2012年6月28日木曜日

Former Sox Prospect Review: J.B. Wendelken, RHP

今回は、12年のドラフト組から、J.B. Wendelken。腕の強さもさることながら、何と言っても、Josh Reddickと同じ高校・JuCo出身という経歴に注目してしまいます。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: J.B. Wendelken (ジェイビー・ヴェンデルケン)
Full Name: Jeffrey Benjamin Wendelken
Positions: RHRP/RHSP
Born: March 24, 1993
Birthplace: Guyton, Georgia
Height: 6-0
Weight: 235
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 13th round, 2012
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $100,000
College: Middle Georgia
High School: South Effingham HS (GA)
MLB Debut: May 8, 2016 (Oakland)
How Left: Traded to the Chicago White Sox with Frank Montas and Cleuluis Rondon in a three way deal in which Boston sent Jose Iglesias to the Detroit, Chicago sent Jake Peavy to Boston, and Detroit sent Avisail Garcia to Chicago and Brayan Villareal to Boston (July 2013)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

身長は平均的で、ややずんぐりした体型の右腕。こういうタイプの選手は、最近のBOSにしては珍しい気がする。速球は最速で95 mph程度まで出る。アームの強さはあるタイプ。カーブ・スライダーを投げ、JuCoでは相手をドミネイトしていた。


[Background]

South Effingham HS/Middle Georgia JuCoというのはReddickと同じ。12年はフレッシュマンながら、W7-0L/46 IP/0.20 ERA/54 Kと素晴らしい成績を残した。ドラフト時のランキングはPG #380。


[Profile]

12' : GCLでプロデビュー。リリーフではあるが、被打率、K/9、K/BBと文句なしの素晴らしい成績を残した。

13' : Low-A Greenvilleでリリーフとして活躍。リーグのオールスターゲームにも選出された。

13' July : Jake Peavyのトレードに絡んでCWSへ。

13' : CWS移籍後はLow-A/High-Aでプレー。滅多打ちされる試合がいくつかあって、被打率は高いものの、三振も多く奪っている。

14' : BOS傘下ではPiggy-Backだったが、CWS傘下のHigh-Aで先発として投げた。しっかりイニングを稼いだものの、被打率・奪三振率共にもう一歩。

15' : リリーフに転向。CWS傘下AAではイニングを大きく上回る三振を奪うなど好投もAAAでは打たれた。

16' : Brett LawrieのトレードでOAKに移り、AAAでPCLの環境ながら高い奪三振率を示すと、嬉しいMLBへのコールアップ。MLBではまだ未熟さを感じさせたが、三振を奪う能力は見せた。シーズン後半は肘を痛めて、血小板注入治療を受けることに。

17' : ケガの影響で全休。

18' : TJから終盤に復帰してきて、OAKの13 Gで0.54 ERAと好投。

19' : MLBとAAAがほぼ半々という年になったが、MLBではやや四球は多いものの、奪三振率や被打率は優秀。

20' : COVID-19で短縮シーズンではあったが、OAKで素晴らしい内容。

21' : 制球が悪化し不安定な内容。8月にDFAされてARIがクレームも、あまり向上せず。

22' : ARI-AAAでまずまず投げ、MLBへ再昇格。K/BBが悪く、内容はイマイチだが、リビルドチームということでそれなりに起用されている。

23' : NPBに渡り、横浜DeNAベイスターズでセットアップとして防御率1点台の活躍。


[Comment]

JuCoのフレッシュマンで入団したこともあり、比較的若い選手。ただ体格的には比較的完成しているし、リリーフなら昇格は早めかもしれない。数シーズンは先発やPiggy-Backで使われるだろうけど、最近もAmiel Sawdayeさんが、身長が全てではないけど、先発の耐久力という点では長身の方が有利というコメントを出しているし、将来的にはリリーフで期待かと思う。

(13年追記)まだ比較的若いし、Rule 5ドラフトまでも余裕があって、リリーフ専門のProspectの中では割と注目していましたが。

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