2009年10月26日月曜日

09'-10' Offseason Boston Red Sox -Offseason Outlook-

とうとうオフシーズンが始まり、すでにJeremy Hermidaのトレードなどがありましたが、一応、オフシーズン直前での各ポジション状況の概要です。

*黒字はほぼ枠に確定している選手。赤字はトレードされうる選手。青字は来季にオプション契約が残る選手。緑は主にMinorから枠を争う面子。灰色はFA (MiLFA)で抜ける選手です。名前の前に*がついている選手は現時点で40人ロスター外。また今季のFA選手リストはこちら


[Starter]

RHSP Josh Beckett (10': $12M option (already vested), 11': FA)
LHSP Jon Lester (10': $3.75M, 11'-13': under contract, 14': $13M option)
RHSP Clay Buchholz (10': min., 1 opt.)
RHSP Daisuke Matsuzaka (10': $8M, 11': $10M, 12': $10M, 13': FA)

RHSP/RP Tim Wakefield (10'~: $4M option (projected typeB FA))

RHSP Michael Bowden (AAA, 10': min., 1 opt.)
RHSP Junichi Tazawa (AAA, 10': $0.45M, 11': $0.5M, 12': $0.55M, 2 opt.)
LHSP Felix Doubront (AA, 10': min., 2 opt.)
*RHSP Adam Mills (AAA, under MiL contract)
*LHSP Kris Johnson (AA, under MiL contract, Rule5)

RHSP Paul Byrd (10': FA (projected typeC FA))
*RHSP Charlie Zink (AAA, 10': FA)
*RHSP/RP Devern Hansack (AAA, 10': FA)
*LHSP Kason Gabbard (AA, 10': FA)

スターターはBeckett、Lester、Buchholz、松坂の4人がほぼ確定。抜けるのはPaul Byrdくらい。一応可能性としては、Beckettは契約最終年ですから、トレードで出したり、Buchholzがトレードのピースになるという形で抜けることはありえますが、ほぼありえないとは言えます。

松坂に関しては、シーズン中にオフにはトレードの話を聞く用意があるなんていう噂も流れましたが、今季こけたことで、そこまでいい話がくることはないでしょうし、年棒負担して出すよりかは、No.3~4で使う方が無難でしょう。ノートレード条項の存在もあります。衰えはまだ来ていないと思うし、しっかり準備をしていれば、まだ平均以上のスターターだと思います。

この4人に加えて、Wakeのオプションを行使すれば、基本的には5人揃います。近年は終盤戦での故障離脱が多いですが、先頃行った手術は成功しており、来季開幕には間に合います。来季の正捕手である、V. Martinezが最低限ナックルを受けられることから、以前より使いやすいく、同時にリリーフにも回しやすくなったことから、格安オプションの行使はほぼ確定的でしょう。Epstein GMも来季構想に入ると語っていますし。

Minorのデプスは弱い。今季のMLBでは今イチだった、Bowdenや田澤がいるくらいです。Doubrontは少し面白いですが。今季のPaul Byrdのように、FAから溢れたところをMinor契約でAAAに置いておきたいですね。

新加入の可能性では、この夏取りざたされた、Felix Hernadez (SEA)やRoy Halladay (TOR)のトレードの可能性はあまりなさそう。特に相手チームがディスカウントする予定はなく、Hernandezに関しては契約延長交渉が行われる模様。どちらにせよ、エース級の先発に見返りのセンターピースで出せるような投手のProspectは傘下にいません。まだ最低年棒で雇え、実力的にも1、2番手の可能性を持つBuchholzを出すようだと、戦力的な上積みは限定的になってしまいます。

どちらかと言うと、それよりは今季もローリスクハイリターン作戦が濃厚か。Erik Bedard、Justin Duchscherer、Rich Harden、Ben Sheetsあたりの名前が噂されています。Brandon Webbのオプションが破棄されるかもという噂がありましたが、こちらは可能性が低そうか?このあたりから1人を加えられればかなり強力な陣容になりそうです。Minorがやや弱いので、Wakeを余らせるくらいでちょうどいいかなと。


[Reliever]

RHRP Jonathan Papelbon (09': $6.25M, 10': arb. 2)
LHRP Hideki Okajima (10': arb. 1)
RHRP Daniel Bard (10': min, 3 opt.)

RHRP Ramon Ramirez (10': arb. 1, 13': FA)
RHRP Manny Delcarmen (10': arb. 1, 0 opt.)
RHRP Fernando Cabrera (10': arb. 1, 0 opt.)
RHRP Miguel Gonzalez (10': min., 3 opt., possibly returns to LAA (Rule5 draft))

*RHRP Takashi Saito (10': FA ($6M option was declined, projected typeC FA))
LHRP Billy Wagner (10': $8M option (to be declined, projected typeA FA))

LHRP Dustin Richardson (AAA, 10': min., 3 opt.)
LHRP Hunter Jones (AAA, 10': min., 2 opt.)
*RHRP Bryce Cox (AA, under MiL contract, Rule5)
*RHRP Chris Province (AA, under MiL contract)
*LHRP Andrew Dobies (AA, under MiL contract, Rule5)
*RHRP Richie Lentz (AA, under MiL contract, Rule5)

*LHRP Javier Lopez (AAA, 10': FA)
*RHRP/SP Enrique Gonzalez (AAA, 10': FA)
*RHRP Marcus McBeth (AAA, 10': FA)
*RHRP Jose Vaquedano (AAA, 10': FA)

Papelbon、岡島、D. Bard、R. Ramirez、Delcarmenの5枚が現状の主戦力。09年のメンバーでは再契約の可能性はありますが、斎藤隆のオプションをすでに破棄。Billy Wagnerも抜けます。また契約延長しそうにないPapelbonのトレードの噂や、RamirezかDelcarmenのどちらかを出すという可能性は少しあります。Papelbonを動かさないのであれば、上の5人に、対左としてRichardson(場合によってはH. Jones)を 加えて、先発次第でWake、または田澤やBowdenをロングリリーフで使えば7枚揃うので、大きく動く必要性は薄いポジションです。

問題はPapelbonの去就。公式ではトレードの話はないですが、ファンの間ではBig Batを獲るためのトレードの駒にすべきという声が結構出ています。これはALDSの最後で打たれたことで、多少感情的になっているとは言え、少し納得できる理由もあります。Papelbonはこのオフで調停2年目で、あと2年間少し割高になる可能性が高く、また11年終了後にはFAになります。既にFA市場を試したいということを言っており、契約延長の余地はあまりないです。これに加えて、クローザーのポテンシャルを持つBardがいるため、残り2年の今オフに出し、1年Wagnerなどを挟んで、Bardに引き継ぐという流れ。フォーム変更で、やや安定感を失っていることもあります。

ただ個人的には、これは可能性は低いかなと。1つは主軸となれる打者(例えばAdrian Gonzalez)をクローザーとの交換で出すチームはないだろうということ。Papelbon、L. Anderson、Y. Navarro、Kalish or Reddick、PimentelくらいがBuchholzを出さずに構築できるBOSの最高のパッケージですが、これとてSDの要求にはほど遠いでしょう。また個人的にはBardがしっかりとしたクローザーになれるかは疑問も持っています。確かに素晴らしいFBとしっかりしたブレイキングボールを持ってはいますが、制球・コマンドはまだ未熟で、元々やや繊細な性格と言われてもいます。

岡島とBardは確定。Bardには絶対的な8回セットアップになってもらいたいですね。DelcarmenとRamirezは今季中盤以降の崩れがちょっと印象が悪いです。特にDelcarmenはヒドかった。トレードのパッケージとしてどちらかが出される可能性は割とあるとは思いますが、今季は序盤に先発陣の崩れから、やや酷使されていた面もありますし、実力的にはもう少し向上するかなとは思っていて、ミドルリリーフとしてなら残しても妥当かなと。

Minorはしっかりしたデプス層があります。RichardsonはAAA経験も少なく、もう半年育成してもいいですが、使えなくもない。対左のポジションが空いているので、上の事情とは合致していますが、BOSならMinorスタートの方が濃厚か。あとは40人枠としてはH. Jonesがいますが、Richardsonと立場が被るのでDFAの候補かも。また今季のAA以上でCox、Province、Lentz、Dobiesといて、いずれもそれなりにMLBで投げる可能性を持ちます。今季に限れば、あまり多くのMiLFAは必要なさそうに思えますが。

RichardsonはMinorスタートで、1枚ミドルリリーフ〜セットアップを加えれば十分かなというカンジ。左の方がバランスはいいですが、今季を見ても拘りすぎる必要はなし(RichardsonやJonesもいるし)。ただ出来ればモップアップ/ロングリリーフが欲しいかもですね。田澤、Bowdenもいるし、F. Cabreraなど傘下の候補でどうにかできなくもないですが、田澤やBowdenはMinorでもいいですし。Wakeをどう使うかにもよるので、先発次第な部分もありますが、できればRule5ドラフトで面白いのを捕まえられればいいんですが。


[Catcher]

C George Kottaras (10': min., 0 opt.)

C/1B Victor Martinez (10': $7.5M option, 11': FA)
C Jason Varitek (10': $5M option & $3M player option (projected typeB FA))

C Dusty Brown (AAA, 10': min., 1 opt.)
C Mark Wagner (AAA, 10': min., 2 opt.)
*C Luis Exposito (AA, under MiL contract)

Varitekが完全に衰えた捕手ですが、昨季途中でトレードで獲ったV. Martinezが来季もいるのは朗報。$7.5Mのオプションは確実に行使されます。契約延長交渉も行われるでしょう。彼が正捕手になるのは間違いありません。

控え捕手はVaritekの去就次第か?$5Mのオプションは破棄確実ですが、Varitek側がplayer optionを行使するかはよくわかりません。引退の可能性もあり、BOS側はコーチ転向などを打診するかも。今季は守備でも衰えを見せ、MartinezとTekというコンビは守備面で辛いものがあります。

KottarasはTekが残るなら、枠的にはキビしく、オプション切れなのでDFAされる可能性大。守備型でもなく、またMartinezがWakeを受けられるため、存在価値は薄れています。一応、Kotchmanを出して、Martinezを1B枠で考えれば、Tekと同時に残すことも出来なくはないですが可能性はほとんどないでしょう。Tekが残らず、また控え捕手として誰も獲らないなら、M. Wagnerを引き上げるまでのつなぎとして残るかもしれませんが。Waiver通過するかは50/50くらいか?

Minorはデプスとしてはまずまず。Wagnerは今季、AAA昇格後ダメでしたが、DWLで好調で、元々守備の評価も高いことから、しっかりした控え捕手にはなれそう。来季のAAAでしっかり打てれば、後半戦からMLBで使えるかも。Brownは逆にキビしい立場か。40人枠確保のためにDFAされる可能性が高いです。Expositoはまだもう少し時間が必要でしょうが、攻守ともに順調に期待度を維持しています。選球眼を中心にもう少しリファインしたいところ。

獲得するとすれば、守備型の控え捕手か?もちろん若くていい捕手のトレード自体は模索するでしょうが、昨オフと異なり、絶対に必要ということもないです。ただMartinezが抜ける11年オフにはExpositoは少し間に合わなそうで、再来年を考えて、いい話があれば乗っておきたいところ。Martinezと2、3年延長できるならその方が無難かも。


[Corner Infielder]

1B/3B Kevin Youkilis (10': $9M, 11': $12M, 12': $12M, 13': $14M option)

DH David Ortiz (10': $12.5M, 11': $12.5M option)
1B Casey Kotchman (09': $2.89M, 10': arb. 2)
3B Mike Lowell (10': $12M, 11': FA)

*1B/LF Aaron Bates (AAA, 10': min. (now on 60-day DL), 2 opt.)
*1B Lars Anderson (AA, under MiL contract)
*3B/1B Joege Jimenez (AA, under MiL contract, Rule5)

*1B/OF Jeff Bailey (AAA, 1 opt.)
*3B/SS Angel Chavez (AAA, under MiL contract)

Youkilisは確定。Ortiz、Lowellも2人の主軸級を獲れば、出される可能性はありますが、現状では割高契約に、衰えとケガの不安から、引き取り手はないでしょう。むしろKotchmanをトレードする可能性の方が高いか?守備に優れた1Bですが、今イチ打てず。Backupの1Bは欲しいし、左打ちという点はいいですが、調停2年目で少しずつ年棒が上昇することから、控え1Bには少し割高。打力がやや弱いですが、あと2年間雇えるので、つなぎのレギュラーとして欲しがるチームもあるかもしれません。トレードのパッケージになることもありえるでしょう。

控えの1BはKotchmanを出して、適当なのを獲る可能性が高いですが、Martinezを1Bで併用するなら、他のポジションにロスター枠を割くこともできなくはないです。1BはYouks、Martinezを軸に最悪の場合はLowellを使えば、控えがいなくてもやり繰りできますが、年齢面が高めなことを考えれば、やはりBackupは必要でしょうね。

3Bは現状だとYouksに、対左を中心にLowellを併用するカンジか。Lowellはまだ今季も健康なときはそれなりに下位打線の力となっていたし、ムリして出すよりは、あと1年使うかなと思います。

トレードで獲るとすれば、ここが最もありそうなセクション。控えタイプよりは、出血を覚悟しても、むしろ今後の主砲となれる選手を獲るべき時期かもしれません。Adrian Gonzalez (SD)の名前がよく挙がっていますが、個人的には守備力も評価される彼よりも、OrtizのあとのDHを考えて、Prince Fielder (MIL)の方がベターかなと(Bayと再契約をするなら、彼がそのうちDHに回ることも考えておきたいですが)。ただ、投手要求にどう答えるかですね。


[Middle Infielder]

2B Dustin Pedroia (10': $3.5M, 11'-14': under contract, 15': $11M option)

SS/3B/2B Jed Lowrie (10': min., 2 opt.)
SS/2B/OF Nick Green (10': arb. 1, 0 opt.)

SS Alex Gonzalez (10': $6M option (projected typeC FA))

SS Jose Iglesias (YTD, 10': $0.55M, 11': $0.55M, 12': $0.55M, 13': $0.55, 3 opt.)
*2B/1B Jeff Natale (AAA, under MiL contract, Rule5)
*2B/3B/SS Ryan Khoury (AA, under MiL contract, Rule5)
*SS Yamaico Navarro (AA, under MiL contract, Rule5)

SS/2B Chris Woodward (10': FA)
*2B/3B Travis Denker (AAA, 10': FA)
*SS/2B/3B Gil Velazquez (AAA, 10': FA)

2BのPedroiaは確定。SSとIF控えをどうするかですが、Lowrieを取りあえずIF控えとして使うのが最も可能性は高そう。今季ケガに泣いたLowrieをSSレギュラーというのは来季開始からは難しいでしょう。逆に2枚獲って、LowrieをMinorスタートさせたり、トレードというのもあまり可能性は高くないか。BOSはLowrieの将来性自体は買っていると思うし、Minorに落とすメリットは多くはないはず(一応打席数自体は稼げますが、結局MLBへの適応を先延ばしにするだけだし)。トレードも価値の下がっている現状で行うのは得策ではなさそう。

J. Iglesiasの存在があるので、適当なつなぎのレギュラーSSを獲っておいて、この1、2年でLowrieと争わせ、その先はLowrieとIglesiasというのが基本線かなと思います。どちらも下位打線ではまずまずというくらいになるポテンシャルは十分に持っています。A. Gonzalezのオプションに関しては少し高いけど、行使してしまってもいいかもしれません。守備はまだ比較的いいし、打撃も最低限打てます。変な外れをひくよりは、安心できる選択肢かなと。もう少し額を下げて、1年$4M+optionとかにできるならもっといいと思いますが。

Minorは2Bは微妙なところですが、Pedroiaがいるので問題なし。SSはIglesiasにY. Navarroといます。どちらも守備を中心としたMLBレベルのSSになり得るProspect。ただNavarroはあと2年近くかかりそうですし、IglesiasはAFLなどを見てもすぐにでも使えなくはないでしょうが、BOSのレギュラーとして考えるなら、1年ちょいは育成期間をおきたい気がします。Greenは今季前半がんばっていたし、SSも無難に守っていたので、できればデプスとして保持したいですが、option切れな上に調停選手なので扱いが難しいです。同タイプのベテランをMinor契約する方が濃厚か?

獲得で言えば、1B/3Bが高齢化に伴い、やや弱く見えるので、ここをMiguel Tejadaなどでアップグレードする可能性もあるでしょう。こちらは調停申請の状態や年棒・年数次第では面白いと思います。


[Outfielder]

CF Jacoby Ellsbury (10': min., 11': arb. 1)
RF/CF J. D. Drew (10': $14M, 11': $14M, 12': FA)

OF Joey Gathright (10': arb. 1, 0 opt.)

OF Brian Anderson (AAA, 10': arb. 1, 1 opt.)
OF Josh Reddick (AAA, 10': min., 3 opt.)
*OF Ryan Kalish (AA, under MiL contract)
*LF/RF Zach Daeges (AAA, under MiL contract, Rule5)
*CF/RF Bubba Bell (AAA, under MiL contract, Rule5)
*RF/LF Daniel Nava (AA, under MiL contract
*CF/RF Sean Danielson (AA, under MiL contract, Rule5)

LF Jason Bay (10': FA (projected typeA FA))
RF/CF Rocco Baldelli (10': FA (projected typeC FA))

LFのJason Bayが抜けるので、その穴埋めは今オフの最大の懸案です。取りあえずは、BayかMatt Hollidayのどちらかの主軸級を確保しないと、さすがにキビしいです。それ以外ではEllsbury、Drewはどちらもベストではないですが(EllsburyはAVGはまずまずの水準になってきましたが、出塁と守備面でもUZRでは悪いという評価で、Drewは攻守に数字はまずまずですが、年棒はやや割高で、結構面にも難あり)、まずまずの存在で、あえて動きはしないでしょうけど、Baldelliが抜ける4th OFを埋める必要もあります。

Bayの離脱は痛いところ。もちろん再契約を希望しており、4年$60Mのオファーをする用意があると言われていますが、要求はもう少し上でしょう。単年の数字はもう少し、妥協をせざるを得ないでしょうが、4年のラインは譲りたくないですね。4年65M+optionくらいで納得してもらいたいところ。もちろんもう1人のLFの大物 Matt Hollidayというのもありますが、ちょっと不安もあり(詳しい比較は別のスレッドでするつもりです)。

4th OFとしてはやはり、今季のBaldelliのように右打ちでそこそこ打てる選手が欲しいところ。基本はRFに少しCFを守れる選手がフィットするはずです。Baldelliとも少し来季について話ているらしく、ケガの心配がないなら彼はベストフィットに近いんですが、かなり重度のケガ持ちなので難しいところ。ロスター枠拡大後ならともかく、昨季のMark Kotsayのように5th OFとしても使える1B控えがいないと少し怖いかも。

デプスとしてはMinorとMLBの間にGathright、B. Anderson、Reddickといて、Reddickはケガなどでのコールアップはあるでしょうが、基本はあと1年育成。Gathrightは枠的にも、調停に差し掛かることからも、Non-tenderかできればトレードが基本線のはず。B. Andersonは1つoptionを残しており、CFのデプスとして残す可能性もありますがReddickがいるし、Kalishもいるので微妙なところ。DaegesとかNavaとか両翼タイプでちょっと面白い選手もいます。

2 件のコメント:

ボストンフィーバー さんのコメント...

お久しぶりです。

コッチマン、コッタラス+αあたりで左のリリーフと交換できれば良いのですが・・・FAで見たところ
まともな左リリーフってあまりいないもんですね。
来期もオカジ頼みなのがやや心配。
リチャードソンには期待してますが
できれば左欲しいなあ。

バックホルツは自分も出したくないですが
やっぱりフィルダーやゴンザレスなら
彼を出さないとちょっと無理がありますよねえ。
ボウデンの価値下落もやや響いている感じはします。
やや高いけどアリゾナのスナイダーあたり
うまく年俸調整して取れませんかねえ。
ショパックもそういえばトレード候補に
あがってましたっけ。
二人とも今期はやや不振でしたけどね。

ララ さんのコメント...

ボストンフィーバーさん

こんにちは〜、お久しぶりです。

とうとうオフシーズンが始まりましたねぇ。さっそくハーミダとか動いてますけど、どんなオフになりますかね。

左リリーフですかぁ。確かに左を1枚獲れば、バランスは良くなりますねぇ。ただ去年のロペスのような半端な左にブルペン枠を1つ割くくらいなら、ムリして左でなくてもいいかなぁと。

岡島もそろそろ落ち込んできてもおかしくないんで、右でもいいんでセットアップを獲って、彼を少しショートイニング気味に使えばとも。ただコッチマンをブルペン補強で消費するのは妥当なところですね。コッタラスにはほとんどバリューはないでしょうけど、Rule5対象になってるCoxあたりをつければ、そこそこ若くてしっかりしたセットアップが手に入るかなと。

ゴンザレスはともかく、MILは先発不足なので、フィルダーならバックを要求されるでしょうねぇ。ゴンザレスはちょっと要求高すぎかなぁ。バックを出したら、また先発補強が必要になるし(短期的にも長期的にも)、バックを要求されたらひくしかないと思います。

キャッチャーは非常事態ではなくなりましたけど、依然として欲しいところですね。来季はともかく、11年どうしますかね。ただスナイダーやショパックだとレギュラーには弱いですよねぇ。最低限のバックアッププランとしてはありかもですが...