中軸打者として誰を補強すべき?(複数回答可)

2009年2月28日土曜日

09' Season Boston Red Sox by Position Outlook -Reliever-

Outlookはいよいよ最後となるリリーフ編です。先発編はこちら


[Outlook]

先発のProspectが豊富なチームですし、その中からある程度リリーフにまわしていくことは可能なことを考えれば、層はしっかりしていると思います。MLBの方も、Masterson、Ramirez、Delcarmenなど調停にも達していない投手が多く、長期的に見ても不安は少ないですし、Daniel BardやLentzら、リリーフ専門の中にもまずまずレベルの高いProspectもいます。
ただ欲を言えば左腕が欲しいところ。MLBには岡島、Lopezの2人がいて、最低限の層はありますが、理想を言えば完璧に左を殺せるスペシャリストが欲しいです。


[ST Invited]
Jonathan Papelbon, Justin Masterson, Hideki Okajima, Takashi Saito, Manny Delcarmen, Ramon Ramirez, Javier Lopez, Wes Littleton, Miguel Gonzalez, Devern Hansack, Hunter Jones, Daniel Bard, Dustin Richardson, Enrique Gonzalez, Fernando Cabrera, Billy Traber, Marcus McBeth


[MLB]
Closer: RHRP Jonathan Papelbon
Reliever (Fixed): LHRP Hideki Okajima, RHRP Manny Delcarmen, RHRP Ramon Ramirez
Reliever (in Competition, 5 pitchers in 3 spots): RHSP/RP Justin Masterson, RHRP Takashi Saito, LHRP Javier Lopez, RHRP Wes Littleton, RHRP Miguel Gonzalez
Reliever Depth: RHSP/RP Devern Hansack, LHRP Hunter Jones, RHRP Daniel Bard, RHRP Fernando Cabrera, LHRP Billy Traber

先発の状態やケガの具合に左右されるところもありますが、十分に平均以上のブルペンだと思います。STで回復をアピールしている斎藤がここ数シーズンに近い働きをし、その上でMastersonまでもこちらにまわるのなら、MLB全体でもトップクラスのブルペンになります。左右のバランス的には左がやや弱いですが、岡島が崩れなければ悪くはないと思います。

クローザーはPapelbon。MLB全体でもトップを争うクローザーで、昨季は回をまたいで投げることが多かったため、終盤やや投球内容が落ちていましたし、故障寸前だったという話ですが、今季はリリーフの整備にも力を入れましたので、ある程度疲労は緩和されるでしょう。

Papelbonに加えて、岡島、Delcarmen、Ramon Ramirezまではほぼ確定しています。いずれも調子がいいときは8回セットアップ、崩れているときはミドルリリーフ〜7回セットアップという印象。

岡島は昨季前半戦は手首の状態が悪く、ときおり崩れていましたが、後半戦はかなり持ち直しました。多少慣れも出てくるでしょうが、しっかりしたリリーバーだと思います。現状ではPapelbonに次ぐ2番手で、8回セットアップの可能性が強いですが、斎藤がベストフォームを取り戻すか、Mastersonがリリーフにまわって昨季並みのパフォーマンスを見せるのなら、対左を意識した起用が増えるかも。

Delcarmenは支配的なパワーピッチャーで、調子が良ければ8回でも、と思わせるピッチングを展開するものの、制球力に不安を持ち、特にランナーがいる場面で投球を見失うことが多いです。オプションも切れていますので枠は確定していますが、今季はもう一皮剥けてもらいたいところ。

RamirezはCoco Crispとのトレードで得た右腕。支配的とまではいきませんが、まずまず球威があり、昨季はいいセットアップでした。難点を挙げるなら、まだキャリアが浅く、いい成績を残したのは昨季だけであり、今季同様の働きが期待できるのか?ということ。ミドル〜セットアップのどこにハマるかは始まってみないとわかりませんが、いい方に転ぶなら、まだ調停前ということもありいいトレードだったと言えるようになるでしょう。

残り3枠は、Materson、斎藤、Lopez、Littleton、Miguel Gonzalezを中心にMinor契約選手やProspectで争います。この中では実力的にMastersonと斎藤が抜けており、普通に行けばこの2人は確定。ただMastersonには先発の可能性が、斎藤はケガが悪ければMinorで調整という可能性があります。

Mastersonに関してはSTでもしっかり投げており、先発としては問題なさそう(すぐに素晴らしい先発になれるかはともかく)。あとは他の先発次第ですが、現状のSTの様子を見ると、Pennyがまだ投げていませんが、Wakeは(多少打たれていますが)懸念されたケガは取りあえず大丈夫な模様で、Buchholzも以前のフォームを取り戻している様子、ということで残り2枠は埋まるカンジです。とすればMastersonはブルペンか。8回セットアップにもなれる力を昨季すでに見せていますが、2年目ということもありますし、取りあえずはミドル〜7回くらいの感覚でいるのかも。

Lopez、Littleton、Gonzalezは下手をすれば1枠を争うことに。実績、そして左腕ということを考えればLopezですが、相変わらずの四球癖はSTでも出ている様子。確かに昨季のERAは良かったですが、対左で出て来て四球というパターンも多く、後ろの選手に助けられた面もあります。左のリリーフが豊富な今季であれば、Non-tenderして別に獲っても良かったと思いますが、監督のお気に入りでもありますし、現状ではまだ半歩リード。Littletonも良くなく、Gonzalezに至ってはケガで投げれていない様子です。今後のSTであまりにもヒドいというわけでなければ最後の枠を勝ち取りそうですが。

Littletonは元々期待できるかは微妙なラインでしたが、実際STでも最初の登板は今ひとつ。個人的にはMastersonがSPにいく際の保険程度と見てましたので、Mastersonをブルペンにまわせそうな現状ではあまり問題視していませんが。オプション切れの選手であり、枠を勝ち取れなかった際にはDFAされることになりますが、奪われるかは微妙なライン。奪われるなら、代償を払って得ただけにもったいなくはありますが。

GonzalezはRule5で得ましたが、ケガでまだ投げれておらず微妙なところ。すでにブルペンの残り切符を争うレースからは大きく取り残されていると言えます。Rule5ドラフトのルールではDLに入れておけば25人ロスターに入れなくても返却せずに済みますが。こちらも保険程度の感覚ではあったと思うし、来るときが来れば(25人ロスターの決定かDLを外れたあと)LAAに返すことになるでしょう。

あとはProspectやMinor契約選手の中でもFernando CabreraやTraberあたりは少し枠を争うかもしれませんが、Prospectの中ではRichardsonとJonesは多少時期尚早ですし、初登板を無難に投げたBardにしても過去の教訓(Cla MeredithやCraig Hansenのこと)から、もう少しMiLBでスライダーや制球を鍛えるかと思います。Hansackは少し可能性がありますが、現状ではSPの方のデプスに置いときたいところか。CabreraやTraberはSTで抜群に良ければというところですが、現状ではキビしそう。


[AAA]
Reliever (Fixed): RHRP Fernando Cabrera, LHRP Hunter Jones, RHRP Jose Vaquedano
Reliever (in Conpetition): RHSP/RP Devern Hansack, LHRP Billy Traber, RHRP Marcus McBeth, RHRP Steve Green, RHRP Jarod Plummer, RHRP Mike James, RHRP/SP Enrique Gonzalez, RHRP Randor Bierd, RHRP Wes Littleton (Possibly)

Hunter JonesはMLBのSTでもそこそこ投げており、ほぼ決まり。少しスライダーを磨いて対左を向上させるのが今季の主な目標になります。ポテンシャルが高く、MLB経験も豊富なFernando Cabreraに、BOSが比較的高く買っていると言われるVaquedanoあたりもまずは当確でしょうか。

あとの3〜4枠を残りで争うことになります。Hansackはスターターの可能性の方が高いでしょう。Enrique Gonzalezにも少しスターターの可能性あり。Traberは典型的な左殺しタイプの左腕だけに価値はありますが、STのパフォーマンスでは苦しいかも。McBethも良くないです。BierdはMLBのSTにいないようですし、AAに行くのかも。オプションをフルで残しているので、急がせる必要はありません。オプション切れのLittletonはSTで打ち込まれており、25人ロスター入りは難しそうです。Waiverを通過するならAAAに置いておきたいところかも。


[AA]
Reliever (Fixed): RHRP Daniel Bard, RHRP Richie Lentz, LHRP/SP Dustin Richardson
Reliever (in Competition): RHRP Bryce Cox, RHRP TJ Large, RHRP Eammon Portice, RHRP/SP Blake Maxwell, LHRP/SP Derrick Loop, LHRP Kyle Fernandez, RHRP Josh Papelbon, RHRP Chad Rhoades, LHRP/SP Andrew Dobies, RHRP Jason Blacky, RHRP Brian Steinocher, RHRP Cody McAllister, LHRP Mike Rozier

リリーフの中でも期待度の高い、Daniel Bard、Lentz、Richardsonの3人がいます。3人ともSTで登板機会がありました。ここで苦しむとも考えづらいですが、取り合えずはAAスタートの方が有力か。

凄まじい奪三振率を誇るBardはやはりスライダーとコマンドを鍛えたいところ。100 mphの速球に加えて、しっかりと空振りを奪えるスライダーが身に付けば、MLBに手が届いたも同然です。

Lentzも速球派で三振を奪えるリリーバーです。ファストボールは最速96 mphとBardには多少劣りますが、チェンジアップはまずまずいい球種で、こちらもやはりスライダーを鍛えたいです。制球もいい投手だそうですが、時折乱れる癖も直したい。

RichardsonはHWBで本格的にリリーフに移りました。HWBとSTではしっかり投げている模様。スライダーを持ってはいませんが、左腕ですし少し対左を磨いていきたいところです。

あとは昨季Hi-A〜AAというくらいの選手の中で誰が配属されるかはわかりません。その中ではCoxは元々期待度が高かったProspectで、昨季も最後の数登板は持ち直してきており、復活に期待したいところ。AFLにも送られたPorticeが来るなら、こちらもリリーフの中ではある程度ポテンシャルに期待がかかる選手です。


[Hi-A]
Reliever (Fixed): RHRP Felix Ventura
Reliever (in Competition): RHSP/RP Chris Province, RHRP Bryce Cox, RHRP Eammon Portice, LHRP Kyle Fernandez, RHRP/SP Chad Povich, RHRP Cody McAllister, RHSP/RP Chris Jones, RHRP Javier Garcia, RHRP Roberto Coello, RHRP Jordan Craft, RHRP Ryne Miller, RHRP Seth Garrison, RHRP Alex Hale, LHRP Lance McClain, LHRP Mitch Herold

AAやLo-Aとの兼ね合いが大きいですが、中でもVenturaはほぼ確定。やや年をくった選手ですが、契約が21歳のときと遅く、そこから考えればまだ伸びしろあり。制球にやや難がありますが昨季はLo-Aで印象的な投球でした。

Cox、PorticeがAAかどちらかというカンジで、あとは左腕のKyle Fernandezにも少し注目。こちらもAAの可能性もあります。左のサブマリンで上手くいけば左殺しになれるかも。Povichはスィングマンタイプですが、昨季のLo-Aではまずまず。Provinceもリリーフに戻すなら、球威があるだけに期待したいProspectです。

あとは昨季のドラフトで得た、カレッジ出のリリーバー4人(Garrison、Hale、McClain、Herold)がLo-Aかこちらかというところ。昨季はドラフト後いずれもSS-A〜Lo-Aでしっかりとした成績を残しています。いずれも年齢はやや高めですが、今季フルシーズンでしっかり投げるならミドルリリーフの候補になってくるかも。


[Lo-A]
Reliever (in Competition): RHSP/RP Mike Lee, LHSP/RP Jose Alvarez, RHSP/RP Hunter Strickland, RHSP/RP Yeiper Castillo, RHRP Seth Garrison, RHRP Alex Hale, LHRP Lance McClain, LHRP Mitch Herold, RHRP Dustin Mercadante, LHRP Will Latimer, RHSP/RP Ryan Colvin

Lee、Alvarez、Strickland、Castilloらの昨季先発だった面々が、スターターの飽和でリリーフに回りそうです。スターターに戻すことも考えて、複数回を投げていくかと思います。
あとはLo-Aかこちらかというリリーフ4人と、同じくリリーフでまずまず期待くらいのMercadante、Latimerあたりがいます。


[SS-A]
Reliever (in Competition): RHSP Wang-Yi Lin, RHSP Kyle Stroup, LHSP/RP Richie Wasielewski, RHSP/RP Ryan Pressly, LHSP Cesar Cabral, LHRP Nestor Lastreto, RHSP/RP Pete Ruiz, RHRP Denis Neuman, RHRP Dustin Mercadante, LHRP Michael Lennox, RHRP Charlie Rosario, RHRP Anatanaer Batista, RHSP/RP Jeremy Kehrt, RHRP Leandro Marin, RHRP Pedro Perez, LHRP Armando Zerpa

DSL組、昨季のGCL組、今季のカレッジ出身のドラフト下位指名などがここにくるでしょう。先発の可能性も持っている、Stroup、Wasielewski、Pressly、Cabral、Ruizらが有力か。Neumanもリリーフとしてはちょっと面白い選手です。比較的登録人数に余裕のあるクラスですし、多くの選手に機会がありそうです。


[GCL]
Reliever (in Competition): RHSP/RP Javier Jimenez, RHRP Antony Alvarado, RHRP Jennel Hudson, RHRP David Harriott, RHRP Miguel Marquez, RHRP Pedro Rodriguez

Int. FA組がメインで、そこに高卒ドラフト組が絡みます。高卒で微妙なレベルのリリーバーを取っても仕方がないですし、GCLにはここの人材は欠け気味か。


[DSL]
Reliever (in Competition): RHRP Wilfi Santana, RHRP Juan Rodriguez, RHRP Luis Bastardo, LHSP Israel Perez, RHRP Alexander Mateo, RHRP Samuel Garcia, RHRP Darlin Machiz, LHRP Ernesto Reyes, RHRP Alberto Gonzalez, RHRP Ronaldo Juan, RHRP Eduardo Medina, RHRP Luis Diaz
Gone: RHRP Brandon Ulloa, RHRP Victor De La Cruz

DSLでは多くの選手はリミットは2年です。先発枠から漏れても1年目なら、いい成績を残して次の年にスターターということもありますが、リリーフで2年目となるとキビしいところ。

08'-09' Liga Jornada 25a Valencia CF - Real Valladolid



[-Preview-]

☆ 招集メンバー

ぼちぼちケガ人も戻り始めると思います。VillaとAlexisは出場停止。

GK: César, Guaita
DF: Albiol, Marchena, Maduro, Moretti, Del Horno
MF: Albelda, Baraja, Fernandez, H. Viana, Joaquín, Pablo H., Mata, Vicente
FW: Morientes, Silva, Michel

Miguelは結局まだ戻れず。Anguloもどうやら故障があったようです。


☆ 個人的予想スタメン
GK: César
DF: Miguel, Albiol, Marchena, Moretti
MF: Albelda, Baraja
MF: Joaquín, Silva, Vicente
FW: Morientes

MiguelやMorettiがスタメンで出れるのかということと、Marchena、Joaquínのケガの具合ですかね。ミッドウィークのUEFA杯では試合に出ていましたが。Villaの代役はMorientes。昨季まではVillaがいない試合での活躍が印象的でしたし、チームを引っ張って欲しいです。


☆ 見所

なんといっても、給与未払い問題にようやく解決の光が見えたということで、モチベーションが上がっているんじゃないかと期待できます。CL出場権獲得に全力を尽くすということに目標も絞られました。UEFA杯敗退直後のインタビューでも各選手、監督に前向きなコメントが多く見られています。

なんとかここでチームを上昇気流に乗せるためにも勝利が絶対不可欠です。できるだけ早く4位以内に返り咲きたいというのもあります。Villaがいないのは痛いですが、攻守共に少しずつ手応えを掴んでいる様子ですし、何といってもHome。勝てれば乗っていけるはずですし、スタジアムに詰めかけるファンも一丸となって勝ち点3を絶対に奪いましょう。


[-Game-]

先日、メディアプロ社との契約が決まり、給与未払い問題にかたがつきそうと書いたんですが、どうやらまだ解決はしていないみたいです。Soriano会長らは現在、メディアプロ社との契約を後ろ盾にして、融資先を探しているということで、これはメディアプロからはすぐには契約金が支払われないということなのかな?まぁ、以前にくらべれば、状況はだいぶ良くなったとは言え、選手達は気分一新というわけには行かなかったようです。

というのがあったのか、そうでないのかはよくわかりませんが、HomeでValladolidに敗戦。順位は勝ち点でAtlético、Málaga、Deportivoと並ぶ6位にまで落ちています。一応MálagaとDeportivoには直接対決の成績で上回ってますし、Atléticoにも前半戦では勝利していますのでUEFA杯出場権争いという意味では多少有利ですが...

試合はまたも2失点。AlbiolはまたOGということで心配です。カピタンでもあるし、色々背負い込んでるんじゃないかと。彼の将来を考えると外した方がいいとは思いませんが、なんらかのケアはしてあげた方がいいでしょうね。

あとあんまし関係ないですが、スポナビで面白い記事があったのでちょっと紹介しておきます(こちら)。
今季Valenciaも2つのカップ戦をAwayゴール差で追い出されていますし、この辺はやっぱりちょっと割り切れない気もしますね。全てにおいてベストのルールなんてないんだろうけど、少し見直しをしてみてもいいかもしれませんね。


[-Result-]
Valencia CF 1-2 Real Valladolid

Goal: Sesma (min. 5), Albiol (OG, min. 30), Marchena (min. 74)

GK: César
DF: Maduro, Albiol, Marchena, Moretti
MF: Albelda (Vicente, min. 61), Baraja (Fernandez, min. 61)
MF: Joaquín, Silva (Michel, min. 61), Mata
FW: Morientes

2009年2月26日木曜日

09' Season Boston Red Sox by Position Outlook -Starter-

野手編に続いて投手編も先発編とリリーフ編に分けて考察してみます。外野手編はこちら


[Outlook]

ある程度Prospectは豊富ですが、MLBの3本柱、Beckett、Lester、松坂はこれからが全盛期を迎える選手達で、その後にもBuchholz、Bowden、Hagadoneらが控えており、Hagadoneなど先発として上位になれる素材でもブルペンにまわすかという話がでるほどです。いくらProspectがいても困らないのが投手ですが、Beckettと契約延長するなら、ある程度整理していく必要はありそうです。逆にしないならBuchholzの成長は不可欠。

Minorの状況は、AAの先発がやや薄いですが、逆にLo-A以下ではあまり気味。ここ1、2年はDSLから面白そうなProspectが多く上がって来ていますが、上のクラスでどこまで通じるかはよくわからないところ。ドラフト組ではポテンシャルの高い高卒のProspectの中にケガもあって苦しんでいる選手がちらほらと。
またカレッジのリリーバーをスターターにコンバートすることの多いチームで、リリーバーの方が契約金が低めになることから面白い戦略と言えます(浮いた資金を高卒の契約が難しい選手に投入できますし)。Hagadoneをはじめ、昨季もPrice、Weiland、Fifeと今のところ成功かと言われているピックを多くしましたが、彼らが上のクラスでスターターとしてどこまでやれるかによってこの戦略も見直す必要があるかも。
全体的に見ると左腕がやや不足していますので、今季のドラフトではできれば左腕が欲しいところ。あとは100 mphを投げれるような本格派のパワーアームが欲しいですね(ドラフトでは難しいので、できればInt. FAで)。


[ST Invited]
Josh Beckett, Jon Lester, Daisuke Matsuzaka, Tim Wakefield, Jon Smoltz, Brad Penny, Justin Masterson, Clay Buchholz, Michael Bowden, Charlie Zink, Devern Hansack, Kris Johnson, Adam Mills, Junichi Tazawa, Felix Doubront


[MLB]
Starter 1, 2, 3 (Fixed): RHSP Josh Beckett, LHSP Jon Lester, RHSP Daisuke Matsuzaka
Starter 4, 5 (in Competition): RHSP Tim Wakefield, RHSP Brad Penny, RHSP Clay Buchholz
Starter Depth: RHSP/RP John Smoltz (DL), RHSP Michael Bowden, RHSP/RP Justin Masterson, RHSP Charlie Zink, RHSP/RP Devern Hansack

3番手まではBeckett、Lester、松坂で決定。4、5番手は基本的にはWake、Penny、Buchholzで争いますが、万が一彼らで埋めきれないようであれば、Mastersonの先発起用でしのぐのが最も可能性が高そう。順当に行けばWake、Pennyで2枚ということになりますが。
Smoltzは6月復帰の予定。ミッドシーズンまでのスポットスタートはZinkかHansack(AAAで良ければBuchholzも)でやりくりして、夏場以降はBowdenの起用も開始するでしょう。

1〜3番手は少し不確定要素があって読みにくいですが、能力的には十分強めだと思います。Smoltz、Pennyと健康であればここに割って入れるクラスのスターターを抱えているのも強みです。4、5番手も健康次第ですが、Pennyがまずまず戻せて、WakeがNo.5であるならかなり強めでしょう。逆にPennyがこけて、WakeがNo.4になるなら水準レベルに届くかどうかというところ。よっぽど1〜3番手が不調やケガに見舞われない限り、強力なローテーションとなりそうですが、2010年を考えればBuchhozとBowdenがMLBで投げれるようになるかも重要なところです。

速球派のBeckettは昨シーズンはケガなどもあって苦しみましたが、今季もエースとして期待されています。90 mph中盤の速球と大きなカーブを軸にチェンジアップもしっかりしている投手。制球力もある本格派で、ある程度調子が悪くてもかわす術を覚えて来てはいますが、やはりファストボールの球威とコマンドが戻るかが気になるところ。07年の投球を取り戻してもらいたいです。

Lesterは昨季大きく成長した若手。左腕としてはかなり球威があり、最速で96 mph程度でます。これにカッターや大きなカーブを交えます。制球力も昨季序盤は少し苦しんだものの、球威が戻ってくるにつれて改善されました。試合終盤でも力のある球を投げれます。今季は左のエースで2番手として期待されています。昨季かなり酷使気味で、少し成績を落とすかもしれませんが、ケガだけは気をつけてもらいたいです。

松坂は勝利数やERAは良かったものの、四球が多く、早い回での降板が目につきました。3番手としては十分な成績を残す可能性は高いですが、やはりもう少ししっかりイニングを消費してもらいたいところです。今季はある程度後ろがしっかりしていそうですし、7回とは言いませんが6回×33登板で200IP程度はクリアーしてもらわないと困ります。あとはWBC参加がどう出るかですね。

Wakeは肩の調子が悪いという情報もあったものの、STでは元気に投げている様子で、これから故障がなければ4、5番手のうちの1席は当確でしょう。ただ以前はいいイニングイーターだったのが、今では1年を通して健康に過ごすとは考えづらくなってきました。

Pennyはリーグ差を考えても、ケガから完全に回復していれば3番手にはなれる投手。現時点で肩のケガはしっかり癒えているようで、調子を戻しきれるかがポイント。多少能力を落としていたとしても5番手としては十分だと思います。制球にやや難ありですが、球威のある速球にカーブ、スプリッターを持っています。未確認ですが、インセンティブにGF条件などが入っているという話もあり、Smoltzが帰って来た際にはブルペンに回る可能性も少しあるのかも。夏に出してしまうということもあり得るかもしれませんが、BOSのスタイルからすれば彼以外のスターター・ブルペンともによっぽど状態が良いという場合に限られそう。

BuchholzはSTでスターター枠を争いますが、よっぽど出来が良くない限り枠を勝ち取るのは難しそう。まずまず球威のある速球に素晴らしいカーブとチェンジアップ、そこそこのスライダーを持ちますが、昨季はファストボールのコマンドに苦戦しました。投球フォームを07年のときのものに戻したそうで、不調の原因がメカニクスだったのなら改善は期待できそう。2010年のシーズンを考えても今季中にしっかりと上で投げれることを示したいですが、ライバルは多いです。

Smoltzはもともとクローザーにまわったこともある選手ですが、先発志向が強いようで、POならともかく、レギュラーシーズンはスターターに入ります。未だに投げれるなら3番手以上の力は持っており、POなど重要な場面で力になることが期待されます。球種は豊富で元々はスライダーとスプリッターが軸でしたが、肩の保護を考えてカーブやチェンジアップも交えるようになっています。かつてはナックルも投げたらしいです。しっかりと復帰するなら1〜3番手に何かあっても代役を務められるし、あまり考えたくはありませんがPapelbonが離脱するようなことになっても代役になれます。

Mastersonは昨季途中からリリーフにまわっていますが、伸びれば上位のスターターになれると言われています。STでは対左も考えてチェンジアップを磨き、スターターとしてしばらく投げる予定です。Smoltzがいない開幕時にWake、Penny、Buchholzの3人で5番手まで埋まらなければスターターを務めることになるでしょう。順当にいけばセットアップ。シンカーが素晴らしい投手ですが、いずれにせよチェンジアップの改善はして欲しいところ。

あとはAAAでスタートしそうなBowdenとAAAで投げて緊急時のスポットスタートに備えるZinkとHansackがいます。Bowdenは急がせることはないですが、夏場にはある程度機会を与えて来季頭からのMLB定着を狙いたいところ。ZinkやHansackもAAAではしっかり投げており、デプスとしては十分でしょう。


[AAA]
Starter 1, 2, 3: RHSP Clay Buchholz, RHSP Michael Bowden, RHSP Charlie Zink
Starter 4, 5 (4 pitchers in 2 spots): RHSP/RP Devern Hansack, RHSP/RP Enrique Gonzalez, LHSP Kris Johnson, RHSP Adam Mills

BowdenとZinkは間違いないところで、Buchholzがよっぽど良くてPennyかWakeがよっぽど悪いという状態でないかぎり、BuchholzはAAAでスタートするでしょう。速球の球威・コマンドを磨くということになりそう。あとの2枠をHansack、Enrique Gonzalezに昨季AAのMillsとKris Johnsonが争います。取りあえずはHansackが有力で、MillsとJohnsonは1席を争い、敗れた方はAAスタート。2人とも十分な成績を残した場合はHansackをRPにまわすかもしれません。逆に2人ともがSTでAAAでやるのに満足なパフォーマンスを見せられなかった場合はHansackに加えて、Gonzalezをスターターで使うかもしれません。

BowdenはBOSの投のTop Prospect。球威がやや平凡なため、将来性はローテの3番手程度と言われることが多いですが、制球力に優れ、しっかりしたカーブとチェンジアップを持っています。彼はMLBの選手にしては珍しく、完全なオーバーハンドで投げる投手であり、このメカニクスはあまり評判がよろしくないですが、BOSはここまであえて矯正してはいません。MLBへの適応がスムーズに行けばいいですが、しばらくはAAAと行ったり来たりすることになるかも。

Zinkは日系のナックルボーラー。AAAでの成績から、もう少し通じるかと思いましたが、昨年のMLB初登板では打ち込まれています。Waiverを通過してAAAにアサインされていますが、オプションも残していますし、非常事態に備えたデプスとしては妥当なところ。

Hansackは際立った能力はないですが、ここ数年AAAでしっかり投げており、同じくスポットスターターとしては悪くないです。MLBでは微妙かとも思える選手ですが、少ないサンプルながらもMLBでの成績はまずまずで、リリーフにも比較的対応しているのも利点。JohnsonとMills、それに田澤やHagadoneあたりが上がってくるなら本格的にリリーフ適性を見ることになるかも。

Kris Johnsonは左腕のSP。こちらも球威に少し欠けますが、期待度はまずまずと言ったところで、普通のチームであれば5番手になれるかもというくらいの選手。昨季は序盤の数登板で打ち込まれたものの、以降はAAをしっかりと支配し、連続無失点を続けていました。今季はAAAが主戦場になるでしょうし、少しMLBでチャンスをもらうかも。STではなかなか高評価を得ています。AAAの1枠を奪う可能性は高そうです。

Millsは07年のドラフト組の中ではかなり順調な昇格ペースでここまで来ています。こちらも球威よりは制球などで勝負するタイプ。すでにMiLBのPOでAAAでの登板を済ませていますが、AAでもフルシーズンを過ごしていませんし、AAスタートの可能性が高いか。昇格した直後は打たれるものの、適応能力が高く、今季中にAAAでしっかり投げれるようになるかも。

Enrique GonzalezはいわゆるAAAAタイプの選手。90 mph前半の速球にスライダー、カーブ、チェンジアップと一通りもってはいるがインパクトは薄いです。先発・リリーフのどちらの経験も深いことから使いやすい選手ではあります。基本はリリーフでしょうが、Prospectが上がってくるのが遅れれば多少先発もこなすかも。MLBで戦力と考えられてはいなそうです。


[AA]
Starter 1: RHSP Adam Mills or LHSP Kris Johnson
Starter 2, 3: RHSP Junichi Tazawa, RHSP/RP Ryne Lawson
Starter 4, 5 (5 pitchers in 2 spots): RHSP Travis Beazley, RHSP/RP Chris Province, LHSP/RP Derrick Loop, RHSP Matt Goodson, LHSP Tommy Hottvy, RHSP/RP Blake Maxwell

ややProspectは手薄なクラス。MillsかJohnsonのどちらかはここでスタートする可能性が高いですが、それ以外では田澤がいるくらい。Weiland、Price、Fifeと言ったカレッジ出のProspectやDoubront、HagadoneあたりはHi-Aでの結果次第で早めに上がってくるかもしれませんが。
他はAFLにも送られたLawsonはほぼ確定か。あとの2枠はBeazley、Goodson、HottvyといったローレベルのProspectに加えて、もしかしたらProvinceあたりを引き上げるかも。Loop、Maxwellは基本的にはリリーフだと思いますが。

田澤はAAスタートが確定しています。このレベルではまずまず投げると思いますが、MLBスタイル(球数制限や5人ローテ、あとはボール)になれることと、できれば2シームを覚えたい。変化球はこのクラスでは多少進んでいるくらいかもしれませんが、先発としてやっていくなら制球をもっと磨くか2シームを覚える必要があると思います。

LawsonもProspectとしてはローレベル。先発・リリーフをこなせる選手で、ここまではリリーフが多かったですが、昨季AAに引き上げられて以降は先発でまずまず投げています。Hi-Aから多く上がってこればリリーフにまわりそう。

Loop、Maxwellらも似たようなスウィングマンタイプで、残り2枠をBeazley、Goodson、Hottvyらと争うでしょう。どちらかといえば、Hi-Aでしっかりリリーフとして投げていたLoopとMaxwellはリリーフか?Beazley、Goodson、Hottvyの中ではHottvyは元々そこそこ期待されていましたがケガがち。Goodson、Hottvyは04年のドラフト組ですからアピールしない限りカットされる可能性が高いです。

あとは昨季先発に転向したもののHi-Aでは苦しんだProvinceも少し可能性はあるか。傘下の中では比較的球威のある若手ですが、あまり三振が奪えていません。ただHi-A以下の混みぐあいとカレッジ出ということを考えて、今季も先発を務めるならAAに引き上げてしまうかも


[Hi-A]
Starter 1~4: LHSP Felix Doubront, RHSP Kyle Weiland, RHSP Bryan Price, RHSP/RP Stephen Fife
Starter 5 (4 pitchers in 1 spots): RHSP/RP Chris Province, LHSP Jose Capellan, RHRP/SP Chad Povich, RHSP Chris Jones
XST: LHSP Nick Hagadone

昨季途中に上がってきたDoubrontに加えて、Weiland、Price、Fifeの昨季ドラフト組がいます。SS-Aを支配したWeilandはともかくPrice、Fifeは通常の感覚であればLo-Aを少し経験させたいところですが、Lo-Aがあまりにも混みすぎなのでこちらでスタートしそうです。
残り1枠はProvinceかCapellanかというところ。Provinceはリリーフに戻すかもしれませんし、AAスタートの可能性もあり。となるとCapellanの可能性が高いでしょうか。Povichは恐らくリリーフに戻すでしょう。Chris Jonesはスターター経験の方が深いですが、期待度を考えればリリーフに移るか下手すればカットか。
あとは5月あたりにHagadoneが帰って来れば1枠は彼に譲ることになるでしょう。昨季はLo-Aで少し投げただけですが、彼の能力と年齢にLo-Aの状態を考えればこちらに来るのは間違いないところ。

Doubrontはベネズエラ出身の左腕。昨季はケガも癒えて成績が向上して評価を戻しています。比較的三振を奪える投手。Rule5ドラフト対象であったことから、40人ロスターに入りました。オプション切れへのカウントダウンが始まったことになりますし、今季中にはAAでしっかり投げれるまでにはなりたいところ。昨季は終盤にHi-Aに上がってきて少し投げただけですので、さすがにHi-Aスタートでしょう。

Weilandは昨季のドラ3で、BOSに入団してからスターターに転向し、SS-Aを支配したことで評価を上げたProspect。昨季は投球の80%近くがファストボールで、92-95 mphの手元で沈む速球はコマンドもよく、ほとんど打たれませんでした。今季はオフスピードピッチに磨きをかける必要があります。Lo-Aの状況もあってHi-Aスタートは間違いないところ。昨季ほど打者有利というわけでもありませんし、しっかり投げて欲しいです。

Priceは昨季のサプリメンタルのドラ1。こちらもスターターへの転向組です。ポテンシャルに関してはWeilandやFifeよりも上かもしれませんが、完成度では多少劣ります。97 mphに達する速球とハードスライダーの評価は高いですが、先発でやっていくにはチェンジアップを覚える必要がありますし、コマンドもまだまだ磨かれていません。1年間しっかりHi-Aで投げて先発に必要なものを身につけていくことになるでしょう。

Fifeもやはりスターターに転向した昨季のドラ3です。95 mphの沈む速球とカーブの評価が高く、スライダーも良くなると言われていますが、こちらもチェンジアップが未完成。元リリーバーであればこれはある程度しかたがないですが。昨季は2、3イニングを投げることは多かったものの、先発は経験しておらず、いきなりHi-Aというのは少し微妙にも思えるところですが。

あと1枠はCapellanが有力か。昨季はRule5ドラフトでSFに獲られ、その後CINにトレードされていたものの返却されています。ずっと先発でしたが、左腕だしそろそろリリーフに移すのもありかも。その場合はProvinceやPovich、Chris Jonesあたりが争うかもしれません。Prospectとしてはローレベル。

HagadoneはTJ後ですが、経過は良好で、すでに85%まで回復していると言われており、5月復帰が期待されます。BOS入団後飛躍的に球威を上げ、左腕ながら97 mphを叩き出した上に、素晴らしいスライダーを持っており、傘下でもポテンシャルはトップクラス。Hi-Aでイニングを抑えながら少し投げ、良ければAAに引き上げたいところ。球威を戻すことに加えて、チェンジアップの整備とコマンドに磨きをかけるのが今年の目標になるでしょう。


[Lo-A]
Starter 1, 2, 3: RHSP Brock Huntzinger, RHSP Stolmy Pimentel, RHSP/SS Casey Kelly
Starter 4, 5 (7 pitchers in 2 spots): RHSP Caleb Clay, RHSP/RP Hunter Strickland, RHSP/RP Yeiper Castillo, LHSP/RP Jose Alvarez, RHSP/RP Mike Lee, LHSP Fabian Williamson, RHSP/RP Jason Rice
XST: RHSP Austin Bailey, LHSP Drake Britton, RHSP/RP Ryan Colvin

激しく混み合っているクラス。先発で試したいProspectが7、8人はいます。なかでも期待度が高いHuntzinger、Pimentel、Kellyはローテ入りがほぼ確定。残りの2席を争う選手のうちClayは06年のドラ1。ポテンシャルは高いですが、TJがあったりでいきなり先発かどうかはよくわからないところ。Strickland、Castillo、Alvarez、Leeらもポテンシャルはまずまずですが、先発の次に複数イニングを投げながら、先発の枠が空くのを待つことになるでしょうか。
あとはAardsmaとのトレードでSEAから得たWilliamsonはずっと先発でしたが、奪三振率が高くリリーフに移る可能性が高いかなと思います。Rule5ドラフトのRiceはあまり期待はしづらいところ。
あとはDLに入っているProspectが何人かいて、Brittonは昨年末にTJを受けたため、今季中の復帰はキビしいですが、Austin Baileyは4〜5月に戻ってくるかも。こちらも期待度の高い若手ですし、なんとか先発の枠を作りたいところ。Colvinは度重なるケガで散々な成績に終わっており、そろそろ正念場。

Huntzingerは昨季SS-Aでの印象的な投球のあと、Lo-Aで26.2IPで12HRと打ち込まれてしまいました。メカニクスの変更で球威が落ちたというのはよく言われていることで、今季は球威を取り戻すことと、コマンドを改善すること、そしてチェンジアップを磨くことが課題と言われています。球威が戻ってくるなら、MLBでも3番手クラスにはなれると言われています。

Pimentelは順調な昇格ペースでいよいよフルシーズンに挑みます。年齢の割には変化球や制球もアドバンストなレベルにあると言われ、BOSでもTop10~15くらいのProspectです。今季はフルシーズンでしっかり投げられるかということに加えて、ファストボールの球威やコマンド、ムーブに磨きをかけることが必要になります。

Kellyは昨季のドラ1。本人は野手になりたいということで昨季はSSを務めましたが、BOSは投手として獲ったと言われています。取りあえず今季はどちらの可能性も見ていくということで、ローテーションに入って100IP程度を投げたあとSSかDHに移行するようです。HWBあたりに送られる可能性もあるかも。カーブが素晴らしいと言われており、BPのGoldsteinさんらがブレイク候補に挙げているらしいです。野手としてはツールはあるけど磨かれていないという評判でしたが、投手としては年齢の割にはコマンドや制球も洗練されているし、チェンジアップもまずまずというレポートで、プロでどこまで投げれるのかに注目したいです。

Clayは06年のドラ1。TJで結構な時間を費やしてしまいましたが、まだ21歳。こちらもかなりのポテンシャルを持つと言われていますが、高校でもキャリアの多くをOFとして過ごしており、投手としては相当未完成と言われています。取りあえずは1年間健康でしっかり投げることか。

Stricklandは昨季SS-AでHuntzingerが昇格したあと、ローテーションに入ってしっかり投げました。ファストボール、スライダー、チェンジアップといずれもまだリファインが必要と言われており、現時点で多くの三振を奪える投手ではありません。Lo-Aの混み具合からいって、スターターよりはブルペンかとも思える選手ですが、将来的にはスターターに移せる可能性は持っています。

Castilloも昨年SS-Aでまずまず投げた右腕。2年をDSLで過ごしていますが、GCLをスキップしたので、ペースとしては遅くはないと言うくらい。三振を多く奪っているのが印象的で、チェンジアップがいいと言われますが、ファストボールのコマンドにやや苦しんでいるようです。ベネズエラのウィンターリーグでリリーフをやっており、09年は取りあえずこちらに移るか。

Alvarezはまだ19歳の左腕。16歳で契約し、DSL、GCLと順調なペースで上がってきてのフルシーズンでしたが、少し打ち込まれました。今季はもう一度Lo-Aでやることになるでしょう。年齢を考えればまだスターターで使ってもいい選手だと思いますが、他の選手との兼ね合いか。

Leeは昨年のドラ8。まずまずのポテンシャルを持つProspectとされており、かなり大柄で球威もあります。昨季は肩のケガを抱えていて打たれましたが、これはあまり心配はなさそう。スターターになるにはチェンジアップをマスターする必要があると言われており、まずはブルペンから2イニング程度ずつ投げることになりそうです。

Baileyは07年のドラ16。契約が難しいと言われましたが、下位で指名し、オーバースロットで引き抜きました。昨季最初の登板で痛めた肩のケガが長引いているそうで心配です。高いポテンシャルがありますが相当に未完成。
同じくハイポテンシャルなBrittonもTJで今季は投げれそうにないですが、若い投手にケガが相次いでいるので、復帰以降はケガに気をつけて投げて欲しいです。


[SS-A]
Starter 1, 2, 3: RHSP Roman Mendez, RHSP Tyler Wilson, LHSP Hunter Cervenka
Starter 4, 5 (Maybe 9~11 pitchers in 2 spots): RHSP Wang-Yi Lin, RHSP Kyle Stroup, LHSP/RP Richie Wasielewski, LHSP/RP Manny Rivera, RHSP Ryan Pressly, LHSP Cesar Cabral, RHSP/RP Pete Ruiz, RHSP/RP Jeremy Kehrt and draftees

SS-Aからはスターターと言っても3-5IP程度で抑えることが多く、その次に投げる選手まではある程度先発の可能性を見ている形にはなりそうです。ただその中でも期待度の高い選手はスターターを務めるでしょう。まずはRoman Mendez。昨季DSLで印象的な投球をした若手で、今季Pimentelクラスになるかも。それと下位指名→オーバースロットで契約したTyler WilsonとCervenka。2人ともかなりのポテンシャルのようです。
あとは候補が何人かいますが、Manny Riveraはかなり有力です。あとは昨季GCLでスターターを務めた面々(Wang-Yi Lin、Ryan Pressly、Cabral、Ruiz、Kerht)に昨季のドラフト組でそこそこのポテンシャルを持つと言われているStroupとWasielewskiがいますが、今季のドラフト組も入ってくることを考えれば、2番手以降が有力か。

Mendezは07年の6月に契約したドミニカン。Int. FA契約にはいくつかの期間に分けられていますが、中でもEarly (Initial) Signing Periodと呼ばれる6月2日から8月終わり(MiLBのシーズン終了?)までの期間に契約される選手はその年に初めてFA解禁になった選手であることから基本的に有望とされています(例外もいっぱいありますが)。BOSでもPimentelやTejeda、Almanzarらはやはり6月の契約です。この辺も有望視される要因ではあるでしょうね。制球なども優れた選手らしいですが、奪三振率はまずまずぐらいですし、ファストボールを磨く必要はありそうですね。

Wilsonは昨季のドラ13。大柄でまずまず球威があるというレポートです。ドラフト全体でも下位でのグッドピックだと言われており、期待通りの成績が残せるか。

Cervenkaも同様にスリーパーだと言われていますが、こちらはちょっと制球に不安があるとも。それでも左腕ということもあり、期待度は高いです。

Riveraも6月契約のドミニカン左腕。DSLで2年かかっていますが、これは1年目のブルペンでの出来が素晴らしかったため、2年目にスターター転向を行ったからであり、昨季も成績的にはDSLでNo.1でラテンプログラムの最優秀投手になっています。ブルペンにまわる可能性もなくはないですが、成績的には文句なくスターター。


[GCL]
Starter 1, 2, 3: RHSP Swen Hujier, RHSP Raynell Vellete, RHSP Danny Dilon
Starter 4, 5 (Maybe 5~7 pitchers in 2 spots): RHSP/RP Javier Jimenez, LHRP Nestor Lastreto, RHSP/RP Miguel Marquez and draftees

上位で指名するならともかく、4巡目以降の指名であれば高卒投手はまずシーズンに間に合わないでしょう。スターターの半数以上はInt. FA組が占めるはず。昨季DSLで投げた選手の中ではVellete、Dilon、Javier Jimenezらの成績が優秀。いずれも年齢的なものやポテンシャル面でSS-Aではなくこちらに来ると言われています。あとは昨季GCLで少し投げたHuijerやDSLのリリーフで良かったLastretoもいます。Rule5ドラフトのMiguel Marquezは先発で使うほどの選手ではないか?

Huijerは6' 9"と凄まじく長身のオランダ人投手。NYYやNYMも興味を示していたと言われています。どのくらいのポテンシャルなのかはよくわからないところです。

Velleteはまだ17歳と非常に若いドミニカン。17歳にしてDSLでERA3.44を残し、驚きを与えています。あまりにも若いため、SS-AではなくGCLに行くと思いますが、ここで良ければ途中で引き上げることはあるかも。

Dilonも同じく昨季DSLで良かったドミニカン。年齢的にはSS-AかもしれませんがERA2.96は良かったものの奪三振率がやや低くGCLをスキップさせるほどではないか。

Jimenezは2年目のDSLでスターターに本格転向し、こちらもERAは良かったですがK/BBは今イチです。


[DSL]
Starter 1: RHSP William Cuevas
Starter 2, 3, 4, 5 (Maybe 6~8 pirchers in 4 spots): LHSP Israel Perez, RHSP/RP Wilfi Santana, RHSP/RP Juan Rodriguez, RHSP/RP Luis Bastardo and signees

DSLに関してはよくわかりませんが、やはり6月契約のCuevasはある程度の期待がかかります。それに元々は高い期待をされていたIsrael Perez。あとはDSLではリリーフとして良かった選手を次の年にスターターとして使う傾向があるので、昨季まずまず投げた投手達(Wilfi Santana、Juan Rodriguez、Bastardo)もスターターを争うでしょう。

08'-09' UEFA Cup Round3 2nd leg Valencia CF - Dynamo Kyiv



[-Preview-]

☆ 招集メンバー

取りあえずは予想ということで。Joaquínはケガを抱えてムリしていたようで、さすがに外したいところ。Marchenaもどうやら足を痛めた様子です。Miguel、Morettiは全体練習に帰ってきたようで、招集してきそうですね。

GK: César, Guaita
DF: Albiol, Alexis, Maduro, Marchena, C. Torres, Moretti, Del Horno
MF: Baraja, Fernandez, Joaquín, Pablo H., Mata, Vicente
FW: Villa, Morientes, Silva

Miguelは帰って来れませんでした。かわりにC. Torresを招集。Joaquín、Marchenaは結局メンバー入り。Albeldaは出場停止だったことをすっかり忘れていました。


☆ 個人的予想スタメン
GK: César
DF: Maduro, Albiol, Alexis, Del Horno
MF: Albelda, Fernandez
MF: Pablo H., Silva, Vicente
FW: Villa

Miguel、Morettiに不安があるならこんなカンジか。Alexisももう少し余裕を持って使いたいところですけど...Villaは週末は出場停止で出れなさそうなのでまずスタメンでしょうね。


☆ 見所

1st legはAwayで1-1の引き分けということで、0-0で引き分けるか勝利で勝ち抜けとなります。とはいえ、最近のチーム状態を考えれば、0-0というのはかなりムリがありますので、取りあえずは勝利を目指すことになりそうです。

極寒の敵地を離れて、本拠地 Mestallaで戦えるわけだし、本来なら十分に勝てる相手でしょうが、給与未払いによる選手達の不満もそろそろ噴出してくることだとも思います。Emeryさんも大変でしょうが、なんとかチームを勝利に導く采配に期待したいです。


[-Game-]

Homeでの2nd legに2-2で引き分け、Awayゴール差で次のラウンドに進出することはできませんでした。しかし、それよりもうれしいことが!

Soriano会長以下が必死に交渉にあたっていた、メディアプロ社との放映権についての契約が合意に達したことが正式に発表されました!なんと1年あたり4900万ユーロ(約60億円)で5年間(今シーズンの残りから2014年まで)という巨額の契約です。

これでValenciaの赤字が解消されるわけではまったくありませんが、取りあえず選手の給料を払っていく分には困らなくなるでしょう(^ー^)
選手を売るという楽な道を選ばずに、心身をすり減らしながらここまで辿り着いたSoriano会長以下の働きには本当に感謝したいですm(_ _)m

UEFA杯には敗退しましたが、かえって目標はクリアになりました。ちょうどこの瞬間に未払い問題に終止符が打たれそうなのは不幸中の幸いです。気持ちを一新し、CL圏内確保に向かって新たなスタートを切りましょう。


[-Result-]
Valencia CF 2-2 Dynamo Kyiv

Goal: Kravets (min. 33), Marchena (min. 44), Del Horno (min. 53), Kravets (min. 73)

GK: César
DF: Maduro, Albiol, Alexis, Del Horno
MF: Silva, Marchena (Baraja, min. 81), Fernandez, Mata (Vicente, min. 68)
FW: Morientes (Joaquín, 59), Villa

2009年2月25日水曜日

08'-09' VCF Mestalla Results -Feb.-

Valencia CFのBチーム VCF Mestallaの2月度の成績です。(1月度分はこちら
トップチームが給与未払いなどの暗い話題に包まれる中で、C Davidが新たにトップチーム初招集を受けるなどしており、Bチームも苦しいですが、若手はチャンスにどんどんアピールをしてもらいたいです。

トップチームのケガ人続出に伴って、練習や試合でトップチームに帯同する選手が増え、1月に新加入した選手に加え、RSH Sergio Cuesta(S. Cuesta)とFW Sergi Garcia Mut(Sergi M.)をJuvenil Aから引き上げました。特にSergi M.は各年代のユース代表にも選ばれてきている期待の新星ですし、活躍を楽しみにしたいと思います。


[第23節 -09/02/01-]
Orihuela CF 0-2 VCF Mestalla

Goal: Pita (2, min. 50), Michel (10, min. 66)

GK: Garabato
DF: Arturo (X. Forner, min. 85), C. David, Ángel, Jaume
MF: X. Navarro, Carles, Pita, Riau (Calderón, min. 80)
FW: Toledo (Olsen, min. 87), Michel


[第24節 -09/02/07-]
VCF Mestalla 1-2 CE Sabadell

Goal: Olcina (4, min. 25)

GK: Garabato
DF: Arturo (Alexis, min. 77), C. David, Ángel, Jaume
MF: Olcina (Iago, min. 80), Carles, Pita (Olsen, min. 57), Riau
FW: Toledo, Michel


[第25節 -09/02/15-]
Benidorm CD 3-1 VCF Mestalla

Goal: Olcina (5, min. 29)

GK: Salva
DF: X. Navarro, C. David, Ángel, Manu
MF: Alexis (Calderón, min. 75), Carles, X. Forner (Iago, min. 67)
FW: Olcina, Michel


[第26節 09/02/22-]
VCF Mestalla 0-1 PD Santa Eulalia

Goal: -

GK: Salva
DF: X. Navarro, Ángel, Borja, Jaume
MF: Calderón (S. Cuesta, min. 77), Carles, X. Forner (Timor, min. 80), Riau
FW: Olcina, Iago (Sergi M., min. 56)


[Classification]

15位 VCF Mestalla 勝ち点30 8勝12敗6分 37得点40失点

2009年2月20日金曜日

08'-09' Liga Jornada 24a RC Deportivo - Valencia CF



[-Preview-]

☆ 招集メンバー

GK: César, Guaita
DF: Marchena, Alexis, Maduro, C. David, Del Horno
MF: Baraja, Fernandez, Joaquín, Pablo H., Mata, Vicente
FW: Villa, Morientes, Angulo, Silva, Michel

Albiol、Albeldaの出場停止でディフェンスブロックが大変なことになっております。Cesarはなんとか出場可能のようですが、Miguel、Morettiも帰ってこれずでAlexisの復帰を急がせることに。さらにCBの控えとしてBチームからC. Davidを招集しております。
LSBはCarletoではなくてDel Horno。直近の試合でDel Hornoが少し活躍したからでしょうか?Michelも久しぶりにリスト入りです。


☆ 個人的予想スタメン
GK: César
DF: Maduro, Alexis, Marchana, Del Horno
MF: Fernandez, Baraja
MF: Joaquín, Silva, Vicente
FW: Villa

さすがにC. Davidをいきなりスタメンに使うわけにはいかないでしょうからDFはこうか?Alexisは少しムリして間に合わせたカンジですが、悪化したりしないかが不安。充分に回復しているならいいですが...
AnguloをRSBにしてMaduroをセンターにまわすこともできなくはないですが、それならC. Davidを呼ばずにCarletoあたりを呼んでた気はします。


☆ 見所

さすがLotina監督というカンジで、リーグ5位の29失点と守備が売りのチーム。経営難から、若手を中心にして立ち上がったことはValenciaも見習わなくてはいけないとかなんとか。
今季のValenciaは攻撃力には自信のあるチームなので、どちらかと言えば組みやすそうですが、Awayですし苦戦は間違いないでしょう。

しかもCésarが先日のUEFA杯で足首を痛めたそうで...一応出場可能のようですが、こうなりそうな予感してたから、個人的にはあの時はGuaitaを予想してたんですがね。大事なのはリーガだと思うんですけど...しっかりと先制点を奪って、重苦しい雰囲気は避けたいところです。


[-Game-]

調子のいいDeportivoを相手にAwayでなんとか引き分けたものの、エース Villaの退場(次戦出場停止)にとうとう5位転落とキビしい現実を突きつけられてしまいました。Villaもこれにはかなりショックを受けた様子です。
ミッドウィークにはUEFA杯がありますが、それよりも週末のリーガが気になるところです。一応チームはイエロー(2枚とも)の取り消しを申し入れているようですが難しいでしょうね...


[-Result-]
RC Deportivo 1-1 Valencia CF

Goal: Villa (min. 24), Piscu (min. 78)

GK: César
DF: Maduro, Alexis, Marchena, Del Horno
MF: Fernandez, Baraja
MF: Joaquín (Michel, min. 63), Silva (Morientes, min. 77), Mata
FW: Villa

2009年2月19日木曜日

09' Season Boston Red Sox by Position Outlook -Outfielder-

野手では最後となる外野手編です(元記事はこちらこちら)。外野は各ポジションに分けませんでした。三塁手編はこちら

[Outlook]

さすがに多くのProspectが集まるポジションだけに人材豊富です。ただ5ツールタイプは多いですが、特にパワー面でポテンシャルがある選手はそれほど多くないです。また左打ちの割合が多く、右打ちはPlace、Linくらいしか目立つ選手がいません。その意味ではBayとはエクステンションをしたいところです(健康度合いと成績によってはBaldelliもありですが)。Bayとエクステンションできれば、EllsburyがMLBに定着したところだし、あとはDrewからReddickにうまくバトンが渡れば十分でしょう。


[ST Invited]
Jason Bay, J. D. Drew, Jacoby Ellsbury, Rocco Baldelli, Mark Kotsay, Jeff Bailey, Chris Carter, Jonathan Van Every, Brad Wilkerson, Paul McAnulty, Chip Ambres, Zach Daeges, Josh Reddick


[MLB]
Starter (LF): LF Jason Bay
Starter (CF): OF Jacoby Ellsbury
Starter (RF): RF/CF J. D. Drew
Back-up: OF Rocco Baldelli, OF/1B Mark Kotsay (DL), OF/1B Brad Wilkerson, 1B/LF/RF Jeff Bailey, LF/1B/DH Chris Carter, OF Jonathan Van Every

MLBの構想は比較的わかりやすくなる予定でした。LFにBay、CFにEllsbury、RFにDrewで、まだ完全に独り立ちしていないEllsburyとケガが不安なDrewが共に左打ちなので、ここに4th OFとして右打ちのBaldelliを加え、彼は健康面にやや難があるので1B控えとしてOFをしっかり守れるKotsayを加えるというものです。しかし、結局Kotsayは腰の手術で離脱。Drewもまだヘルニアが完治していないということで少し構想は狂い気味。BaldelliがOFで出場できるならいいですが、守備につかせたくないということなら控えは攻守どちらかで多少弱い選手が多いです。

Bayはやや地味ですが、残している成績はスター選手級で、.300前後に30HR、100RBIを期待できます。ややSOが多く、もう少し出塁を上げて欲しいですが、今のBOSにとってそのパワーは貴重です。足も比較的速く、守備は優れているわけではないですが、無難には守ります。傘下にやや欠ける右打ちのパワーヒッターということで、BOSもエクステンションを考えているようです。今オフにはFAの予定で、同じ市場にOAKのMatt Holidayが出て来ますが、Boras物件で高くて長くなりそうなことを考えれば、Bayとさっさとまとめてしまってもいいかと思います。ただ今まで格安で働いてきただけに、簡単にはまとまらないでしょうが。

Ellsburyは今季も1番の期待がかかります。なんと言っても走塁が素晴らしく、昨季の盗塁王。守備面でも肩は弱めですが、俊足を生かした守備はCFとしても上位に入ります。ただ鮮烈な印象を与えた一昨季から一転して、昨季は出だしこそよかったものの、少しずつ成績を落とし、夏以降は選球眼も失ってしまいました。
今季は筋肉をつけてパワーアップしてきたようですが、1番打者としては元々最低限のパワーは見せていたし、俊足で二塁打も稼げるだけに、コンタクトや選球眼を磨くことが重要ですね。できれば今年中に不動の1番になって欲しいですが、特に対左ではLugoやLowrieと併用されることもありそう。

RFはDrew。BOSに来て以来、比較的健康が安定していたんですが、昨季は少しケガに悩まされ、腰のヘルニアは完治していないそうです。度重なる故障で多少能力を失ってきており、パワー、守備範囲などの低下が見えますが、選球眼に非常に優れており、まだまだ5〜7番や1、2番では使い勝手のある選手です。Baldelliがしっかり守れる健康状態ならあまり問題はないんですが、そうでなければ彼の離脱は響きそうです。Lowellと共に、ある程度健康を維持して欲しい選手。

控えの1番手はBaldelli。こちらも故障で伸び悩んでいる選手ですが、出ていれば打撃はまだ十分な力があります。コンタクト、パワー面に優れ、選球眼も多少改善してきています。彼に関しては結局何試合出られるか、そしてどれくらい守れるかということに尽きます。基本的には対左を中心に、Ellsbury、Drew、Papiらと併用されることになりますが、守れないPapiがいるだけに、ある程度守備につけるかは重要です。STで次第に情報が入ってくるのを待ちたいです。

あとはKotsayがいて、DLスタートで5月に復帰となるようです。打撃は1Bとしては弱めというくらいになってきていますが、1BとOFの控えをこなせ、守備がいいことからBaldelliと組ませるにはいいカードだったんですが、しばらく離脱ということで、特にシーズン開始直後の外野守備は多少不安が。
一応同じくOF/1BをこなせるWilkersonを代役として確保し、Bailey、Carterらと争わせることになります。現在のWilkersonの打力ならBaileyが奪う可能性の方が高いか?Carterは守備が悪いので、ここをAAAでもう少し改善させるかなと思います。Van EveryはCFのデプスです。


[AAA]
Starter (LF): LF/1B Paul McAnulty or LF/RF Zach Daeges
Starter (CF): OF Jonathan Van Every
Starter (RF): LF/RF Zach Daeges or OF/1B Brad Wilkerson
Back-up: OF Jeff Corsaletti, 1B/LF/DH Chris Carter, 1B/LF/RF Jeff Bailey, OF Chip Ambres or OF Sean Danielson

現状ではBailey、Carter、McAnultyでAAAの1B、DH、LFを埋めると考えられていて、誰かがKotsayの代役の座をWilkersonから奪うなら代わりにWilkersonがAAAでプレーすることになりそう。Ambresなども加えて結構カード的には多いですが、Bell、Daeges、Corsalettiと昨季AAで結果を残した選手がいるだけにミッドシーズンにはトレードを含めて少し整理したいところかも。

McAnultyはMLBでやるだけに力はなさそうでAAAのLFか。MiLBレベルではよく打っているけどツール的には不足気味です。BaileyがMLBでプレーするなら、Wilkersonを両翼にしてMcAnultyは1Bとなるかなと思います。

CFはVan Every。両翼兼1Bというタイプは多くいるけどCFをこなせる選手は多くないため、デプスとしてAAAでプレーすることになりそう。昨季はBOS傘下で最多の26発を放った選手ですが、SOも多くて打撃はかなり粗いです。MLBではあまり打てなさそうですが、強肩で守備もいいため今のBOSにとって置いておく価値はあります。

個人的に両翼の一角としてDaegesを上げてくるかなと思っています。AAでは完璧に打ち込んでおり、選球眼は傘下でも1、2を争うという評価で、STにも参加しているし、ある程度セプテンバーコールアップを睨んでいるのかなと。守備が基本的に悪く、もう少しパワーを磨きたい選手でAAスタートの可能性もありますが。

あとは昨季中にAAAに上がって、少しずつ適応して来たCorsalettiがBack-upを務めそう。典型的な4th OFタイプで、選球眼に優れ、外野3ポジションを守ります。多少RFやCFとしては肩や守備範囲に難がありますが、AAではパワーを見せただけにもう少し見てみたい選手でしょう。

あとはBaileyやCarterが多少機会を得るのと、枠があるならAmbresやDanielsonらが争うところか。そろそろAAAに引き上げたい選手も多いですが、MLBで即使える選手を開幕時にAAAに置いておきたいのか、ややロスター枠が飽和気味です。


[AA]
Starter (LF): RF/LF Daniel Nava or LF/RF Zach Daeges
Starter (CF): CF Bubba Bell
Starter (RF): RF/CF Josh Reddick
Back-up: OF Sean Danielson or OF Bryan Pritz or OF Jay Johnson, 2B/OF Chih-Hsien Chiang
Likely will be released: OF Matt Sheely, OF Yahmed Yema

DaegesがAAAとAAのどちらかで変わりますが、CFのBellとRFのReddickは確定か。NavaもHi-Aを支配しておりAAに上がってくるでしょう。

LFはDaegesがAAスタートなら彼で、Navaが控えにまわります。AAAスタートならNava。独立リーグでプレーしていた選手で、多少年齢は高めですが、コンタクト、パワー、選球眼、守備といずれも良かった。AAにすんなりアジャストできるなら少し面白い選手になってきます。

CFはBell。昨季、ケガで離脱したのが痛かったです。順調ならシーズン半ばにAAAに行っていたはず。CFとしてはパワー、選球眼に優れており、コンタクトも悪くはないです。早めにAAAに上がって、Van EveryあたりからCFの椅子を奪いたいところ。

ReddickはOFで最大のProspect。パワーとコンタクトを兼ね備えた打撃もいいですが、傘下No.1の肩を含めた守備面の評価高いです。順調にいけばDrewの後釜になるはず。選球眼に問題があり、AAとAFLで苦しんだことから多少評価を引き下げましたが、いずれアジャストするだろうと見る人が多いです。STにも参加しており、できれば今季中にAAAへの昇格とMLB経験を多少積ませたい選手です。

控えはDaegesがいるならNava。そうでないならDanielson、Jay Johnson、Pritzらが争うところか。いずれもMiLBで控えクラスで、Hi-AからPlaceあたりが上がってくるまでのつなぎと言ったところ。Sheely、Yemaあたりはリリースの可能性が高そうです。


[Hi-A]
Starter (LF): LF David Mailman or CF Jason Place
Starter (CF): CF Che-Hsuan Lin
Starter (RF): CF/RF Ryan Kalish
Starter (DH): CF Jason Place or 1B/LF Jered Stanley
Back-up: LF Reid Engel
Likely will be released: OF David Marks

Lin、Kalish、PlaceとCFのProspectの多いクラスです。守備力の関係でLinをCFとしていますが、守備位置はローテーションしていきそうです。MailmanはLo-Aに行く可能性もありそうです。

Mailmanは元1Bですが、今は外野3ポジションを守っています。打撃面に期待がかかる選手ですが、まだ期待ほどには打てていせん。それでも昨季後半戦はかなりアジャストしてきており、今季のブレイク候補。まだLo-Aで多少育てるのであれば、PlaceやEngelらが務めることになりそうです。

Linは守備・走塁が素晴らしいCF。肩も正確性で多少Reddickに劣りますが、傘下のOFで1、2を争う強肩で守備力総合では傘下No.1のディフェンサーです。まだ20歳で、打撃は多少コンタクトに苦しんでますが、選球眼やパワーもまずまずで今季の飛躍が期待されます。

Kalishも5ツールタイプのProspectで今季はケガもあって、多少評価を落としたもののそれでもNo.10~15程度にはランクされています。コンタクトや選球眼が素晴らしく、リードオフとして素晴らしい選手になると言われています。守備面もLinやReddickほどではないですが、肩、守備範囲とも優秀。現状でも悪くないですが、もう少しSBを増やすのとパワーを見せることが期待されています。

Placeはツール面のポテンシャルが凄まじく高い、06年のドラ1。特にパワーでは傘下でもトップクラスです。傘下にやや少ない右打ちということもあり、期待したいところですが、全体的に荒削りで、ブレイキングボールのコンタクトに苦しみ、評価を下げて来ています。パワーがあるだけに、ブレイクを期待され続けていますが、今季改善を見せられないようだと少しキビしくなってきそう。取りあえずDHとしていますが、守備面のポテンシャルも高く、他の選手と交代で守備についていくでしょう。

Back-upはEngel。パワーを中心に打撃面で比較的高いポテンシャルを持つ若手で、昨季序盤は素晴らしかったですが、序々に調子を崩しました。もう一度Hi-Aでやり直しとなりますが、まだ比較的若い選手ですし、期待したいところです。
あとはStanleyがいますが、1Bに移行しており今季はそちらがメインになります。彼が外野を守るよりはOFの誰かに守らせてDHに入れることにはなるでしょう。Marksはリリースか。


[Lo-A]
Starter (LF): RF/LF Mitch Dening or LF David Mailman
Starter (CF): OF Pete Hissey or CF Ryan Westmoreland
Starter (RF): RF Bryan Peterson or RF/LF Mitch Dening or OF Pete Hissey
Back-up: OF Kade Keowen, OF Ronald Bermudez or OF Rafael Cabrera

DeningはGCL、SS-Aと順調に階段を上がっていよいよフルシーズンデビューです。現時点でもまずまず悪くないProspectですが多少年齢が高めでもあるので、今季は爆発に期待したいです。パワーが付くなら理想的。MailmanがこちらにいるならRFだと思います。

CFはHissey、Westmorelandといった昨季のドラフト組か。どちらもSS-Aに行く可能性がありで、特にプロデビューがまだな上に肩のケガで出遅れが決定的なWestmorelandはその可能性が高いですが、BOSがLo-Aで打てると判断するならこちらに来るかも。

HisseyはEllsburyやKalishに似たリードオフタイプ。アスレティックな5ツールで高卒のデビューイヤーとしては悪くない成績を残しています。パワー面が弱そうですが、特に選球眼が目立っており、走塁も良さそう。
Westmorelandはポテンシャルの評価でHisseyのさらに上をいく5ツール。KalishやHisseyよりもパワー面で期待できそう。デビューが待ち遠しい選手です。

RFはPetersonがLo-Aに来るなら彼か。MailmanがLo-Aなら彼はSS-Aに行きそうですが。長打力はまださほど見せてはいないものの、高卒1年目にしてはGCLでしっかり打ちました。選球眼もあり、今季のダークホースにも上げられる選手です。

控えはKeowen、Bermudez、Rafael Cabreraあたりで争うことになるか。いずれもまずまずの期待度を持っていた選手達ですが、昨季の打撃成績では少しキビしいです。全員はここに置けそうにないので、下手すればカットの可能性もあり。


[SS-A]
Starter (LF): LF Roberto Feliz or 1B/LF Tyler Yockey or OF Ronald Bermudez
Starter (CF): CF Ryan Westmoreland or OF Wilfred Pichardo
Starter (RF): OF Wilfred Pichardo or RF Bryan Peterson or RF Juan Bonifacio
Back-up: A draftee

取りあえずはこんなカンジか。Pichardo、Feliz、Yockeyあたりは間違いなさそうです。あとはWestmoreland、Peterson、BermudezがLo-Aかこちらかで、Bonifacioがひょっとするとこちらかというところ。

LFはFelizか。07年のDSLでは活躍したものの、クラスが上がると苦しんでおり、昇格ペースはかなり遅いです。パワー面に多少期待はあるものの、今季は瀬戸際になりそう。Yockeyは1Bがメインだと思いますが、多少こちらでも出番があるかも。
あとはBermudezが昨季、ここで苦しんだのでもう1年ここで過ごすならCFかLFに入るでしょう。守備がまずまず良く、DSLの2年目はよく打って少し期待されましたが昨季は酷い数字。

CFはWestmorelandがここなら彼で決まり。あとは昨季結構打ったPichardoか。傘下でも1、2を争う俊足で、2BからOFに移っています。パワーは全くないですが、コンタクト面でこれくらいを残していけるならまずまず価値はあるかも。

RFはPetersonがいるなら彼でしょう。BonifacioはGCLが有力か。PichardoはRFタイプではないですが、消去法的にこちらに入るかもしれませんね。あとはドラフト組でどんな選手が入ってくるかにもよります。昨季のように、カレッジ出が上位にいないようだと控えに絡むくらいでしょう。


[GCL]
Starter (LF): A draftee
Starter (CF): A draftee
Starter (RF): RF Juan Bonifacio
Back-up: 2B/SS/OF Roberto Ramos or a draftee

多くが未定で、高卒ドラフト組はもちろん、下位指名のカレッジ出選手もこちらに来そうです。昨季のDSLは打者が今イチであまり多くは上がって来そうにないですが、EscobarやLoraと並んでそこそこ打ったBonifacioはここに来そう。DSLで2年かかった選手ですが、昨季は打撃や選球眼を大きく改善して来ました。そこまで大きな可能性というほどではないですが、守備などもまずまず評価はされています。


[DSL]
Starter (LF): OF Javier Gutierrez
Starter (CF): A signee
Starter (RF): OF Felix Sanchez
Back-up: UT Heiker Meneses, Luis Urena
Gone: OF Chris De La Rosa

Gutierres、Meneses、、Urena、Felix Sanchezら、アメリカデビューできずに2年目に突入しそうな選手を取りあえずProjectionしています。Chris De La Rosaは薬物使用で出場停止を受けリリースされています。Int. FAで新たにいい選手を獲得することに期待したいです。

09' Season Boston Red Sox by Position Outlook -Third Base-

続いて三塁手編です(元記事はこちら)。遊撃手編はこちら


[Outlook]

3Bは近年のBOSにおいて常にやや薄いポジションでしたが、Middlebrooks、AlmanzarとポテンシャルではBOSの全Prospectの中でもトップクラスに入る2人が出てきて多少見映えもよくなった感があります。
ただ彼らはまだMinorの下のクラスで、MLBのレギュラーLowellは成績面はまだしも、健康度の劣化が激しく、後釜をそろそろ必要としていますが、それに間に合うほどではありません。しばらくはYouksを3Bにまわしてしのぎ、彼らの昇格を待っていくことになるかと思います。


[ST Invited]
Mike Lowell, Kevin Youkilis, Jed Lowrie, Angel Chavez


[MLB]
Starter: 3B Mike Lowell
Back-up: 1B/3B Kevin Youkilis, IF Jed Lowrie

Mark Teixeiraを獲れなかったためレギュラーは今季もLowell。彼のケガの不安がかなり大きくなってきたことがTeixeira獲得の声を後押ししていましたが、昨季も113Gで.278に17HRと73RBIとまだキャリア平均レベルの成績は残せており、120~130試合に出れるなら個人的にはまだ悪くない選手だと思っています。特にFenwayにとても適応しており、Awayで少し休ませながら使っていけばいいかなと。

控えはYouksとLowrieがまわることになります。ロスター枠の関係であまり強い選手を置きにくい3Bの控えとしてはどちらもかなり強めの控えだと思います。特にYouksはLars Andersonの存在からLowellがいなくなれば3Bにまわると言われており、定期的に3Bの守備にもついて欲しいというのもあり。Kotsayが離脱する序盤戦ではLowrieが主に控えを務めることになりそうです。


[AAA]
Starter: 3B Angel Chavez
Back-up: IF Gil Velazquez

レギュラーはMiLFAで得たChavez。MiLBで多くの時間を過ごしている選手ですが今季MiLFAで獲った選手のなかでは打撃成績的にはいい部類に入ります。最近は3Bが多いですが、元々は2BやSSもしっかりこなしており守備の評価は高いです。AAAでは3Bに入りそうですが、そこそこ打つのならIF全般でデプス的な存在になりそう。控えはVelazquezあたりか。


[AA]
Starter: 3B/1B Jorge Jimenez
Back-up: IF Ryan Khoury

Jorge Jomenezがいます。あまり多く語られることのないProspectですが、昨季はHi-AとAAでよく打ち、価値を上げてきました。サイズの割にはアスレティックで、3Bでも平均的なディフェンサーになれると見られており、パワーもこのポジションとして最低限は付くと言われています。左打ちですし、AA以上で昨季くらい打てるならプラトーン要員くらいにはなれそうで、BOSの状況的に少し面白い選手だと思います。控えはKhoury。昨季は3Bを多く務めていました。


[Hi-A]
Starter: IF Aaron Reza or SS/3B Oscar Tejeda
Back-up: 3B/C/DH Zak Farkes or 3B/1B Darren Blocker

個人的にTejedaはLo-Aスタートだと思っており、それだとHi-Aにはあまり有力な候補がいません。昨季ここで3Bを多くこなしたRezaはいますが、3Bとしては基本的に打撃力不足です。SP.comのProjection通りにTejedaがこちらにくるなら、彼とRezaで担うことになるでしょうが。あとはカットされなければ、ロスター枠の関係でこちらに来そうなBlockerやFarkesあたりか。


[Lo-A]
Starter (3B & DH): 3B Michael Almanzar, 3B Will Middlebrooks
Back-up: SS/3B Oscar Tejeda or IF Derrik Gibson

3Bでトップ2のProspectである、AlmanzarとMiddlebrooksがいます。できれば別々のクラスで3Bとして育てたいけど、2人ともここに来るのは間違いなさそうです。恐らく交互に3BとDHをこなすことになると思います。

Almanzarは昨季17歳にしてGCLを支配し、Lo-Aに昇格した3B。Lo-Aではブレイキングボールに苦しんだものの、その若さもありBOSでもTop5~10のProspectとなっています。現状では多少細いですが、体格もありパワーポテンシャルにも相当期待されています。守備は未完成でそれほどいいディフェンサーにはならないと見られていますが、肩は強いです。1年間Lo-Aで色々学ぶことになりそうです。

Middlebrooksは07年のドラフトで最も期待されていたProspectで元々はSSでしたが、非常に体格が大きく、3Bに移っています。非常にアスレティックで、攻守共に優れた3Bになる可能性を持ち、昨季はSS-Aでスタートは悲惨だったものの、後半戦はしっかりアジャストし、BAのJim Callisさんから今年度のブレイク候補に挙げられています。ベストシナリオではシーズン開始後からLo-Aを支配してHi-Aに上がり、Almanzarと違うクラスに行くことですが、さすがにそこまではキビしいか。あとはTejedaとGibsonのどちらかLo-Aにいる方が控え候補ですが、2人のTop Prospectを抱えるため、こちらでは多くの機会はなさそう。


[SS-A]
Starter: 3B/C Carson Blair
Back-up: IF Derrik Gibson or a draftee

Blairは昨季のドラ35ながら、GCLでよく打って注目を浴びたIF。元々は内野全般をこなしますが、BOSでは3Bでスタート。コンタクト能力とパワーポテンシャルを持ち、下位指名としてはグッドピックになるかもしれません。なんといっても注目したいのは昨秋のFILで捕手を経験したこと。まずまず守っていたという話で、打撃がいいだけに可能性としては面白いと思います。MINのJoe MauerやLADのRussel Martinのように内野から転向した捕手は動きや捕球が一般的によいことが多いですし。取りあえずは3Bが予定されていますが、できれば捕手の可能性も少し見ていきたい選手です。控えは恐らくGibson。SSとしての守備もいい選手ですが昨季もKellyが加入以降は3Bが多かったです。GibsonがLo-Aに行くならドラフト組か。


[GCL]
Starter: 3B/1B Pedro Chourio
Back-up: A draftee

DSLからChourioが上がってきそう。パワーポテンシャルのある若手ですが、コンタクトに難を抱え、2年間のDSLのAVGはあまりよくないです。守備も悪く、今季はGCLでしょうが、攻守共に改善が見られなければキビしいところ。あとはドラフトの高卒IFがいれば椅子を争うでしょう。


[DSL]
Starter: 3B Juan Ugas
Back-up: UT Luis Urena

レギュラーはベネズエラ出身のUgas。昨季のInt. FAでは田澤とOscar Perezに次ぐ契約金(と言っても$0.3Mですが)で獲得した3Bということでまずまず期待したいところ。レポートや成績はまだ出ていませんが、守備がいいという話は少し聞いた気がします。控えはUrenaあたりか。