2022年10月8日土曜日

22'-23' Offseason By Position Outlook - Middle Infielder

続いてM-IF編です。赤字は26人枠の候補。緑字は他ポジションからのコンバートもしくは、マイナーから昇格の可能性によるデプス。青字はFA/MiLFAまたはオプション破棄やノンテンダー濃厚な流出予定者。


[23' Opening Roster Candidates]

C/IF Connor Wong (23': min., MiL option: 1)
2B Trevor Story (23': $20M, under contract through 27')
SS/2B Adalberto Mondesi (23': $3.05M, Acquired from KC on 1/24)
IF Yu Chang (23': $0.85M, 24': arb.2, re-signed on 2/15)
CF/SS Enrique Hernandez (23': $10M)
UT Chistian Arroyo (23': $2M, 24': arb.3)


[Depth]

2B/3B Enmanuel Valdez (23': min., MiL option: 3, Added to the Roster on 11/10)
CF/SS Ceddanne Rafaela (23': min., MiL option: 3, Added to the Roster on 11/15)
UT David Hamilton (23': min., MiL option: 3, Added to the Roster on 11/15)
IF Nick Sogard (under MiL contract, Rule 5)
IF Christian Koss (under MiL contract, Rule 5)
UT Niko Goodrum (under MiL contract, Rule 5)
UT Ryan Fitzgerald (under MiL contract, Rule 5)


[Gone/Projected to Go]

SS Xander Bogaerts (Opted out on 11/7, sigend with SD)
IF Jeter Downs (DFA'ed on 12/15, Claimed by WAS)
IF Jose Peraza (MiLFA on 11/10, signed with NYM)
UT Hoy Park (Acquired on 11/23, DFA'ed on 12/13, Traded to ATL on 12/15)


[Outlook]

M-IFは最も動き方の難しいポジションになるだろう。X. BogaertsのOpt Out行使は確実。チームも目下引き留めを最優先の課題としているが、6年$200M以上の契約は最低限必要になって来るだろうから、チームとしてもペイロールや当然先々の加齢によるパフォーマンス低下、またMayerの昇格時にすんなりSSを空けてコンバートを受け入れてくれるのか、等考える必要はある。

一方で、MLB全体を見ても波の少なさという点で言えば、Mike Trout (LAA)の次くらいに安定して毎年コンスタントな貢献が計算できる選手であることから、23年を含めた短期的な部分で言えば再契約/契約延長が最大の補強になることは間違いない。

入団時から見ている選手だけに、思い入れは個人的にも強く、何とか引き留めてもらいたい一方、前回の延長時もOpt Outが付いたとは言え、Scott Borasクライアントにしては控えめな額で延長を受けてくれており、PHIを始め熱心なオファーがBOSを大きく上回るようであれば、それを受けたとしても快く送り出してあげるべきだろう。高額契約についてはコンサバ気味のフロントを抱えるBOSが思い切ったオファーをできるかどうか。

Bogaertsの引き留めに失敗した場合は、Carlos Correa (MIN)、Trea Turner (LAD)と言った大物SSもFA市場に出て来るのでその辺りも可能性はあるが、Bogaertsのビッドに負けた状態でそういった大物を射止められる可能性は低いだろうが。

昨年のStoryのように、Tim Anderson (CWS)やDansby Swanson (ATL)のような2ndタイアーの選手が売れ残る事態があればまた別だが、それはそれで狙い通りの補強とも言いづらいが。

Bogaertsが流出した場合、どのようなプランになるか現状不明。元々その場合のSSのバックアッププランとしてという面を評価されていた、Storyも肩のケガがあり、現状は2Bとして良いプレーを見せていることから、本人も2Bに留まりたい意向のよう。

Arroyoの成長があり、またBogaertsの引き留めに失敗した場合は、OFの補強を手厚くする、という方針であれば、E. Hernandezも2Bをこなすことから、Arroyo、Hernandezに2Bを任せて、Storyを再度SSへ、ということも考えられるが、Storyの意向と状態次第。

一方の2Bは上記の通り、Story、ArroyoにHernandezもいることから、現状はむしろやや余剰気味。Bogaertsとの再契約など、SSが埋まり、Storyが2Bということであれば、ArroyoがバックアップIFというのは贅沢な布陣にはなる。UTな選手で、2Bを中心にIFの全ポジションとRFで起用されているが、2B以外の守備指標はあまり良くない印象。

右打ちのRF控えという役割については、Refsnyderもいることから、残り2年を比較的安価で雇えるということでそれなりのトレード価値があるようであれば、SSの獲得に成功した場合は、リリーフやOFの補強のトレードバイトに使うというのも一つかもしれない。

まぁ、J.D. Martinezが抜けることも考えると、守備の配置を別として、Hosmerと2人でDHというようなイメージで半レギュラーとして使って行くことも可能なので無理して放出する必要はないと思うが、2Bだけであれば、E. Valdezを40人枠に入れて引き留めるだろうし、穴を埋める体制はできていると言える。

中長期的には当然MayerやYorkeがいて、RafaelaもスーパーUTとして期待できるし、大きな問題はないと考えている。そんな中では、苦しい立場となって来た元Top ProspectのJ. Downsだが、もしArroyoが放出される事態になるようなら、まさかの開幕控えIF滑り込み、という結果になるくらいのSTを期待したいが、難しいか。


[MiLB Depth Chart]

2B/3B Enmanuel Valdez (AAA/40-man roster)
IF Nick Sogard (AAA)
IF Edwin Diaz (AAA)
UT Niko Goodrum (AAA)
UT Ryan Fitzgerald (AAA)
CF/SS Ceddanne Rafaela (AAA/AA/40-man roster)
UT David Hamilton (AAA/AA/40-man roster)
IF Christian Koss (AAA/AA)
IF Matthew Lugo (AA)
2B Nick Yorke (AA/High-A)
UT Tyler McDonough (AA/High-A)
UT Max Ferguson (AA/High-A)
2B Chase Meidroth (High-A)
SS Marcelo Mayer (High-A)
IF Brainer Bonaci (High-A)
UT Eddinson Paulino (High-A)
2B/OF Karson Simas (High-A/Low-A)
SS/2B Mikey Romero (IL/Low-A)
SS Luis Ravelo (Low-A)
IF/C Johnfrank Salazar (Low-A)
IF Ahbram Liendo (Low-A)
IF Cutter Coffey (Low-A/FCL)
SS/3B Freili Encarnacion (FCL)
IF Marvin Alcantara (FCL)
IF Jose Mendez (FCL)
UT Bryant Zayas (FCL)
UT Andy Lugo (FCL)
SS/2B Fraymi De Leon (FCL/DSL)
3B/2B Franyer Noria (FCL/DSL)
2B/SS Jancel Santana (DSL)
SS Yoeilin Cespedes (DSL)
SS Franklin Arias (DSL)
SS Yoiber Ruiz (DSL)
IF Yohander Linares (DSL)
IF Jhaydel Flores (DSL)
UT Claudio Simon (DSL)

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