2013年3月26日火曜日

13' Weekly Topics -3/25~3/31

[3/25]

☆ 同地区BAL戦。DoubrontはMinorの試合へ。103球を投げたそう。制球に苦しむけど三振は獲れる、いつもの内容。速球は94~95 mphと順調な仕上がり。今月号のSluggerで、ケガの危険性の高い、イニングが急に増えた投手リストに入ってましたが、健康で過ごしてもらいたいもんです。

試合は乱打戦。Mortensenが少し打たれた。C. VazquezがHRを含め2 H。J. Bradley Jr.は途中出場で2 for 2。日に日に開幕MLBで使うべきとの声が強まっています。Overbay(Sweeneyも?)をどうするかの期限が迫っているからか、Overbayはフル出場1 for 5。さてどうなりますかね。


☆ Minorの紅白戦で、OwensがSingle-A級の打者15人に対して、1 H/13 K/1 GOと圧巻の投球。安打もストライク3だったのが、審判が勘違いして2ストライクとした後だったそう。体重を14 lbs増やして、205 lbs程度まで筋肉を付けており、速球は常時91~92 mph、最速95 mphが出た。

スカウティングでは、速球:60、カーブ:50、チェンジアップ:70とも。BAから傘下最高とされたチェンジアップは期待通りに進化してきているよう。Owensまでがローテ投手に成長してくれれば非常大きいですね。11年ドラ1組はこれまでのところ素晴らしく大当たり。


☆ QOを受けたFA最後の1人のKyle Lohseがついに動きました。MILと3年$33M。MILは全体#17を失い、STLは全体#28を得る。これで13年ドラフトのオーダーは確定(こちら)。MILは指名権は割と高順位だし痛いけど、粘っただけあって比較的リーズナブルな単年額・年数でしっかりした先発を得られた。未だに単年$15M前後の4年を要求しているおり、シーズン開幕までに契約しないかもと聞いてたし、MILとしてはまずまずなんじゃないでしょうか。


[3/27]

☆ Lesterは開幕前最後の登板ということで、軽めの50球で4.0 IP/2 H/0 ER/0 BB/4 K。素晴らしいですね。このSTでは、奪三振・四死球もさることながら、被打率の低さが目を引く。エース復活に向けて、開幕NYY戦を圧倒して欲しい。

リリーフは、A. Miller、A. Bailey、田澤というところはしっかり抑えた。不安視していたHanrahan、Baileyの8、9回コンビも尻上がりに調子を上げており、取りあえず開幕に向けて大きな不安はない。ただD. Bardは今日も1.0 IP/3 H/3 ER。球速はだいぶ戻っているけど、コマンドが不安定。今日の登板でMinor行きを確定させてしまったかも。


☆ BAから各組織のMinorタレント力のランキングが出ています(こちら)。BOSは#6とのこと。Jim Callisさんも以前のチャットでBOSをそれくらいに挙げてくれたと思いますが、なかなかの高評価ですね。また近年、下部組織からどれだけ上の戦力を輩出したか(戦力を獲得するためにトレードにProspectを出した分も含めて)というランキング(こちら)ではBOSは#13だそうです。


[3/28]

☆ STも本日を含めて残り3試合(全てMIN戦)。Buchholzは、4.0 IP/1 H/0 ER/1 BB/6 K。STトータルで、22.2 IP/12 H/2 ER/6 BB/22 K。Lesterに劣らず完璧なフィニッシュですね。いよいよ待ち望んだ生え抜きエースコンビの完成かな?Hanrahan、上原、Acevesといずれもまずまず。先発・リリーフ共に投手陣の仕上がりは順調ですね。


☆ HOUがRule 5ドラフトでBOSからピックしたJosh Fieldsをロスターに残すことをほぼ決定したそう。また今日のMIN戦で良いピッチングをしたRyan PresslyもMIN首脳陣に好印象を与えており、MLBロスターに残るだろうとのことです。う~ん、もったいないけどガンバって欲しいとは思います。 


☆ 本日の現地真夜中0時に迫っている、SweeneyのOpt. Out条項の発動を前に、BOSは本日中にSweeneyの処遇を決めなければなりません。既にMinorへのアサインは拒否するということを明らかにしており、MLBロスターに加えるか、リリースかという選択となります。もちろん40人枠の確保という問題もありますが、これに最も強く影響されるのは、STで予想を上回る素晴らしい活躍をし、NRIのProspectながら、ここに来てもまだMLB開幕の可能性を残すJ. Bradley Jr.。

残りロスター3枠(LF/DH、Backup-1B/OF、Backup-OF)を争うのは、Nava、Carp、Sweeney、Bradleyの4人に絞られた。Sweeneyを残したとして、Bradleyを先発LFとし、NavaかCarpのどちらか一方と1B/OF控えとすることも可能には可能ですが、Papiが戦列を離れている現状で、OF専門タイプを5人ロスターに入れるのもやや微妙な感を受ける。

NavaはSTでもしっかり打っており、ほぼ当確として、Carpもさほど打てていないけど、Sweeneyはそれ以上にオフェンス面での押しが弱い。パワー面で上回るCarpを切ってSweeneyとBradleyを残すのは考えづらい。 恐らくSweeneyとBradleyのどちらをMLBロスターに入れるかという二択から最終決断が下されるでしょう。Sweeneyがリリースされれば、Bradleyは開幕MLB。逆にSweeneyが残るならBradleyはAAA開幕となるはず。

個人的にSweeneyは全く買ってないのだけど、どちらかと言えばBradleyのMLBスタートには反対。もちろん最初は顔見せ程度の予定だったのが、首脳陣をここまで真剣に悩ませるだけの圧巻のパフォーマンスを見せたことは嬉しく思うし、Sweeneyと比べて既に攻守で上回っているんじゃないかと思ってはいるが、控えとして上に上げるべき選手ではないという思いが強い。

やや結果論になってしまうが、Bradleyを真剣にMLBで使うのなら、Ellsburyをトレードで動かすべきだったと思う。CF市場は盛り上がってないけど、例えば今だってShin-Soo Chooを無理やり1番CFで使おうとしているCINあたりに持ちかければ、Choo + a Prospectと交換できるのでは?Bradleyは素晴らしい打者だが、中軸を打つ選手ではないし、1、2番、特に1番CFでこそ価値が出る選手。Ellsburyが上にいる状況で上に上げても宝の持ち腐れ感があるし、それならMinorで毎日プレーする方が良い。

もちろんPapiが復帰してくることも含めて、開幕MLBだからと言って、通年MLBに残るとは思えないけど、いきなりMLBに定着しきるポテンシャルを秘めているし、たった9試合Minorに送るだけでFAを1年遅らせられるなら、それを確定させるべき、ということもある。長々と書いてしまったけど、結論はもうすぐそこに迫っている。果たしてどうなるでしょうか。(追記)SweeneyをMLBに昇格させることはないことが通達されました。Minorへのアサインを正式に拒否すればSweeneyはリリース。Bradleyの開幕MLBが確定しました。


☆ RanaudoがMinorの試合で、4.1 IPをパーフェクトピッチしたそうです。速球はなんと98 mphにも達したとか。まだ多少メカニクスは不安定だそうですが、スタッフは完全に戻っているよう。昨年も同じ時期に97 mphを出したと聞いて喜んでいたらケガでさっぱりだった訳ですが、今度こそ完全開花に期待したい。


[3/31]

☆ 3/29は、Dempsterが4.0 IP/3 H/3 ER/3 BB/4 K。制球が売りの彼としては、ちょっとピリッとしない成績でSTを終えています。


☆ 3/30はST最後の試合。MINに4-2で勝利し、STを締めくくってます。Doubrontは5.0 IP/6 H/0 ER/1 BB/6 K。5番手のLackeyは開幕戦の裏の紅白試合で最後投げるけど、それ以外の4人はまずまず順調に最後の調整を終えています。レギュラーシーズン開始は4/1に敵地でNYY戦。開幕戦のオーダーは左腕C. C. Sabathiaが相手ということで、以下のようになるようです。

1. Ellsbury, CF
2. Victorino, RF
3. Pedroia, 2B
4. Napoli, 1B
5. Middlebrooks, 3B
6. J. Gomes, DH
7. Salty, C
8. J. Bradley, Jr., LF
9. J. Iglesias, SS
SP. Lester, LHP

2番は対左でVictorino。GomesがDHに入り、またLFは左翼が広いYankee Stadiumということもあり、Bradleyが先発するようです。捕手は開幕戦ということで、正捕手Saltyという情報も聞いているけど、対左ということと、LesterとSaltyの相性がイマイチで、STでも5試合中4試合でRossと組んでいた(→7番でSaltyになるようです)。まぁとにかくいよいよ開幕ですね。Go Sox !!

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