2020年5月29日金曜日

20' Today's Topics - 5/28

[Today's Topics]

NPBが6/19だったかに一足先に開幕。MLBも開幕に向けて進もうとはしているものの、給与問題もそうですが、STのやり直しをどこでやるかとか、それも他チームと試合をしないとか、ぶっつけで本番に臨むようなシーズンになりそうです。

そんな中、もうあと10日あまりに迫ったドラフトはと言うと、6/10から2日間、ドラ5までの指名を行い、それ以外にも6/14までなら、$20K以下の選手は好きなだけUDFA契約できる、という内容に決まったよう。

$20Kだと今季の状況を踏まえてもさすがに有望なHS選手は狙えないし、カレッジのジュニアーでも、シニアーで再度と思う選手が多そう。各チーム財政悪化に備えて、結構なマイナー選手をカットしており、せいぜいがロスターフィラーの入れ替え程度になるか。

BOSはというと、ドラ1が#17と比較的高順位にはあるものの、ドラ2をペナルティーで剥奪されており、ドラ1とドラ3~5の4人から将来のコアを輩出しなければいけない、という難しいタスクになり、一年目のBloomさんにとっては厳しい船出になりそうですね。

各誌を見ていると、Garrett Mitchell (Jr.-OF)、Garrett Crochet (Jr.-LHP)なんかの予想もありますが、全体的にはJim Callisさんを始めとして、HSの一番良い選手という噂のようです。上のチームはカレッジ選手狙いが多いようで、なかなかの大物を指名できる可能性がある。

候補としては投手のMick Abel (HS-RHP)、Jared Kelley (HS-RHP)、Nick Bitsko (HS-RHP)か、野手のTyler Soderstrom (HS-C)、Ed Howard (HS-SS)、Austin Hendrick (HS-OF)、Robert Hassell (HS-OF)、Pete Crow-Armstrong (HS-OF)あたりがランキング的に該当しますが、個人的にはさほどパワーの無さそうなCrow-Armstrong以外なら割と誰でも満足。

理想的にはAbelかBitskoの両右腕がかなり魅力的で、Callisさんが最新のモックドラフトでAbelをあてがっているのには興奮していますが、捕手のSoderstromやSSのHowardもポジション的にも欲しいところではあるし悪くない。

あとはドラ2があればJ.T. Ginn (So.-RHP)あたりを指名できれば文句なかったけど、ドラ2がなくて、ドラ1がHS選手なら、ドラ3~5はあまり大博打はできなそう。ところで毎年会社の休みを取って見ていますが、今季は会場でやらないみたいだし、今のところはリアルタイムでのチェックは予定していません。来年はまた盛り上がりたいな~。

2020年5月28日木曜日

20' Draft Watch - Draft Board 8 (M-IF)

2B/SSです。昨年はBobby Witt, Jr.やC.J. Abramsなど、HSの有望株がドラフト全体でも最上位でしたが、今季はHS勢は目ぼしい選手が少なそう。カレッジの選手はHS時代にドラフトされていない選手が多いですね。


[20' Draft Board (M-IF)]

Nick Gonzalez, SS/2B, New Mexico State (Jr.)

Photo from HERO Sports

B/T: R-R
Height: 5-10
Weight: 190
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: MLB #5
Projection: Likely Top 5

Comments: HS時代からTVゲームのような打撃成績を残し続けている、ピュアヒッターだが、HS、カレッジとややレベルの低いコンペティションでプレーしていたことで、スカウトの評価が伸び切らなかったが、昨夏のCape Cod LeagueでMVPに輝いてからはそんな声も無くなった。この春のスタートダッシュも圧巻。ノーパワーではないし、カレッジではそれなりにHRも打っているが、中軸タイプではないだろう。また走力、守備も平均的。今季からSSを務めているが、基本的には2Bになっていくと見られる。Keston Hiura (MIL)と比較されているが、Nick Madrigal (CWS)にも似ているタイプという印象。

2020年5月27日水曜日

20' Draft Watch - Draft Board 7 (C-IF)

1B/3Bです。近年はカレッジの1Bの層が厚いことが多かったですが、今季はSpencer Torkelsonこそ全体#1候補の評価をされているものの、その後ろはかなり空いている。Austin Martinを3Bで指名するなら話は少し変わりますが。


[20' Draft Board (C-IF)]

Spencer Torkelson, 1B, Arizona State (Jr.)

Photo from Cronkitesports.com

B/T: R-R
Height: 6-1
Weight: 220
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: MLB #1
Projection: Top 3

Comments: Andrew Vaughn (CWS)と比較されることが多く、右打ちでそれほどサイズも大きくないカレッジの1Bということで、一般的にスカウト受けしづらい要素が多いにか拘らず、ドラフト全体でもトップクラスの評価をされている選手。Vaughn同様に、コンタクト、パワー、選球眼を満遍なく高いレベルで備え、文句無しの中軸候補。守備も高い意識で取り組んでおり、1Bならソリッドに守れるだろう。3BやLFも少し経験があるが、1Bとして起用して問題のない打力。

2020年5月24日日曜日

20' Draft Watch - Draft Board 6 (C)

捕手です。昨年はAdley Rutschmanが全体#1のProspectと言われていて実際にトップピックとなったけど、今季はそこまでの大物はいなそう。


[20' Draft Board (C)]

Patrick Bailey, C, North Carolina State (Jr.)

Photo from North Carolina State University Athletics Official

B/T: S-R
Height: 6-2
Weight: 190
Last Drafted: 37th round (17') by MIN
Ranking: MLB #17
Projection: Mid 1st round to Late 1st round

Comments: HSではWil Myersの後輩。Myersもかつては捕手だった。捕手としては運動能力の高い点もMyersに似ているが、こちらは打撃が十分に伸びずとも控え捕手になれる可能性があると言われているしっかりした守備力と強肩も売り。捕手としては比較的細身だが、パワーがある。またボールもしっかり見れる選手だ。ただコンタクトの評判はもう一歩で、木のバットでの実績にも欠ける。

2020年5月22日金曜日

20' Draft Watch - Draft Board 5 (College-RP)

カレッジのRPです。あまり紹介する選手は多くなさそうなので、先発と混ぜて紹介しようかとも考えましたが、投稿数稼ぎがてらに(冗談です)。


[20' Draft Board (College-RP)]

Burl Carraway, LHP/OF, Dallas Baptist (Jr.)

Photo from Dallas Baptist University Athletics Official

B/T: L-L
Height: 6-0
Weight: 175
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: MLB #49
Projection: Supplemental 1st round to 3rd round

Comments: HS時代は80 mph程度の球速でそこまで有望とは見られず、OFとして入学したが、ソフモアの年に球威が伸びてクローザーとしてブレイク。速球は常時93~96 mph、最速98 mph。スピンの鋭いカーブと合わせて三振を奪える。制球はやや粗い。小柄で、力の入った投げ方のため、リリーフ専門の選手だろう。

20' Draft Watch - Draft Board 4 (HS-LHP)

HSのLHPです。トップクラスの選手の一人だった、Nate Savinoが卒業を早めてUVaへ進学したため、MLB公式ランキングでTop 50に一人のみ。昨年に引き続き不作気味(なのか他のポジションが強いだけなのか)。


[20' Draft Board (HS-LHP)]

Dax Fulton, LHP, Mustang HS, OK (HS)

Photo from Theyukonreview.com

B/T: L-L
Height: 6-6
Weight: 225
Commitment: Oklahoma
Ranking: MLB #43
Projection: Supplemental 1st round to 3rd round

Comments: この春は新型コロナウィルスの影響で投げられていないが、昨年から今クラスHS選手でトップLHPの一人と見られていた。優れた体格から投げ下ろす速球は最速93 mph。今季が普通にプレーできていれば、もう少し上の球速が見られたかも。パワーカーブもプラスのボール。元々は口頭でのVandyコミットだったようだが、現在はOklahoma大にコミットがある。

20' Draft Watch - Draft Board 3 (College-LHP)

カレッジのLHPです。ローテ上位になれる可能性のある選手はケガが多かったり、制球難気味だったり。指名するには、スカウトの眼力が大事になりそうな選手が多い。


[20' Draft Board (College-LHP)]

Asa Lacy, LHP, Texas A&M (Jr.)

Photo from The Battalion.com

B/T: L-L
Height: 6-4
Weight: 215
Last Drafted: 31st round (17') by CLE
Ranking: MLB #3
Projection: Top 5

Comments: HS時代からそこそこ有望と見られていたが、ボーナス要求でスリップ。昨年はソフモアながら、D-I全体でもトップクラスの成績を残し、Top 5の有力候補になった。速球は92~97 mph。投げ下ろす角度も良い。スライダー、カーブの両方を投げるが、スライダーの方が良く、プラスのボール。チェンジアップも平均以上。少しハードに投げすぎているきらいがあり、制球、コマンドはやや不安要素。昨年から実績を残している点は今季のドラフトでは非常に有利に働きそうだが、自然は範囲で出る球速で言うと、エース格には少し足りないか。

2020年5月19日火曜日

20' Draft Watch - Draft Board 2 (HS-RHP)

HS-RHPです。何か突然写真がアップロードできなくなって困っています。傘下の選手と違って、この時くらいしか見ない選手もいるので、文字情報だけだと味気なくなるので引用写真を載せたいのですが。レポートからはTop 3~4の選手はなかなか良さそうですね。


[20' Draft Board (HS-RHP)]

Mick Abel, RHP, Jesuit HS, OR (HS)

Photo from USA Today

B/T: R-R
Height: 6-5
Weight: 190
Commitment: Oregon State
Ranking: MLB #11
Projection: Early 1st round to Mid 1st round

Comments: 素晴らしい長身から投げる速球は昨夏から頻繁に93~95 mphを計時。体格の伸びしろを含めて、トップクラスの球速になる可能性。二種類のブレイキングボールにチェンジアップも高い可能性がある。

2020年5月16日土曜日

20' Draft Watch - Draft Board 1 (College-RHP)

スケジュールがわからなかったのと、情報が少ないということで記事を作るのが遅くなりましたが、例年通り6月に指名数を減らして実施するようですね。まずはカレッジのRHP。今季の指名順なら、Emerson Hancock以外は可能性は無くはないでしょうが、J.T. Ginnは結構気になっている。


[20' Draft Board (College-RHP)]

Emerson Hancock, RHP, Georgia (Jr.)

Photo from Georgia University Athletics Official

B/T: R-R
Height: 6-4
Weight: 215
Last Drafted: 38th round (17') by ARI
Ranking: MLB #4
Projection: Top 5

Comments: HS時代も有望な選手だったが、地元Georgia大への進学意志が強くてスリップ。19年は序盤素晴らしい投球を見せ、今クラスで最高の投手との評価を強くしたが、ケガで2週間ほど離脱。今季の春も気温が上がる前の短い期間ではあるが、昨年ほどの投球は見せていない。今季のドラフトの不確定さを表す選手の一人と言えそう。Casey Mize (DET)と比較されるように、球威だけでなく、豊富なレパートリーを自由にゾーンに投げ込む能力がある。速球は94~97 mph、最速99 mph。スライダーがセカンドピッチ。カーブもHS時代から評判が高い。チェンジアップはあまり多く使わないが、プラス以上の可能性とも。

2020年5月12日火曜日

20' Today's Topics - 5/11

[Today's Topics]

7月上旬開幕の81試合(半分)程度、無観客、同地域(AL-EastならAL-EastかNL-East)対戦を基本としてオーナー側と機構が合意したとか。何にせよ明るい嬉しいニュースですね。

再度STやってる内に、チーム内クラスターとか出て、再度延期なんて可能性もありえるので、選手、スタッフの方々は(夜も)気をつけて開幕にこぎつけてもらいたいもんです。贅沢税がリセットされそうで、そちらの意味でもホッとした。

2020年5月7日木曜日

20' Today's Topics - 5/6

[Today's Topics]

各国で新規感染者数が落ち着いて来て、そろりそろりでしょうが、経済活動を再開しそうですね。USでレムデシビルが緊急措置としての使用を承認され、日本でも今日にも追随するという話。

潜伏期間が最大2週間なので、あと2週間は本格的な活動は無理でしょうが、形だけでも治療薬があれば、ステイホームでストレスが溜まっている人も少しは安心できそうですね。まぁ医療現場のことを考えると、もうしばらくは緩みからのぶり返しを起こさないようにするしかないでしょうが。

 GWの間、何する訳でもなく、せっせと2、3日おきの散歩がてらの買い物と、毎日の料理作りにいそしみ、あとはゲームや映画を見るくらいしかしてなかったけど、特に書く記事もなく、更新できていませんでした(汗)。

取りあえず、今季が開幕するとして、腰の疲労骨折で出遅れと言われていたVerdugoが開幕から出場できそうです。それにしても保有期間とかはどうなるんでしょうね。コロナの期間中はロスターにいた日数にカウントされるんでしょうか。