2012年10月4日木曜日

13' Draft Watch - My Mock Draft ver.1

MLBシーズンが終了し、イニシャルのドラフトオーダーが決まったということで、13年ドラフトのMy Mock Draftのver.1を作りました。去年も3回Mockを作ったけど、13年ドラフトも、シーズン終了時、補償を伴うFAでの移籍がほぼ決まった段階、ドラフト直前くらいでMockを作ろうかなと思います。あと各組織のニーズ等は、各Prospectランキングが出てくれば、ざっとまとめようと思ってるので、このver.1に関しては、その辺は間違いもあるかも。


[13' My Mock Draft ver.1]

1. Houston Astros - Mark Appel, RHP : 来年のドラフトまで、Appelが全体#1の有力候補であり続けるというのは個人的に疑問視しているが、現時点ではやはり最有力になりそう。12年ドラフトでも、要求額さえ折り合っていれば指名していたようだし、スタッフ的には全体#1として相応しいとスカウティングしていたはず。Houston出身でもあるというのは昨年も書いた通り。Scott BorasクライアントでSeniorと言えど、どこまでディスカウントするかは読めないが、さすがに昨季と同様の金額が必要になることはないだろう。スロット限度要求で$5.5~6Mというところで、少し浮かせられれば、お互いに満足なのでは?


2. Chicago Cubs - Ryne Stanek, RHP : Theo Epstein-Jed Hoyer体制になり、Minorの充実に力を入れただけあって、Minor組織は改善しつつある。下層で多くの野手Prospectが成長し、特に内野はほぼ全ポジションに将来のレギュラーと目される選手がいる。一方、12年のドラ1が野手のAlbert Almoraだったこともあり、トップクラスの投手Prospectに欠けており、最高の投手を指名するのが鉄板だろう。となれば現状ではStanek。磨かれきってはいないが、球威・体格とフロントラインクラスになれる素材。


3. Colorado Rockies - Sean Manaea, LHP : 本拠地の影響もあるだろうが、Drew Pomerantz、Alex White、Jhoury Chacinら、今後数年の柱となるべき投手陣が打ち込まれている。純粋なタレントで言えば、Austin Meadowsは捨てがたいが、Dexter Fowlerと延長を考えるようで、そうなるとやはり投手が欲しい。今なら、Manaea、Jonathan Crawford、Kohl Stewartらが候補だが、その中ではCape Cod Leagueで素晴らしかったManaeaがやはり抜けているか。Appel、Stanekから少し落ちるし、その2人のどちらかが残っていれば理想ではあるが。Manaeaはアームスロットの低さが少し気になるが、Chris Sale (CWS)の成功もあり、このタイプの投手への印象は良くなっているんじゃないだろうか?


4. Minnesota Twins - Austin Meadows, OF : 昨年も全体#2でByron Buxtonを獲ったばかりではあるが、ニーズに関係なくMeadowsということになるか。Appel、Stanek、Manaeaが獲られていれば、残りの投手は少し落ちる。ニーズを重視するなら、Kris Bryantを獲って、Miguel Sanoと1B/3Bを固める方がフィット感は上だろうが。


5. Cleveland Indians - Austin Wilson, OF : どちらかと言えば投手な気もするが、タレントで言えばA. WilsonかBryantのどちらかになるだろう。3BにはLonnie Chisenhallがいるとは言え、ややパワー面が不安だし、1BもMatt LaPortaはそろそろ見切られそう。Bryantでも良いとは思うが、Ceilingで言えばWilsonか?


6. Miami Marlins - Kris Bryant, 3B/1B : 近年はパワーヒッターは非常に貴重だし、Bryantで文句なしだろう。他には捕手やSSもいても良いが、Bryantより優先するほどの選手はいないか。


7. Boston Red Sox - Clint Frazier, OF : 投手が欲しいところで、J. CrawfordやBobby Wahlは悪くない選択肢だろう。ただこう来れば、若干ハイリスクではあるが、抜群のツールを持つ、C. Frazierが欲しい。J. Bradley Jr.がいるとは言え、パワー面を含めたCeilingで言えば、Frazierはスーパースターになり得る。Crawfordは優れたアームの強さを持つが、体格がわずかに小さめな点が気になる。一方Wahlは#12~#15辺りのピックになるかなと思っていた頃は、第一希望だったが、この位置となると、少し上限が低く感じられる。もう1人気になる選手としては、コマンド・健康状態が戻れば、Karsten Whitsonはフロントラインクラスのスタッフを持つし、そうなれば考えても良いと思うが。


8. Kansas City Royals - Kohl Stewart, RHP : ここ2年ほどはカレッジ投手の噂がよく出ていたが、昨季Kyle Zimmerを加えたこともあり、この位置ならカレッジ・高卒は問わないだろう。ただ投手が欲しいのは間違いないと思う。リスクを恐れず、High Ceilingなアスリートを好む傾向があるし、スーパーアスリートのK. Stewartは球威も文句なしで、素晴らしいポテンシャルの持ち主。現状でもTop 10付近の予想が出てきているが、更に上位になってもおかしくない選手だ。


9. Pittsburgh Pirates* - Jonathan Crawford, RHP : 12年は中盤までPO争いに加わったが、終盤失速。結局はまたも負け越し記録を更新してしまった。とは言え、チームのピースは着実に揃いつつあるし、少しずつドラフト順位も下がりつつあるので、上位で即戦力投手が欲しいだろう。Gerrit Cole、Jameson Taillonはいるが、昨季のドラフトでAppelと契約できなかったし、そういった面でも有力なカレッジ投手がいればピックしたいところ。Crawfordのアームは魅力だろう。


10. Toronto Blue Jays - Oscar Mercado, SS : Jose Bautistaに加えて、今季はEdwin Encarnacionが開花したが、いずれも年齢的には中堅で、若いスラッガーが欲しい。A. WilsonやBryantが残っていればフィットしそうだが、ドラフト順位が少し落ち、残っているかは微妙。Colin Moranはパワー面が弱く、評価は下がり気味。Justin Williamsではややオーバードラフト感がある。Aaron JudgeかMercadoが有力か?JudgeはCape Cod Leagueでも活躍し、パワーの可能性だが、あまりカレッジの野手を上位でドラフトする印象のないチームだ。Mercadoは現状ではわずかにオーバードラフトにも見えるが、SSに残れる選手ということで希少価値が高いし、打撃面の評価も悪くない。Francisco Lindor (CLE)くらいになってもおかしくないだろう。


11. New York Mets - Trey Ball, LHP/OF : Sandy Alderson GMの元、ここ2年ほど若い高卒選手を積極的に指名してきたが、Matt Harvey、Zack Wheelerらの台頭もあり、そろそろ即戦力を、ということなのか、Wahlなどのカレッジ投手の予想を多く見る気がする。とは言え、13年も再びリビルドになるだろうし、あまりカレッジに拘ることはないんじゃないかと思う。タレント重視で行くならBallか?現状のスタッフというより、プロジェクション面で高く評価されており、リスクもある選手だが、Top 10予想も多く、上限と言う意味では申し分ない。


12. Seattle Mariners - Aaron Judge, OF : Danny Hultzenは予想外にコマンドで苦しんでおり、Taijuan Walker、James Paxtonと併せたBig 3は12年序盤の好調が続かなかった。とは言え、投手有利の本拠もあり、どちらかと言えば野手、それもパワーの可能性が欲しい。Judgeは素晴らしい体格で、30発以上打つパワーヒッターになれる可能性があるし、カレッジ選手ということもあり、比較的戦力化も早いだろう。


13. San Diego Padres - Karsten Whitson, RHP : 現状ではWhitsonは、ケガと制球難でもう少し下の予想になるかと思うが、素質は疑いなく、13年はさすがに少し戻してくるかと思う。上位スターターになれる器だし、多少リスクはあるが、そうなれば大きなスティールとなる。SDは、10年にWhitsonをドラフトしたチームだし、彼のことは気に入っているんじゃないかな。


14. Pittsburgh Pirates - Bobby Wahl, RHP : CrawfordとWahlを同時にピックできれば、投手陣は一気に厚みを増し、今後数年困ることはなくなるだろう。Wahlはエースにはならないと思うが、しっかりしたローテ中位になれる可能性が非常に高く、もう少し上でピックされてもおかしくない。この位置なら素晴らしいピックになるだろう。


15. Arizona Diamondbacks - Reese McGuire, C : 投手王国になりつつあるし、野手の若手も豊富。あまりニーズを考える必要のないチームだ。若い選手を獲る余裕もあるし、ベストの選手を選べば良いだろう。R. McGuireは打力がどこまで成長するかという点で、ややプロジェクションの難しい選手だが、捕手に留まれる守備力はプレミアムで、打力次第ではMLBで平均以上の捕手になれる。昨季ドラフトしたStryker Trahanは捕手に留まれるか疑問視される選手だけに、補完性も良い。


16. Philadelphia Phillies - Stephen Gonsalves, LHP : ここ数年上位ピックがなかったこともあるが、ここも基本的にはあまりニーズを気にしない組織という印象。High Ceilingな投手を育てるのが上手いし、Gonsalvesは現状のスタッフはもちろん、伸びしろも非常に大きい。


17. Milwaukee Brewers - Colin Moran, 3B : 11年は投手不足から、Taylor Jungmann、Jed Bradleyをピック。逆にMinor野手層が薄くなった12年は、Clint Coulter、Victor Roacheと、比較的ニーズを重視するチームに見える。3Bはやや薄いと思うし、Moranはコンタクトと選球眼は文句なし。3Bとして十分なパワーを残せるかは疑問もあるが、High Floorだし、この位置ならスティールになるかも。


18. Chicago White Sox - Trevor Williams, RHP : 相変わらずあっちこっち欲しいところはあるが、そうなればやはり投手かなと。Trevor WilliamsはさほどHigh Ceilingではないが、High Floorで、もう少し上でプロジェクションされていることも多い。悪くないんじゃないかな。


19. Los Angeles Dodgers - Jeremy Martinez, C : 12年はA. J. Ellisの台頭はあったが、長期間レギュラーを張れる選手なのか、まだ疑問もある。J. Martinezは他の選手に評価で追い抜かれているようだけど、少し前はTop 5の候補とも言われていた。攻守共に素晴らしいポテンシャルを持つ。財政問題を抱える前は高卒を好むチームだったし、現状MLBロスターには高額契約者が多いので、時間がかかっても、上限の高い選手の方が良いフィットじゃないかな?


20. St. Louis Cardinals - Justin Williams, OF : J. Williamsは打撃系ツールは文句なしで、13年のシーズン次第ではTop 10でもおかしくないほどのポテンシャルを持つ。昨年はカレッジの選手を多く獲り、ボーナスを下位に振り分ける作戦をとったチームだが、落ちてきた大物を好むチームでもあるし、J. Williamsなら喜んでピックするだろう。


21. Detroit Tigers - A. J. Vanegas, RHP : 早上げを繰り返し、大成せぬまま、即戦力の見返りにトレードというのを繰り返しているチームだが、何しろ躊躇せずに、Andrew MillerやCameron Maybin、Jacob Turnerなど、(元)Top Prospectの放出に踏み切ってきたおかげで、Miguel Cabreraなど主力となる戦力を得ることができてきたという面もある。そういった意味では早上げに対応しやすく、またトレードで価値を出しやすいカレッジの速球派は選んでおいて損はないのでは?Vanegasは評価を上げており、粗削りだが上限は高め。


22. Los Angeles Angels - Ryan Eades, RHP : スカウト部門の異動があったせいか、ここ2年はガラッとカレッジ中心にシフトしている。Albert Pujols、C. J. Wilsonらを獲ったにも関わらず、12年もPOを逃しており、必然的に即戦力を加えたいということになるだろう。Eadesはスタッフはカレッジ投手の中でも上位に入るし、安定感を増し、成績を残せばさらに上を狙える選手。


23. Tampa Bay Rays - Ryan Boldt, OF : 12年のドラフトで、懸案の1つだった1BにRichie Shafferを加えており、さらに穴は小さくなった。Minor投手陣は相変わらず羨ましいほど豊富で、上もまだまだ若い。ニーズで言えば捕手か、あとはHak-Ju LeeやTim Beckhamが順調に行っていないこともあり、そろそろM-IFかというカンジだが、これはという選手もいない。あまり高卒野手をうまく育てられていない印象もあるが、ツールに優れたBoldtは、CFタイプを求めるなら非常に魅力的。


24. Baltimore Oriols - Marco Gonzales, LHP : 一昨季までしばらく上位でトップクラスの高卒選手をピックし続けていたが、12年はセーフティーなKevin Gausmanに。Dan Duquette GMは保守的なタイプだと思うし、元々オーナーも渋ちん。この位置なら安めで契約できる即戦力を狙いそう。野手は若いのが出てきているので、Brian MatuszやZach Brittonが期待通りにいっていない投手陣を無難に補強してくるのでは?M. Gonzalesは伸びしろに欠けるが、ローテ下位になれる可能性の高い選手。


25. Texas Rangers - Rob Kaminsky, LHP : 12年はリスクが高めの若い野手を多く獲ったが、Joey Galloを筆頭に予想以上に良い。さほどニーズに拘らないチームだが、やや小柄でポリッシュな左腕を積極的にドラフトしてきたチーム。Kaminskyは体格はやや小さめだが、速球も十分な球威があるし、ハンマーカーブが素晴らしく、比較的まとまった投手。ここの求めるプロファイルにピッタリだろう。


26. Oakland Athletics - Rowdy Tellez, 1B : 昨季のAddison Russellは、予想よりも上位でピックされたし、これまでのOAKのピックを考慮するとかなり予想外だったが、結果的には大成功している。いつもながら指名を読みにくいチームだ。まぁ現時点でこの辺りのMockに意味があるとは思えないが、一応Tellezを予想しておく。HSの1Bは打てないとBustになるだけにリスクも大きいが、Tellezの打力と何よりパワーは群を抜いており、BAのEarly RankingではTop 20に入っていた。ポジション柄、少し落ちてきてこのあたりならリーズナブルだろう。元々あまりスピードや運動能力に拘らないチームだし、Tellezはそういったチームの方がフィットしそう。


27. San Francisco Giants - Brett Morales, RHP : ニーズを考えてもしょうがないし、残ってるの中で良い選手をというくらい。B. Moralesは投手キャリアは浅いながらも、その才能を高く評価されており、磨けばもっと上位に来てもおかしくない選手。


28. Atlanta Braves - William Abreu, OF : ずっと投手を上位で指名しているチームだけにさすがにそろそろ野手か?W. Abreuは完成度も高く、高校生にしてはHigh Floorだし、パワーの成長次第では、それ以上にもなれる。


29. New York Yankees - Clinton Hollon, RHP : ここはどうしても有名選手をプロジェクションしたくなる。トレード等も視野に入れているのか、最近は上位では高校生を重視している。チームのコアがしっかりしているだけに、少し下のラウンドで獲ったカレッジ投手なんかをローテ下位やリリーフでうまく使うことができているし、このような指名傾向はしばらく基本になるかと思う。Hollonはケガがあったのか評価を落とし気味ではあるが、腕の強さは申し分なく、ドラ1下位ならローリスクハイリターンに見える。


30. Cincinnati Reds - Austin Kubitza, RHP : チーム状況も良く、あまりニーズに拘らないだろう。ここ2年、若い高校生アームを獲ってきたし、そろそろカレッジの選手でもおかしくないのでは?Kubitzaはカレッジ選手にしては完成されきってはいないが、体格が良く、伸びしろがある。


31. Washington Nationals - Ian Clarkin, LHP : Stephen Strasburg、Bryce Harperの連続ゲットが大きかったのはもちろんだが、育成を重視し、3年でとうとう勝率MLB最下位からNo.1まで上り詰めた。現時点ではローテも強力で、ニーズで言えば、Adam LaRocheなど短期穴埋めに頼っている1Bだろうが、それよりも投手を充実させ続けるのが、長期間上位を争うためには重要だろう。将来的にGio Gonzalezに続く左腕先発候補を探しておきたい。


*: For failure to sign 2012 draft pick Mark Appel

2 件のコメント:

jac さんのコメント...

Redsoxは強すぎですね。(ドラフト指名順位的な意味で) まさか10位まで落ちてしまうとは。どのみちいい順位になってもいまのGMはMcGuireや薬物野郎Stromanのようにドラ1指名は下手なので元々期待はしていませんが・・・。いい選手がスリップしてくることを願うばかり。

MercadoはLindorがパワーのツールをほとんど見せていないところを見るとやや不安ですね。選球眼がしっかりしていないならHechavarriaとあんまり変わらそう。HechavarriaはIglesias以上に選球眼がなく打席での粘りがないのでとてもじゃないけどレギュラーは無理ですね。Iglesiasもそうですが、打撃の上限が低いとわかっている選手によくあんな大金だしたなと思います。SSでソリッドな守備ができるというのはそれだけで価値があるというのはわかりますが。

Farrelのトレードに関しては一応AnthopoulosがFarrelを気に入っているようである程度の交換要員がいないとまとまらないような気がします。まさにJaysにフィットするCecchiniが獲れたら泣いて喜びますがまあ成立しないんじゃないかと思います。

それにしてもTeoさんはやはりドラフト巧者ですね。BarnsとBradlyをしっかり指名したのは流石の慧眼ぶりといったところです。
Jaysは何故か指名にいったBeedeに逃げられ、Norrisはパッとしない上に補完指名の高卒4選手は全員さっぱりですからね。とりあえずNorrisだけは何とかモノになってほしい。
スカウト増員したそうですが、そんな簡単な人海戦術だけではうまくいかないです。これからは補完ピックもそうないので、ドラフトはますます苦戦してしまうのではないかと。
Jaysの近年のドラ1は酷いので、来季こそはいい指名を期待したいです。

ララ さんのコメント...

jacさん

いつもドラフト関連の投稿にコメントいただきありがとうございますm(_ _)m

まぁPOに出られないのなら、できる限り上のドラフトピックが欲しいですよね(汗)。自分もまさかここまで上位に来るとは思ってませんでした。

今年からFA移籍の際のプロテクトが全体#10までになったということで、TORもギリギリそこに入ったのは不幸中の幸いでしょうか。

Anthopoulos GMの評価はちょっと下がって来たみたいですね。Stromanに関しては、BOSファンも獲れ獲れ言ってたし、薬物というのは予想できないところでしたが、それを除いても確かにドラ1はここのところうまく行ってないですね。

11年は別格としても、去年とかを見ても、やっぱり全体#7~#8くらいまではいわゆる鉄板の選手がいますが、#9、#10となると、少し選択が難しくなりますね。Jaysは近年では最高位の#10ということで、うまくやればプレミアムなProspectをゲットできますが、少しリスクもありますし、ここで失敗すればGMの評価はがた落ちですね。逆にBOSは#7ということで失敗は許されませんが...。

Lindorはちょっと成績を落としたんですね。確かに6 HRは少ないですが、まだ19歳にもなってなくて、フルシーズン1年目でLow-Aと考えれば、そうとう良くやってるとは思います。選球眼やスピードも見せているし、6 HRもウチのVinicioやIglesiasに比べれば全然良いですし。

MercadoとLindorも当然別の選手ですし、一概には言えませんが、ある程度スピードや出塁が良いなら、Lindorくらいの長打力でも、SSなら十分All-Starクラスだと思いますよ。まぁMercadoを押し付けている訳ではないですし、あくまでニーズを少し考慮に入れた現時点での軽い予想です(笑)。

Cecchiniはパワー面があまり伸びてないですが、いくら3Bが埋まってるとは言え、どうせ出すのなら良い先発の見返りに使いたいですね...。まぁこれはFull Countというサイトの予想だし、Jaysにはカナディアンで若いBrett Lawrieがいるので、個人的には疑問視していますが。

Theoさんの影響もあるでしょうが、スカウト部長のAmiel Sawdayeも良い仕事をしてると思います。とは言え、10年のドラフトではRanaudoやVitekが期待を裏切っているし、11年、12年もあと1、2年しないと何とも言えませんが。

11年のBeede指名は驚きましたね~。自分的には#26かサンドイッチラウンドでピックしたかったので相当ショックでしたが。

まぁ高校生で投手はまだまだ長い目が必要じゃないですかね(汗)。Norrisは自分もOwensより欲しかったので、複雑な心境で見ています。

Kevin ComerやJoe Musgroveは見切り早かったですね。若いうちに出した方が価値が出るのかもしれませんが、成長されたら大損だし、ドラフトしたのが失敗だったという印象を与えるので、あまり印象良くないですけどねぇ。