。

[AAA] - Box
A. WilsonのAAAデビューは6.0 IP/4 H/3 H/1 HR/2 BB/7 K/5-5 GO/AO。87球で62ストライク。まずまずですね。速球のコマンドを磨いて欲しい。CLEにいったNick Hagadoneがリリーフとして出て来てる。相変わらず奪三振率は高いけど、彼はこのままリリーフなのかな。Larsが2 H。Navaに第8号。最近パワーを見せてる。

[AA] - Box
契約したばかりのRuschが5.1 IP/9 H/5 ER。A. Wilson、Pimentel、田澤、Stephen Fifeと抜けて、寂しいローテだ。M. Wagner、Hee、Tejedaが2 H。Middlebrooksに第18号。

[A+] - Postponed (Rain)

[A (Suspended Game@6/13)] - Box
8/13のゲームの続き。先発はこちらもSwinsonだった。4.0 IP/3 H/0 ER。Jacobs、Hedmanの2 H。

[A] - Box
Swinsonが3.0 IP/6 H/4 ER。Jacobsに第15号、X. Bogaertsに第13号。

[A-] - Box
L. Diazが6.0 IP/4 H/2 ER/1 BB/2 K。Jos. Garcia、Marquis、Gedmanが2 H。

[GCL] - Box
昨日のRaulにつづき、M. Alcantaraも3.2 IP/8 H/6 ER/3 BB/4 Kと打たれたLoyaとChesterが2 H。

[DSL] - Box
Aroが6.0 IP/7 H/2 ER。J. Bogaertsが3 H/1 2B。


○ 8/19

[AAA] : LHP Greg Smithがロスター入り。
[AAA] : 3B Will MiddlebrooksがPortland (AA)から昇格。
[AA] : RHP Chris MartinがSalem (A+)から昇格。
[A-] : C Oscar PerezがGCLから昇格。
[GCL] : OF Lucas LeBlancがリハブアサイン。

[AAA] - Box
契約したばかりのG. Smithが7.0 IP/6 H/1 ER。左のデプスとしてはまずまずかも。MiddlebrooksがAAAに昇格!年々進化が加速している感じで、今季はとうとう2クラスアップ。今日は0 for 4/3 K。ボールの見極めをじっくり磨きましょう。Prospectではないけど、LunaとSpearsがマルチ。

[AA] - Box
M. Gonzalezが4.2 IP/4 H/3 ER。Hazelbakerが2 H。NYMのJeurys Familiaに6.0 IP/1 H/0 ER/2 BB/7 Kと抑えられた。

[A+ (Game1)] - Postponed (Rain)

[A+ (Game2)] - Postponed (Rain)

[A] - Box
Celestinoが6.0 IP/7 H/1 ER/0 BB/4 K。T. Wilsonが3.0 IP/2 H/0 ER/1 BB/2 K。Hedman、M. Johnsonが2 H。

[A-] - Box
Younginerが3.0 IP/5 H/5 ER/2 BB/3 K。誰かこいつどうにかしてくれ。Shawが3 H/1 HR (7)。De La Cruz、Marquis、Roberson、Robinsonが2 H。

[GCL] - Box
S. Gomezが3.0 IP/7 H/2 ER/1 BB/6 K。Jerezが3 H。VinicioとMooreが2 H。

[DSL] - Box
Bonnellyが5.0 IP/7 H/3 ER/2 BB/1 K。マルチなし。


○ 8/20 ~Futures at Fenway, DSL Finale

[GCL] : RHP Oscar MelendezがDSLから昇格。

[AAA] - Box
FaFの第2戦。Weilandは5.0 IP/6 H/3 ER/4 BB/5 K/5-0 GO/AO。カーブは良くて三振を獲った一方、オプション以降、速球のコマンドに苦しみ続けてます。Navaが第9号。Middlebrooksは今日も0 for 3/1 K。

[AA] - Box
FaFの第1戦。Haegerが6.2 IP/7 H/2 ER。Fieldsが2.1 IP/0 H/0 ER/1 BB/2 K。Hassanが3 Hに365フィートのCFへの第11号。

[A+ (Game1)] - Box
C. Hernandezが6.0 IP/5 H/3 ER/3 BB/3 K。Hissey、Valdez、Wilkersonが2 H。

[A+ (Game2)] - Box
Pimentelが5.0 IP/7 H/3 ER/1 BB/5 K。Menesesが2 H/1 3B。良く打ってて注目されてる。

[A] - Box
Stroupが4.0 IP/2 H/0 ER/0 BB/2 K。H. Ramos、Pichardoが2 H。

[A-] - Box
Ja. Garciaが5.0 IP/5 H/0 ER/1 BB/6 K。Cervenkaが5.0 IP/1 H/0 ER/0 BB/9 K。Jos. Garcia、B. Moanaroaが2 H。

[GCL] - Box
Goodが2.1 IP/5 H/2 ER/1 BB/3 K。Coloradoが3 H、KobackとVinicioが2 H。

[DSL] - Box
DSLは本日でシーズン終了。P. Reyesが5.0 IP/4 H/2 ER/1 BB/4 K。DuncanとAmayaが2 H。


○ 8/21

[AAA] - Box
Doubrontが1.0 IP/5 H/6 ER/1 BB/2 K。たびたびのケガで腕の強さが十分に戻ってないよう。今季はもうシャットダウンで良いんでは?田澤が2.2 IP/3 K。Linが2 H/2 2B。Middlebrooksは今日も0 for 4/2 K。おいおい。

[AA] - Box
Huntzingerが6.0 IP/7 H/4 ER/1 BB/11 K。奪三振率は上がってるんだが。R. Rodriguezが3 H/1 HR (7)。M. Wagner、Hee、Deningが2 H。Hazelbakerに第8号。

[A+ (Game1)] - Box
Presslyが4.0 IP/7 H/6 ER/4 BB/4 K。Gibson、Peleyが2 H。

[A+ (Game2)] - Box
P. Ruizが5.0 IP/2 H/2 ER/0 BB/5 K。マルチなし。

[A] - Box
Workmanが6.0 IP/3 H/2 HR/3 ER/1 BB/7 K。う~ん、良くはなってきたが、2 HRはいただけない。Pichardo、H. Ramosが3 H。M. Johnson、Renfroe、Kangが2 H。AlmanzarにLow-Aでの第1号。

[A-] - Box
Veletteが5.0 IP/8 H/4 ER/1 BB/3 K。安定して悪いなぁ。De La Cruz、Shaw、M. Moanaroaが1 Hずつの3 Hのみ。

[GCL] - Offday


☆ Hitter of the Week - Hector Luna, IF (AAA); 7 G/24 AB/12 H/1 2B/1 HR/6 R/7 RBI/3 BB/2 K/1 SB/1 CS

☆ Pitcher of the Week - Hunter Cervenka, RHP (SS-A); 1 G/5.0 IP/1-0 W-L/0.00 ERA/0 R/0 ER/1 H/0 BB/9 K/2.50 GO/A0

2011年8月16日火曜日

Former Sox Prospect Review: Matt Barnes, RHP

今回は、先ほど契約が決まった今季のドラ1、Matt Barnes。90 mph中盤の速球を投げる本物のTop Pitching Prospectで、しかもローカルボーイ。Victor Martinezの置き土産で、最高位のUnprotected Pickである#19を手に入れたこと。近年にない、カレッジ投手の層の厚さといったことが重なって指名できたときは狂気乱舞してました。デビューは来季になるでしょうが、楽しみで仕方ありません。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Matt Barnes (マット・バーンズ)
Full Name: Matthew D. Barnes
Positions: RHRP/RHSP
Born: June 17, 1990
Birthplace: Bethel, Connecticut
Height: 6-4
Weight: 205
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 1st round, 2011
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $1,500,000
College: Connecticut
High School: Bethel HS (CT)
MLB Debut: September 9, 2014 (Boston)
How Left: Traded to Miami for Richard Bleier (January 2023)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

バランスの取れた、投手として理想的な体格をしている。素人目にも、リラックスしたルーズな良いフォームをしていると思える。カレッジからマイナーの先発時代は、速球は92~96 mph、最速で98 mph。16年はリリーフに集中し、一時は常時98~99mph、最速100 mphも記録した。現在は平均で95~96 mph程度となっている。以前はカーブとチェンジアップを投げていたが、リリーフに移り、スライダーとスプリッターを投げるようになった。速球派で、苦しい時は変化球のリリースが不安定になる傾向はあるが、リリーフとしては、変化球の質も高い選手だ。先頭打者に四球を与えることが多いのが弱点。


[Background]

U-Conn.の同期で、同じく11年のドラ1(#12)でHOUと契約したGeorge Springerと共に、Connecticut州出身のローカルボーイ。高校時はドラフトされなかったが、ソフモアのシーズン前に6~8 mph球威を伸ばして評価を上げた。Cape Cod LeagueでもNo.3のProspectに選ばれ、Team USAでもGerrit Cole (PIT)らと投げてトップクラスのカレッジピッチャーという評価を手にした。ドラフト時のランキングは、BA #13/PG #11/DSS #14。最高でTop 5の可能性があるとも言われていた。NYY、特にJoba Chamberlainのファンである点が最大の課題。


[Profile]

12' : 昨季デビューしなかったため、Low-A Greenvilleで開幕を迎えたが、予想以上の超絶ピッチングを見せ、あっさりとHigh-A Salemへ。ここでも2ヶ月ほど相手を圧倒し続け、AAへの昇格も近いかと思わせたが、そこから突如ピリッとしない登板に。All-Star後のERAは5.74と悪く、シーズン終了まで序盤の状態に戻ることはなかった。

13' : AA Portland初挑戦でやや停滞のシーズンに。STからしばらく球威が出ず、開幕後しばらくは打ち込まれた。その後は三振は取れるものの、やや被打率が高い状態が続いた。最終登板はAAA Pawtucketに昇格し好投も、POではイマイチ。チェンジアップは大きく進歩したし、 Brandon Workmanに教わったカーブも試合によっては良い変化を見せているようだが、オフスピードピッチの安定感がなく、速球頼りになって打たれる癖がなかなか直らない。

14' : 肩のケガでSTから少し出遅れ、4月末にAAAに合流。しかしその影響からか、ピリッとしない登板が続き、前年まで高かった奪三振率も急落。前半戦を防御率5点台で終えた時は、次の年に仕切り直しかと失望したが、All-Star明けの登板から別人のようにドミナントな投手に。被打率が一気に落ち、K/BBも大きく改善。結局POまで全ての登板で課題だった深いイニングまで相手打者を圧倒し続けた。POで1度登板した後、MLBにコールアップ。対BALのデビュー戦では3.0 IPを無失点に抑え、BOSでの10年以上振りの記録となっている。

15' : 何となく起用法に泣かされた一年に。WorkmanのTJもあり、STからリリーフ調整になり、MLBと行ったり来たりの期間も多かった。終盤戦はAAAで先発調整となったが、しっかり調整する前に、今度はMLBで先発。随所に才能は見られるが、MLBでは速球のコマンドとムーブ、そして組み立てを確立できず、被弾の多さに悩まされた。終盤は少し肘に違和感を抱えていたよう。

16' : 先発のデプスに不安を抱えるチーム事情ながら、速球でねじ伏せられるブルペンアーム不足により、MLBのブルペンで年間を通じて起用。それもあってか、速球は常時97~99 mph、最速100 mphというレベルまで向上。前半戦、ランナーを背負って登板しても、ほとんどランナーを返さず、セットアップクラスへと成長したが、ブルペンでフルに働いた経験の不足か、後半は少し安定感を欠いた。

17' : Carson Smith、Tyler Thornburgと二年連続で獲ったセットアップがケガで投げられない中、前半戦からセットアップとして安定した投球を披露するが、MLB全体でも稼働率の上位に名前を連ねる酷使もあり、後半戦は調子を大きく落とした。アウェーでよく打たれたのも少し印象が悪い。不調でPOのロスターから外れるという羽目に。

18' : やはりC. Smith、Thornburgが使えない中、前半戦から不動のセットアップとして活躍。一時は18近いK/9の数字を記録し、リーグでも最高クラスの投球を見せていたが、終盤は前年同様に疲労からやや不安定に。股関節を痛め、少しDLにも入った。しかし前年とは異なり、POでは復帰し、ソリッドに投げてWS優勝に貢献した。

19' : Craig Kimbrelが抜けたブルペンは、正式なクローザーを置かずにシーズンイン。その中では実績的にはNo.1で、Ryan Brasierと共にクローザーの有力候補で、実際開幕から圧巻の投球を見せたが、セーブ場面では失敗が目立ち、切り札のセットアッパーの位置に。中盤はやはり少し乱れたが、終盤戦は復調し、Workmanにつなぐ役割を担った。

20' : 負けシーズンということで、クローザーとして鎮座したという形ではないにしろ、チームトップのセーブを挙げた。

21' : 例年通り春先は素晴らしい内容でリーグトップクラスのリリーフに。クローザーとして定着し、オールスターにも初選出。チームとの契約延長も決まるなどキャリアイヤーになると思われたが、シーズン終盤戦は滑り止めについてのルール変更と疲労、それに左手指の骨折もあり投球を見失い、POでもチームの戦力になれなかった。

22' : 春先から前年の不振を引きずる投球でこのまま不良債権として表舞台から消えていくかと思われたが、一度ILに入って復帰後は、まずまずの安定感を見せ、勝ちパターンの一角へ復帰。球速が若干落ち、カーブのキレもかつてのものではないものの、それなりに相手を打ち取っている。

23' Jan. : 開幕を前にDFAされてMiamiへトレード。

23' : 出足は酷くなかったが、やはりかつての輝きは戻らず、シーズン半ばにILに入ってシーズンを終えた。


[Comment]

ドラフトの半年以上前からこのサイトにずっと欲しいと書き続けていたけど、まさか本当に指名して契約できるとは思わなかった。世間の評価的にはClay Buchholzはもちろん、Anthony Ranaudoに劣ると言われていますが、セカンドピッチはコマンド次第では彼らに勝るとも劣らないポテンシャルを秘めていると思います。15年にはJon Lester、Buchholzに続く、ローテ三番手として活躍してると期待しています。

11' Draft Signing Rumor

契約の噂で最新のもの以外は、こちらに移していきます。


[11' Draft Signing Rumor]

☆ Joseph Holtmeyer (RHP, 22nd round)とはプレドラフトディールが成立していたらしい。 Kevin Brahney (LHP, 11th round)も合意済み。(6/9)

☆ Miguel Pena (LHP, 6th round)も今週中に契約しそうだ。(6/9)

☆ Blake Swihart (C, 1st round)は現時点で進学が第1希望だと話している。まぁデッドラインまでは決まらないでしょう。(6/9)

☆ Matt Barnes (RHP, 1st round)は、電話インタビューで、来季の今頃はSalem (BOSのHigh-Aがあるところ)にいるだろうと答えたそうです。Yes ! (6/9)

2011年8月10日水曜日

Former Sox Prospect Review: Cody Koback, CF

今回は、今季のドラ10、Cody Koback。ややレベルの低いカレッジチームから来たため、カレッジ組ながらGCLでプレーしていますが、そこではさすがに力の違いを見せつけています。スピードがあって面白そうなOF。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Cody Koback (コディ・コバック)
Full Name: Cody J. Koback
Positions: CF/RF/LF/(RHRP)
Born: April 20, 1990
Birthplace: Plover, Wisconsin
Height: 6-1
Weight: 185
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 10th round, 2011
How Acquired: Draft
Signing Bonus: Not Announced
College: Wisconsin-Stevens Point
High School: Spash HS (WI)
How Left: Released (February 2014)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com


[Scouting Report]

体格は平均的。非常にスピードのある選手で、右打者にも関わらず、打席から1Bまでが4.0 sと素晴らしい。コンタクトはまずまず。スピードスタータイプだが、もしかしたら平均レベルのパワーは付くかも。カレッジでは投手も務めていたくらい肩が強い。


[Background]

ドラフト時のランキングはDSS #278。肩が強く、投手として有名だったが、10年夏のNorthwood Leagueで打者として注目を集めた。


[Profile]

11' : カレッジからのドラフトだったが、GCLでプロデビュー。RF中心に守り、AVG .291とまずまず。

12' : Low-A Greenvilleで、レギュラーCFに指名。中盤よく打ったが、成績を下げて終わった。まずまず当てたが、パワーがない上に選球眼もイマイチ。

13' : 2年目のLow-Aでもしっかり打ったが、High-A Salemでは壁にぶつかった。

14' Feb. : リリース。家庭内暴力などの素行面の問題があったようです。


[Comment]

下層のOFはかなり重なってるし、現にWilliams Jerezなどの存在から、CFでの機会すらもらえていない状態ではあるが、スピード、パワー、肩とまずまず身体能力に優れ、上でも打てるなら右打ちだし、期待度は上がってくると思う。

2011年8月9日火曜日

ATL and HOU; Michael Bourn Trade

HOUがHunter Penceに続いてCFのMichael Bournを放出。元Top ProspectのJordan Schaferなど4人の若手を得ています。これはパッと見でATLのWinかな。HOUが得たものも悪くはないし、Bournの本質的な価値から言えばこんなところかもしれないけど、今季のOF市場は売り手有利だったので。得た投手の上位2人もまずまずProspectリストに名前を出してくるProspectだけど、普通に考えればリリーフがいいところかと思うし。Schaferがかつての期待を取り戻すようなことがない限りは、プレミアムなものは得られていないと感じる。


[Player (to ATL)]

Michael Bourn, OF

03年にPHIにドラ4で指名。今季が2度目の調停で$4.4M。FAまであと1年ちょっと。コンタクト能力とスピードを示し、Minor時代はTop Prospectの1人として有名だった。06年にデビューし、順調なキャリアをスタートさせるが、08年は低打率に喘ぎ、MLBで最低のOPSだった。09年にHOUにトレードされた後は、パワーがなく、このタイプとしては非常に三振が多いものの、それなり当てて、MLBトップクラスの足で走るスタイルでCFのポジションを得ている。


[Player (to HOU)]

Jordan Schafer, OF

ATLの05年のドラ3で、元Top Prospect。三振が多く、やや低打率なものの、パワーとゴールドグラブクラスになれると言われたCF守備で評価が高かったが、AAAを飛ばして09年にMLBに引き上げると、課題の大振りや左投手の対応が全くMLBに適応できず、またステロイドの出場停止やケガにも悩まされてMinorで燻っている。


Paul Clemens, RHP

ATLの08年のドラ7。JC出身で23歳。92~95 mphとまずまず球威があり、スライダー、カーブ、チェンジアップを一通り投げるが、チェンジアップがイマイチなので、リリーフ向きだと言われてきた。投手を育てるのが上手いATLだけに順調にMinorの階段を上がっているが、今季はAAで109 IP/3.73 ERA/103 H/90 K/44 BBと平凡で、リリーフの声が強くなっている。


Brett Oberholtzer, LHP

ATLの08年のドラ8。Clemensの1つ後のラウンドでピックされている。同じくJC出身の22歳で、今季の成績もAAで非常に似ている。88~93 mphの速球に、スライダー、チェンジアップはしっかりとしており、カーブも時折投げる。左腕であることと、チェンジアップの進歩度からClemensよりもスターターの可能性は高い。ローテ5番手からうまくいって4番手というところだろう。


Juan Abreu, RHP

元々は03年にKCとInt. FAで契約したもう26歳のドミニカン。95~96 mphの速球を持つものの、ブレイキングボール、チェンジアップの質やコマンドに欠ける。極端なフライボーラー。今季はAAAで48 IP/2.25 ERA/68 Kと好調。


[Team Analysis (ATL)]

NL-EastでPHIを抜くのは難しいが、WC争いをしており、弱いポジションを埋めに来た。特に、CFは09年にPITから得たNate McLouthと延長していたが、昨季のケガから今季も立ち直れておらず致命的だった。明らかにキャリアイヤーだけにこのレベルを保てるかは不安だが、今季に限って言えば同じNLへの移籍だけに大きく成績を落とすことはないと思うし、元が元だけに大きな強化となっただろう。

延長を狙うのかはわからないが、McLouthのようにキャリアイヤーに結んで失敗することは避けたい(McLouthはPITと延長して移籍したが)。来年しっかり打ってくれてType A or B FAになってくれるのが理想だが、CFの後釜に欠けるし、もしかしたら延長も考えるかも。

出したものも、投手の非常に良い組織だけにこのレベルの投手Prospectであれば、将来構想にほとんど響かないだろう。先発はTommy HansonにJair Jurrjensがいて、さらに今季はBrandon Beacyがブレイク中で、Tim Hudsonらを引き止めなかったとしても、傘下のBig4と呼ばれる、Julio Teheran、Mike Minor、Arodys Vizcaino、Randall Delgadoがすでに起用段階に入ってきている。

リリーフもCraig Kimbrel、Johny Ventersなどうまくハマってるし、ケガで苦しんでいるが、Kris Medlenもいて、軸がしっかりしている、とMid-LevelのProspectを数枚消費しても痛くもかゆくもないほど充実している。Schaferはもはや計算できる状態にないし、CFとの引き換えなので問題はない。


[Team Analysis (HOU)]

Penceのところでも書いたけど、来季も再建期間違いなしで、ドラフトの全体#1などを含めて、若手をかき集める段階に来ており、残り1年ちょいのBournは高く売れるときに得るべきだったので、それが今だというのは否定しないが、市場の割に得たものには疑問がぬぐえない。Schaferはひょっとしたら使えるかもしれないし、Delino DeShiedls Jr.や、まだ契約していないがGeorge Springerまでのつなぎになる可能性はあるが、可能性は小さいし、あまり期待の持てる状態じゃない。

当然そうなれば、パッケージの投手Prospectは望み得る最高を得たかったが、実際に得たのは、ローテ下位からリリーフというProspectばかり。この市場なら、枚数を減らしてでも、できればJulio TeheranやMike Minor、Arodys Vizcainoの1枚、それが無理でもRandall DelgadoやCarlos Perezあたりは奪えたではないかという感がある。Bud Norrisはそれなりにスタッフを持ったスターターだが、Jordan Lylesをはじめ、あとはローテ中盤以下という選手ばかりで、軸になる先発は喉から手が出るほど欲しかったはずだが。

Former Sox Prospect Review: Justin Erasmus, RHP

今回は、ドラフト組を小休止して、Justin Erasmus。南アフリカ出身の珍しい選手でしばらくGCLで投げてましたが、今季はとうとうLow-A Greenvilleに昇格。思った以上の好投を披露しています。


Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Justin Erasmus
Full Name: Justin Erasmus (ジャスティン・エラスマス)
Positions: RHRP
Born: January 22, 1990
Birthplace: Johannesburg, South Africa
Height: 6-0
Weight: 175
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: International free agent (March 2007)
Signing Bonus: Not Announced
How Left: Released (August 2012)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com


[Scouting Report]

やや小柄だが、ここ数年のトレーニングで少し筋肉が付いてきてる。オーバーハンドのスムーズなフォームから現在は90~92 mphのツーシームを投げている。数年前からは球速は数mph上昇した。これに70 mph中盤のカーブとチェンジアップを投げる。元々IFだっただけに守備の動きが良い。練習態度は非常に真面目。


[Background]

南アフリカ生まれだが、オーストラリアに移住しており、そこで注目を浴びた。IFだったが、BOSは投手として契約。07年に契約後は2年ほどオーストラリアのアカデミーで過ごした。09年には、19歳にして、絶対的に人材不足な南アフリカにWBC代表に選ばれ、メキシコ戦では先発まで任された。この時は3.0 IPを投げ、5 H/1 HR/3 ER/1 BB/1 K。Adrian GonzalezにHRと2Bを浴びた。


[Profile]

09' : 09年にGCLでクローザーとして投げ、十分な成績を残した。

10' : 再びGCLへ。K/BBも向上し、GCLから早く解放してあげろという声が上がっていた。

11' : XSTで開幕後、Low-A Greenvilleへ。40.2 IPで1.11 ERA/37 H/11 BB/36 Kと素晴らしいフルシーズンデビュー。

12' : 前年と同じLow-Aにもかかわらず、順調な4月のあと、惨い成績。

12' Aug. : リリース。

13'-14' : 独立リーグでプレー。


[Comment]

下層で機会をもらえずに終わっていくのかと心配したけど、今季はLow-Aに上がって特に躓いていないから、ようやくちゃんとしたスタートが切れたように思う。まだ21歳だし、ここから順調な昇格を期待しています。

(12年追記)前年と同じリーグでこれほど酷い成績になるとは思ってもみなかった。ケガでもあったのか?個人的にはまずまずのリリーフProspectと思っていたのに残念です。

11' Minor League Season Memo -8/8~8/14-

ドラフトの契約期限まであと1週間となりました。そろそろ大物の契約も出てくるのではないかと。Barnesを見たいけど多分投げないだろうなぁ。前記事はこちら


○ 8/8

[AAA] : RHP Clevelan Santelizがリリース。
[AAA] : IF Jed Lowrieがリハブ終了。
[AAA] : RHP Junichi TazawaがPortland (AA)から移動。
[AAA] : LHP Randy Williamsがオプション。
[AAA] : OF Ryan Kalishがリハブ終了し、DLから復帰。
[AA] : OF Ronald BermudezがPawtucket (AAA)から移動。
[A+] : LHP Mitch HeroldがDL入り。
[A+] : RHP Mike GleasonがGreenville (A)から移動。
[A] : RHP Dennis NeumanがDLから復帰。
[GCL] : LHP Robby Scottがロスター入り。

[AAA] - Suspended (Rain)
3回表に雨で中断・延期。

[AA] - Offday

[A+] - Box
C. Hernandezが5.0 IP/2 H/0 ER/3 BB/3 K10-1 GO/AO。2 WPなどまだちょっと荒れてるが。C. Martinが4.0 IP/2 H/1 ER/1 BB/5 K。BrentzとPadronが2 H。

[A] - Box
Celestinoが6.0 IP/7 H/2 ER/1 BB/6 K。X. BogaertsがサヨナラHRを含む4 H/1 HR (11)。Renfroeに第7号。C. Vazquez、Almanzarが2 H。

[A-] - Box
Younginerが4.0 IP/6 H/6 ER/3 BB/2 K。ダメっぽい。M. Johnsonの1 Hのみ。

[GCL] - Suspended (Rain)
2回裏に雨で中断・延期。

[DSL] - Box
Bonnellyが5.0 IP/4 H/4 ER/4 BB/2 K。Osorioが3.0 IP/1 H/0 ER/2 BB/2 K。Sopilkaが3 Hに第1号HR。


○ 8/9

[AA] : RHP Charlie Haegerがロスター入り。
[A+] : IF Zach GentileがDL入り。
[A+] : IF Heiker MenesesがPortland (AA)から移動。
[A-] : C Adalberto IbarraがGCLから移動。
[A-] : 1B/3B Travis ShawがDL入り。
[GCL] : 1B/LF Reynaldo Rodriguezがリハブアサイン。

[AAA (Suspended Game@8/8)] - Box
Weilandが2.0 IP/4 H/1 ER/0 BB/3 K/2-0 GO/AO。中断後は田澤が2.0 IP/4 H/0 ER/0 BB/3 K。Lavarnwayが中断前後で2 HR (14,15)。Kalishが2 H。

[AAA] - Box
M. Foxが6.0 IP/2 H/1 ER。Navaが2 H/1 HR (4)/1 BB。T. Thomasが2 H。

[AA] - Box
Haegerが7.0 IP/2 H/2 ER/2 BB/9 K。ここではさすが。Hassanが3 for 3/2 HR (9,10)/1 BB。M. Wagnerが3 H。Middlebrooks、Spring、Butlerが2 H。前にCLEへ行ったBryan Priceが投げてる。

[A+] - Box
Pimentelが6.0 IP/4 H/2 HR/2 BB/2 K。2勝目もイマイチ。Gibson、Vitekが2 H。

[A] - Offday

[A-] - Box
Cervenkaが2.1 IP/4 H/5 ER/5 BB/2 K。先発するとダメだな。TurocyとJ. Hernandezの2 Hのみ。De La Cruz、M. Johnson、Schwindenhammerと、ケガしてるけどCecchiniがNYPLのAll-Starに選出。

[GCL (Suspended Game@8/8)] - Box
S. Gomezが中断前に1.0 IP/1 H/1 ER/0 BB/0 K。Parthemoreは2.1 IP/3 H/2 ER/1 BB/2 K。また失点してしまった。Mooreが2 for 2/3 BB。よくBB選ぶな。Kapsteinが3 H、Loya、Vinicioが2 H。A. Tavarezに第2号。

[GCL] - Box
Goodが3.0 IP/5 H/2 ER/2 BB/2 K。Kobackが2 H。

[DSL] - Box
P. Reyesが6.0 IP/4 H/1 ER/0 BB/4 K。安定してる。J. Bogaertsが2 Hに第2号。1Bに移ったし、もっとパワーを期待してる。


○ 8/10

[AA] : RHP Caleb ClayがDL入り。
[A+] : RHP Anatanaer BatistaがDL入り。
[A+] : LHP Manny RiveraがGreenville (A)から昇格。
[A] : OF Wilfred PichardoがDL入り。
[A] : RHP Andrew JonesがLowell (A-)から移動。
[A] : OF Matty JohnsonがLowell (A-)から再昇格。

[AAA] - Box
Duckworthが6.2 IP/7 H/5 ER。Spearsが3 H。Lars、Expositoが2 H。Navaに第5号。

[AA] - Box
Huntzingerが5.2 IP/4 H/1 ER/2 BB/5 K。Fieldsが2.0 IP/1 H/1 ER/2 BB/2 K。打線はマルチなし。

[A+] - Box
Presslyが5.0 IP/3 H/4 ER/4 BB/1 K。Brentzが3 H/1 HR (15)。Wilkersonも3 H/1 HR (10)。Gibson、Menesesが2 H。

[A] - Box
Stroupが6.0 IP/4 H/2 ER/0 BB/6 K。最近良いですね。C. Vazquezが3 H/3 2B。Coyleが2 H/2 BB。H. Ramosが2 H/1 2B/1 3B。

[A-] - Suspended (Rain)
3回表に雨で中断・延期。

[GCL] - Postponed (Rain)

[DSL] - Box
J. Fernandezが1.0 IP/1 H/1 Kで降板。A. Peraltaが2 H。Pinedaに第1号。


○ 8/11

[AAA] : LHP Royce RingがDL入り。
[AAA] : LHP Felix Doubrontがリハブ終了し、DLから復帰。
[AA] : RHP Jeremy KehrtがDLから復帰し、Pawtucket (AAA)から移動。
[A-] : 1B/LF Reynaldo RodriguezがGCLから移動。

[AAA] - Box
Doubrontが慎重に40球ちょいで、2.2 IP/1 H/0 ER/1 BB/3 K。J. Iglesiasが2 H。

[AA] - Box
Balcom-M.が5.0 IP/4 H/5 ER/2 BB/8 K。Leeが3番手で投げて、2.1 IP/3 H/1 ER/2 BB/3 K。ローテから外れたのかな?Bermudezが4 H/1 2B。Middlebrooksが3 H/1 HR (16)。

[A+] - Box
Brittonが4.1 IP/5 H/3 ER/5 BB/2 K。いつまで苦しんでんだ。Gibson、Hissey、Peleyが2 H。Gibsonはだいぶ適応してる。

[A] - Box
Workmanが4.0 IP/10 H/5 ER/1 BB/4 K。おい。M. Johnson、C. Vazquez、H. Ramos、Dominguezが2 H。

[A- (Suspended Game@8/10)] - Box
T. Wilsonが中断までの2.0 IP/4 H/2 ER/0 BB/1 K。

[A-] - Box
Veletteが3.1 IP/5 H/6 ER/5 BB/1 K。B. Moanaroaが2 H。

[GCL (Game1)] - Box
F. Taverasが6.0 IP/7 H/2 ER/1 BB/4 K。Kapsteinが3 H。良く打ってるな。Loyaが2 H/1 HR (1)。

[GCL (Game2)] - Box
R. Alcantaraが5.0 IP/4 H/0 ER/0 BB/11 K。素晴らしい。上に上げて欲しいなぁ。Chesterが2 H/1 HR (6)。

[DSL] - Box
E. Garciaが3.0 IP/2 H/1 ER/5 BB/2 K。Pinedaが2 H/1 3B。


○ 8/12

[AA] : LHP Cesar CabralがDL入り。
[A-] : 1B/3B Travis ShawがDLから復帰。

[AAA] - Box
T. Penaが5.0 IP/6 H/1 ER。Navaが2 H。Julio Teheran (ATL)相手に、7.0 IP/8 H/2 R/0 BB/5 K。

[AA] - Box
M. Gonzalezが4.0 IP/6 H/4 ER。Hassanが2 H/1 2B/1 3B。Hazelbakerが2 H/2 2B。DentがSS、HazelbakerがRFでBermudezがCFというのが興味深い。

[A+] - Box
RiveraのHigh-A初登板は4.0 IP/8 H/6 ER/5 BB/2 K。彼がここでどれくらい投げれるかは注目ですね。Menesesが2 H。

[A] - Box
Couchが6.0 IP/5 H/2 ER/1 BB/8 K。今季24 G/14 GS/118.0 IP/116 H/3.05 ERA/15 BB/108 K。X. Bogaertsが第12号。

[A-] - Box
L. Diazが5.0 IP/3 H/0 ER/2 BB/1 K。Marquisが4 H/1 HR (2)。良いね。基本両翼かな。Joa. Garciaが3 H、Jos. GarciaとIbarraが2 H。Shawが復帰してますね。

[GCL] - Box
M. Alcantaraが6.0 IP/1 H/0 ER/3 BB/3 K。マルチはなし。

[DSL (Game1)] - Box
Aroが5.0 IP/5 H/0 ER/0 BB/5 K。Al. Gonzalezが3 H。D. LopezとPinedaが2 H。

[DSL (Game2)] - Box
J. Fernandezが1.0 IP/1 H/1 ER。Ugasが最後投げてますね。マルチなし。


○ 8/13

[A+] : RHP Anthony Ranaudoがロスター外に移動。
[A+] : RHP L. J. Hoseがロスター入り。

[AAA] - Box
Weilandは5.1 IP/7 H/4 ER/3 BB/4 K/8-1 GO/AO。う~ん、オプション後はピリっとしないですね。ここを乗り越えてくれ。田澤が2.1 IP/4 H/0 ER/0 BB/3 K。取りあえずはリリーフかな。マルチもなし。LinもLavarnwayも落ちてきたな。

[AA] - Box
A. Wilsonが4.2 IP/7 H/3 ER/2 BB/6 K。内野安打など不運なヒットが多かったとか。カーブ(スライダーのことかな?)で三振を多く奪ったそう。Middlebrooksが3 H/1 2B。打つんだけど、BB選ばないなぁ。Khoury、Hassan、Spring、Bermudez、Hazelbakerと2 H。

[A+] - Box
C. Hernandezが6.1 IP/4 H/2 ER/0 BB/1 K。Brentz (16)、Head (4)がそれぞれ3 H/1 HR。Hisseyが3 H/2 2B。Meneses、Peleyが2 H。

[A] - Suspended (Rain)
5回裏に雨で中断・延期。

[A-] - Box
Younginerが5.0 IP/6 H/4 ER/2 BB/2 K。Shawが3 H。Jos. Garcia、R. Rodriguez、Shwindenhammerが2 H。

[GCL] - Box
S. Gomezが5.0 IP/4 H/0 ER/1 BB/4 K。Parthemoreが2.0 IP/2 H/1 ER/1 BB/1 K。LoyaとColoradoが2 H。Mooreにプロ第1号。

[DSL] - Box
Bonnellyが5.0 IP/2 H/2 ER/2 BB/1 K。マルチなし。


○ 8/14

[AAA] - Box
M. Foxが9.0 IP/2 H/0 ER/1 BB/7 K。99球中71ストライクで完封。Navaに第6号。

[AA] - Box
Haegerが6.0 IP/5 H/2 ER。Fieldsが2.0 IP/2 H/2 ER/1 BB/2 K。Tejedaが2 H。

[A+] - Box
Pimentelが6.0 IP/1 H/0 ER/1 BB/5 K/8-3 GO/AO。次良かったらAAで見たい。Wilkersonが3 H、Meneses、Brentz、Peleyが2 H。

[A] - Box
Celestinoが5.0 IP/8 H/5 ER/1 BB/2 K。最近良かったんだけど。CoyleとHedmanが2 H。

[A-] - Box
Ja. Garciaが3.0 IP/3 H/1 ER/4 BB/2 K。Cervenkaが6.0 IP/5 H/3 ER/1 BB/3 K。B. MoanaroaとRobersonが3 H。Jos. Garicaが2 H。Marquisに第3号。R. Rodriguezにここでの第1号。

[GCL] - Offday

[DSL] - Box
P. Reyesが5.0 IP/8 H/5 ER/2 BB/4 K。やっぱ球威ないのかな。Suarezが2 H。


☆ Hitter of the Week - Alex Hassan, OF (AA); 6 G/22 AB/10 H/4 2B/1 3B/2 HR/7 R/7 RBI/5 BB/6 K

☆ Pitcher of the Week - Raul Alcantara, RHP (GCL); 1 GS/5.0 IP/0-0 W-L/0.00 ERA/0 R/0 ER/4 H/0 BB/11 K/2.00 GO/A0

2011年8月6日土曜日

TEX and SD; Mike Adams Trade

現時点でのMLB最強リリーバーの1人Mike Adamsが上原浩治を獲得したばかりのTEXへ。代わりにJoe WielandとRobbie Erlinという、名前の知れたレベルの高いProspectが2人がSDへ。これは正直評価が難しい。最近のリリーフの見返りの高さは正直絶句ものだが、現在の市場なら妥当と言えるところかも。ただ個人的にはこれをやるなら、上原は余計だったのではと。セットアップを2人固めて絶対的に優勝を狙うというのももちろん頷けるのだが。一方SDは文句なし。


[Player (to TEX)]

Mike Adams, RHP

元々01年にMILがUDFAで契約した選手。今季が2度目の調停で$2.535M。FAまでもう1年。06年でMILでMLBデビューした頃までは平凡な投手だったが、SDに移って開花。3年ほど素晴らしい活躍を続けている。速球は平均92~93 mphと球速的にはズバ抜けてはいないが、平均88 mphに達する高速スライダーが絶対的な決め球で今季は投球の半分以上がこのボールとなっている。フライボーラーではないが、ニュートラルに近い。


[Player (to SD)]

Robbie Erlin, LHP

TEXの09年のドラ3。近年優秀な投手を多く輩出しているTEXのMinor組織の典型例だ。速球は87~92 mphというところだが、制球力とカーブが非常に良い。TEXは割と左腕はパワーピッチャーよりもこういうセカンドピッチに優れた洗練された選手やや小柄な選手を好む。チェンジアップも平均以上だが、フライボーラーで被弾が多い。今季はHigh-Aで素晴らしいK/BBを残し、AAに上がったが、同じ傘下の左腕のMartin Perezもそうだったけど、ややここで躓いている。若いということもあり評価が高いが、さほど球威がなく、うまく育って先発3番手かと思える。


Joe Wieland, RHP

08年のドラ4。昨季までは全国的に名前が売れてるというほどでもなかったが、今季はHigh-Aで2.12 ERA/96 K/4 BBと驚異的なコントロールを見せて一気にブレークした。この選手が目立つから、ウチのWeilandはたまにWielandだと間違えて書かれることがある。こちらもどちらかと言えば、素晴らしいコマンドが最大の武器で、速球は88~92 mphと球速は平凡。スライダー、カーブも良いが、チェンジアップは今一つ。制球の良さでローテ下位にハマりそうな選手。


[Team Analysis (TEX)]

上原の加入に伴い、ブルペンで唯一悪かったArthur Rhodesを外したが、上原の投稿でも書いたけどセットアップに適した人材が少ないし、上原の加入で1枚埋まったけど、WSを絶対的に狙うために、2枚実績のあるセットアップを擁しておきたかったのだろう。それに本音を言えば、少しフライボーラーの上原のTEXへの適性に不安を持ってるんじゃないかと個人的には思ってる。AdamsもPetco Parkをバックに投げていただけに、少し不安もあるけど、実力的に抜けており、得られる中では最高クラスの選択肢だ。

出したものも、通常の組織であれば出すのは苦しいと言えるレベルだが、現時点でのローテの豊富さ、Perezなど先行Prospectの存在、上限が低めというところを踏まえれば、TEXなら凄く痛いということもないと思う。Adamsはあと1年ちょいあるし、金額も安めだ。普通に投げればType Aにもなるだろうし、そうなればむしろ出したものよりも場合によっては大きなものを得られる可能性もある。

ただ一方で、個人的には上原の適性に難を感じるし、こう動くならErlinに上原のトレードで出した2人をくっつけてAdamsを獲得する方が個人的は良かったかと。Wielandはもうぼちぼち上げれなくもないと思うし有用だった。ブルペンの状態は悪くないし、7回を日替わりで投げさせるくらいの面子は揃ってる。


[Team Analysis (SD)]

Adamsはあと1年残っているし、残して延長という手もあった。FAになっても、リリーフではあるが、Type Aでもどこかが獲るくらいの選手だし、額もさほどではないから調停を仕掛けやすい。ただHeath Bellとの延長を目指しているようで、Luke Gregersonなどリリーフは揃ってるから、優れた先発のProspect2枚との交換であれば出すのに躊躇はなかっただろう。どちらもやや球威には欠けるが、コマンドに優れ、Petcoで投げるなら十分に先発が務まるはず。短期的にも代役は十分だし、文句なしの動き。Jed Hoyer GMは、さすが元Theo Epsteinさんの右腕だけあってトレードうまいな。

2011年8月5日金曜日

DET and SEA; Doug Fister and David Pauley Trade

AL-Centralで地区優勝を争うDETがローテの補強にSEAからDoug Fisterを獲得。ローテのうち、Justin Verlanderはさすがだけど、残りの面子がイマイチで、今季ブルペンから転向したPhil Cokeを外してアップグレードすることにした。また同じく不安定なブルペンにDavid Pauleyも加えて、見返りに4人のProspectを放出した。Fisterの実力はまだどこまで信用できるかはわからないけど、取りあえず先発5番手でイニングを稼ぐ力はありそうだし、出したものはホントのTop Prospectとも言い難いから、個人的にはDETに印象が良い。まぁ球威のない2人の投手がどこまで成績を維持できるかによるが。


[Player (to DET)]

Doug Fister, RHP

SEAの06年のドラ7。12年終了後まで調停に入らず、15年まで雇える。平凡なMinor Leaguerとして09年にMLBデビューし、先発でまずまずの投球を見せたが、正直それが続くと思っていなかったし、10年にSEAがリーグ優勝候補とか日本のメディアが騒いでた時には、彼クラスがローテで?とか思っていたけど、それに反して、1年間しっかりローテを守った。今季もMLBで最も援護に恵まれない先発ではあるが、本人自体はさらに向上を見せている。速球は昨季まで平均88 mphだったが、今季は90 mph弱と少し伸びている。球速のあるスライダー(カッター?)、カーブ、チェンジアップと4球種を投げるが、それ以上にそれらを操るコマンドに優れている。


David Pauley, RHP

ご存知、元BOS。元々は01年にSDにドラ8でピックされた。Dave RobertsらのトレードでBOSへ。09年にOut of Optionsになったこともあり、トレードでBALへ。そのまま消えていくかと思いましたが、10年にSEAに移籍すると、投手有利な環境と、タレント不足が重なりローテに入ると、その席を守り続けた。今季はMichael Pinedaの台頭もあり、ブルペンに移ったが、安定した投球を続け、セットアッパーとなっていた。調停まであと1年かな。速球は平均89 mphとあまり球威がないが、高速シンカーという感じのボールで、比較的ゴロ率が高い。スライダー、カーブ、チェンジアップと一通り投げ、今はチェンジアップがメインのようだ。


[Player (to SEA)]

Charlie Furbush, LHP

DETの07年のドラ4。LSUなんですね。先発・リリーフのどちらにも対応できる。速球は80 mph後半からリリーフなら90 mph前半くらい。スライダー・カーブ・チェンジアップと一通り投げるが、ズバ抜けたボールはない。完成度と制球、そして左腕ということで、比較的三振が奪えるが、最大限育ってローテ下位。基本的には対左からミドルリリーフというレベルの投手。


Casper Wells, OF

DETの05年のドラ14。すでに26歳と年齢を食っており、時々爆発を見せるが、ケガの多さもあり、どこまで数字を信じればいいのか難しいところだ。昨季は93 ABで.323と打ったが、今季は.257しか打ててない。やや早打ちだが、パワーがある。また強肩で、守備もまずまず。上手く定着させることができれば、プラトーン以上になりそうだが、AAAAタイプで終わる可能性も否定できない。


Francisco Martinez, 3B

07年にベネズエラから契約。まだ20歳だが、AAで.282と打っている。コンタクト能力に優れるが、非常に早打ち。パワーも今のところあまり発揮できていないし、3Bとしては育って平均というところかも。一方で、エラーは非常に多いが、強肩に加えて、守備センスも評価される。


Chance Ruffin, RHP (PTBNL)

10年のドラ1s。2世選手。トレード成立時はPTBNLだったが、契約から1年経ったので正式にSEAに送られた。DETはBOSみたいにカレッジのリリーバーをスターターでしばらく育てるということをあまりせず、すぐに上げたがる傾向にある。昨季GCLで少し投げた後、今季はAA/AAAにジャンプしているが、うまく適応している。あとはMLBでどうかだが、過去にはRyan Perryみたいにやや苦しんでいる選手が多い。速球はショートイニングに限られるようになって、90~93 mphと上がっている。これにプラスのスライダーを投げるが、チェンジアップは平均以下だ。制球は今のところ悪くないが、メカニクスが少し変わっているのでMLBでどうか。


[Team Analysis (CLE)]

地区優勝を争う上でローテはなかなか苦しい。Brad Pennyは期待外れだし、Max Sherzer、Rick Porcelloといった飛躍が期待される若手も伸び切れていない。昨季MLBでそこそこやっていたAndy OliverをAAAスタートにして、ブルペンからCokeをローテ5番手として使ってみていたが、あまり期待通りには行かなかった。もっともOliverもAAAで不調気味だが。さすが早上げに定評のあるチームだけに、Top ProspectのJacob Turnerを上げてみたりもしているが、さすがに安定した活躍を望むのは酷だろう。

Fisterの上限は限られるし、Safeco Fieldを出てどのくらいのラインで投げれるのかがわからない。もしかしたら現状の面子とさほど変わらないERA4点台中盤くらいになってしまうことも考えられる。これだと目先の強化にはあまりならないし、例えある程度成績を保ったとしても、3番手以上の働きは期待できないと思う。それでも健康で、イニングを稼げる、まだ調停前の先発を確保したのは悪くない。短期的に現状の先発候補から何枚か余るかもしれないが、いずれも若いだけにトレード価値はあるだろう。

またPauleyも同様にクローザーのJose ValverdeとAl Alburquerque以外ERA4点台というブルペンにそれなりの強化となるだろう。Pauleyはさほど球威もないし、Safecoを出て、セットアップというにはやや苦しいようにも思えるが、ゴロピッチャーだし、大崩れはしないのではないかと思う。先発で使う気があるのかはわからないけど、もしもの場合の候補かもしれない。

一方、SEAが要求していると個人的に思っていたレベルの割には見返りはさほど凄まじいとも思えない。FurbushはSEAならそこそこやるかもしれないが、多くのチームならスウィングマン程度と思うし、Wellsは当たれば儲けものというレベル。Martinezも有望ではあるが、3Bに相応しいパワーが付くかは疑問だし、3Bは何と言ってもNick Castellanosがいる。

Ruffinもリリーフだけに凄く痛いというほどでもないと思うし、即戦力のリリーフであるPauleyを得ているのだから、それと一対一でもさほど悪くないという程度だと思う。PTBNLが10年のドラフトの上位3人(Castellanos、Ruffin、Drew Smyly)の誰かと言われていて、DETファンはCastellanosはないだろうと思いながらも少し不安だったんではないかと。


[Team Analysis (SEA)]

Jason VargasやErik Bedardは出すと言われていたけど、Fisterは放出対象ではないとずっと言っていたにも関わらず、蓋を開けてみれば。しかもよっぽどの見返りかと思いきや、2人の今季好成績の投手に対して、得たのはリリーフと先発/リリーフ、それに3Bが実質のところ。Wellsは使ってみるかもしれないが、Safecoで打てるかは微妙なところだし、Greg Halmanとかトレードで得たTrayvon Robinsonなど、その段階のOFは多くいる。

Furbushは取りあえず先発ですぐに使ってみるみたいだし、それなりに投げるかもしれないけど、Fisterから比べればダウングレードには間違いない。Ruffinはポテンシャルで言えばセットアップ以上だし、長い目で見ればPauleyより良いリリーフになる可能性もあるが、昇格を急がせているので、危険性もある。一方MartinezはProspectとしては、Alex LiddiなどSEA傘下の3Bの誰よりも上と言われているし、Prospectとしてはレベルが高いが、まだ20歳でMLBから遠く、当然リスクは高い。パワー面のこともあるし、SEAであるのでなおさらだ。

今季ほぼ絶望で、残り期間の少ないベテランを出すのはわかるが、まだ調停前でしっかり投げている投手を2人も出すのはイマイチよくわからない。来季も再建期なのであれば、それこそFelix Hernandeやイチローまで出して、Prospectをかき集めた方がいい気がするが。FisterやPauleyの成績が保てないと見て、実際にそうなれば、良いトレードだったと振り返られるかもしれないが、現時点ではあまり好印象を受けない。

Former Sox Prospect Review: Matt Marquis, OF

今回は、08年に続き二度目のドラフトになった、Matt Marquis。下位のカレッジでジュニアー以上の選手って、大抵ロスターの穴埋めみたいな選手なんだけど、彼はケガがあって下位に落ちたものの、ポテンシャルは高くて面白いと思います。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Matt Marquis (マット・マーキー)
Full Name: Matthew Christopher Marquis
Positions: LF/RF/CF
Born: February 22, 1990
Birthplace: Philadelphia, Pennsylvania
Height: 6-0
Weight: 200
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 41st round, 2011; 28th round, 2008 by Boston
How Acquired: Draft
Signing Bonus: Not Announced
College: Maryland
High School: Immaculata HS (NJ)
How Left: Released (March 2013)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com


[Scouting Report]

さほど長身ではないが、下半身はがっしりしており、高い運動能力がある。打撃面はツールは持っており、素晴らしいスウィングをしているものの、現時点ではコンタクト・パワーと共にあまり発揮できていない。かなりアグレッシブなヒッターでもある。一方素晴らしいスピードがあり、OF守備の動きもまずまずしっかりと身に付いている。肩はプラスで、彼の最も優れたツールだ。


[Background]

08年にもBOSがドラ28で指名した。当時はPGで#188にランクされる有望株だった。打力の高さで知られていて、ダメ元ピックの1人だったが、Vanderbilt大に進学されていた。ソフモアの時にケガがあったのと、両親が共に癌を患ってしまったため、地元に近いMaryland大へトランスファーしていた。


[Profile]

11' : GCLで1試合にデビューして、すぐにSS-A Lowellへ。昇格直後打ちまくり、評価を上げた。

12' : Low-A Greenville、High-A Salem、SS-Aとロスターフィラー的にたらいまわしに。パワーは感じさせるものの、コンタクトに苦しんだ。

13' Mar. : ロスター争いに敗れリリース。

13' : 全休。

14' : 独立リーグでプレー。


[Comment]

カレッジでは全く成績を残せなかったけど、ケガにたたられたこともあるし、ツールを失っていないなら、ドラフトされた位置よりずっと上のポテンシャルがあると思う。カレッジ選手にしては磨かれていないけど、その分伸びしろも大きめだろうし、うまく磨いてみたいですね。

(13年追記)高校時代に契約していれば、もっとチャンス(契約金もだけど)をもらえたかもしれないし残念ですね。カレッジという選択が失敗だったかも。

Former Sox Prospect Review: Jordan Weems, RHP/C

今回は、今季ドラ3の高校生捕手、Jordan Weems。他に良い選手が結構残ってた中での指名でしたので、指名直後は「え~っ」ってなったけど、レポートとか読むと面白そうな選手です。Blake Swihart(契約すれば)と同期だし、磨きあって成長して欲しいですね。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Jordan Weems (ジョーダン・ウィームズ)
Full Name: Jordan Blake Weems
Positions: RHRP/C/1B
Born: November 7, 1992
Birthplace: Columbus, Georgia
Height: 6-3
Weight: 175
Bats: Left
Throws: Right
Drafted: 3rd round, 2011
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $500,000
High School: Columbus HS (GA)
MLB Debut: July 28, 2020 (Oakland)
How Left: Minor league free agency, signed with Oakland (December 2019)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

長身だが、捕手としては非常に細い。その分捕手にしてはアスレティック。滑らかなスウィングで、コンタクト能力は高いが、現状ではパワーは平均以下。守備的には、年齢の割に技術の基本はしっかり身に付いているし、特に肩は2BまでのPopが2.0を切る、彼の最高のツールだ。もう少し肉体的に成長しないと捕手としてはやっていけないのではないかと言われており、OFへの転向を予想するスカウトも多い。16年のシーズン途中から投手転向。最速96 mphを記録するなど、肩の強さは健在。


[Background]

父はSTLで、兄はNYYでそれぞれプレーしてる、ベースボール一家。ドラフト時のランキングはBA #188。


[Profile]

11' : GCLでプロデビュー。Swihartの契約が遅かったこともあり、多くの機会を得たが打てず。

12' : Low-A Greenvilleへ。シーズンを通じて、AVG 1割台とコンタクトに苦しんだが、最後の追い込みでギリギリ2割に乗せた。

13' : Low-A 2年目も全く進歩が見られず。まだ若く、捕手という難しいポジションではあるが、さすがに期待外れ感が強くなっている。いずれのスタッツやスプリットを見ても、今後の改善が期待できそうなカンジがない。

14' : Low-A 3年目も1割台のアベレージに悩み、控え捕手のJake Romanskiの方がオールスターゲームに選ばれるという有様だったが、前半戦終了間際になって打ち始め、High-A Salemへ昇格すると、意外にもよく打った。ケガで最後は離脱。

15' : High-AでRomanskiの控えになって開幕。前半戦、High-Aで少しコンタクトで成長を見せたが、AA Portlandではオーバーマッチ。

16' : STから投手の練習をしていたようだが、開幕はAAで1Bとして迎えた。案の定打てず、GCLの開幕に合わせて、投手転向。そこそこ投げた。

17' : 投手としてフルにプレー。Low-Aで開幕を迎え、さっさとHigh-A昇格を勝ち取ったが、K/BBが悪化し、平凡な内容。ケガでDLに入った後、GCLで1試合リハブで投げてシーズン終了。オフにMiLFA予定だったが再契約している。

18' : 捕手に転向して3年目は、開幕からHigh-Aで良い投球をし、さっさとAAへ。やや四球が多いもののまずまずの投球を見せた。終盤はAAA Pawtucketで数試合に登板。

19' : 投手も板につき、AAで投球回以上の三振を奪うなど、十分な内容。

19' Nov. : MiLFAに。

20' : COVID-19の影響で短縮シーズンもOAKで念願のMLBデビュー。四球は多いが三振もしっかり奪えている。

21' : マイナーでもイマイチ。シーズン中にOAKからARIへ。

22' : WAS-AAAのクローザーで好投。MLBでも防御率はイマイチだが、内容は悪くない一年に。

23' : ついに開花。WASでMLB昇格後は被打率、奪三振率と良い内容。


[Comment]

身体的に成長するかが最大の問題ですが、最近はジョージアから高校生の良いパワーヒッター系を何人も獲ってるので、スカウトの眼力的に割と期待できるかも。高校生の時にドラフトした左打ちの捕手ということで、Jason Castro (HOU)を何となく想像してます。彼のように守備能力とシュアなバッティングという感じで成長してくれると良いですね。

(19年追記)リリーフ転向後はよく投げているので、ひょっとしたら来季あたりのMLBデビューの可能性もなくはない。日本や韓国で一旗揚げるのも良いかも。

2011年8月4日木曜日

11' Minor League Season Memo -8/1~8/7-

デッドラインが過ぎました。MLBでもTop3に入るほどお金をかけてるにも関わらず、今年も6人ものProspectが去って行きました。悲しいですが、新天地でもガンバって欲しい。前記事はこちら


○ 8/1

[AAA] : IF Jed Lowrieがリハブアサイン。
[DSL] : OF Jeremias PinedaがGCLから移動。

[AAA] - Box
Weilandが7.0 IP/7 H/2 HR/3 ER/1 BB/5 K。ちょっと被弾が多くなってるのは気になるけど、しり上がりに調子を上げてきたし、98球中66ストライクで7回を投げ切ったのはまずまず。リハブ中のEdison Volquez (CIN)に7.0 IP/5 H/2 R/2 HR。Expositoが2 H/1 HR (7)。Bermudezが2 H。

[AA] - Offday

[A+] - Offday

[A] - Box
Riveraが5.0 IP/1 H/0 ER/0 BB/2 K。スタッツの割には早めに降板したな。マルチはなし。

[A-] - Box
Veletteが2.2 IP/3 H/4 ER/5 BB/2 K。ダメだな。Jos. Garcia、De La Cruz、Turocyと3 H。Schwindenhammerが2 H/1 HR (9)。

[GCL] - Box
S. Gomezが3.1 IP/4 H/2 ER/2 BB/4 K。VinicioとA. Tavarezが2 H。今季のドラ10のKobackが6番RFでプロデビューしています。1 for 3。

[DSL] - Box
J. Fernandezが5.1 IP/6 H/2 ER。マルチなし。しかしパッとしないチームだ。


○ 8/2

[AAA] : UT Drew Suttonがオプション。
[AA] : RHP Josh Fieldsがロスター入り。
[AA] : C Matt SpringsがSalem (A+)から移動。
[AA] : 1B/LF Drew HedmanがPorland (AA)から移動。
[A+] : LHP Mitch HeroldがDLから復帰。
[A] : RHP Jordan Flasherがリハブ終了してDLから復帰。

[AAA] - Box
M. Foxが5.2 IP/5 H/2 ER。またいつのまにかFox、T. Pena、Duckworthと魅力のない先発の面子に。Larsが2 H/1 HR (11)。Linはあまり打ててないけど4 BB。

[AA (Game1)] - Box
A. Wilsonが4.0 IP/5 H/3 ER/1 BB/2 K。92~94 mphと球速は出ていたし、ケガは大したことなかったみたい。M. Wagnerが2 H/2 HR (2,3)。Deningが2 H/2 BB。

[AA (Game2)] - Box
Leeが3.0 IP/6 H/3 ER/3 BB/4 K。リリーフに移しませんか?Porticeは3.0 IP/1 H/2 ER/2 BB/5 K。Hazelbakerに第7号。

[A+] - Box
C. Hernandezが7.0 IP/1 H/0 ER/1 BB/5 K/9-5 GO/AOで10勝目。AAに上げて欲しい。Brentzが2 H/2 HR (12,13)/1 BB。Vitekが2 H/2 2B。Head、Padronも2 H。

[A] - Box
Celestinoが6.0 IP/4 H/2 ER/2 BB/7 K/10-1 GO/AO。なかなか良い。Erasmusが2.0 IP/2 K。こちらもかなりガンバってる。C. Vazquezが2 H。

[A-] - Box
Younginerが4.2 IP/1 H/0 ER/5 BB/3 K。良くならんな~。Gedmanが2 H。

[GCL] - Box
W. Cuevasが今季初先発。6.0 IP/5 H/0 ER/0 BB/3 K。Ibarraが3 H。Jerez、Perkins、Vinicioが2 H。

[DSL] - Box
E. Garciaが3.2 IP/3 H/2 ER/3 BB/2 K。D. Lopezが2 H。


○ 8/3

[AA] : C Dan ButlerがSalem (A+)から昇格。
[A+] : C Josue PeleyがDLから復帰。
[A+] : C Leonel EscobarがLowell (A+)から移動。
[A] : 1B/LF Drew HedmanがPorland (AA)から移動。
[GCL] : C Jordan Weemsがロスター入り。

[AAA] - Offday

[AA] - Box
Haegerが4.0 IP/5 H/3 ER。Lavarnwayにナックルの練習を、なのかと思ったけど、AAにいますね。FieldsがBOSでのデビュー。2.1 IP/1 H/0 ER/1 BB/4 K。よし。C. Cabralが1.0 IP/1 H/1 BB/3 KでAAでの初セーブ。ここ10 G/1.17 ERA/15.1 IP/16 H/2 ER/8 BB/22 K。Middlebrooksが3 H/1 HR (15)。

[A+] - Box
Pimentelが5.0 IP/2 H/0 ER/2 BB/5 K/6-3 GO/AO。やっと今季初勝利。長かった。さすがにHigh-Aではまずまずですね。あと数試合良ければ、最後もう1回AAで投げさせてみたいですね。Hisseyが3 H/2 2B。DL以降なかなか調子良い。Vitekが3 H。1 HRでシーズン終えるのだろうか。Head、Padronらが2 H。Brentzに第14号。

[A] - Box
Stroupが5.0 IP/3 H/0 ER/1 BB/3 K。Pichardoが3 H。F. Sanchez、X. Bogaertsが2 H。

[A-] - Box
L. Diazが6.0 IP/1 H/0 ER/1 BB/7 K。De La Cruzが3 H/1 BB。もう少しディシプリンとパワーを見せてくれればTop20に入れるんだが。Schwindenhammerが2 H。

[GCL] - Box
R. Alcantaraが6.0 IP/1 H/0 ER/0 BB/4 K。被打率が尋常じゃない。Marioは登板スキップ?Parthemoreが3.0 IP/0 H/0 ER/2 BB/2 K。Corolado、Koback、Vinicioが3 H。今季のドラ3のWeemsがプロデビューしてます。0 for 3/1 BB。Ibarraが2 H。そろそろ上に戻しませんか?

[DSL] - Box
Aroが6.2 IP/2 H/1 ER/1 BB/6 K。マルチなし。


○ 8/4

[AAA] : RHP Jeremy KehrtがDL入り。
[AA] : RHP Charlie Haegerがロスター外へ移動。
[AA] : RHP Miguel GonzalezがDLから復帰。
[A-] : OF Ryan Kalishがリハブアサイン。
[GCL] : OF Matt Marquisがロスター入り。

[AAA] - Box
Duckworthが5.0 IP/3 H/1 ER。Lowrie、SuttonのMLB組が2 H。Larsが1 H/2 BB。

[AA] - Box
Huntzingerが6.0 IP/3 H/2 ER/3 BB/9 K。田澤が3.0 IP/2 H/0 ER/1 BB/5 K。Middlebrooksがファウルチップを足に当ててHeeと交代。そのHeeが2 for 2。

[A+] - Box
Presslyが5.0 IP/4 H/2 ER/1 BB/1 K。C. Martinが3.0 IP/2 H/1 ER/1 BB/4 K。Gibson、Vitekが2 H。

[A] - Postponed (Rain)

[A-] - Box
Ja. Garciaが1.2 Ip/6 H/5 ER/4 BB/0 K。あらら、ここんところ良くないですね。Cervenkaは4.1 IP/2 H/1 ER/4 BB/3 K。BB減らないな。B. Moanaroaが3 H、De La Cruzが2 H。Jos. Garciaに第4号。首を痛めたりで伸び伸びになっていたKalishのリハブがスタート。0 for 2/1 BB。上手くいけば、変なOFを補強しなくて済むかも。

[GCL] - Box
Goodが3.0 IP/4 H/0 ER/0 BB/3 K。制球良いね。D. Guerreroが2 H。Weemsがプロ初ヒット。また今季のドラ41のMarquisが2番RFでプロデビューしてます。0 for 1/1 BB。向こうはドラ3のJohny Eiermanが出てますね。3 H/1 3B/1 HR。良さげだなぁ。

[DSL] - Postponed (Rain)


○ 8/5

[AAA] : UT Drew SuttonがDL入り。
[AAA] : OF Brett Carrollがロスター入り。

[AAA] - Box
Millwoodが6.0 IP/8 H/4 ER。今日契約したばかりのCarroll、Lin、Navaが2 H。Larsに第12号。

[AA] - Box
Balcom-M.が5.2 IP/8 H/5 ER/2 BB/4 K。序盤は良かったけど4回に乱れた。打線はマルチなし。Dentは最近CFが多いですね。

[A+] - Box
Brittonが2.1 IP/3 H/3 ER/4 BB/5 K。う~ん。Vitekにようやく第2号。

[A] - Box
Workmanが5.0 IP/4 H/2 ER/2 BB/7 K。相手は、HOUの昨季のドラ1のMike Foltynewiczですね。4.0 IP/5 H/2 ER/0 BB/1 K。F. Sanchez、Coyle、Almanzarが2 H。X. Bogaertsが2ケタ第10号。

[A-] - Box
T. Wilsonが4.0 IP/7 H/4 ER/1 BB/1 K。Roberson、M. Moanaroaが2 H。

[GCL] - Box
F. Taverasが2.2 IP/5 H/3 ER/2 BB/2 K。Vinicioが4 H。そろそろ上で見たい。Coloradoと、今日は1Bで出場のKapsteinが3 H。Kapsteinは捕手とドラフトされたけど、結局捕手は一度も守らず、今季は両翼に移っていました。KobackとA. Tavarezが2 H。Tavarezにプロ第1号。Perkinsに第3号。Weemsが捕手で初出場。

[DSL] - Postponed (Rain)


○ 8/6

[AAA] : RHP Kevin Millwoodが契約破棄。
[A-] : RHP Chris Husebyがリリース。
[A-] : OF Zach Daegesがリリース。
[A-] : LHP Felix Doubrontがリハブアサイン。
[A-] : IF Nick RobinsonがGCLから移動。
[A-] : OF Matt MarquisがGCLから移動。
[GCL] : 3B Nick Mooreがロスター入り。

[AAA] - Box
T. Penaが7.0 IP/6 H/1 ER。リハブのLowrie、Nava、Bermudezが3 H。Larsに第13号満塁弾。

[AA] - Box
Leeが3.1 IP/6 H/6 ER/2 BB/2 K。Fieldsが1.2 IP/1 H/1 ER/1 BB/4 K。良い感じですね。Khoury、Tejedaが2 H。

[A+] - Postponed (Rain)

[A] - Box
Couchが6.0 IP/7 H/3 ER/2 BB/5 K。Renfroeが2 H/1 2B/1 3B。

[A-] - Box
リハブのDoubrontが2.0 IP/4 K。92 mphくらいを投げていたそうで、ケガはもう大丈夫そう。Veletteが5.0 IP/2 H/2 ER/2 BB/4 K。こちらもリハブのKalishがCF守備について3 H。Jos. Garciaも3 H/2 2B。今日GCLから上がってきたMarquisがプロ第1号を含む1 H/1 BB。なかなか良い感じ。

[GCL] - Box
M. Alcantaraが4.0 IP/3 H/2 ER/2 BB/2 K。今日も1BのKapsteinが2 H。良く打ってます。今季のドラ30のMooreが5番3Bでプロデビュー。0 for 1/2 BB。

[DSL] - Offday


○ 8/7

[AAA] - Cancelled (Rain)

[AA] - Box
A. Wilsonが6.0 IP/6 H/1 ER/0 BB/5 K/9-5 GO/AO。Khouryが3 H/1 HR (3)。Hazelbaker、Middlebrooksが2 H。

[A+ (Game1)] - Box
Ranaudoが5.0 IP/1 H/1 ER/4 BB/5 K。Hissey、Vitek、Headが2 H。

[A+ (Game2)] - Box
P. Ruizが2.1 IP/0 H/0 ER/6 BB/3 K。Gibson、Head、Wilkersonが2 H。

[A] - Box
Riveraが3.2 IP/6 H/3 ER/2 BB/8 K。Renfroeが2 H/1 2B/1 HR (6)。10 HRは打って欲しいな。Coyle、Jacobs、H. Ramosが2 H。Blairに第3号。

[A-] - Postponed (Rain)

[GCL] - Offday

[DSL] - Offday


☆ Hitter of the Week - Jose Vinicio, SS (GCL); 6 G/25 AB/13 H/3 2B/2 3B/2 R/4 RBI/0 BB/1 K/4 SB/1 CS

☆ Pitcher of the Week - Luis Diaz, RHP (SS-A); 1 GS/6.0 IP/0-0 W-L/0.00 ERA/0 R/0 ER/1 H/1 BB/7 K/1.00 GO/A0