2024年2月27日火曜日

24' Draft Watch - Draft Board 7 (M-IF)

2B/SSです。Travis Bazzana、J.J. Wetherholtは2Bかもしれないが打てるし、その下のHS選手2人も含め、トップタイアーの11人と呼ばれる選手が目立っている。


[24' Draft Board (M-IF)]

Travis Bazzana, 2B, Oregon State (Jr.)

Photo from oregonstatelive.com

B/T: L-R
Height: 6-0
Weight: 200
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: MLB #1
Projection: Likely Top 2

Comments: オーストラリア生まれ。進学と同時に渡米し、フレッシュマンから目覚ましい結果を残している。コンパクトなスウィングでパワーポテンシャルはかなりのもの。ディシプリンも良い。高いレベルで変化球を打ちこなせるかがカギになりそう。スピードもプラス。2B守備は高く評価されている訳ではないが、ツールはあるのでそれなりにこなせるだろうと見ているスカウトも。

2024年2月25日日曜日

24' Draft Watch - Draft Board 6 (C-IF)

1B/3Bです。今季は上位指名候補の中軸タイプが豊富なクラス。ただCharlie Condon (Jr.-OF/3B)、Jac CaglianoneやNick Kurtzはスリップしないだろう。Seaver King (Jr.-UT)、Tommy Whiteはあまり好みではない。Cam Smithは悪くないと思う。


[24' Draft Board (C-IF)]

Jac Caglianone, 1B/LHP, Florida (Jr.)

Photo from sportingnews.com

B/T: L-L
Height: 6-5
Weight: 245
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: MLB #3
Projection: Likely Top 5

Comments: 今季最高の2way選手。投手としても101~102 mphを投げる腕はトップクラス。TJを受けたこともあるが、以前はやや制球難だった。投手としても上限はあるが、現状は野手として評価が高い。パワーは今季でも最高クラス。カレッジ選手としてはやや粗削りだが、申し分のない素材。

2024年2月24日土曜日

24' Today's Topics - 2/23

[Today's Topics]

John Schreiberの放出とHendriksの加入を経て、今日は恒例のNortheastern大との練習試合。Grapefruit Leagueも目の前ですね。

今日またJordan Montgomeryとの状況がMLBTRに出てましたが、このオフは興味と噂になった選手と誰一人契約していないし、「だからどうした?」くらいの情報ではありますが。

まぁでもともかく24年シーズンへ切り替わった感じがしますね。ポジティブな要素が多くなるように期待しましょう。

24' Vanderbilt Commodores Game Results -2/23~2/29-

投手は来年くらいには少しずつ充実してきそうな気もしますが、野手はどうも2年連続でしっかりと活躍して軸になれそうな選手が見えないのが気になります。前週の結果はこちら


[2/23 (vs Gonzaga)] - Box
前週とは逆にCarter Holton (Jr.-LHP)が先発して5.0 IP/2 H/2 ER/2 BB/8 K。Greysen Carter (Jr.-RHP)が二番手で3.0 IP/3 H/3 K。Jack Bulger (Sr.-OF/C)が第2号。Stephen Scottのように下位指名しても面白いかも。

2024年2月23日金曜日

Prospect Profile: David Sandlin, RHP

今回は、先日John Schreiberのトレードでやって来た、David Sandlinくん。上層での実績はありませんが、下層では好投しているし、動画も好印象。生え抜き投手が少ないにもかかわらず、最近投資が少ない中では貴重なパイプラインです。

Photo from SoxProspect.com, Credited to Kelly O'Connor

[Player Data]

Name: David Sandlin (デビッド・サンドリン)
Full Name: David Eleck Sandlin
Position: RHSP
Born: February 21, 2001
Birthplace: Owasso, Oklahoma
Height: 6-4
Weight: 215
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 11th round, 2022 by Kansas City
How Acquired: Acquired from Kansa City for John Schreiber (February 2024)
College: Oklahoma
High School: Owasso HS (OK)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

優れた投手体格。もう少しだけ筋肉が付くかも。やや堅いモーションだが、速球は常時93~96 mph、最速98 mph。ブルペンでは100 mphを投げたことも。伸びる球筋。カレッジ自体は制球は平凡だったが、プロ入り後は悪くない。スライダーとスプリッターを投げる。スライダーは変化量が多いが、大きくブレイクするボール。


[Background]

カレッジの最初の2年はEastern Oklahoma大でプレーし、3年目にOklahoma大へトランスファー。Cade Hortonらと強力な投手陣を形成し、カレッジワールドシリーズへ進出。ドラフト時のランキングはMLB #206。KCが下位で指名も$400Kとオーバースロットで契約した。初年度はACLで1試合に投げたのみ。23年はLow-A/High-Aで先発を務め好投。


[Profile]

24' : High-A Greenvilleで傘下デビューし、中盤以降はAA Portlandへ。年間60 IPも投げさせない慎重起用。三振は取れるし、制球も問題ないものの、被打率が高めで極端なフライボーラー。


[Comment]

クラスは違いますが、Josh WinckowskiがBOSに来た時と同じような印象で、球威がありブルペン起用でも有用になりそうな印象。勿論先発で育ってくれるに越したことはないですし、今季注目の選手です。

Prospect Profile: Alex Hoppe, RHP

今回は、昨季中盤以降球威のある速球でメキメキ頭角を現した、Alex Hoppeくん。NRIにも選ばれており、ひょっとしたら今季のMLBもあるかも。

Photo from SoxProspect.com, Credited to Kelly O'Connor

[Player Data]

Name: Alex Hoppe (アレックス・ホッピィー)
Full Name: Alex Kevin Hoppe
Position: RHRP
Born: December 17, 1998
Birthplace: Davenport, Iowa
Height: 6-1
Weight: 200
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 6th round, 2022
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $32,250
College: North Carolina-Greensboro
High School: Unity Christian HS (IA)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

上背はあまりなく、メカニクスもドロップアンドダイブという感じで力が入っているが、非常に球威があり、最速100 mph、常時96~98 mphを投げる。制球はやや粗い。スライダーがセカンドピッチ。元々先発でチェンジアップも良いものを持っているが、試合ではあまり投げていない。


[Profile]

23' : High-A Greenvilleでプロデビュー。序盤は何試合か炎上したが、それを除くと優秀な内容。AA Portlandに昇格後も好投し、最終盤でも90 mph後半を安定して計時していた。

24' : AAで冴えない投球。制球、コマンドの不足が目立った。


[Comment]

勢いのある内にチャンスが回ってくると面白いかも。

Former Sox Prospect Review: Luis De La Rosa, RHP

今回は、Andrew Benintendiのトレードの見返りの一人、Luis De La Rosa。そろそろ大きなステップアップが見たいところです。

Photo from SoxProspect.com, Credited to Kelly O'Connor

[Player Data]

Name: Luis De La Rosa (ルイス・デ・ラ・ローサ)
Full Name: Luis Jose De La Rosa
Position: RHRP/RHSP
Born: July 6, 2002
Birthplace: Santo Domingo, Dominican Republic
Height: 6-1
Weight: 170
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: Acquired from Kansas City with Franchy Cordero and Grant Gambrell in a three-team deal along with Freddy Valdez and Josh Winckowski from the New York Mets, with Andrew Benintendi and cash to Kansas City, and Khalil Lee from Kansas City to New York Mets (June 2021)
How Left: Released (March 2024)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

投手としてはやや小柄。さほどバルクアップはしていないが、身体的な伸びしろは小さめ。速球は90 mph前半で最速94 mph。スライダー、チェンジアップを投げるがパワー不足もあり飛び抜けていない。


[Background]

KC傘下の初年度はDSLでプロデビューし、制球、奪三振率ともに好成績。20年はCOVID-19で全休。


[Profile]

21' : FCLで傘下デビュー。序盤は雨の多い日程もあり、大炎上した試合を含め良くなかった。しばらく投げない期間のあと、8月半ばにローテに戻ってからは見違えるように安定した内容。

22' : 開幕Low-A Salem行きに選ばれず。ただFCL開幕で4試合に投げそこを卒業。Low-Aでもまずまず投げている。

23' : 被打率が低く、成績的にはまずまずだが、Low-Aリピートかつほぼブルペンメインになったことを考えると、もう一歩物足りない成績。

24' Mar. : 開幕を迎えられずリリース。

24' : 独立リーグでプレー。


[Comment]

まとまった選手なので、もう一歩スタッフが伸びてくれると面白いかもと思いながら早くも3年。

2024年2月18日日曜日

24' Today's Topics - 2/17

[Today's Topics]

下記していますが、ブルペンからJohn Schreiberを放出。噂にはなっていましたが、そこまで引く手あまたでもないと思うし話半分程度でしたが、良い見返りで上手く売り捌けた形となった。

チームとしては高額のJansenを出したいところでしょうが、胸部の痛みも出ているようだし、BOSは年俸負担をできるだけしたくない方針で、この条件で手を挙げるチームがあるとは思えない。

またC. Martinも話は受け付けているようですが、こちらは欲しがるチームは多そうですが、年俸引き受けに加えて、そこそこの見返りを要求しているんじゃないかと思うのでSchreiberを出し、Jansenが少し出遅れの現状では線は薄い。

Jansen、Martinがトレードされず、開幕に間に合う前提で、ブルペンは残り6枠。左腕のBernardinoが確定で、あとは先発の残り2枠を争う、Crawford、Houck、Whitlock (+ Winckowski?)から2枚もしくは可能性は下がってきましたが先発を別に得るなら3枚。

Winckowskiはソースは判然としないですが、SP.comでは今季先発再転向の路線となっていて、開幕先発に入らなければ、AAAのローテ行きと予想されていますが、昨年の成績からさらに年間通じて安定したセットアップとして投げて欲しいと個人的には思っていますが。

残りは最大で3枠。これを争うのはRule 5のSlaten、オプション持ちのCriswell、Murphy、I. Campbell、Weissert、DFA候補でもあるがJacquesとKelly、最後にオプション切れのMataといったあたり。

SlatenがRule 5ということもあり、STで酷くなければフロントランナーか。残りはSTのパフォーマンス次第でしょうが、左腕のMurphyは開幕ロスター入りから24年中にセットアップまで育ってくれるとありがたいが。あとは元Top ProspectのMataを上手く使えれば理想ですが、なかなか現実的には厳しいかな。

24' Draft Watch - Draft Board 5 (C)

捕手編です。昨年はトップ捕手だったTeelをゲット。ベストプレイヤーアベイラブルが基本とは言え、下層も有望な捕手が多い中で少なくともドラ1で捕手を指名することは無さそう。


[24' Draft Board (C)]

Walker Janek, C, Sam Houston (Jr.)

Photo from BaseballProspectJournal.com

B/T: L-R
Height: 6-0
Weight: 190
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: MLB #24
Projection: Late 1st round to 2nd round

Comments: HS時代は無名だったが、カレッジで評価を上げた。捕球はそこそこだが、アジリティー、肩、フレーミングと評価が高く、ベストディフェンダーにも選ばれている。凄く器用ではないが、優れたパワーがあり、ハイレベルの速球に対しても良い打撃を見せている。

2024年2月17日土曜日

24' Today's Topics - 2/16

[Today's Topics]

そろそろST開幕ですが、Whit Merrifieldが動きましたね。ひょっとすると右打ちOF獲る代わりに彼と契約して、GrissomをLFでも使うなんてこともあるかと思ってましたが。まぁそれだと4番がいないのが解決しませんが。

Blake SnellやCody Bellingerもそろそろショートタームの契約を考えてもなんて話もありますが、Scott BorasだけにSTでケガ人が出るチームも含めて、もう少し粘るでしょうね。

Jordan Montgomeryも相思相愛気味だったTEXがペイロールもあってほぼ撤退が確定。可能性はほぼ無いでしょうけど、$20M AAVくらいなら欲しいところですが、右打ち選手も加えたいとなるとちょっと厳しいのか。

SFがJorge Solerと契約して、1B/3B/DHで若干選手が飽和気味(Soler、LaMonte Wade、J.D. Davis、Wilmer Flores)。3B/1B/OFでDavis獲れると良いんですけどね~。Floresよりも守備の良いDavisの方がSFもヒエラルキーはやや上でしょうが、どちらも右打ちなので両方置いておくメリットは薄め。

残り1年なのでそこそこの見返りで手放してくれるなら獲りに行っても良い気がしますが。

24' Vanderbilt Commodores Game Results -2/16~2/22-

カレッジベースボールのシーズンがスタート。昨季はLSUの独壇場でしたが、今季はWake Forest大が凄そうですね。ドラ1候補投手3人に野手2人とか。Vandyもリクルート悪くないですが、ここ数年はプロに行っている選手が多いのと、進学した選手の育成もやや落ちている。


[2/16 (vs Florida Atlantic)] - Box
エースと目されていたCarter Holton (Jr.-LHP)は先発ではなく三番手で、3.0 IP/4 H/5 ER/1 BB/5 K。オープナーとかバルクリリーフを組み合わせていく感じかな?

先発はGreysen Carter (Jr.-RHP)で3.0 IP/1 H/3 ER/7 BB/2 K。力はあるがイマイチ洗練されていないのは今季も変わらなそう。

野手のラインナップは、やはりOFの薄さがあってか、昨年捕手だったJack Bulger (Sr.-OF/C)がLFへ、正2BだったR.J. Austin (So.-UT)がCFへ。開幕捕手にはベテランのAlan Espinal (Sr.-C)。

IFは期待のCamden Kozeal (Fr.-IF)はDHで先発。1Bには昨年DHのChris Maldonado (So.-1B)が入り、3BのDavis Diaz (Jr.-3B)、SSのJonathan Vastine (JR.-SS)は予想通り。RFにはこちらもベテランのTroy LaNeve (Sr.-OF)が入った。

開幕はOFコンバートの2人が1、2番で活躍。9番のVastineもマルチで上手くつながり、12-11で辛勝スタート。

24' Draft Watch - Draft Board 4 (HS-LHP)

HSのLHPです。Cam Caminitiは良さそうですね。Kash MayfieldやDavid Shields、Dasan Hillも個人的には好み。Mayfieldは厳しいだろうけど、Hillあたりがドラ2なら欲しい。


[24' Draft Board (HS-LHP)]

Cam Caminiti, LHP/OF, Saguaro HS, AZ (HS)

Photo from Youtube

B/T: L-L
Height: 6-2
Weight: 205
Commitment: Louisiana State
Ranking: MLB #15
Projection: Mid 1st round

Comments: 25年クラスのトップ選手として知られていたが、24年クラスにリクラスしており今クラスでは若い選手になっている。速球は最速95 mph。安定して90 mph半ばを投げられるようになりそう。カーブとスライダーのどちらもきっちりと投げ分けられる。チェンジアップも悪くないがあまり投げていない。CFとしても有望な2way選手。

2024年2月16日金曜日

24' Draft Watch - Draft Board 3 (College-LHP)

カレッジのLHPです。ここ数年に比べれば比較的上層が厚い。Hagen Smithが予想通り伸びて来たが、#12には残らないだろう。Jonathan Santucciは出足良かったがやや制球難で失速。


[24' Draft Board (College-LHP)]

Hagen Smith, LHP, Arkansas (Jr.)

Photo from Arkansas University Athletics Official

B/T: L-L
Height: 6-3
Weight: 225
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: MLB #5
Projection: Likely Top 8

Comments: 速球は92~95 mph、最速で98 mphと左腕の中では特にスタッフに優れる。伸びる球筋。スライダーがベストピッチ。スプリッターは不安定。やや健康面に課題があるが、フロントラインの可能性を持つ選手。

24' Draft Watch - Draft Board 2 (HS-RHP)

HS-RHPです。例年に比べるとトップ層が薄い印象。Levi Sterlingが個人的には気になった。ドラ2で残っていたら良いけど。


[24' Draft Board (HS-RHP)]

William Schmidt, RHP, Catholic HS, LA (HS)

Photo from Tigerrag.com

B/T: R-R
Height: 6-4
Weight: 180
Commitment: Wake Forest
Ranking: MLB #16
Projection: Mid 1st round to Supplemental 1st round

Comments: 3000 rpmを超える回転数のカーブはHSクラスではトップ。速球はこの春3 mphほど伸び、最速99 mph。コマンドも悪くない。

2024年2月14日水曜日

24' Draft Watch - Draft Board 1 (College-RHP)

カレッジのRHPから。Trey Yesavageは#12で残っている可能性が一応ある中では最も欲しい選手ですが、五分五分以下か。Brody Brecht、Ben Hess、Ryan Johnsonなども含め、そろそろ大物投手が欲しいですが。


[23' Draft Board (College-RHP)]

Chase Burns, RHP, Wake Forest (Jr.)

Photo from flipboard.com

B/T: R-R
Height: 6-4
Weight: 195
Last Drafted: 20th round (21') by SD
Ranking: MLB #6
Projection: Top 10

Comments: HS時代から100 mphを記録するアームが売り。2年間をTennessee大で過ごし、初年度は先発でイマイチだったが、昨年はブルペンで好投。Wake Forest大へトランスファーし、秋から開幕前の情報では最速102 mph、常時96~97 mphを見せているよう。ややストレートな球筋。スライダーは投げた60%以上が空振りと言うアウトピッチ。チェンジアップは球速はあり、スプリッター気味だが、あまり投げない。コマンドは今一つ。

2024年2月10日土曜日

24' Today's Topics - 2/9

[Today's Topics]

右打ち選手が、市場にはJorge Soler、J.D. Martinez、Adam Duvallくらいしか残ってない状況。

Solerはインスタの状況からSFかもと言われていて、MartinezはDH専属なので、BOSもさほど興味がなく、NYMが有力。

Duvallと契約し、1B控えはDalbecとRefsnyderあたりでとりあえず我慢することでも良いのでそろそろ動いた方が。もう要求自体はそこまで法外ではないでしょうに。

一方で、SDがDuranに興味とか。見返りがチーム強化につながるなら考えても良いとは思うが、ロスターや有望株を眺めてもさほどマッチはしていない感。

年俸負担があっても高額投手を引き受けることはないでしょうし、有望株のEthan Salasが控える状況ですが、Luis CampusanoもWong/Teelという構想が見えている中で今更感。

投手有望株は、Dylan Leskoを筆頭に、Robby Snelling、NYYからJuan Sotoのトレードで来たDrew Thorpeなどそこそこ魅力はあるがいずれもAAでの実績も少ない段階。

Ha-Seong Kimは良いと思うが、SDが出したがらないかと。Duran + Storyを引き受けてもらって、代わりにKim。穴埋めに投手有望株ということならありだが、向こうもペイロール削減方針のはずなので不可でしょう。

BOSもAlex Verdugoを残していたなら、もう少し考えやすかったかもですが。しかし他のチームに言われたかないかもですが、SDもあれだけお金使ってこれだけ歯抜けのロスターとは。SalasやJackson Merrillなど有望株もまだいるけど、そろそろフロントトップを挿げ替えた方が良いのでは。

23'-24' Offseason Boston Red Sox -Feb.-

2月です。海外FA以外はTheo Epsteinの復帰以外の話題が無かった1月を経て、右打ち野手と投手を欠いたままSTに入るのか(前記事はこちら)。


[Transaction]

〇 2/2
Acquired C Tyler Heineman from the New York Mets for cash considerations.
Designated RHP Max Castillo for assignment.

NYMをDFAされていた、両打の捕手のHeinemanを金銭トレードで獲得。開幕は第三捕手として迎えるでしょう。M. CastilloをDFA。

2024年2月4日日曜日

24' Today's Topics - 2/3

[Today's Topics]

Welcome Home Theo !!ってことで、Theo Epsteinがフロントオフィスではないものの、Fenway Sports Group (FSG)に加わることになりました。そもそもChaim Bloomが解任になった時も期待の声が上がっていましたが、結果的にTheo-Breslowと昔から応援している身には感慨深いトップになったことは素直に嬉しいですね。

ただ一方で、FSGに加わるということは同社の利益を最大にすることが目的となり、もちろんチームの勝利=ファンが球場に来て売上が増えるという図式はあるものの、オーナー陣の現在の姿勢である過剰投資は避ける方針自体を推進する立場であるかとは思います。

FSGはBOSだけでなく、Liverpool FCやPittsburgh Penguinsなどを保有し、さらにPGA(ゴルフ)への投資にも先陣を切っている中で、今はBOSに資源を集中するのはメリットが少ないと見ていると思うので、穿った見方をすると、そのあたりの批判を和らげるためのスポークスマンとしての招聘の可能性もありますが。

とは言え、彼の明晰な判断力とCoraを始めとした現場への安心感もあるでしょうし、間違いなく良い方向だと思います。期待しましょう。