Prospect Profile: Payton Tolle, LHP

今回は、今季ドラフティーからドラ2、Payton Tolleくん。Craig Breslow政権下での初ドラフトは投手補充で特に長身の利点を生かした選手の指名を重視していましたが、それを具現化した選手。

Photo from ClutchPoint.com

[Player Data]

Name: Payton Tolle （ペイトン・トリー）
Full Name: Payton John Tolle
Position: LHSP/(1B)
Born: November 11, 2002
Birthplace: Yukon, Oklahoma
Height: 6-6
Weight: 250
Bats: Left
Throws: Left
Drafted: 2nd round, 2024
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $2,000,000
College: Texas Christian
High School: Bethany HS (OK)
MLB Debut: August 29, 2025 (boston)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

完成された体格。カレッジ自体は速球は90~92 mph前後が多く、球威よりもそのエクステンションで知られていたが、プロ入り後大きく伸び、最速99 mph、常時95 mphとなっている。左腕としては最高クラスのスタッフに。カッター、スライダー、チェンジアップ、カーブと球威の上昇に従い、威力を発揮するようになっている。


[Background]

Wichita State大での最初の2年は2way選手として鳴らしたが、TCUでは打席で不調で、途中から投手に集中した。ドラフト時のランキングはMLB #87/BA #82/PG #69。


[Profile]

25' : 最大のブレイク株。元々評価の高かったエクステンションに加え、最速99~100 mphと急速な球威の伸びもあり、一躍全体でもトップレベルの有望株に。High-A Greenvilleでのシーズン開幕から、勢いのままにMLBデビューした試合までは素晴らしかったが、その後さすがにMLBへ多少の適応期間を要している。


[Comment]

彼の指名が成功するかで、Breslowと現スカウト陣の選択が正解がどうかの最初の感度が得られそう。Chaim Bloom時代にあまり投手への投資をしてこなかった結果、傘下は野手偏重になっているし、成功して投手層が厚くなって欲しいところ。