2012年11月15日木曜日

Former Sox Prospect Review: Steven Wright, RHP

今回は、遅咲きのナックルボーラ―、Steven Wright。本日、NYMのR. A. DickeyがNLのCy Youngに選ばれたことが発表されましたが、彼もナックルボーラ―に転向して大ブレイクした選手。ナックルボーラ―には年齢も関係ないし、Wrightにもブレイクを期待したいですね。

Photo from MLB.com

[Player Data]

Name: Steven Wright (スティーブン・ライト)
Full Name: Steven R. Wright
Position: RHSP/RHRP
Born: August 30, 1984
Birthplace: Torrance, California
Height: 6-1
Weight: 200
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 2nd round, 2006 by Cleveland; 26th round, 2003 by San Diego
How Acquired: Acquired from Cleveland for Lars Anderson (July 2012)
College: Hawaii
High School: Valley View HS (CA)
MLB Debut: April 23, 2013 (Boston)
How Left: Released (Octorber 2019)
Player Link: MLB.com, Fan GraphsBaseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

平均的な体格。以前は、速球を中心としたノーマルなスタイルだったが、11年にナックルボーラ―に転向し、現在はナックルを75~80%投げるようになっている。転向して日が浅いだけに、制球にはまだ苦労している。フォーシームはカウントを悪くした際にストライクを取るために投げる。カーブやカッターも一応持っている。


[Background]

9歳頃からナックルを投げてはいたが、元々は自らをパワーピッチャーと呼んでいたように、速球を中心とする、ノーマルなスタイルだったが、10年にMinorの壁にぶつかり、緩急を付けるために、10~15%ほどナックルを投げるようになった。11年にピッチングコーチの勧めもあり、投球の75~80%をナックルとするスタイルに転向。12年は、CLEのAAで好投していたところに、BOSが目を付け、Lars Andersonとのトレードで獲得した。


[Profile]

12' : 獲得後、AA PortlandでBOS傘下デビュー。1試合に投げただけで、AAA Pawtucketに昇格。期待通りの活躍を披露。オフには、MiLFAになると言われていたが、12年のシーズン前に結んだ契約は、2年のマイナー契約だったよう。DWLに参加している際に、娘が生まれたそう。オフにRule 5ドラフト対策で40人ロスター入り。

13' : STで序盤良かったものの、制球がイマイチで打たれるように。AAAで開幕し、2試合に投げた後、John Lackeyの離脱で先発に回ったAlfredo Acevesの代わりにモップアップで昇格。4/23にAcevesの後を受け、MLBデビュー。デビュー戦は3.2 IP/6 H/5 ER/4 BB/4 K。その後、モップアップで2度ほど好投も、先発ではボロボロ。AAAでは、5、6月は良くなかったが、他は安定してローテを守った。ただナックルボーラーだけに仕方ない面もあるが、K/BBが悪い。

14' : ヘルニアで出遅れ。AAAに戻ってしばらくはドミナントな投球を見せていたが、終盤やや失速。制球に関しては前年より落ち着いた。

15' : DLに入った選手との兼ね合いもあったが、初の開幕MLBロスター入りを果たした。序盤は主にモップアップだったが、総崩れの先発陣もあって、一旦マイナーに戻った後、途中から先発で再昇格。以前見た時は棒球に近かったナックルのキレが増し、印象的な登板が増え始めた矢先に脳震盪でDL入り。

16' : オプション切れで、ロングリリーフとして、ロスターに残れるかどうか、という立ち位置でSTに入ったが、STで好投すると、Eduardo Rodriguezの出遅れもあって、先発ローテで開幕。ナックルが冴え渡り、雨でボールが滑る日以外はほぼ完璧な投球で一躍エースに。オールスターにも選出。後半戦は少し調子を落とし、また代走で無理やり使った試合で肩を痛め離脱という悲劇に。

17' : 前年に負ったケガの影響でSTも出遅れ。シーズンインしたものの、不安定な投球が続き、結局同じ箇所の手術でシーズンアウト。

18' : やはり肩が本調子ではなく、大きく出遅れたが、復帰後は先発・リリーフ両面で16年を思わせる好投。先発の頭数が増えた終盤は、疲労からブルペン陣の調子が悪化する中で、リリーフとしてチームでも上位の存在となるが、再度肩を痛めて離脱。一応投球はできる状態には戻ったものの、POは蚊帳の外に。

19' : リリーフとして活躍を期待されていたが、オフの肩の手術に加え、家庭内暴力でサスペンションを受け、大きく出遅れ。復帰後もケガの後遺症が思わしくなく、8試合に投げたがボロボロで再びILへ。

19' Oct. : ケガ前の状態に戻ることはないかもとも言われており、調停期間ということもありリリース。その後TJを受けることに。一応まだキャリアを終えるつもりはないようです。

21' : Ben CheringtonのPITに誘われてAAAで投げるも良い結果を残せず。


[Comment]

BOSには、もちろんTim Wakefieldが在籍しており、ナックルボーラ―には親しみやすい環境じゃないかと思う。Charlie Zinkが掴めなかった、Wakeの後継者の座に就いてもらいたい。

(19年追記)16年にはオールスターに選出される栄光を勝ち取ったものの、後半戦にはその後のキャリアを暗転させるケガ。精神的にもそれでかなり来てしまったのか、その後は素行不良気味なこともあってとうとうリリース。

0 件のコメント: