2012年11月15日木曜日

Former Sox Prospect Review: Pedro Ciriaco, UT

今回は、悲惨だった12年シーズンの数少ない収穫だった、Pedro Ciriaco。ずっとProspect扱いはしてこなかったけど、BOSに来てから、ルーキーを卒業したということで、このシリーズで取り上げることにしました。ここで1つ謝らなければいけないことが。いつ頃からかわからないけど、このブログで最近ずっと"Siriaco"と綴っていました...。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Pedro Ciriaco (ペドロ・シリアコ)
Full Name: Pedro Ciriaco
Position: SS/2B/3B/LF/CF/RF/1B
Born: September 27, 1985
Birthplace: San Pedro de Macoris, Dominican Republic
Height: 6-0
Weight: 180
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: Minor league free agent (January 2012)
MLB Debut: September 8, 2010 (Pittsburgh)
How Left: Traded to San Diego (June 2013)
Player Link: MLB.comFan GraphsBaseball Reference, SP.com


[Scouting Report]

非常にひょろひょろした身体つきだが、しなやかでアスレティック。典型的なフリースウィンガーで、ゾーン外のボールも関係なく振り回すが、バットスピードはそれなりに速く、まずまずのコンタクト能力を見せている。パワーは限定的。スピードは素晴らしく、足で単打を長打にすることもできるし、盗塁も稼ぐ。守備に関しては、まだMLBのプレータイムが多くない割に、色々なポジションで出ているため、守備指標のバラつきが大きいが、基本的には高く評価されている。SSでもしっかりプレーできるし、12年は3B経験も多く積んだ。一応OF3ポジションの出場経験もあるが、フライを追うのがまだ危なっかしい。


[Background]

03年の海外FAでARIに入団。10年にPITにトレードされると、セプテンバーコールアップでMLBデビュー。11年オフになり、MiLFAとしてBOSと契約。


[Profile]

12' : AAA PawtucketでBOS傘下デビュー。AAAAタイプで、AAAのデプスとしか思っていなかったが、AAAで3割を超えるAVGを残し大活躍すると、Dustin Pedroiaの離脱に、Jose Iglesiasのケガなどが重なり、MLBに呼ばれると、宿敵NYY戦で大活躍を見せ、一躍BOSファンの人気者に。その後も、Will Middlebrooksが離脱したため、3Bで多くの機会を稼ぐなど、MLBに定着。AVG .293と予想外の好成績を残した。

13' : 開幕控えIFの座を勝ち取るが、守備で苦戦。

13' Jun. : Jose Iglesiasの成長によりロスターから押し出されてDFA。SDへとトレードされた。

13' : その後さらにウェイバーでKCへ。AAAAタイプの選手へと戻っている。

14' : AAAではAVG 3割とよく打ったがMLBではあまり活躍できず。25試合でプレーしたのみ。

15' : ATLで控えとしてプレー。試合終盤の守備交代が多かった。

16' : TEX、DET、MIAのAAAでプレー。

17' : メキシコリーグでプレー。


[Comment]

溌剌としたプレーは見ていて清々しいが、プレートのかなり手前でワンバウンドしたボールを振る姿を見ていると、さすがに12年の成績を維持できるとは思えない。それでも守備・走塁も価値ある選手だし、足やバントを生かして、13年も控えの座を維持してもらいたい。

(13年追記)色々守れるし、守備がこれほどミスが多くなければロスターに置いておく価値のある選手だとは思うんですが。

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