2012年7月26日木曜日

13' Draft Watch - Draft Board 4 (College-RP)

カレッジのRPを分割しました。実力ならA. J. Vanegasだろうけどケガがち。Colby Suggsはややコマンドが不安。即戦力になりそうな選手は何人かいるけど、クローザーの期待が掛かる選手はスターターから回さない限りいないかな。


[13' Draft Board (College-RP)]

☆ A. J. Vanegas, RHP, Stanford (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-3
Weight: 215
Last Drafted: 7th round (10') by SD
Ranking: BA #78/MLB #95/BLF #96
Projection: 2nd round to 5th round

Comments: 3年前も有名な選手で、Top 50クラスだったが、Stanford大コミットを敬遠されスリップ。重い速球は最速97 mph程度と球威があり、ムーブも良い。83~85 mphのカッター(高速スライダー)も優れたピッチ。コマンドが不安定なこともあり、なかなか先発に定着できず、リリーフで起用されている。今季は臀部の手術で出遅れたが4月に復帰。復帰後はクローザーを務めている。先発で投げるスタッフを持つと言われ、プロでは一旦先発として育成しようと考えるチームも多そう。


☆ Andrew Mitchell, RHP, Texas Christian (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-3
Weight: 225
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: BA #50/MLB #40/BLF #70
Projection: 2nd round to 5th round

Comments: TCUでFreshmanシーズンの途中からエースを務めていた右腕。速球は先発では常時91~93 mphだが最速で98 mphまで出たことがある。球質は非常に重い。これとドラフトでもトップクラスの78~82 mphのパワーブレイキングボールのコンビネーションで多くの三振を奪える。チェンジアップも投げるが、見せ球程度で平凡なボール。スタッフ的には先発でも通じるはずだが、制球力が非常に悪く、今季もシーズン途中で一旦リリーフに移っている。ハイリスクな選手だが、スタッフ面は確かで、それを信用してドラ3~4でピックされそう。プロでは一旦先発で使われるだろうが、恐らく将来的には後ろの方のリリーフになってくれれば、と見られているはず。


☆ Colby Suggs, RHP, Arkansas (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-0
Weight: 225
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: BA #97/MLB #79/BLF #116
Projection: 2nd round to 5th round

Comments: 典型的なカレッジのリリーバーで、闘争心旺盛。常時90 mph中盤のシンカーと決め球のスライダーのツーピッチ投手。スカウトを唸らせるスタッフはあるが、制球難もあり、カレッジレベルでもやや不安定。


☆ Corey Knebel, RHP, Texas (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-4
Weight: 205
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: BA #48/MLB #47/BLF #111
Projection: 2nd round to 5th round

Comments: 最速96 mphの速球とカーブのコンビネーションで、FreshmanにしてTexas大でクローザーを務め、19 SVを挙げた。その夏にはTeam USAでも活躍。強気な投球スタイルで、Huston Streetとも比べられる。安定した活躍を続けるカレッジのエリートクローザーの1人。


☆ Jimmie Sherfy, RHP, Oregon (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-0
Weight: 175
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: BA #94/BLF #138
Projection: 2nd round to 5th round

Comments: Oregon大でSophomoreのシーズンからクローザーを務めている。速球は大抵92~94 mphで最速96 mph。少し沈む。アームスロットを変えて投げることもある。これに81~85 mphのスライダーで多くの三振を奪う。コマンドはやや不安定。


☆ Daniel Gibson, LHP, Florida (Jr.)

B/T: L-L
Height: 6-3
Weight: 220
Last Drafted: 26th round (10') by MIL
Ranking: BA #100/BLF #129
Projection: 2nd round to 5th round

Comments: 近年Florida大は、Nick Maronde (LAA)、Paco Rodriguez (LAD)らの優秀な左腕リリーフを輩出しているが、Gibsonも彼らに続く存在になるだろう。ワンポイント的な使い方が多く、ややもったいない感もあるが、速球は93 mph程度まで出るし、対左というだけでなく、セットアップクラスになれる上限がある。ただややコマンド面に難があり、ドラフトイヤーにMLB昇格というカンジにはならなそう。


☆ Kyle Crockett, LHP, Virginia (Jr.)

B/T: L-L
Height: 6-2
Weight: 170
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: BA #103/BLF #133
Projection: 2nd round to 5th round

Comments: Daniel Gibsonと並び、今季のトップレフティーリリーバーの1人。体格面や上限ではD. Gibsonには劣るが、今季の成績では大きく上回る。Virginia大でも3年間安定した活躍で、今季はクローザーも務めた。速球は90~92 mphで、制球力が非常に高い。13年クラスから、最初にMLBに到達しそうな選手の1人。


☆ Kyle Finnegan, RHP, Texas State (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-1
Weight: 165
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: BA #268
Projection: 3rd round to 10th round

Comments: 速球は先発だと91~94 mphだが、リリーフでは97 mphまででる腕の強さがある。球筋は利き手側に変化する。チェンジアップが良く、スライダーはやや不安定。13年はしばらくスターターを務めていたものの、ほとんど勝てずに、終盤にリリーフに戻っている。体格の小ささもあり、リリーフ向き。腕の強さは魅力的だし、将来的にはリリーフ起用前提で、ドラ5前後でピックするチームがあるだろう。


☆ Michael Wagner, RHP, San Diego (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-4
Weight: 185
Last Drafted: 28th round (10') by BOS
Ranking: BA #192/MLB #58/BLF #195
Projection: 3rd round to 10th round

Comments: 10年ドラフトでBOSがピックした選手。San Diego大に進学した後、Sophomoreの12年は、チームのクローザーとして、Division Iで2位となる19 SVを挙げた。12年夏のCape Cod Leagueで先発に転向。90 mph前半の速球に、ソリッドなスライダー、チェンジアップも効果的になる可能性があるが、スライダーはまだ不安定。13年はDylan Coveyの不調もあり、一時期チームのエースとして投げたが、結局1勝もできずで、終盤にリリーフに戻っている。


☆ Hunter Brothers, RHP, Lipscomb (rSo.)

B/T: R-R
Height: 6-1
Weight: 200
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: None
Projection: 3rd round to 10th round

Comments: COLのRex Brothersの弟。兄と違い右投げ。カレッジは兄と同じLipscomb大だが、12年にパーティーの騒ぎで逮捕されたなど、やや問題児。13年は先発/リリーフのどちらも務めているが、基本的には兄と同じくリリーフ向きだと言われている。制球難が課題。


☆ Dan Slania, RHP, Notre Dame (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-5
Weight: 275
Last Drafted: 42nd round (10') by BOS
Ranking: BA #153/BLF #121
Projection: 3rd round to 10th round

Comments: 10年にBOSが指名したものの契約できず。12年のCape Cod Leagueで好投した。最速97~98 mphまで出している。巨大な体格もあり、複数イニングを投げるスタミナもある。


☆ Josh Dezse, RHP/1B, Ohio State (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-5
Weight: 225
Last Drafted: 28th round (10') by NYY
Ranking: None
Projection: 3rd round to 10th round

Comments: 高校時代から95 mphを投げていたように、トップクラスのアームの強さがある。Ohio State大では、クローザー兼1Bとしてプレー。13年は背中のケガで全休。


☆ Chase Johnson, RHP, Cal Poly (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-3
Weight: 190
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: BA #183
Projection: 3rd round to 10th round

Comments: Cal Poly大でリリーフを務める。Reed Reillyがクローザーを務めるため、ミドルリリーフでの登板が主だが、その割にはスタッフ面もあって評価が高い。


☆ Reed Reilly, RHP, Cal Poly (rSo.)

B/T: L-R
Height: 6-4
Weight: 220
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: BA #191
Projection: 3rd round to 10th round

Comments: 登録はSophomoreだが、11年が全休で年齢的にはJuniorの選手と同じ。13年はチームのクローザーを務めている。


☆ John Magliozzi, RHP, Florida (So.)


B/T: R-R
Height: 5-10
Weight: 195
Last Drafted: 35th round (11') by TB
Ranking: BA #439
Projection: 3rd round to 10th round

Comments: 3年連続での紹介となる。年齢の関係で昨年もFreshmanながらドラフト候補だった。小柄だが、最速95 mphの威力ある速球にカーブ、チェンジアップのどちらも不安定ながらポテンシャルがある。Florida大で徐々に出番を増やしており、13年は先発機会もあるが、クローザー的な場面での登板機会が増えている。


☆ Billy Waltrip, LHP, Oklahoma (rSo.)

B/T: L-L
Height: 6-2
Weight: 215
Last Drafted: 12th round (12') by BAL
Ranking: BA #356
Projection: 3rd round to 10th round

Comments: 12年はSeminole State大でプレーしていて、BALからドラフトされたが、Oklahoma大に進学している。13年はOklahoma大で先発・リリーフどちらもこなしているが、基本的には左のリリーフタイプだろう。速球は最速95 mph。ブレイキングボールで三振を奪う。チェンジアップは発展途上。

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