[Today's Topics]
投手補強に躍起になるBreslowの次の一手は左腕のP. Sandoval。LAAで大谷翔平の同僚だったことで日本のMLBファンにはなじみのある選手なのではないかと。
6月にTJを受けているので開幕アウトは勿論、恐らくオールスター明けあたりが最速のタイミングになりそう。かつてのNick Pivettaなどにも通じるが、潜在能力は高いものがあり、実際にそれを短いスパンでは見せているものの、継続性という部分を欠き、ファンにはフラストレーションがたまるタイプの選手。
ペイロールに余裕があるのであればマイナス自体は少ない補強だと思うが、こういった動きは、リビルドチームには良いとは思うが、コンテンダーを目指す上では微妙感。実際昨年獲ったGiolitoはこちらは契約後のTJだったとは言え、現状必要なのはローテ上位という中でお荷物気味になっている。
22年のような投球を見せるなら、同じ左腕のCrochetがイニング制限等の可能性がある中でバックアッププランにもなるかもだが、23、24年とあまりインプレッシブではない投球。プレッシャーの少ないLAAでその程度では$18M強も使う価値があるかはかなり疑問。
[Recent Transactions]
〇 12/20
Agreed to sign LHP Patrick Sandoval to a two-year deal.
左腕先発のP. Sandovalと2年契約。1年目がやや軽い総額$18.25Mで、25年はTJ明けで夏前まで戻れない。素質はある選手だと思うが、LAAガ$6M程度の予想でノンテンダーなので、割安感はない。
同じ左腕のCrochetがまだフルイヤーで投げれるかわからないところでオールスター明けにブースターになれる可能性があると考えているのだとは思うが。
Invited RHP Isaiah Campbell, RHP Michael Fulmer, RHP Bryan Mata, RHP Wyatt Mills, C Seby Zavala, and UT Nate Eaton to Spring Training..
傘下にいる選手の内で有望株外のNRIが発表。投手の4人はパフォーマンスが良ければ25年にMLBで投げる可能性はありそう。
〇 12/21
Acquired RHP Yhoiker Fajardo from Chicago White Sox for LHP Cam Booser.
P. Sandovalのロスター枠捻出目的でCam BooserをCWSへ放出。見返りはDSLで今季デビューしたての18歳の右腕Fajardo。ドミナントとまでは言えないが、制球面も安定していて順調なデビュー。$400Kのボーナスベイビーで体格・球速も向上してきているのでまだまだロッタリーではあるものの、有望株と言って良い選手だろう。
苦労人のBooserは年齢の割にまだ実績は欠けるが、オプションが2つ有り、球速やスタッツ面でも今後上手くいけばセットアップなどの可能性もある選手なので、DFAやむなしで、というよりは恐らくはCrochetのトレードの際に、先方が興味を示していたことなどを総合的に判断してということか。Bernardinoよりも伸びしろはあると思うが、その立ち位置もPenrodや復帰のMurphyと比較して、という面もあるだろう。
☆ This Month's Transactions ~December~
2024年12月21日土曜日
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