2018年6月26日火曜日

Former Sox Prospect Review: Chad De La Guerra, IF

今回は、ロスターの穴埋め要員から、昨年は急成長して傘下の有望株となった、Chad De La Guerra。今季はAAAで打てず、AAへ降格していますが、層の薄いM-IFのデプス候補です。

Photo from SoxProspects.com, Credited to Kelly O'Conner

[Player Data]

Name: Chad De La Guerra (チャド・デ・ラ・ゲラ)
Full Name: Chad John De La Guerra
Position: 2B/SS/3B
Born: November 24, 1992
Santa Maria, California
Height: 5-11
Weight: 195
Bats: Left
Throws: Right
Drafted: 17th round, 2015
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $5,000
College: Grand Canyon
High School: Pioneer Valley (CA)
How Left: Minor league free agency (November 2021)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

フィジカルにはあまり恵まれていない。コンパクトなスウィングでコンタクト能力に優れる。あまり下半身を上手く使った打ち方ではなく、当てることを重視したスウィング。守備は積極的にチャレンジするよりも、深く守って堅実に捕ることを優先する。スピード、肩共に平凡で、チーム事情からSSでも多く使われているが、適性は2Bだろう。


[Background]

カレッジでは金属バットでそこそこパワーも見せていた。シニアーサインということで$5Kで契約。ドラフト時のランキングは、BAのTop 500圏外だが、Arizona州で#35の選手とされていた。


[Profile]

15' : SS-A Lowellでプロデビュー。ほぼフル出場し、まずまずのコンタクト。

16' : Low-A Greenvilleへ。開幕2Bを務め、その後Luis Alejandro Basabeにレギュラーを奪われるが、彼のシーズン中のトレードなどもあり、それなりに機会を稼いだが、ロスターフィラーの域を出ず。

17' : High-A Salemで、開幕から絶好調。安定して打ち続け、昇格したAA Portlandでも安定したコンタクトを見せたことから評価上昇。AFLの派遣メンバーに選ばれるなど、Prospectと認識されるようになった。

18' : 開幕AAA Pawtucketに抜擢したが完全にオーバーマッチ。AAへ降格となり、ここではパワー面も含めて悪くないシーズンを送った。

19' : ケガでシーズンの半分近くを欠場したのは残念だが、打撃成績自体は申し分ない。ボールの影響はあるだろうが、226打席で13 HR。率系の数字も良い。

20' : COVID-19によりシーズンキャンセル。

21' : COVID-19の中断が悪い方向に出たのか、印象的なプレーがなく、出場機会激減。

21' Nov. : MiLFAに。

22' : 独立リーグでプレー。


[Comment]

MLBには少し厳しい気もするけど、Tzu-Wei Linのような例もあるし、あと一伸び出来れば可能性はある。AAで調子を戻して、AAAへ再チャレンジしたい。

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