2012年7月10日火曜日

Former Sox Prospect Review: Jason Thompson, 2B/3B

今回は、下層のIF、Jason Thompson。とっくに紹介したつもりだったんだけど漏れていたようです。個人的には割と好きな選手なんですが、ケガがちなのか、あまり多くの試合に出れておらず、成長も遅めです。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Jason Thompson (ジェイソン・トンプソン)
Full Name: Jason Wendell Thompson
Positions: 2B/3B/SS
Born: July 3, 1990
Birthplace: Germantown, Tennessee
Height: 6-0
Weight: 205
Bats: Both
Throws: Right
Drafted: 11th round, 2009
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $300,000
High School: Germantown HS (TN)
How Left: Released (July 2012)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com


[Scouting Report]

体格的には平均的で、アスレティックな選手。左打席では、やや身体が早く開く。スウィングがぶれる傾向があり、バットスピードに関してもイマイチ。パワーは平凡だし、大きく向上することはないだろう。非常にボールをよく見る。平均的なスピードに、グラブ捌きは良いが、読みや反応もまだまだだ。HS時代はSSだったが、BOSでは2Bと3Bでプレーしている。ケガが多く、あまり伸びていない。


[Background]

Louiville大にコミット。


[Profile]

09' : GCLでプロデビューするが、最初の打席でBBを選んだ後交代し、この年はそれで終了。

10' : 再びGCLでプレー。序盤好調で、選球眼に5 HRとなかなか良いかもと思ったが徐々に失速。

11' : Low-A Greenvilleで開幕し、2B/3Bの控えを務めるが、Sean Coyle、David Renfroeの前に、あまり機会をもらえず。SS-A Lowellに降格したが、ケガもあり、あまりプレーできず。

12' : SS-Aで開幕もやはり継続して試合に出れず。

12' July : シーズン中にリリース。

12' : 独立リーグでプレー。


[Comment]

今のままじゃ、遠からずリリースされそう。才能はあると思ってるんですがね。

(12年追記)記事にした数日後のリリースが現実になってしまいました。

12' Minor League Season Memo -7/9~7/15-

MLBのオフェンスが弱すぎます。長期離脱で響いているのはEllsburyのみ(Crawfordは別にいいんだけど)。あとはMiddlebrooksが数日戦列を離れてるくらいなんですがね。A-Gonの不振とKevin Youkilisの放出で中軸と言える選手がいなくて、AAAから上がってくる選手が日替わりでヒーローになってる状態。LavarnwayやLarsも後半戦は貢献できるよう、しっかり調子を上げてもらいたい。前記事はこちら。


○ 7/9

[AAA] : OF Jason RepkoがDL入り。
[AA] : LHP Will LatimerがPawtucket (AAA)から移動。

[AAA] - All-Star Break

[AA] - Box
S. Pimentelがスキップ。ケガとかではないそうですが。Clayが久しぶりの先発で2.1 IP/4 H/2 HR/2 ER/1 BB/1 K。NYYのProspect David Phelpsの前に、Hazelbakerの1 Hのみ。6.2 IP/0 R/1 BB/11 K...。

[A+] - Box
Workmanが6.0 IP/1 H/0 ER/2 BB/9 K/7-3 GO/AO。突然のドミナントピッチ。Shaw (13)、C. Vazquez (5)が2 H/1 HR。Meneses、S. Wilkersonが2 H。Almanzarに第5号。HRが少ないので目立たないけど、何気.297/.342/.428と良く打ってるし、左右のスプリットもない。

[A] - Offday

[A-] - Box
今季ドラ1sのLightがプロデビュー。2.0 IP/5 H/2 ER/1 BB/1 K/1-1 GO/AO。カレッジのドラ1にこういうデビューされると白けるわ。Goodが2.2 IP/3 H/2 ER/3 BB/0 K。Chesterに第3号。

[GCL] - Box
Montasが4.0 IP/0 H/0 ER/2 BB/4 K/5-3 GO/AO。素晴らしい。62球を投げ、速球のほとんどが97 mph以上。居合わせたスカウト達のスピードガンで8球ほど100 mphを記録したそうです。セカンドピッチもずいぶん使えるようになっているそう。またJosh Reddickの後輩Wendelkenがプロデビュー。1.0 IP/2 K/1-0 GO/AOと完璧なデビューです。打線は今日もマルチなし。Meyersにプロ初ヒット。T. Linが初めてSSの守備に就いています。

[DSL] - Box
Herasが3.0 IP/1 H/1 ER/3 BB/2 K。A. Garcia、A. Suarez、Duncanが2 H。

2012年7月9日月曜日

Former Sox Prospect Review: Miguel Gonzalez, RHP

今回は、先日BALで初勝利を挙げた、Miguel Gonzalez。LAA時代の同僚で、初勝利を挙げた夜に飲酒運転の車により生命を絶たれた故Nick Adenhart (元LAA)のグローブを付けて初勝利を飾ったそうです。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Miguel Gonzalez (ミゲル・ゴンザレス)
Full Name: Miguel Angel Martin Gonzalez
Positions: RHSP/RHRP
Born: May 27, 1984
Birthplace: Guadalajara, Mexico
Height: 6-1
Weight: 170
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: Selected from Los Angeles Angels in Rule 5 Draft (December 2008)
College: Mission College
High School: San Fernando HS (CA)
MLB Debut: May 29, 2012 (Baltimore)
How Left: Released (December 2011)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

やや小柄で細身な選手。真上から投げ、速球は、BOSにいた頃は87~91 mphとなっていたけど、MLBではリリーフで何試合か投げたこともあり、フォーシームの平均が92 mph、ツーシームが90 mph程度となっている。利き腕側にムーブする。スライダー、カーブに加えてスプリッターを持つが、MLB昇格後はスライダーをセカンドピッチとしている。ブレイキングボールはまずまずタイトだし、スプリッターも比較的低めによくコントロールできるよう。


[Background]

05年にUDFAでLAAに入団。傘下のHigh-A~AAあたりで、Adenhartと同僚だったそう。膝のケガで08年を棒に振った後、メキシコのウィンターリーグでインプレッシブな復帰を飾り、それに目を留めたBOSがRule 5ドラフトでピック。


[Profile]

09' : 3月にTJを受け全休。

10' : 25人枠から外し、Rule 5に則って、LAAにリターンをオファーするもLAAが拒否。正式にBOS傘下の選手となった。High-A Salemでローテを担うが、あまり三振を奪えず平凡。オフは故郷MWLでプレー。

11' : 他の選手の移動に合わせて、High-A、AA Portland、AAA Pautucketでスウィングマン的に投げた。オフにリリース。

12' : BALに拾われ、5/29にMLBデビュー。リリーフで数試合投げた後、開幕時のローテ選手が相次いで不調でマイナー送りになったことを受け、先発起用。前述のように感動的な初勝利を挙げています。

13' : 前年に引き続き、BALでガッチリローテを守っている。きっちりとしたMLBのスターターへ完全開花したようですね。

14' : 何試合か先発をスキップしたが、地区首位を走るBALで安定した投球を披露。これだけ良い先発になったのに何で出してしまった。

15' : 内容的には前年とほぼ変わらずも、防御率がやや悪化。

16' : CWSで、ケガがあり、フルシーズンでは投げられなかったものの、内容は前年より回復。

17' : CWSで平凡ながらローテで投げており、シーズン途中でTEXへ。TEXでは少し打ち込まれた。

18' : CWSで3試合に投げたが打たれている。


[Comment]

Rule 5ドラフトでBOSに来た後、ケガもあり、マイナーの便利屋(スウィングマン)程度にしか思われていなかった選手がチャンスを得てガンバってて嬉しい。Adenhartのためにも(BOS戦以外で)、これからもガンバって欲しいです。

Former Sox Prospect Review: Justin Haley, RHP

今回は、今季のドラ6、Justin Haley。各誌のランキングに載るようなメジャーなProspectではなくちょっとがっかりしたのは事実だけど、体格が非常に良く、うまく磨けばリリーフで使えるかも。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Justin Haley (ジャスティン・ヘイリー)
Full Name: Justin Haley
Positions: RHSP/RHRP
Born: June 16, 1991
Birthplace: Orangevale, California
Height: 6-5
Weight: 230
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 6th round, 2012; 46th round 2010 by Cleveland
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $125,000
College: Fresno State
High School: Bella Vista HS (CA)
MLB Debut: April 5, 2017 (Minnesota)
How Left: Minor league free agency (November 2018)
Player Link: MLB,com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

6'5"と素晴らしい投手体格で、筋肉もバランス良く、しっかり付いている。速球は大体が91~93 mph、最速で95 mph。沈む動きも大きく、しっかりしたボールだ。カーブもしっかりしたボールだが、チェンジアップは今一つ。


[Background]

各誌のTop 500等からは漏れているが、BAのState by StateのランキングでCaliforniaの#156のProspectとされていたそう。


[Profile]

12' : SS-A Lowellでプロデビュー。目を見張る登板は少なかったものの、安定度は非常に高かった。

13' : Low-A Greenvilleで開幕。序盤酷い制球難で、2試合ほどブルペンに移ったが、ローテに戻った後は、制球も少し落ち着き、シーズン終了までローテを守った。8月のK/BBはまずまず。被打率が低く、奪三振率も良いが、ゴロ率・被HR率も平凡。

14' : High-A Salemでしっかり投げた後、AA Portlandに昇格して追い付いた。奪三振率はさすがに落ちているが、昨年は悩まされた制球も大きく改善。ゴロ率も高く、内容も伴っている。

15' : AAで4月が酷かったが、他の月も良いと言える月はあまり無い。ズバ抜けて悪いスタッツは無いが、ゴロ率が少し良い以外は平凡。

16' : 傘下上層で輝きを放った数少ない投手Prospectとなった。AAで被打率、K/BBと向上を見せると、後半戦はAAA Pawtucketに昇格し、そこでもしっかりとした成績を残した。先発が毀滅状態だった時には、MLB昇格も少し話題になったが、チャンスは訪れず。冬はドミニカのリーグで好投。

16' Dec. : Rule 5ドラフトでLAAに指名後、MINへトレード。

17' : MINでSTを過ごし、開幕ロスター入り。10試合に投げたが、やや打ち込まれた。

17' July : DL入りしていたがロスター枠の必要に迫られたMINがBOSへリターン。

17' : MLBを経験したことで自信が付いたか、AAAでは安定した投球を見せた。

18' : 同僚のWilliam Cuevasとほぼ同じで、AAAで先発、MLBでスポットの穴埋めに、という形。ただMLBに先に呼ばれたが、MLBであまり良くなかったため、ロスターに残りながらもセプテンバーコールアップを受けず。

18' Nov. : シーズン終了後に40人枠を外れFAに。

19' : 韓国に行ったものの平凡な投球で輝けず、USに戻って来てSF傘下で少し投げた。


[Comment]

BOSが好む、体格があって、比較的完成度も高いカレッジ投手というイメージ。大体このタイプはHigh-Aくらいまではしっかり投げるけど、AAで壁に当たり、リリーフ転向ということが多い。ビッグプログラム出身だし、リリーフにうまくハマってくれると嬉しいですね。

2012年7月7日土曜日

12/07/07 Game83 vs New York Yankees

初回アウトが取れる気がしなかったBeckettを見て、終わったかと思いきや、安定感抜群のNYY 黒田博樹がお付き合いで、5点のビハインドを1回の裏に追いつく展開。打線はFenwayに戻ると別人(達)。打線は良く追いついたと思うけど、もう一歩中押しがあれば。NYY相手に、6回以降継投で1点を凌ぎきるのはムリがあった。2点差なら、90球だったし、Beckettをもう1回行かせたんじゃないかな。


Beckett: 初回はカーブ、4シームが全く制球できず、打ち頃のど真ん中2シームを立て続けに弾き返され、あっさり5失点。MLBに上がりたてのMinor Leaguerかと、怒りで頭に血が上ったが、2回以降は立ち直り。2回は最後、Mark Teixeiraを外から曲げるカーブで見逃し。

3回は、Nick Swisherには素晴らしい縦のカーブで空振り、Raul Ibanezに腰を引かせての内角2シームで見逃し、Eric Chavezには外の速球で見逃しと圧巻の三者三振。下位打線とは言え、嫌らしいこの3人にこれだけの投球ができるなら、初回からやってくれよと。Ibanezへのカッターも切れてましたね。やはりBeckettの生命線はカーブだよなぁ。


Albers: 1点勝ち越した後の重要なイニングで、いきなりChavezにGreen Monster直撃安打を浴びるが、Navaの好守に助けられる。最後はJeterを投ゴロでDP。やはりゴロピッチャーはこれが良いところ。


A. Miller: 聞いてはいたけど、フォームをかつてのものに戻したそうで、スロットもさらに低くなったかな?ひょろっとした長身といい、何となくRandy Johnsonを思わせる。Curtis GrandersonへのBBはもったいなかったが、Avilesのエラーのあと、3-2からRobinson Canoを速球で三振に仕留めたのは成長を感じる。


Padilla: 今季、塁上のランナーを返さない投球を続けていたPadillaを7回1死1、2塁の場面で1点差を守り切ろうと投入したが、Teixeiraに3-2からスリーベースを浴びる。その前のボールで集中して投球動作に入った瞬間に審判が間合いを嫌ってタイムをかけたのが悪い方に出たのかなともちょっと思うが。打たれたのは、真ん中とは言え、しっかり低めに制球した悪くないボールだったが、スローカーブを1球も使わず、目も慣れていただろうし、どこかで1球タイミングをずらしたかった感はある。


Atchison: できれば傷口を広げずに終わって欲しかったが。 多少不運ではあったが、高めの速球が多かった気はする。


Melancon: 速球、変化球、コマンドと悪いほどではないけど、終盤を任せるような選手にも見えない。平凡なミドルリリーフという印象しかない。カーブは変化は大きいけど、シャープでもないし、コマンドも今一つ。


Nava: 意気消沈しかけた初回に反撃の口火となるツーベース。6回は代わり端のAlbersがMonster直撃の安打を浴びるが、好送球で二塁で刺した。マジでCrawford帰ってきて欲しくない。


Kalish: 打席もそうだけど守備がちょっと気になる。初回も身体で止めたけど、何気ないセンター前のヒットがグラブに入っていなかった。まだ地に足が着いてないというか、自信を持ってプレーできてない印象。打席では、全く見えていない訳ではないのかもしれないけど、ちょっと打ち気に逸っているのかも。長欠していたし、Minorで一度落ち着いてまとまった機会を与えた方がいいかもしれないですね。


Saltalamacchia: 初回の同点3ランはお見事。相変わらず豪快な空振りは多いけど、相手の投手にすれば、ボールゾーンに外しても、当たると持って行かれるという点でやっかいな打者になってきたかも。ただ右打席はスウィングスピードも左打席には劣るな。捕球は以前に比べてかなり上達している気がする。


M. Gomez: 初めて見たけど、かなりフリースウィンガーだった。1回のRussell Martinのサードゴロはしばらく3Bを守っていなかった選手にしては意外と軽快に捌いたように見えたが。5回は真ん中の甘いスライダーを弾き返し、貴重な勝ち越し点を叩き出す(MLB初打点)。甘い所はしっかり打てるタイプなんでしょうか。


Aviles: 1点差でムダなエラーすんなよ(怒)。打席でもただ当てにいくだけのようなスウィングが多く、状態は良いようには見えない。


Punto: ホームで刺したプレーは素晴らしかったけど、やはり打撃がダメ。7回の二死1、2塁では代打を出したかったけど、ベンチはShoppach、Ciriaco、Lillibridgeだもんな...。

12'-13' International FA - BOS Signing Information

BOSのInt. FAの契約情報まとめです。来季のDSLの正SS候補はまだいないけど、最近下のクラスに多くのSSを獲ったから、今季はそこまで重視しなくても大丈夫かも。投手で球威のあるパワーアームは当然欲しいし、捕手で良いのがいれば欲しいかも。あとはC-IFでパワーがある選手も最近はドラフト獲れてないから獲れると嬉しい。BOSはBA #3のJose Mujica、#17 Jose Almonteの2人の右腕に興味を持っているそう。


[12'-13' BOS International FA Signing]

☆ Jose Almonte, RHP, Dominican Republic ($610K) : BAの#17。過去の最速は91 mphも、直近でやや球威を落とし、最速89 mphだったそう。タイトに変化するカーブもまずまずと言われる。ルーズな腕の振りと体格が魅力。(7/2)

2012年7月6日金曜日

Former Sox Prospect Review: Ty Buttrey, RHP

今回は、12年のドラフト組の中でも、上限という意味ではNo.1と言える右腕、Ty Buttrey。素晴らしい体格のアームの強さを兼ね備えた選手で、絶対にうまく磨いてもらいたい。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Ty Buttrey (タイ・バットリー)
Full Name: Ty Douglas Buttrey
Positions: RHRP/RHSP
Born: March 31, 1993
Birthplace: Charlotte, North Carolina
Height: 6-5
Weight: 205
Bats: Left
Throws: Right
Drafted: 4th round, 2012
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $1,300,000
High School: Providence HS (NC)
MLB Debut: August 16, 2018 (Los Angeles Angels)
How Left: Traded to Los Angeles Angels with Williams Jerez for Ian Kinsler (July 2018)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

筋肉の付いた、素晴らしい体格を持つ。メカニクスもルーズだと評価が高い。腕の強さが素晴らしく、速球は最速96~97 mphに達する。リリーフに移った18年には100 mphも記録。ややフラットとも言われるが、その長身もあり、十分な威力がある。77~79 mphのナックルカーブを以前は投げていたが、スライダーへと変えている。チェンジアップはリリーフに移って、スプリット気味に投げるようになり、効果を発揮し出した。


[Background]

ドラフト時のランキングはBA #38/PG #60。12年の春に速球が96 mphに達したとレポートされ、一気に評価を上げ、一時はドラ1後半の有力候補だった。ただ、高校の試合で、先発の登板間にもリリーフで登板していたことも関係したのか、徐々に球威がダウン。それでも90~93 mphと悪くはなかったが、Arkansas大コミットもあり、ドラフトではスリップ。


[Profile]

12' : GCLでプロデビュー。試運転で、4 G/5.0 IPに投げたのみ。

13' : 年齢の高さとボーナス額から、Low-A行きも期待されていたが、結果的にはSS-A Lowellでさほどインプレッシブではないシーズンを過ごした。被打率は悪くないが、あまり三振が奪えず。K/BB、ゴロ率などもイマイチ。

14' : 最後の方はまずまずの投球を見せたが、言い訳のできない失敗シーズンに。同期で年下のJamie Callahanが開幕からローテに入ったのに対し、XSTでスタート。Low-A Greenvilleにアサイン後はボロボロで、一旦DLに入った後、終盤復帰した。

15' : Low-Aで開幕したが、成長の跡を見せてHigh-A Salemへ昇格。完全な失敗と思われた過去2年に比べて、明らかに向上はしたが、支配力という点では今一つ。ある程度イニングを稼ぐ能力は見せているし、ゴロも打たせているが、三振が少ない。

16' : AA Portlandで先発失格となり、途中でリリーフへ。まずまず投げるも、K/BBが悪い。

17' : 序盤同期のCallahanと共に、AAで素晴らしい投球を見せ、AAA Pawtucketへ昇格したものの、Callahanとは異なり、AAAでの適応に失敗。ロスター枠の都合もあり、AAへ降格後は調子が崩れたか、前半のような投球は見せられず。ただAFLでは好投し、評価上昇。

18' : AAAで開幕。リリーフの水にも慣れたか、 開幕から圧倒的な投球。制球も向上し、奪三振率、被安打共に文句無し。ただ40人枠内にも関わらずなかなかでばんが来ないことにストレスを貯めていたよう。

18' July : 日本行きなどの噂も出たが、チームもそれを考慮してか、LAAへトレード。

18' : Williams Jerezと共にLAA移籍後、AAAで少し投げて、MLBデビュー。すると90 mph後半の速球でMLBでも一躍注目の若手リリーフになった。終盤はクローザーとして起用されている。

19' : 序盤素晴らしい出足でMLB全体でも注目の若手リリーフとなったが、クローザーでは何度か試されたものの定着できず。それでも平均97 mphを超える速球で70試合以上に投げて安定した内容。制球も良く、完全に失敗トレードとなった。

20' : K/BBが悪化し、やや不安定な内容。

21' : ST終了後、開幕ロスター入りを巡ってチームの方針を批判し、現時点での引退を表明。

22' : 機嫌を直したのかLAA-AAAで復帰もかつてのような輝きは感じられず。

23' : HOU傘下に移るも制球が改善せず不安定な内容に終始。

24' : SEA-AAAでプレーもかつての輝きは無く。


[Comment]

12年のドラフトでも上位指名候補の高校生アームは多かったが、球威と体格の両方を備えた選手はそう多くはなかった。ドラ4と下位で指名し、契約にも成功したのは非常に大きい。ルーズなメカニクスや体格は教えられるものではないし、偉大な投手になるバックグラウンドはある。プロでの先発ルーティンに慣れ、最速だけでなく、常時で90 mph中盤程度を投げれるようになって欲しい。