2023年7月12日水曜日

23' Draft Results - Day 3

進行中のDay 3です。SSはおなか一杯気味なので、投手、OFで面白そうな選手を指名して欲しいところ。特に投手でそろそろギリギリ契約できる可能性のありそうな伸びしろの大きい選手の指名が見たいけど。


[23' Draft Day 3 Results (July 11, 2023)]

11. Nelly Taylor, OF, Polk State College (JC-So.)

B/T: L-L
Height: 6-1
Weight: 180
Last Drafted: Never Drafted
Commitment: Florida State
Ranking: PG #367

Comments: プラスからプラスプラスのスピードが持ち味。パワーはギャップヒッターに留まるだろう。Enrique Bradfield (Jr.-OF)を思わせるパッケージ。


12. Max Carlson, RHP, North Carolina (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-1
Weight: 180
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: BA #385

Comments: Sam Carlson (SEA)の弟。速球は常時90~93 mph、最速95 mph。スライダーとカーブを投げる。HS時代に有望視されていたが、カレッジでさほど株を上げられていない。


13. Cade Feeney, RHP, North Dakota State (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-0
Weight: 195
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: None

Comments: カレッジはスモールプログラムだが、Texas工科大を破った試合で先発で貢献。速球は90~94 mphと少し伸びており、昨秋の上昇株で名前が挙がった。3スポーツアスリートで、いずれも州の試合で活躍。Fenwayでのワークアウトに参加していたよう。


14. Jojo Ingrassia, LHP, Cal State Fullerton (Jr.)

B/T: L-L
Height: 6-1
Weight: 170
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: None

Comments: カレッジのクローザー。速球は90 mph前後。スライダーとチェンジアップを投げる。San Diego州立大から今季トランスファー。スタッフは平凡だが、スタッツ面は今季の左腕でも上位。


15. Phoenix Call, SS/OF, Calabasas HS, CA (HS)

B/T: R-R
Height: 5-11
Weight: 185
Commitment: UCLA
Ranking: MLB #226/BA #253/PG #166

Comments: 優れた身体能力のアスリート。プラスのスピードに加えて強肩で、SSやCFでプレーできるツールを持つ。パワーも付いてくる可能性がある。コンタクトはHSレベルでも十分に発揮できておらず、やや懸念を持たれる。ダメ元ピックに見えるが、同HSのコーチの親戚情報ではオーバースロットの提示があり、プロ入りの可能性もゼロではないよう。


16. Isaac Stebens, RHP, Oklahoma State (Jr.)

B/T: L-R
Height: 6-0
Weight: 195
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: None

Comments: 以前はJuCoでプレー。速球は最速94 mph。カレッジでも上位の奪三振率を残した。動画を見てもリリーフとしてはなかなか良さそう。


17. Dylan Schlaegel, OF, Legacy HS, TX (HS)

B/T: R-R
Height: 5-10
Weight: 170
Commitment: Dallas Baptist
Ranking: None

Comments: 小柄だが優れた身体能力で、バットスピードがあり、スピード、肩共に平均以上。スウィング軌道がややフラットだが、少しパスを修正して、身体が完成すれば、C-OFとして期待できる。


18. Zach Fogell, LHP, Connecticut (Sr.)

B/T: L-L
Height: 5-11
Weight: 190
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: None

Comments: U-Conn.のクローザー。MLB公式の表示はGraduateになっているので、5年目くらいかも(COVID-19の影響でカレッジでプレーできている)。


19. Stanley Tucker, OF/SS, Texas A&M (Jr.)

B/T: R-R
Height: 5-9
Weight: 165
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: None

Comments: New Mexico JCに所属していた昨年にBOSのワークアウトに参加していたよう。小柄だが優れたスピードとバットスピードを持つ。昨年はそれなりの有望株だったが、今季はカレッジで22 ABしかプレーできず。昨年のワークアウトでの潜在能力に掛けたのか。


20. Robert Orloski, RHP, Middleton HS, ID (HS)

B/T: R-R
Height: 6-2
Weight: 175
Commitment: Texas-San Antonio
Ranking: None

Comments: ベースボール不毛気味のIdaho州出身。サマーリーグでカレッジ選手に交じってプレーしているよう。


[Summary of Day 3]

昨年同様に、契約できなそうな上位指名HS選手の保険選手(Phoenix Call、Robert Orloski)と、スロットもしくはそれに近い額で契約できそうなHSやJuCo選手(Dylan Schlaegel)以外の大半はセイバーメトリクスの視点でひょっとするとモノになるかもと言う感じの投手中心のカレッジ選手。

ドラ11のNelly Taylorは上が予定額に収まれば獲りに行けそうな範囲だろう。ただ近い筋(HSのコーチの奥さんの叔父)がファンサイトでオーバースロットでCallと交渉しているとの情報があり、上位と契約失敗等の状況如何に関わらず、$500Kからもう少しでCallと契約に行く可能性もありそうだ。

一方でN. Taylor、Orloskiもオーバースロットが必要そうで、後者は特にプロ入り自体の可能性は排除していないものの、それなりの要求を伺わせるコメントをしている。ドラ2、3のNazzan Zanetello、Antonio Andersonがそこそこのオーバースロットになりそうな現状、ドラ11以降の大物3人と全員契約するのは無理だろう。

評価的にはCallなのだが、OFでもプレーしそうであるとは言え、またもSSの選手ということを考えると、個人的にはOrloskiを優先して欲しい気はするが。あまりレポート自体は無いが、体格もバランスよく潜在能力がありそうだ。

3人の内の2人、もしくはOrloskiと契約できるなら、70~80/100、TaylorかCallだけなら65~75/100という感じか。ポジション被りの懸念はあるものの、昨年ドラフト終了時と同様、HS選手の伸び次第では大きな上振れもあるだろう。

2 件のコメント:

レッド さんのコメント...

Kyle Teel !!! やったー嬉しい!!!・・・すみません乗り遅れすぎでした笑。
自分の第1希望で、万に一つスリップしてくれないかと期待していたので、理想の指名でした。Teel だけで100点です笑。

2巡目以降はBOSらしい指名でしたね。
ZanetelloとAndersonは傘下Top 10入りするような成長を期待したい。
CampbellとRiemerは22年のMeidrothのようで、Meidrothのおかけで印象が良いです笑。
Nelly Taylorはなかなか良さげで、化ける可能性がありそう。
Callはダメ元でしょうが、OFとしての指名のようで、契約できればバランスがグッと良くなりますね。

ララ さんのコメント...

レッドさん

守備も今季かなり成長したようなので、楽しみですね。左打はHickey、Scottと打てるけど、捕手でプレーできるかはやや疑問な有望株が多いので。

RiemerはMeidrothと近いかもですね。Campbellは誰だろ?Santiago Espinalとかが近いかな?

Callは一応SSで発表になっているかと。契約できればZanetelloとSS/CFと言う感じかもですね。契約の可能性はゼロではないようです。