2015年2月25日水曜日

Former Sox Prospect Review: Yoan Moncada, 2B/3B

今回は、本日BOSとの契約合意が発表された、Yoan Moncada。5ツールを兼ね備えた真のスーパースター候補で、今オフの最大の注目選手でもありました。期待度は無限大。将来の主砲候補としてすくすく育って欲しいですね。


[Player Data]

Name: Yoan Moncada (ヨアン・モンカダ)
Full Name: Yoan Manuel Olivera Moncada
Position: 2B/3B/(SS/CF)
Born: May 27, 1995
Birthplace: Abreus, Cuba
Height: 6-2
Weight: 205
Bats: Both
Throws: Right
How Acquired: International free agent (February 2015)
Signing Bonus: $31,500,000
MLB Debut: September 2, 2016 (Boston)
How Left: Traded to Chicago White Sox with Luis Alexander Basabe, Victor Diaz, and Michael Kopech for Chris Sale (December 2016)
Player Link: MLB,com, MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, Baseball Cube, SP.com


[Scouting Report]

契約時の年齢は19歳ながら、その年齢としては筋肉質で、ズバ抜けたバネを持つ、天与のアスリート。何よりも期待されるのはそのバット。両打席から素晴らしいスウィングで、パワーポテンシャルも非常に高い。ただ、現状では右打席は、左打席よりかなり未熟。年齢の割にはディシプリンも卓越している。アベレージ、出塁、パワーを兼ね備えた中軸打者になる可能性がある。また鈍重なパワーヒッターではなく、スピードも一級品。左打席からなら1Bまで3.7 sという記録も。全てのツールに優れるが、その中でもスピードは最大のツールだ。守備はキューバ時代はSS/2B/OFというところを守っていた。体格ももう少し成長の余地があることから、MLBではSSは無理だろう。2Bとしてはまだ粗いが、身体能力は十分以上。ただBOSのポジション事情を考えても、3BやOFの可能性が高い。肩も申し分の無い強さを持つ。


[Background]

14~15年の海外FAで、キューバからの選手としては、最大の注目株だった。近年のキューバ人のティーンエイジャーの中でも最高の選手と言われ、正にキューバの至宝と呼ぶべき存在。15年のドラフトで資格があるなら全体#1指名が有力と言われるほどだった。19歳という年齢もあり、海外FAのスロットの対象になるため、タックス100%がほぼ必須だったにも関わらず、多くのチームが$20~30Mをオファーするなど、争奪戦となった。SDが$21M、NYYが$25Mを提示する中、BOSが$31.5M(タックスを含めると$63M)を提示して契約にこぎつけた。またBOSは同時に、トライアウトでMoncadaと非常に親しくなったCarlos Mesaとも契約するなど、金額面以外でも様々な面で好条件をオファーしたよう。


[Profile]

15' : しばらくプレーから離れていたこともあり、XSTでプレーしてからLow-A Greenville合流。少しの間調子が上がらなかったが、徐々に本領発揮。打ち始めたかと思えば、盗塁も一気に増やし、最終的には49 SB。パワー面もまずまずで、選球眼もしっかりしているのは素晴らしい。守備はツールはあるものの、2Bに固定されながら23エラーとまだ修練が必要。

16' : High-A Salemを圧倒。Futures Gameに出場して、HRを放ちMVPに。AA PortlandではHigh-Aで少し削られたパワーを遺憾なく発揮。ボールもよく見るし、High-Aでは開幕から走り まくった。全てのツールに優れ、シーズン半ばの時点で、全マイナーでNo.1 Prospectと呼ばれるように。少し3Bの練習を経て、やや早いながらもMLB昇格までは順風満帆だったが、MLBではBenintendiに比べ て、ボールの見極め等で未熟さを露呈。BAから最優秀マイナーリーガーに選出。

16' Dec. : マイナー最優秀選手をあっさりトレード。


[Comment]

半年くらいでMLBに上げるのかな、とも思ってたけど、契約後の情報を見ると、1~2年はマイナーで、ということのようですね。まぁ19歳ですし、急ぐ必要はないでしょう。育成プランとしては、CHCのJorge Solerのような感じになるかも。ポジションも気にはなりますが、やっぱり打つ方で期待通りの大砲ぶりが見たいところです。

4 件のコメント:

nature さんのコメント...

>Moncada
よだれが出てきそうなスカウティングレポートですね(笑)早く見たいw 出来ればパピと並んで活躍してる姿を見たかった。
将来的に3番打つならポジションは3Bでいいと思うけど、CF出来るなら大きいですね。某GMはなんだかポジション構成無視の補強に走ってる感あるんで、こっちの頭の中も整理するのに苦労します(笑)契約延長で下落し続けていたテンションが久々に上がるニュースでした。

ララ さんのコメント...

natureさん

Papiがあと3年やってくれれば、同じ年にラインナップで見れるかもですね。

3BはMiddlebrooksがいなくなっちゃったからなぁ。CFの方が価値があるけど、Betts、Castilloといるので、BOSなら3Bが一番適当かもしないですね。

ポジションはあとから考えて、実力順に良い選手を取るというのはドラフトや海外FAの作戦としてはもちろん正しいんですけど、MLBのラインナップが歪になる前に手を打つべきだとは思いますがね。

自分もテンション上がってます。仕事でちょっと大変な時期なので、こういうのがないとやってられないです(苦笑)。

j-pap58 さんのコメント...

エース獲得断念の報が来てから何も面白いことねーなーって思いながら静観してたんですが、ここに来てとてつもないものぶっ込んできましたね笑
獲得自体は非常に大歓迎なんですが、相変わらずウチのGMはチーム編成・ポジション構成考えてないなぁ・・・と思ってしまいます。こうなってくるとますますサンドバルを大枚はたいて獲得した意味が・・・。
ま、モンカダ本人にとってはそんなこと何も関係ないのでマイナーでガンガンかっ飛ばして早くメジャーに来て欲しいですね!自分と同じ95年生まれというのもあって早くも感情移入しつつあります笑

ララ さんのコメント...

j-pap58さん

Papi、Napoliが数年以内にいなくなると考えても、Sandoval、Ramirezで1B/3B/LF/DHといったコーナーポジションの内2枚は埋まっていますしね。現状では上の席は少ないと言わざるを得ません。

まぁ若手の獲得はポジションよりもタレントというのは鉄則ですし、かと言って短期的な補強も無視する訳にはいきませんが、全部のポジションを高額契約で固める訳にもいかないですし、ちょっとSandovalの獲得はどうなのかな~って思っちゃいます。

ってか、j-papさん95年生まれなんですね。若くて羨ましい(笑)。