2013年4月25日木曜日

Former Sox Prospect Review: Daniel Bard, RHP

今回は、昨日MLBに再昇格した、Daniel Bard。傘下の選手を大体紹介し終わって、しばらく間が空いたこのシリーズだけど、これを始めた際に既にMLBに昇格していた選手達は書くのを後回しにしてました。誰でも知ってるしな、と思ってそうしてた訳ですが、MLBで再び活躍して欲しいという思いを込めて、Bardの分は今回記事にしてみます。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Daniel Bard (ダニエル・バード)
Full Name: Daniel Paul Bard
Position: RHRP/RHSP
Born: June 25, 1985
Birthplace: Houston, Texas
Height: 6-4
Weight: 215
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 1st round, 2006; 20th round, 2003 by New York Yankees
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $1,550,000
College: North Carolina
High School: Charlotte Christian HS (NC)
MLB Debut: May 13, 2009 (Boston)
How Left: Claimed off waivers by Chicago Cubs (September 2013)
Player Link: MLB.comFan GraphsBaseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

若干細めに見えるが、長身で長い腕を持つ、非常に理想的な投手体格。何と言っても、MLBでもトップクラスだったアームの強さがあり、09~11年は平均球速で97~98 mph。最速は101 mphと言われ、100 mphを連発できる選手だった。キレキレの時の2シームは逆方向に変化するリバーススライダーのようなとんでもない変化をする。ただ12年に先発転向したが、球速が93 mph程度まで落ち、メカニクスも崩して、リリーフに復帰後も以前の球速は戻っていない。現状では93~96 mphがレンジとなっている。80~82 mphのスライダーは速球の球速も考えれば、やや球速は遅い部類で、変化も大きく、カーブとの中間のパワーブレイカーと言えるボール。基本的にはこの2つの球種で相手をドミネイトできる。80 mph後半のチェンジアップは時折良い変化をするが、コマンドもアバウトで安定した武器にはなっていない。大柄なこともあり、制球力は基本的に高くはなく、メカニクスを崩している時はその傾向が強くなる。


[Background]

North Carolina大でAndrew Millerとチームメイトだったのは有名な話。04年にはBAからTop Freshmanに選ばれている。05年にはそのMillerとCape Cod LeagueのNo.1, 2 Prospectに選ばれた。06年にはチームをカレッジワールドシリーズに導くが、Oregon州立大に敗れた。


[Profile]

07' : Low-A Greenvilleでプロデビュー。しかし制球難を露呈し、奪三振を上回るBBを出す。打者有利のHigh-A Lancasterではさらに酷かった。しかしオフにHawaii Winter Baseballにリリーフとして参加すると、制球難が少し落ち着き、しっかりした投球を見せる。

08' : HWBでの成功から、リリーフに転向。Low-Aでしばらく投げた後、AA Portlandに昇格し、ここでもドミナントな成績を残す。

09' : STからMLBの打者相手に素晴らしい投球を見せ、一気に注目されると、AAA Pawtucketでプレーした後、5/13にMLBデビューを飾る。岡島秀樹やManny Delcarmenのパフォーマンスが低下する中で、セットアップに定着。

10' : MLB全体でも最高クラスのリリーバーとして活躍。32ホールドはチーム記録を更新。

11' : 前年同様に素晴らしい活躍。前年自らが打ち立てた記録を更新する34ホールド。ただチームが崩壊した9月は、彼も良くなかった。

12' : FAで抜けたPapelbonの後釜になるかと思いきや、ペイロールに余裕がなく、先発補強が上手くいかなかったこともあり、Andrew BaileyやMark Melanconを獲って、Bardは先発転向となった。STではまずまずも、シーズン開始後は、登板ごとに球速が落ちていき、ついには途中でAAA降格、リリーフに再転向して調整するも、調子は戻らず。

13' : スタッフを取り戻せずSTから酷い状態。AAで開幕するも、5月になってシャットダウン。8月終わりにゲーム復帰したが、Rkクラスでもまともに投げられず、8月終わりにDFA。

13' Sep. : Theo Epsteinさん率いるCHCがクレーム。

14' : CHCが結局ノンテンダーし、TEXとマイナー契約。再起を期しましたが、0.2 IP/0 H/13 ER/9 BB/7 HBP/1 Kと壊れたスタッフが戻らずリリースされた。

15' : 全休。

16' : STL傘下で復活を目指すが、やはりスタッフは戻らず。

17' : STLとNYMのマイナーで投げが、復活の糸口は掴めず。

20' : イップスなどもあり、現場を離れてCOL傘下でメンタル関係のチームスタッフをしていたが、弟とのキャッチボールで復活の手ごたえを掴み、MLBの舞台へ帰ってきた。カムバック賞を受賞。

21' : COLのクローザーに就任し、20セーブ。少し被打率が高かったが、環境も考えると引き続きガンバっていると思える。

22' : COLで防御率1点台、34 SVと文句なしの活躍。

23' : 再び悪癖の四球が増え、K/BBがほぼ1と苦戦。

24' : 肘の手術で全休。

25' : SEA傘下でカムバックを目指したが二度目の引退。


[Comment]

きょ 09~11年は、当時のクローザーJonathan Papelbon以上に支配的な最強セットアップとして活躍。どちらかというと「炎のクローザー」という印象が強いPapelbonに対して、マウンド上で常に冷静で淡々と仕事をこなす「氷のセットアップ」というカンジの2人のコンビは凄く好きだった。12年の先発転向で壊れてしまったけど、この再昇格から、再びキャリアを取り戻して欲しい。

(13年追記)12年のBen Cherington GMを初めとしたフロント陣の判断は彼のキャリアを暗転させ、BOSのチーム編成に悪影響を与えた。A. Millerとのセットアップコンビは見れないままで終わってしまいました。心機一転、CHCで元のフォームを取り戻してくれれば。

2013年4月24日水曜日

13' Weekly Topics -4/22~4/28

[4/22]

☆ Today's Game (Game 19 vs OAK)

昨日の2試合を腰痛で欠場したVictorinoが戻り、Papi、S. Drewと、正レギュラーと目されていた選手達が初めてフルに揃った試合。打線は良いところでHRが出たけど、どちらかと言うとちょっとリリーフ起用で試合がもたついた印象。Doubrontは今日も6.2 IP/3 H/3 ER/5 BB/8 Kと、三振を奪う能力は見せたけど、四球が多くて効率はイマイチ。もう一歩成長できれば、Lester、Buchholzに次ぐ、素晴らしいNo.3になれるんですが。

点差はあったし、Mortensenをある程度引っ張ったのはわかるけど、3点差に詰められた8回2死2塁でA. Wilsonというのは何なんだ?左のSeth Smithが相手で、A. Millerが不調なのは分かるけど、Wilsonが歩かせて、すぐに田澤に代えるなら、最初から田澤で良かったような。結果的には、田澤、A. Baileyがしっかり締めて事なきを得たけど、今季はちょっとリリーフの出し惜しみが多い気がする。

勝ちパターンのリリーフの内、Hanrahan、BreslowがDL、A. Millerが不調で、昨日のダブルヘッダーでリリーフを多く使ったため、できるだけ温存したかったのだろうけど、結局つぎ込む事態になることも多いし、ちょっとどうかな~、という気がする。昨日の2連敗をあっさり止めて、これで貯金7。昨日並んでいたTEXはまだ試合中ですが、AL全体で現在勝率トップ。MLB全体でも3位。もちろんチームが勝って嬉しいのですが、最近ますます素晴らしい投球を披露しているTyler Beede (So.-RHP, Vanderbilt)は遠ざかっています。

Result : BOS 9 - 6 OAK (W13-L6)

2013年4月23日火曜日

13' Minor League Season Memo -4/22~4/28-

Low-Aの打てなさが限度を超えています。昨季の投手重視のドラフトの影響もあるのだろうけど、大物ヒッターがいないし、そこそこのProspectたちが開花して欲しいとは思うけど、これもなかなか...。前週の結果はこちら


○ 4/22

[AA] : RHP John Lackeyをリハブアサイン。
[AA] : LHP Craig Breslowをリハブアサイン。

[AAA] - Box
Doyleが6.0 IP/5 H/2 ER/3 BB/3 K。J. Bradley Jr.が3 H/1 2B、Maier、J. Iglesiasが2 H。

[AA] - Box
リハブのLackeyが3.2 IP/3 H/0 ER/2 BB/5 K。Couchが4.0 IP/4 H/1 ER/0 BB/3 K。X. Bogaertsが3 H、Linares、Almanzarが2 H。Almanzarの調子がすごく良い。

[A+] - Box
M. Penaの出場停止を受けてローテ入りしているM. McCarthyが5.0 IP/7 H/2 ER/0 BB/5 K。M. Priceは2.0 IP/2 H/2 ER/0 BB/2 K。F. Sanchezが2 H。

[A] - Offday

2013年4月22日月曜日

13' College Baseball Stats -4/19~4/25

第10週目です。ドラフトまで二ヶ月を切りました。もう急上昇でTop 10に入ってくるような選手は出てこなそうですね...(前週の結果はこちら)。


[Arizona]

☆ Konner Wade (Jr.-RHP)

4/19 : 1 GS/1 L/5.2 IP/5 H/4 R/2 ER/1 BB/5 K/6-6 GO/FO (@Stanford)

2013年4月17日水曜日

13' Weekly Topics -4/15~4/21

[4/15]

☆ Today's Game (Game 12 vs TB)

Hanrahanが離脱中の代役クローザーに指名されたA. BaileyがさっそくBSしてくれましたが、その裏にサヨナラ勝ち。打線は奮わず、TBの先発Jeremu Helickson相手に7.0 IP/3 H/2 Rという状態ですが、Dempsterが7.0 IP/2 H/1 ER/2 BB/10 KとTB打線を圧倒した。先発・リ

リーフが安定すると接戦の勝率が違いますね。しかしウチも大抵貧打だけど、TBはもっとですな。Papiは本日もAAAのリハブでラインナップ発表後スクラッチされています...。 それはそうと、今日はPatriots' Dayでボストンマラソンも行われたのですが、テロと見られる爆発が起きたそうですね。2人の死者が出たそうで、重傷者もかなりいるみたい。亡くなられた方々のご冥福をお祈り致します。

Result : BOS 3 - 2 TB (W8-L4)

2013年4月16日火曜日

13' Minor League Season Memo -4/15~4/21-

開幕して1週間強が経ちましたが、全体的に良くないですね~。Barnes、X. Bogaertsは不調だし、Websterも雨や何やらでまだ目に見える結果が出ていない。今のところ目立っているのはRanaudoとOwensくらいかな?前週の結果はこちら


○ 4/15

[AAA] - Box
Websterが5.0 IP/5 H/1 ER/0 BB/7 K/5-2 GO/FO。さすがですね。4回に最速の97 mphを出すなど、スタッフはばっちり。リリーフのC. Carpenter、A. Carterが崩れて逆転負け。マルチなし。Brentzも落ちてきましたね。Papiはラインナップの発表時は出場する予定になっていたけど、最初の打席でLinaresがPHで交代。軽く踵の痛みがあるそうで、念のために出場を見合わせたそう。

[AA] - Box
Ranaudoが5.0 IP/0 H/0 ER/1 BB/6 K/4-2 GO/FOのノーヒッター。D. Bardも1.0 IP/1 BBでつなぐも、P. Ruizが打たれた。しかし今年のRanaudoは違いますね。今日はLFのHisseyが3 H、Almanzarが2 H/1 HR (3)。S. Wilkerson、A. Rosarioが2 H。T. Thomasに第2号。

[A+] - Box
前回炎上のW. Cuevasは5.0 IP/2 H/1 ER/0 BB/7 Kと良かった。Quevedoは1.0 IP/2 H/3 ER/3 BB/1 K。N. Ramirezは2.0 IP/2 H/2 ER/1 BB/3 K。F. Sanchezが2 H。Swihartは3試合連続安打と上がって来ているけど、Jacobs、H. Ramos、K. De La CruzのOF3人がさっぱり打てず。

[A] - Box
Haleyが3.2 IP/0 H/2 ER/6 BB/2 K。ちょっと制球難が度を超している。Ja. Garciaも3.1 IP/7 H/4 ER/4 BB/3 Kと打たれた。Vinicioが2 H。Vinicio、Koback、A. Tavarez以外のProspect陣は置き物と化している。

2013年4月15日月曜日

13' Draft Watch - Boston's Needs

BOSのニーズ分析です。各ポジションに分けて、デプスチャートを作って...と考えていたけど、ちょっと時間が無くなってきたのと、まとまりがなくなりそうなので(すでにないですが)、例年通り各ポジションの状況をざっくりと。


[13' Boston's Needs]

Starter (RHP) : 優先度B。優先度は高めにしてあるが、どちらかというと層的な意味より、本当にHigh Ceilingなアームへのニーズという意味。12年のドラフトでは、傘下の投低傾向を考慮して、投手重視のセレクトを行ったが、Brian Johnson、Pat LightやAustin Maddoxなど即戦力的な意味合いが強かったカレッジからのドラフト組の多くがこれまでのところ今一つ。ただ幸いにもMatt Barnesに加え、昨夏の大型トレードで手に入れたRubby De La Rosa、Allen Websterの2人が予想以上に良さそうだし、Anthony Ranaudoも復活の兆候を見せており、左腕のHenry Owensを含めて、ローテ2番手の上限を持ち、最低でもローテ投手にはなれそうな選手が複数出てきている。

これらの選手の内、最低でも1人、2人がローテ3番手以上を埋めてくれれば、ある程度枚数的には今後数年の目途は立つ。ただ所謂エースというほどの才能を持つProspectは残念ながら傘下にはいない。Buchholzが開花を見せ、数年はローテの1番手として投げてくれそうな気配があるのは好材料だが、そのさらに次の時代のエース候補を物色しておきたい。

以前は、全体#7のピックということで、Ceiling/Floorを兼ね備えるカレッジアームが欲しいと思っていたけど、それに該当しそうなMark Appel (Sr.-RHP)、Jonathan Gray (Jr.-RHP)はBOSのピックには残っていないだろう。Ryne Stanek (Jr.-RHP)やBobby Wahl (Jr.-RHP)も評価を下げている。今季もケガで全休だが、少し下のラウンドでKarsten Whitson (Jr.-RHP)が獲れるなら面白いけど、契約は難しそう。

もちろんローテ候補はいくらいても良いし、ローテ2、3番手の上限を持つ、しっかりとしたカレッジ選手を獲るのも悪くはないけど、リスクを負ってでも、High CeilingなHSアームを狙っても良い年かもしれない。個人的にはあまり好んではいないけど、Kohl Stewart (HS-RHP)は、No.1スターターの上限を持つと見るスカウトも多く、全体#7でも妥当な選択肢かも。個人的には、Stewartよりも今注目しているのはDevin Williams (HS-RHP)で、Taijuan Walker (SEA)にも比較される伸びしろの大きな選手。ドラ2か、欲を言えばドラ3で指名できれば最高なのだが。


Starter (LHP) : 優先度B。上と同じ理由で、エースのポテンシャルのある選手がいればもちろん狙いたいが、Sean Manaea (Jr.-LHP)もケガに悩まされて評価を下げている。HSアームはTrey Ball (HS-LHP/OF)など、何人か上限の高そうな選手はいるが、球威・体格・セカンドピッチのいずれもに可能性を持つ、エースのポテンシャルとなると難しいか?体格のあるStephen Gonsalves (HS-LHP)などはドラ3、4などで獲れるならギャンブルする価値はあると思うが。

傘下には、ローテ中盤の上限で、現実的にはローテ下位からリリーフと言う選手はもちろんたくさんいるが、左腕の場合は左腕リリーフ候補が少ない現状もあり、右腕の同タイプよりは多少はフィットする。地元Massachusetts州出身のKevin Ziomek (Jr.-LHP)や、体格と球威に優れたTom Windle (Jr.-LHP)などは、ドラ2、3で得るなら悪くない。


Reliever : 優先度C。12年は傘下上層で多くのリリーフのProspectが好成績を残し、Rule 5でプロテクトしきれずに、Josh Fields、Michael Olmsted、Ryan Presslyなどの選手を流出させたが、今季もChris MartinやPete Ruizなどが同様に上層でアピールしている。MLBデビューを飾ったAlex Wilsonなども含め、ミドルリリーフに関しては多くの候補を抱えている。

ただ一方で、そのWilsonにしても、クローザーはおろか、現時点ではセットアップも微妙な印象。ここ2年は、クローザー候補をトレードで獲得しては失敗を繰り返しており、Jonathan Papelbon (PHI)のような自前のクローザーを輩出する意味は大きい。傘下では、De La Rosaをリリーフに移さない限り、現実的に8回セットアップ以上になれそうな選手はいない。

とは言え、今季のドラフトは、そういったクローザークラスの力を持つ即戦力リリーフは乏しい。A. J. Vanegas (Jr.-RHP)はスタッフ的には先発になれるものを持っているし、リリーフならクローザーとまではいかないかもしれないが、8回セットアップクラスの可能性は持っている。ドラ2、3あたりなら候補として考えても良いかも。ただ彼以外は特にめぼしい人材はいない。一応、田澤純一は若くてクローザーの期待を持てるし、今季はここを優先しなくても良いだろう。


Catcher : 優先度C。Ryan Lavarnwayは守備で少しずつ進歩してはいるけど、一時期のような圧倒的な打撃でのインパクトがなく、MLBへの適応に苦しんでいる。昨冬は、Ru;e 5ドラフト対策で、Dan Butler、Christian Vazquezと2人のProspectをロスターに入れた。特にVazquezは守備面で非常にハイレベルだが、オフェンス面から言って、バックアップ捕手が妥当だろう。攻守に優れた捕手はいつだって貴重だし、そういった選手なら取る価値はある。

ただ今季はカレッジの捕手が非常に弱い。Saltyの後をすぐに任せられそうな即戦力のレギュラー候補をドラフトで得るのは不可能だろう。近未来に関しては、Lavarnwayや、まだ先は長いがSwihartのようなオフェンスに優れた選手と、David Rossや、いずれはVazquezを併用して凌ぐこともできる。

一方で傘下下層の捕手Prospectも減っており、今季はHSの捕手は比較的豊富なので、1枚獲っても良いが、HS捕手はリスクも高いし、ドラ1で得るのは個人的にはあまり歓迎しない。ドラ2、3で、守備を中心に攻守にバランスの良いHS捕手を狙っても良いと思っているけど、個人的に狙っていたNick Ciuffo (HS-C)は今やドラ1有力候補。Chris Okey (HS-C)なんかも悪くはないが。


Firstbase : 優先度A。Anthony Rizzo、Lars Andersonを出すなど、傘下の1B層をどんどん削って、Adrian Gonzalezと心中する気かと思ってたが、まさかのA-Gon放出。Mike NapoliもオフにはFAで、傘下のProspectではかろうじてTravis Shawに、今季少し評価を戻しているMichael Almanzarがいるくらい。Shawは上限はプラトーン要員だろうし、Almanzarもまだまだリスクは大きい。傘下には打線の中軸を任せられるような飛び抜けた打力を備えるProspectはいない。

右打ちな点と三振の多さで、あまり好みではないけど、Kris Bryant (Jr.-3B/OF)は1Bとしても申し分のないパワーを持つが、現状ではTop 4は堅い。Colin Moran (Jr.-3B)は最近パワーを発揮しているし、左打ちで高いコンタクト能力と選球眼を持っており、一時期より印象は良いが、彼を獲って1Bで使うなら、Garin Cecchiniで良いんじゃないかとも思ってしまう。

この2人以外には、遅くとも15年にはレギュラークラスになれそうな選手はいないが、一方で将来的なことを考えても、希少価値が高くなっているパワーヒッティング1Bは必要。最近ちょっと気になっているのが、Cody Bellinger (HS-1B/OF)で、長身と、左打席からの高いパワーポテンシャルを持つ。ドラ3あたりでピックできれば嬉しい。


Secondbase : 優先度C。必要度は全ポジション中で最下位だろう。Pedroiaはやや印象的なパフォーマンスが減っているが、まだまだチームリーダーとしてもチームに必要。High CeilingなSean Coyleに、下層でMookie Bettsなどの面白いProspectも何人かいる。2Bはもちろん、2BになりそうなカレッジM-IFなども上位ではパスしてもらいたい。


Thirdbase : 優先度C。現在の優先度は2Bと同レベルに低いだろう。Will MiddlebrooksがMLBに定着した直後で、さらに傘下でもトップクラスのProspectである、Xander BogaertsやCecchiniも、将来的には3Bでプロジェクションされている。1Bが薄いので、将来的なそちらの候補として、Moranなどを獲ることもあり得るが、純粋に3Bとしてのニーズは小さい。ただ下層の3Bがやや少なくなってきていることもあり注目しているのがJoey Martarano (HS-3B)。

フットボールのプログラムしかないカレッジに進学する予定で、昨年のShaq Thompsonようにフットボールをカレッジでプレーさせるという条件で、下位で指名して契約できれば面白いのでは?Int. FAでトップクラスの3BのRafael Deversという選手と契約する可能性が高いと言われるし、基本的には3Bは獲る必要はあまりないだろう。


Shortstop : 優先度C。昨季はDeven Marrero、Tzu-Wei Lin、Wendell Rijoなど多くSSを傘下に加えた。最も貴重なポジションであり、傘下のProspectも3Bに移るだろうと言われるBogaertsを除けば、Jose Iglesias、Jose Vinicioなどパワーレスタイプばかりだし、本当に打てて、SSに残れる選手であれば、代えがたい価値があるが。ただ今季のSSで上位候補を見ると、J. P. Crawford (HS-SS)、Oscar Mercado (HS-SS)など、守備型の選手が多いし、Minorでの出場機会ということも考えても、優先度としては低くなるだろう。


Outfielder : 優先度A。CFでは、STで素晴らしい活躍をして開幕MLBスタートを勝ち取ったJackie Bradley Jr.がゆるぎないポジションを築いているし、Carl Crawfordが抜けたことで、風通しの良くなった両翼も、Daniel Navaがガンバっているのに加え、Bryce Brentzを筆頭に、ケガに悩まされているがRyan Kalish、Alex Hassan、それに今季AAAでアピールしているJeremy Hazelbakerらがいて、そこそこのFAと併用すれば、というカンジではある。

将来的に言えば、Bogaertsの落ち着く先もLFになるかもしれない。ただ両翼に関しては、一時期よりは候補は少し減ったし、特に下層はWilliams Jerez、Kendrick Perkinsらが軒並みこけており、Low-A以下で目立つのは、やはりCFのManuel Margotくらい。1Bで確たる構想が描けず、必然的に両翼に中軸を打てる選手が欲しいところ。

最も欲しいのは、左打ちのパワーヒッターだが、全体#7では、一時期に比べて評価はわずかに落ちているが、Austin Meadows (HS-CF)やClint Frazier (HS-CF)という素晴らしいポテンシャルを持つ5ツールOFがいる。#7はできればこのどちらかが獲れれば嬉しい。またドラ1でこの2人のどちらかを得た上で、さらに下のラウンドでパワーヒッターを得ても良いだろう。候補の筆頭になるのは、評価を落としているが、一時期はTop 10に近い評価を受けていたJustin Williams (HS-OF)。ドラ3で残っていれば、是非狙って欲しい選手の1人。