2011年3月1日火曜日

Former Sox Prospect Review: George Kottaras, C

今回紹介するのは、George Kottaras。長いことJason Varitekの後釜候補だったんですが、MLBで期待されたほど打てていない。一時はTim Wakefield専属としてロスター入りしてました。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: George Kottaras (ジョージ・コッタラス)
Full Name: George Kottaras
Positions: C/1B/3B/RF
Born: May 10, 1983
Birthplace: Scarborough, Ontario
Height: 6-0
Weight: 200
Bats: Left
Throws: Right
Drafted: 20th round, 2002 by San Diego
How Acquired: Acquired from San Diego for David Wells (August 2006)
College: Connors State
High School: Milliken Mills HS (ON)
MLB Debut: September 13, 2008 (Boston)
How Left: Released (November 2009)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com


[Scouting Report]

どちらかと言うと、オフェンス面に持ち味のある左打ちの捕手。コンタクトは平均以下だが、フルタイムなら、20 HR以上打てると言われるパワーに、ディシプリンもしっかりしている。器用な打者ではなく、変化球を打てないし、プルヒッターです。肩は強いが、リリースの精度、クィックネス、捕球、リード等は評価が高くない。ただハードワーカーで、今でも守備面では平均以下でしょうが、いずれのスキルもある程度は進歩し、何とかMLBで使えるところまで来ている。ブロッキングやバント処理はまずまずのレベルまで向上している。AAAでCharlie Zinkを受けていたこともあり、ナックルへ対応できる選手です。SDでも経験があったそう。


[Background]

SDに02年の20巡目でピックされています。$350Kとまずまずの額をもらっている。しっかりとした成績を残し、06年にはすでにAAAまで到達した。SDでも結構期待されていたが、David Wellsとのトレードで獲得した。本人もD. Wellsほどの選手とトレードされるのは名誉だと話していた。その当時は将来の正捕手と期待されていた。


[Player Profile]

07' : AAA Pawtucketでプレーしたが、それまでの期待ほどには打てなかった。

08' : MLBデビューを飾った。

09' : オプション切れとなり、ナックルを受けれることをSTで示せたため、BOSはオフに獲得していたJosh Bardを切って、彼をWake専属のバックアップ捕手に起用した。ただやはり打撃で苦戦。シーズン中にVictor Martinezを獲得したこともあり、シーズン後にリリース。

10' : MILに拾われ、Jonathan Lucroyが定着するまでの併用要員として機会をもらっているが、やはり打てず。

11' : MILでAVG .254とまずまず控えとしてプレー。

12' : OAKに移籍し、Josh Reddick、Brandon Mossといった元BOSのProspect陣とチームを引っ張り、最終戦でTEXを逆転し、リーグ優勝を勝ち取った。

13' : KCに移籍。AVG 1割台ながら、持ち前の選球眼で高い出塁率を残している。

14' : CLE、TOR、STLでプレーも、ケガの穴埋め程度の起用に留まった。


[Comment]

何といっても守備型ではないだけにもう少し打てないと厳しい。パワー・選球眼は悪くないし、取りあえず当てさえすれば、まだまずまず若いし左打ちなので、まだ使ってみたいと思うチームはあるんでしょうけど。

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