2012年12月19日水曜日

Former Sox Prospect Review: Jack McGeary, LHP

今回は、先日のAAAフェーズのRule 5ドラフトでピックした、Jack McGeary。プロではほとんど結果を残せず、Prospectとしてあまり期待できる状態ではないですが、元々は高い期待をされていた選手で、しかもMasachusetts州Boston出身と正真正銘のローカルボーイ。何とかかつての期待を取り戻して欲しいと願いを込めて取り上げます。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Jack McGeary (ジャック・マッギリー)
Full Name: John Anthony McGeary
Position: LHRP/LHSP
Born: March 19, 1989
Birthplace: Boston, Massachusetts
Height: 6-3
Weight: 195
Bats: Left
Throws: Left
Drafted: 6th round, 2007 by Washington
How Acquired: Selected from Washington in the Rule 5 Draft, AAA Phase (December 2012)
High School: Roxbury Latin HS (MA)
How Left: Minor league free agency, signed with Los Angeles Dodgers (November 2013)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com


[Scouting Report]

体格に優れており、速球は90 mph前半。10年にTJを受けたが、最近また91 mph程度まで投げられるようになったそう。平均的なチェンジアップを持つ他、BOSのスカウトが視察した際には、安定感には欠けるがキレのあるカーブを投げていたそう。キャリアの浅い時期にベースボールに集中していなかったこともあり、元々制球には難を抱えているし、TJ後はさらに完璧に壊している。


[Background]

07年のドラフトでは非常に素質を高く評価され、ドラ1の噂もある選手だったが、強い進学希望を持っていたし、強力なStanford大のコミットも相まって多くのチームが指名を回避。WASがドラ6で指名し、$1.8MのボーナスとStanford大へのフルタイムの通学を認めるという破格待遇で契約に成功した。カレッジは古典の学位を取得したが、一方ベースボールに集中できておらず、10年にTJを受けた後、制球を崩し、Rkレベルでも満足に投げられていない。


[Profile]

13' : XSTからSS-A LowellでBOSデビュー。最初の数試合は酷かったが、徐々に落ち着くと、Low-A Greenvilleへの昇格を勝ち取った。まだ制球に不安もあるが、奪三振率は良い。

13' Nov. : MiLFAに。

14' : LADと契約してLow-A/High-Aで投げたが、特にHigh-Aでは10.0 IP/20 BBと再び制球がぶっ壊れてリリース。その後独立リーグで投げている。


[Comment]

まだ若いし、スタッフが戻って来ているというのが本当ならマイナーのRule 5ドラフトだし面白いのでは?復活を確信している訳ではないですが、環境も変わって真剣に取り組めばもしかしたらと少しだけ期待しています。まぁダメ元ですし。

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