2010年5月14日金曜日

Former Sox Prospect Review: Manny Delcarmen, RHP

Former Sox Prospect Reviewでは、見事にマイナーの階段を昇りきり、BOSへの昇格と、卒業と呼べるくらいの定着を成し遂げた、元Prospect達の紹介もしたいと思います。まずはGW中に観戦していて、良いときはホントに良いんだけどなぁと改めて思った、Manny Delcarmenから。

Photo from SoxProspect.com

[Player Profile]

Name: Manny Delcarmen (マニー・デルカーメン)
Full Name: Manuel Delcarmen
Position: RHRP/RHSP
Born: February 16, 1982
Birthplace: Boston, Massachusetts
Height: 6-2
Weight: 225
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 2nd Round, 2000
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $700,000
High School: West Roxbury HS (MA)
MLB Debut: June 26, 2005 (Boston)
How Left: Traded to Colorado for Chris Balcom-Miller (July 2010)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

Delcarmenと言えば、やはりコンスタントに90 mph中盤を計時する速球。100 mphに届くことはあまりないが、調子の良い時はコンパクトなテイクバックから97~98 mphをコンスタントに叩き出す。08年には平均で96 mphを計時していたほどで、リリーフとしても十分なパワーピッチャー。彼の良いところは、これにしっかり空振りをとれるカーブとチェンジアップを持つ点。スタッフが問題でリリーフに移った投手ではないだけに、調子がいい時には、先発で使っては?という話題が出るほどで、どちらのピッチもアウトピッチとして、しっかりとしたクオリティを持っている。彼の欠点は、悪いときは全くと言っていいほどコマンドが定まらない点で、出て来ては四球を連発するだけのことも。


[Background]

Massachusetts州Boston生まれ。正真正銘の地元っ子。


[Profile]

01' : GCLでプロデビュー。

02' : Low-A Augustaで投げた。コマンドにやや不安があるものの、威力のある速球を持ち、傘下でも安定してTop 5くらいの評価を受けるProspectだった)。

03' : High-A Sarasotaで開幕するも、4 Gに投げた後、TJを受けることに。

04' : High-Aで復帰。AFLに参加。

05' : 肘の保護と保有期間の問題からリリーフに転向。AA Portland/AAA Pawtucketを圧倒し、MLBデビューを飾りました。

06' : 適応期間だったのか、MLBではイマイチ。

07' : 後半戦に大きく成長。Eric Gagneがダメダメなチーム状況で、Jonathan Papelbon、岡島に続くセットアップの座に就き、WSを制覇したチームに貢献した。

08' : 07年の活躍から、セットアップとしての活躍が期待されたが、調子が良いときもあるけど、重要な場面で崩れることも多く、一皮剥けきれていない印象。少しずつパフォーマンスを落とした。

09' : 制球も最悪。交通事故もあり、終盤の追い上げに貢献できず。

10' : 事故の影響からか、球速が落ち、安定しない登板が続きました。

10' July : 補強に走らなければいけない、追い込まれた状況でのデッドラインでCOLへ放出。チームも半分シーズンを投げていたかも。調停二度目が控えていることも背景になったのでしょう。

10' : COLで結果を残せず、オフにノンテンダー。

11' : SEA、TEX傘下で投げるも、フォームを戻せず、マイナーで過ごした。

12' : 宿敵NYY傘下でプレー。奪三振率は戻ってきたが、全体的には安定感が無かった。

13' : BAL傘下で2.83 ERAと好投。しかし以前のようなドミナンスはなく、PO争い佳境のチームへは呼ばれず。

14' : 前年同様、WAS傘下のAAAでしっかり投げているが、上に呼ばれず。

15' : WASと契約して傘下で投げるも6月にリリース。その後はMexican Leagueに渡って投げている。

16' : メキシコのリーグで2試合に登板。

17'~18' : 独立リーグでプレー。


[Comment]

出て来るまでどうなるかわからないというタイプではなく、一定期間良い投球を見せるのに、ちょっとしたきっかけで崩れ、しばらく立ち直れないというようなイメージがあり、それは酷使などの影響もあったりするのかも。良い時は支配的な投球を見せるだけに、これが続けば、といつも思わされるのですが。とうとうBOSから出されてしまいましたが、まだまだ働き盛り。しっかり調子を取り戻して、活躍してもらいたいです。

2010年5月11日火曜日

10' Minor League Season Memo -5/6~5/12-

先週、LarsがまずAAAに昇格しましたが、そろそろTop Prospect達の昇格も気になってきますね。前記事はこちら


◯ 5/6

[AAA] - Box
Millsは6.0 IP/5 ER。Richardsonが1.1 IP/2 Kパーフェクト。出足は良くなかったけど、だいぶ落ち着いてきた。Reddickに第4号。

[AA] - Box
Fifeが4.0 IP/8 H/5 ER/1BB/5 K。ここまで良く投げていたんですが、今日は打たれた。Expositoが3 for 3/1 2B/2 BBと大爆発。

[A+] - Box
Huntzingerは6.0 IP/6 H/2 ER/0 BB/4 K。今日はいいカンジ。Heroldが3.0 IP/4 K。今季ここまで、そこまで奪三振は多くないものの、被打率は驚異的。

[A] - Box
Riveraは5.0 IP/4 H/4 R/0 ER/1 BB/3 K。エラー絡みの失点はありましたが、それ以外はソリッド。Almanzar、Bermudezが2 H。


◯ 5/7

[A] : RHP Roman MendezがDL入り。
[A] : RHP Tom EbertがXSTからロスター入り。

[AAA] - Box
Bonserが再びリハブ開始。3.0 IP/3 H/1 ER/1 BB/3 Kとぼちぼち。肩の状態はいいと語ってるようです。Reddick (5)、Nava (4)とBrown (1)にHR。LarsとBrownが2 H。

[AA] - Box
Doubrontが4.2 IP/6 H/2 ER/2 BB/9 Kと今季そこまで多くなかった三振をよく奪いました。Porticeも2.1 IP/4 Kパーフェクト。NavarroとChiangが2 H。

[A+] - Box
Williamsonは4.2 IP/7 H/4 ER/2 BB/2 Kと今イチ。Deningが3 H、HeeとHassanが2 Hで勝利。Salemは全Minor組織中最高のW21-L7の成績を残してます。

[A] - Box
Mendezは2回にグランドスラムを喰らい、2.0 IP/4 H/5 ER/1 BB/2 K。相変わらず良くない。ここまでRiveraと差がつくとは思いませんでした。Butlerが2 H。


◯ 5/8

[AAA] - Box
2回ほどまずまずな投球を見せたK. Johnsonですが、4.1 IP/7 H/5 ER/2 BB/2 Kと今日はダメ。NavaとLarsが2 H。

[AA] - Box
Millerは5.0 IP/7 H/2 ER。Iglesias、Spearsに9回の表に決勝2Bを放ったChiangが2 Hずつ。

[A+] - Box
ここまで良かったClayが3.1 IP/10 H/8 ER/0 BB/1 Kと大炎上。せっかくProspect紹介で取り上げたところなのに...Federowicz、Lavarnway、Hassanが2 H。

[A] - Box
ダブルヘッダーの影響で、P. Ruizが先発。5.0 IP/0 R/3 Kとがんばりました。Presslyが今イチだし、このままローテを勝ちとるかも。McGuinessが2 H/1 HR (4)。HazelbakerとFuentesも2 H。


◯ 5/9

[AAA] - Box
Bowdenは5.2 IP/3 H/3 ER/2 BB/5 K。まだまだだけど、ちょっと良くなってきたか?Navaに第5号。JimenezとSanchezが2 H。

[AA] - Box
Weilandが5.0 IPを4 Kパーフェクト。素晴らしい。ここ2回ほどいい投球が続いており、昨季もこのぐらいの時期からフィットして来ていたので期待です。SpearsとChangがマルチ。

[A+] - Box
A. Wilsonは5.0 IP/5 H/2 ER/1 BB/5 K。もうちょっとなカンジはします。マルチがなしと、今日は抑えられた。

[A] - Box
Castilloが6.0 IP/9 H/2 ER/1 BB/3 K、Presslyが2.0 IP/2 H/2 ER/0 BB/3 Kと今イチ。McGuinessに第4号。Butlerは2 Hにこちらも第4号。


○ 5/10

[AAA] : OF Mike Cameronがリハブアサイン。
[AA] : 1B Anthony RizzoがSalem (A+)から昇格。
[AA] : IF Ray Changがロスター外へ移動。

[AAA] - Box
Bierdは4.0 IP/5 H/2 ER/3 BB/1 K。Cameronがリハブ開始。DHで1 for 3/1 2B/1 BB。

[AA] - Box
RizzoがAAに昇格しました。LarsがAAAに行ったので席が空いたので。今季はここまで5 HRと昨季はHigh-A昇格後イマイチだった長打力は示しているものの、三振も多く、AVG .248とやや不調気味だったので驚きと言えばそうです。BOSは彼の打撃に関しては自信を持っているのだろうとは思いますが。McGuinessをHigh-Aに上げ、RenfroeもしくはR. RodriguezをLow-Aにアサインするのかも。
Kellyは5.0 IP/5 H/3 ER/2 BB/7 K/6-2 GO/FO。前回打たれた、強打(年齢が高い選手が多いためですが)のNYM-AAのBinghamton相手にずいぶん向上したアウティング。Iglesiasが4 for 4と爆発。落ちてくるかなと思ったら、また打ち始めるを繰り返して未だAVG .300超え。

[A+] - Box
Pimentelは4.0 IP/7 H/4 ER/2 BB/2 K。う~ん、ちょっとHigh-Aで苦しんでいるカンジがあります。Middlebrooksが2 H/1 2B。先にRizzoが昇格して刺激になったか。

[A] - Box
Volzは4.1 IP/6 H/3 ER/1 BB/3 K。プロ入り後、初めてのBBを出した。ここまでよく投げていますが、BBの少なさ以外はあまり目立つものがなく、リリーフの方がいいのでは?とも。打線はTEXのRobbie Rossの前に5回までノーヒッター。


○ 5/11

[AAA] - Box
Millsは7.0 IP/3 H/0 ER/1 BB/3 Kと久しぶりに素晴らしい投球。ただ前回も抑えたチームらしく、相手の力量が上がると打たれるのかも。Batesが第3号を含め2 H。もうちょっと打って欲しい選手です。Brownに第2号。

[AA] - Box
Fifeは6.0 IP/7 H/0 ER/0 BB/6 K/8-1 GO/FO。被安打以外は文句なしのでき。セカンドピッチがとても良いという話です。彼の場合は、もう少し速球の質があれば十分MLBの先発になれそう。Kalishが第5号を含む3 H。Iglesiasは前日から引き続き好調で3 H。Linが2 Hで、AAデビューのRizzoは1 for 2/1 BBと無難。

[A+] - Box
Huntzingerは6.0 IP/3 H/1 ER/4 BB/2 K。K/BBの悪さが気になるけど、ここのところよく投げてます。打線はいいとこなし。Rizzoが抜けて、ちょっと調子が下降気味か?

[A] - Offday


◯ 5/12

[A] : IF Zach GentileがDL入り。
[A] : IF Joantoni GarciaがXSTからロスター入り。

[AAA] - Box
Bonserは4.0 IP/2 H/2 BB/2 K。最速94 mph。リリーフならなんとか使えるかも。取りあえずSchoeneweisよりは...Cameronは今日はおやすみ。Navaが2 Hに第6号。パワーもしっかり発揮できるようになってる。Brown、Jimenezも2 H。

[AA] - Box
Doubrontは6.0 IP/5 H/1 ER/4 BB/4 K。少しBBが多かったけど、もうAAでは安定して投げているし、そろそろ昇格させて欲しい。ExpositoとNavarroが2 H。RizzoはAAでの初HR。

[A+] - Box
Williamsonは5.0 IP/4 H/2 ER/2 BB/3 K。しばらく不調だったHisseyが4 H。Tejedaは3 H。Federowiczが2 H。Mailmanに第1号。STではすごく良いスウィングしてると言われていたんだけど...

[A] - BoxRiveraは4.0 IP/7 H/3 ER/2 BB/4 K。彼にしては悪かった。Gibson、McGuiness、Bermudezが2 H。McGuinessには第5号。

Former Sox Prospect Review: Caleb Clay, RHP

今回紹介するのは、注目度はあまり高くないけど、実は(失礼か?)ドラ1のCaleb Clayです。TJがあって、昇格が遅れてはいますが、潜在能力はとても高い選手。今季は結構良さそうで、楽しみにしているProspectです。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Caleb Clay (ケイレブ・クレイ)
Full Name: Caleb Russell Clay
Positions: RHSP/RHRP/(CF)
Born: February 15, 1988
Birthplace: Cullman, Alabama
Height: 6-2
Weight: 180
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: Supplemental 1st round, 2006
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $775,000
High School: Cullman HS (AL)
How Left: Minor league free agency, signed with Washington (November 2012)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com


[Scouting Report]

OFだっただけあって非常にアスレティックな投手で、速球は88~90 mphでやや球威に欠ける。最速は92 mph程度。11年のAFLでリリーフに移り、アームスロットを少しいじったこともあって、そちらでは95 mphを叩き出すようになった。良く沈む球筋で、ゴロを打たせられる点が魅力的な投手ですが、投手経験の浅さもあってコマンドは未完成。セカンドピッチは78~80 mphのチェンジアップで、三振を奪うのはもっぱらこの球種。 70 mph前半のカーブと80 mph前半のスライダーを投げる。


[Profile]

07' : SS-A Lowellでデビューしたものの、5試合に投げたあとTJ。

08' : 終盤になってGCLで復帰。

09年はLow-A Greenvilleでフルシーズンデビュー。高校生の時はOFで多くプレーしており、実質的な投手デビューといっても過言ではないですが、110 IPを投げ、4.01 ERAとまずまずの成績を残しました。

10' : 09年は先発とPiggy-Backシステムによるロングリリーフが半々くらいでしたが、先発時の成績が良くなかった。High-A Salemに昇格した10年は、ERA、被安打など平凡。GO/AOは1を越えてはいますが、K/9もかなり低い。

11' : AA Portlandで、Piggy-Back的にロングリリーフで投げるが被打率が高くボロボロ。しかし、終盤にアームスロットを高くし、速球の球威が改善。AFLでは短めのイニングで好成績を残した。

12' : 前年のAFLでリリーフとしての成長を見せたが、まずまずとは言え、AAで支配的とは言い難い内容。

12' Nov. : MiLFAになり退団。WASと契約。

13' : WAS傘下のAA/AAAで先発に復帰し好投。奪三振率はイマイチも、被打率は良くなっている。

14' : 序盤は韓国でのプレーを選択したが、環境が合わなかったのかさっぱり。USに戻り、LAA傘下のAAAで平凡な投球。

15' : ARI-AAAで先発として投げるが、被打率の高さと、奪三振率の低さが目立つ。


[Comment]

キャリアが浅いだけに、まだのびしろはあると思っているけど、速球にさほど球威がないし、もう少し変化球・コマンドを磨く必要がある。リリーフに移ったりするんでしょうか。

(12年追記)リリーフに移って、まずまず投げていたけどMiLFAに。WASと契約しました。WASは近年、それほど評価の高くなかった選手をブルペンで開花させて使っているので、育成力に期待しています。

2010年5月10日月曜日

10' Draft Watch - Mock Draft Link

ドラフトまであと1ヶ月となりました。追ってはいるんですが、なかなか記事にまとめる時間が...このスレッドでは各誌のMock Draftをまとめておきます。


[10' Mock Draft link]

John Siclels: 1st round & Supplemental round, ver. May 4

MLB Bonus Baby: 1st round & Supplemental round, ver. #6

Baseball Prospectus: 1st round, ver June 3

Baseball America: 1st round, ver June 7

2010年5月6日木曜日

Former Sox Prospect Review: Ryan Lavarnway, C

今回は、BOS傘下でも今一番ホットなProspectの1人、Ryan Lavarnwayを紹介いたします。捕手になれるかは疑問と言われるものの、捕手になれるならとんでもなく打てる可能性のある選手で、全体でも、もっと注目されてもおかしくないと思うんですが。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Ryan Lavarnway (ライアン・ラバーンウェイ)
Full Name: Ryan Cole Lavarnway
Positions: C/1B/(LF)
Born: August 7, 1987
Birthplace: Woodland Hills, California
Height: 6-4
Weight: 240
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 6th round, 2008
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $325,000
College: Yale
High School: El Camino Real HS (CA)
MLB Debut: August 18, 2011 (Boston)
How Left: Claimed off waivers by Los Angeles Dodgers (December 2014)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

捕手としても非常に大柄。タイプ的には、守備の良いアベレージヒッタータイプのTim Federowiczと異なり、凄まじい長打力を誇るパワーヒッター。マイナー下層では高い打力を見せて来たが、元々器用な打者ではなく、マイナー上層やMLBでは苦しんでいる。ディシプリンは入団後、更に進歩し、じっくりとボールを見ている。守備に関しては、肩は平均レベルには達しており、グラブ捌きの柔らかさも悪くないが、大柄な体格もあり、動きは鈍重でブロッキングにも難がある。1Bとしても守備範囲に欠けている。


[Background]

California州出身だが、Connecticut州のYale大へ進学、ローカルボーイとも言える。カレッジ時代はOFをこなすことが多く、捕手に専念したのはジュニアーのシーズンで、捕手としての経験は浅め。ドラフト時のランキングはBA #186彼を語る上で外せないのは、同期で同じく捕手のFederowiczの存在で、選手タイプ的にはかなり対極に位置することもあり、彼らの(いい意味での)ライバル関係は、とてもわくわくさせられます。寮では同室で、関係は良好だと本人達は語っている。


[Profile]

08' : SS-A Lowellでプロデビュー。一年目は特にインパクトは無し。

09' : Low-A Greenvilleでフルシーズンデビュー。Fedrowiczと共にプレーした前半は半分以上がDHでの出場でしたが、競い合うように打ちまくり、見ていてとてもわくわくしました。守備面の完成度の差もあって、シーズン半ばにFederowiczがHigh-Aに上がると、捕手の機会も増加。結局1シーズン全てをLow-Aで過ごしが、傘下のHR王となる26発を放ち、また安打の半数以上が長打となるなど、そのパワーを存分に見せた。

10' : 10年はHigh-A Salemで開幕。 一時、OPSでリーグのトップに立つなど、打撃爆発が注目されましたが、守備面も少し成長を見せているようです。AA Portlandに昇格後も成績を落とさず、傘下の最優秀オフェンシブプレイヤーの1人に選ばれた。

11' : AAで開幕して、やや低空飛行が続いたが、次第に調子を上げると、AAA Pawtucketに昇格。ここでも打ちまくり、30 HRを達成。MLBデビューを飾ると、崩壊するチームの中で唯一の光を放った。

12' : 守備向上を目指し、体重減でシーズンに臨んだ結果、打ってはいたし、四球も選ぶが、ややパワー面で物足りない成績に。MLB昇格後、多くの機会を得るが、肝心の打撃で奮わず。

13' : MLBで控えとして過ごしている時間が長いため、AAA/MLBでの打席数がやや少なくなっているが、MLBでは少しパワーも見せ始め、昨年の酷い状態からは向上している。守備面でも随分と評価は上がっているが、捕球、リードともにまだMLB投手陣の信用を勝ち取るまでには至っていない。

14' : とうとうSTで1B転向。今季も一応捕手を守ったものの、最早主戦場は1Bに。有鉤骨の骨折もあり、やや少なめのサンプルながら、AAAではまずまず打っているが、またもパワーを見せられず。

14' Dec. : Hanley Ramirezとの契約に伴いDFAされたところをLADがクレーム。数年前にLADにトレードされたFederowiczと再びチームメイトに。しかしその数日後にFederowiczはMatt KempとYasmani GrandalのトレードのパッケージでSDへ。自身もDFAされて、Theo Epstein率いるCHCへ。さらにその数日後には今度は、元BOS好きのBALがクレーム。

15' : 3月にロスターを外れ、MiLFAに。ATLと契約。PO争いから脱落したチーム事情もあり、後半戦にMLBに復帰すると、第三捕手として、まずまずの打撃を見せている。

16' : ATLとTORのAAAでプレー。まずまず打ってはいるものの、以前のようなパワーは無く、MLBには呼ばれず。

17' : OAK傘下でプレー。AAAでは平凡も、負けシーズンとあって、2年ぶりにMLBでもプレーした。

18' : PIT傘下でプレーし、AAAではAVG .275と好調。MLBにも一応呼ばれたが、代打等で3試合に出ただけ。

19' : CIN傘下でプレーし、MLBでも5試合プレー。

20' : MIA傘下でプレーし、MLBでも前年同様5試合プレー。

21' : ここ数年と同じくAAA待機デプス捕手としてCLEへ。過去数シーズンで最多の9試合に出場。

22' : DETとMIAのAAAでプレー。マイナーではしっかりプレーしているが、久しぶりにMLBでの出番なしに終わった。

23' : 独立リーグでプレー。


[Comment]

コンバートは話題になりますが、体格の大きさやスピード面からいって、両翼はおろか1Bへの転向も上手くいくかはわからないとも。理想的には、捕球やリードを伸ばし、なんとか打撃型として捕手に留まることでしょう。Federowiczもいて、なかなか出場機会のシェアは難しい選択でしょうけど、いい面をお互いに盗み合って、捕手コンビとしてMLBまで上がってきて欲しいですね。

2010年5月4日火曜日

Former Sox Prospect Review: Daniel Nava, OF/1B

今回紹介するのは、Prospect好きにファンの多い、Daniel Nava。ドラフトで指名されず、いわゆるUDFAで入団し、年齢の高さもあって純粋なProspectとは見なされてこなかったものの、その圧倒的な打撃成績でついにAAAに到達し、いまやMLB昇格の話題が出るほどです。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Daniel Nava (ダニエル・ナーヴァ)
Full Name: Daniel James Nava
Positions: LF/RF/1B/CF
Born: February 22, 1983
Birthplace: Los Altos, California
Height: 5-11
Weight: 200
Bats: Left
Throws: Left
Drafted: Not drafted
How Acquired: Contract purchased from Chico of the Golden League and signed to a minor league deal (October 2007)
Signing Bonus: Not Announced
College: Santa Clara
High School: St. Francis HS (CA)
MLB Debut: June 12, 2010 (Boston)
How Left: Claimed off waivers by Tampa Bay (August 2015)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

プレイヤータイプとしては、スバ抜けたコンタクト能力を誇るスウィッチヒッター。右打席も酷い打者ではないが、左打席を得意とする。非常に優れたディシプリンを持ち、マイナーでは各クラスでOPS .900以上を確保してきた。パワーに関しては、全く無い選手ではないものの、体格面のハンデもあり、パワーヒッターよりはラインドライブヒッタータイプ。肩はまずまず強く、RFをしっかり守れるレベル。CFを守るようなスピードやレンジには欠けている。守備に関しては、MLB昇格後大きく向上し、グリーンモンスターへの対応にも慣れて水準以上のOFになっている。


[Background]

NavaはBOSに入団するまで、かなりの回り道を強いられた苦労人です。カレッジではチームのロスターからカットされ、用具マネージャーとしてチームに帯同。当然プロからドラフトもされなかったものの、07年にIndy. Leagueでプレーし、素晴らしい成績を残した。BAからIndy. Leagueの#1 Prospectにランキングされ、BOSと契約したのは有名な話。その際の移籍金はたった$1だったそう。またIndy. Leagueでは、日本人の女性プロ野球選手で、「ナックル姫」こと吉田えり選手と同じチームだったそう。


[Profile]

08' : High-A Lancasterでプレーしたこの年にはすでに25歳となっており、抜群の打撃成績を残したものの、打撃が圧倒的に有利なCalifornia Leagueでプレーしていたこともあって、さほど評価はされず。

09' : ケガで出遅れたこともあって、High-A Salemに再び戻されましたが、我慢強く打ち続けとうとうAA Portlandに昇格。こちらでも全く成績を落とす事はありませんでした。

10' : AAA Pawtucketで開幕を勝ち取り、しばらく適応期間を要しましたが、少しずつ調子を上げ、Jacoby Ellsbury、Mike Cameronなどのケガもあり、6月にMLBデビュー。以前に所属していたInd. Leagueのリーグからは最初のメジャーリーガーとなった。しかも初打席の初球を満塁HRし、一躍脚光を浴びました。両親と共に喜ぶ姿は本当に感動的だった。

11' : MLBでの貢献を期待されたが、AAAで不調でDFA。しかし再びAAAに合流するとそこから上向きに。

12' : STでMLBキャンプにも呼ばれないどん底から、AAAで地道に結果を残し、Ellsbury、Ryan Kalishらの離脱でチャンスを得てMLBに昇格すると、チームを引っ張る大活躍。しかし夏に親指をケガすると、成績を落とした。

13' : チーム事情から1B控えとしての練習を積み、1Bが本職のMike Carpがいながら、監督から1B控え一番手として扱われた。Jonny Gomesの加入もあったが、開幕からパワーを見せて、レギュラーの座をガッチリと確保。AL全体でもTop 10に入るOPSでチームを引っ張った。

14' : 前年の好成績が嘘のように、開幕から不振。焦りで、持ち味であるボールをじっくり見るスタイルを見失っていた。一旦マイナー降格も味わったが、MLB復帰後は、チームで貴重な左打者として、右投手相手ではチームでもトップクラスの打者だった。またShane Victorinoの故障や、トレードデッドラインでYoenis Cespedesを加えたこともあり、RFでの出場が多くなったが、RF守備のスタッツが大きく向上。

15' : 開幕前に、成績の悪い右打席を諦め、左打者に転向。チームで数少ない左打者として期待され、実際開幕は好調なスタートを切ったが、Shane VictorinoとのプラトーンでむしろVictorinoを優先したこともあり、チームの不調と共に下降線。ケガもあって、一時離脱後復帰も、ベンチ選手としてあまり機会をもらえず。

15' Aug. : 二度目のDFAを受けた後、TBがクレーム。

15' : 移籍後もレギュラー扱いされなかったものの、対右を中心に前半戦よりは向上。BOSとの初対戦後に、「DFAは残念だった、後半戦向上自信はあったのに。」と、BOSの思い入れを語っていた。

16' : LAAでLFのプラトーンメイン側として起用されたが、今一つ結果を残せず。DFAされたところをKCがクレームしたが、そちらではあまり出番無し。

17' : 対右投手への強さを生かし、PHIでプラトーン選手として活躍。3割を超えるアベレージを残した。


[Comment]

色々とハンデを背負ってきたものの、とにかく打てる選手で、MLBレベルでもそれなりに打てる選手になれると見られています。問題はやはりズバ抜けたツールや特色がなく、使いどころが難しいという点でしょうね。特にBOSというチームにいるというのもあります。もう少しパワーがあれば、と思う気持ちもありますけど、まとまって機会を与えれば、必ず打てる選手だと思うし、何とかチャンスをモノにしてもらいたいですね。こういう経歴の選手は応援したくなるし、MLBの舞台で活躍するのを楽しみにしたいですね。

(15年追記)ここ数年チームに取って貴重な左の打者となっていたが、13年の活躍があって尚、完全なレギュラーとして扱われることはなく、14~15年は、焦りもあったのか、本来の選球眼と好球必打を見失っていた。非常に残念ですが、TBは1Bも薄いし、復活を遂げて見返して欲しい。

2010年5月2日日曜日

10' Minor League Season Memo -4/29~5/5-

あっと言う間に4月も終わりです。上はイライラする試合が多くて、早く上のヘルプになる選手が出てきて欲しいと思いながら眺める毎日ですね。前記事はこちら


○ 4/29

[AAA] : LHP Kason GabbardがLowell (A-)にPM。
[AAA] : 1B Lars AndersonがPortland (AA)から昇格。

[AAA] - Box
LarsがとうとうAAAに昇格。今季は昨季苦しんだAAで良く打ってました。もうちょいAAかと思ってましたが、今季終了後にはRule5対象なので、どうせ40人枠に入れるだろうから、夏に少しMLBで使うつもりなんだろうと思います。
Bierdは5.0 IP/7 H/3 ER/2 BB/2 K。パッとしないですね。Manuelは未だ無失点。Reddickが2 Hに第2号。A. Sanchezも2 H。割と打ってます。しかし、相手のPIT-AAA Indianapolisのメンバーはなかなか壮観。ウチのAAAももうちょい何とかならんのか...

[AA] - Offday

[A+] - Offday

[A] - Box
Castilloは4.2 IP/4 H/2 ER/2 BB/4 K。微妙なところ。Cabralが2.0 IP/3 K。ここまで7 G/13.0 IP/8 H/1 ER/0.69 ERA/3 BB/17 K/2.33 GO/FOと、リリーフに移った今季は文句なしの成績。Gibsonが3 H。再び上がってきた。Bermudezも3 H。Fuentes、McGuiness、Pichardo、Butlerが2 H。FuentesはランニングHR。


○ 4/30

[AAA] : C Mark WagnerがDL入り。
[AAA] : C Gustavo MolinaがDLから復帰。

[AAA] - Box
Millsは5.2 IP/11 H/5 ER/0 BB/2 K。打たれてます。しかし打線もPITのBrad Lincolnを6.0 IP/7 H/6 Rと打ち込んだ。Reddickが連日の第3号(2 H)。Navaは2 HR (2, 3)。

[AA] - Box
Fifeは6.0 IP/3 H/1 ER/2 BB/2 K。K/BBは良くないけど、しっかり投げています。打線はSpears、Lin、Exposito、Navarro、Iglesias、W. Vazquezと軒並みマルチ。

[A+] - Box
Pimentelが3.2 IP/8 H/7 ER/4 BB/2 Kとダメ。速球のコマンドに苦戦している模様。Middlebrooksが死球で交代。何してくれとんじゃ(怒)。

[A] - Box
Volzが5.0 IP/1 H/1 HR/1 ER/0 BB/6 K。ソロ1発以外は完璧。Low-Aとは言え、今季はここまで23.0 IPで無四球と素晴らしい制球力。もっと荒削りと思ってましたが。Pichardo、Gibson、Almanzarが2 H。相手の先発Hunter Stricklandは5.2 IP/8 H/3 ER。もうちょっとガンバって。


○ 5/1

[AAA] - Box
K. Johnsonは5.0 IP/6 H/3 ER/2 BB/2 K。今日も悪くなかった。A. Sanchezが4 H。そして、LarsがAAAでの初H。

[AA] - Box
Doubrontは5.2 IP/3 H/1 ER/2 BB/3 K。そろそろAAAも視野に入れてるか。Expositoが2 H/1 2B/1 BB。不調だったけど、戻ってきたかも。去年は全部で27 BBだったのが今季はすでに10 BB。

[A+] - Box
Huntzingerが5.0 IP/1 H/1 ER/5 BB/2 K。Leeの4.0 IP/1 H/0 ER/1 BB/4 Kと併せて抑え込んだ。相手の先発はNick Hagadoneで0.2 IP/3 H/3 BB/3 Rとダメでしたが、それでも2.17 ERAだからここまでよく投げてるんですかね。Dentが2 H/1 HR (2)。

[A] - Box
Riveraは5.0 IP/3 H/2 ER/0 BB/4 K。ほとんど文句なし。今季中にHigh-Aに上げることはあるのかな?RoqueとGentileが2 H。


○ 5/2

[AAA] : LHP Kason GabbardがLowell (A-)にPM。
[AAA] : IF Niuman Romeroがロスター入り。
[A] : OF Shannon WilkersonがDL入り。
[A] : OF Jeremy HazalbakerがDLから復帰。

[AAA] - Box
F. Castroが3.1 IP/7 H/5 ER。R. A. Ramirezは2.0 IP/5 H/4 ER/3 BB・・・もういいんじゃないですか?Doubront上げましょうよ。A. Sanchezatesが2 H。

[AA] - Box
Millerは4.0 IP/4 H/1 ER/4 BB/4 K。速球は88~90 mphと、ちょっとインパクトに欠けています。ぼちぼちなんですが、彼はやっぱりリリーフかなぁと思えるところ。KalishとLinが2 H。ExpositoやPlaceもよくカウントを稼げてはいるみたいです。Bonserとのトレードで出されたChris Provinceが投げてますね。今季は今のところ良くない。

[A+] - Box
Williamsonは5.0 IP/2 H/0 ER/3 BB/4 K。前回は打たれたけど、持ち直してます。相手の先発は昨季のCLEのドラ1Alex White。元々はStephen Strasburgに次ぐ、ドラフトNo.2ピッチャーと言われてただけあって、7.0 IP/2 H/0 R/1 BB/5 Kと素晴らしい投球。Tejeda、Rizzo、Middlebrooksが1 Hずつのみ。

[A] - Box
Mendezは3.1 IP/4 H/1 ER/3 BB/3 K。相変わらず今ひとつです。Fuentes、McGuinessが3 H。Roqueが2 H。Fuentesは今度はCFフェンスをしっかり越しての第2号。調子出てきた。好調Bermudezは早くも第4号。


○ 5/3

[AAA] : RHP Ramon A. RamirezがDL入り。
[AAA] : RHP T. J. LargeがPortland (AA)から再昇格。
[AA] : RHP Kyle WeilandがDLから復帰。

[AAA] - Box
Bowdenは4.2 IP/6 H/3 ER/3 BB/2 K。う~ん。Larsが2 H/1 2BとAAAでの初マルチ。JimenezとBellも2 H。

[AA] - Box
DLから復帰のWeilandは4.0 IP/1 H/0 ER/2 BB/2 K/6-3 GO/FOとまずまずの投球。DL入りは何が原因だったんでしょうね。Porticeは3.0 IP/7 H/4 ERとダメ。そろそろ役割を固定してやってもいいのでは?SpearsとChangが3 H。ExpositoとPlaceが2 H。

[A+] - Box
Clayが6.0 IP/1 H/0 ER/0 BB/3 K/9-5 GO/FOと完璧な投球。今季はBBもすごく少ないし、もしかしたら結構伸びてくるかも。Deningが2 H。

[A] - Postponed (Rain)


○ 5/4

[AAA] - Box
Bierdは4.0 IP/5 R。LarsがAAAでの初HR。ここまでAVG .267はイマイチですが、しっかりとBBを選んでいます。

[AA] - Postponed (Rain)

[A+] - Box
A. Wilsonは5.0 IP/8 H/4 ER/1 BB/6 K。ちょっと捕らえられているカンジ。Rizzoが 2HR (3, 4)。Federowicz、Dent、Hassanと2 H。

[A (Game1)] - Box
Presslyは5.0 IP/3 H/1 ER/1 BB/4 K。今季最長のイニングを投げました。Almanzarが2 H。

[A (Game2)] - Box
Castilloは6.0 IP/6 H/1 ER/0 BB/8 K。今日はK/BBが良かった。打線はFuentesがかろうじて1 Hを放っただけ。


○ 5/5

[AAA] - Offday

[AA] - Box
Kellyは5.0 IP/4 H/1 HR/1 ER/2 BB/4 K。PHIのDomonic BrownにはHRと2Bを浴びました。ChangとExpositoが2 H。W. VazquezやChangが1Bってのは。はやくRizzoが上がってきて欲しい。

[A+] - Box
Pimentelは5.1 IP/4 H/1 HR/1 ER/0 BB/5 K。被HRは気になりますけど、今日は良かった。FederowiczとTejedaが3 H。Hissey、Middlebrooks、Hedmanが2 H。Middlebrooksに第3号。Rizzoに第5号。Tejedaに第6号。ホントに良く打つ。

[A] - Box
Volzは5.0 IP/6 H/2 ER/0 BB/4 K。今日も無四球。打線は昨年のSFのドラ1Zack Wheelerの前に5.0 IP/2 H/0 R/2 BB/9 Kと沈黙。