2012年6月14日木曜日

Former Sox Prospect Review: Felix Sanchez, OF

今回は、傘下No.1のスピードを誇る、Felix Sanchez。12年のドラフトで、BOSはドラフトNo.1のスピードスターと言われていたD. J. Davis (TOR)に興味と言われていましたが、F. Sanchezがもっと伸びれば必要なかったはず。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Felix Sanchez (フェリックス・サンチェス)
Full Name: Felix Alberto Aguirre Sanchez
Positions: CF/RF/LF
Born: June 2, 1990
Birthplace: Santo Domingo, Dominican Republic
Height: 6-0
Weight: 165
Bats: Both
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: International free agent (January 2008)
Signing Bonus: Not Announced
How Left: Released (December 2013)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com


[Scouting Report]

優れた痩身のアスリート。スピードのある選手も多いBOSの傘下にあっても、イージーにNo.1と言われるスピードの持ち主。プラスプラスのスピードがある。ゴロを内野安打にできる選手。一方コンタクト能力は平均以下で、パワーはほとんどなく、選球眼も悪い、とスピード以外のオフェンスのツールには欠ける。スウィングも大きく、打席でバットをせわしなく動か。スウィングのメカニクスも不安定だ。素晴らしいスピードを生かしたレンジの広さに加えて、肩もしっかりしており、守備面に関しては平均以上。


[Background]

特に無し。


[Profile]

08' : DSLでプロデビュー。DSLということもあって、24 BB/.380 OBPを残すものの、AVGは.244と平凡。

09' : DSLかと思いきや、GCLに昇格。この年に、これまでのキャリアで唯一のHRを記録している。

10' : SS-A LowellでCFのレギュラーとして起用されブレイク。AVG .318に加えて、57 Gで38 SBを決めて走力を示した。スピードに関しては、傘下で圧倒的No.1と言われるように。NYPLのAll-Starにも選ばれ、終盤にPOを控えたLow-A Greenvilleに昇格した。

11' : Low-Aで開幕CFを務めるものの、ブレイキングボールのコンタクトに苦しみ、中盤以降はHenry Ramosにレギュラーの座を奪われた。スピードに関してはこの年も素晴らしく、55 SBを決めた。

12' : High-A Salemで、スタッツはイマイチだったが、7、8月はよく打っており、何とか望みをつないだ形か。

13' : 早打ちが直らない上に、コンタクトもできておらず、徐々に機会を減らし、今季はHigh-AからLow-Aへ途中降格。それでも27 SBは決めたが。

13' Dec. : リリース。

14' : 独立リーグでプレー。


[Comment]

何とか当てさえすれば、価値のある選手なのだが。パワーがないのは仕方ないとしても、そのタイプの選手にしては、三振が多すぎる。コンパクトにスウィングを整え、しっかり見て、ボールを転がせるようになってもらいたい。

(13年追記)結局コンタクトが上向くことなくリリースとなりました。スピードではイージーに傘下のNo.1と言われていたこともあったし、当てれさえすれば上に行けたんですがね。

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