2010年2月15日月曜日

09'-10' International FA - BOS Signing Information

BOSのInt. FA契約情報まとめ。


[09'-10' BOS International FA Signing]

☆ SS Jose Vinicio (6/9) : 今季の市場で最も注目されているのは、Miguel Angel Sanoというドミニカ人の大型SSで、PITが$4Mほどで獲得するのではと予想されていますが、BOSはSanoではなく、Jose Gregorio Vinicioという別のドミニカ人SSを$1.5~2Mほどで獲得するのではないかと言われています。7/10に16歳になるそうで、契約するならそれ以降。Sanoほどの体格とパワーはありませんが、将来的には15-20本打てると言われています。両打ちで、守備も良く、将来的にもSSに残れると言われています。Edgar Renteriaと比較する声があり、傘下で言うと、Tejedaと似たカンジの選手だと思いますが、獲得できるなら期待したいですね。

☆ LHP Victor Payano (6/20) : Vinicioに続いて、左腕のPayanoもBOSが契約を勝ち取りそうという噂です。長身(6' 3")の左腕で80 mph後半の重いシンカーにスライダーとチェンジアップを投げるようです。制球もまずまずとは言われていますがスカウティングビデオでは今イチ。変化球も今のところ特に素晴らしいというほどでもないみたいですが、体格がいいので、成長して球威が上がってくればいい投手になるかも。当初は$0.6Mくらいと評価されていたみたいですが、BOSは$0.9Mほど払うのではないかという話で、順調に行けば、7月2日に契約できるでしょう。

☆ RHP Raul Alcantara (6/30) : 7/2の契約解禁日(日本時間で今日の夜)を控え、もう1人、すでに契約がほぼ決まったという情報が出ています。ドミニカンライティのAlcantaraと言う選手で、$0.5Mほどで7/2に契約するだろういうこと。ボーナスはさほどでもないですが、6' 3"と長身で、今季のInt. FA市場では最大のスリーパー(実力の割に評価や人気が低い選手)と言われています。あるスカウトによると、これまでで最高のボーナス($4.25M)となった昨季のMichael Ynoa (OAK)よりも良いとか。90 mphほどの速球とチェンジアップに素晴らしいパワーカーブを投げます。さすがにYnoaよりも上とは考えづらいですが、ポテンシャルが高そうですし、いい契約だと思います。

☆ Other Player in Interest (7/1) : 他に契約がおそらく決まりという段階の情報ではないものの、BOSが興味ありと言われているのがドイツ人のCF Max Kepler。16歳で5ツールタイプだそうです。ついこの間、オランダからKortstamという選手を獲得したばかりですが、最近はヨーロッパでも積極的にスカウトしてますね。

あとは競合している選手が何人かいて、RHP Chris Cabrera、OF Jose Pena、SS Jose Iglesias、RHP Chax Tomosina、RHP Rafael DePaulaなどの名前が上がります。CabreraはNYYなどど競合してますが、BAのLatin Prospectのランキングにも名前が挙がるレベルの投手。PenaもTop10に入るOFですし、今季はかなり積極的なように映ります。Iglesiasはスカウティングで20-80の80がつく守備が売りの選手です。

DePaulaは昨季すでに契約可能だったのが、Michael Ynoaとの競合を避けるために、今季市場に出ることにしたみたいです。ただ今はサスペンション中らしく、契約はまだできないみたいです。他のチームや選手の動向についても少し。Top ProspectのSanoは相変わらずPITがフロントランナーですが、興味を示すチームは多いのでまだどうなるかは未定。G. SanchezはNYYが結局$3Mくらいまで出しそう。W. Mateoは$3.1MほどでSTLにほぼ決まった模様です。あとはWBCでも話題になった、Cubaの100 mph左腕Aroldis Chapmanが亡命する(した?)みたいです。これはスゴい争奪戦になるんでは...


☆ 7/2 - SS Jose Vinicio, LHP Victor Payano, RHP Raul Alcantara and RHP Mario Alcatara : あくまで合意(メディカルチェックやドラッグチェックを通過したあと、正式にサインするはずです)ですが、上記の4選手と契約です。ランキングの上位に名前を連ねる中から数人穫れたのは嬉しいですね。OFは興味を示していた選手を他クラブに獲られたので、あとはOFを狙いに行きそうです。


☆ 7/9 - SS Jose Iglesias : キューバのSS J. Iglesiasと契約をかわしたようです。$6Mのボーナスを含めた4年$8.2Mの契約だそうです。守備はすでにMLBクラスに近いレベルで、将来的にはゴールドグラブの候補ですが、問題はMLBに定着できるほどに打撃が伸びるかということで、体格的にもかなりこれは微妙なところです。現在はHigh-Aクラスの完成度と言われており、4年でMLBに到達するかも怪しいです。AAにはA. Diazもいますし、正直この契約はあまり高く評価しない人が多いでしょう。


☆ 8/4 - Won't sign LHP Victor Payano : 7/2に$0.9Mで契約合意と言われていた左腕のPayanoですが、メディカルをパスできなかった模様で、契約しないということです。左腕なので残念ですが、先は長いですし、ケガの不安が大きい選手を獲るのも微妙ですしね。Int. FAではもう少し良い動きができると思っていたんですが、今のところ想定通りに運んでません。


☆ 8/16 - LHP Richardo Betancourt, RHP Iago Januario : 7/2に左腕のR. Betancourtと、7/9に右腕のJanuarioと契約をしたみたいです。ポテンシャルが高いと嬉しいですね。あまり情報はないので、来季のDSLを楽しみにしたいです。


☆ 8/28 - C Jair Bogaerts, SS Xander Bogaerts : オランダ領アルバ出身のBogaerts兄弟と契約。オランダは最近注目されている若手の産地ですし、積極的に開拓したいですね。DSLが濃厚。

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