Minorの各リーグ毎のRankingが出て来ました。BOS中心に取り上げていきたいと思います。
[Gulf Coast League Top20 Prospects]
3. Reymond Fuentes, OF, GCL Red Sox
12. Roman Mendez, RHP, GCL Red Sox
BOSからは2人がランクイン。16チームが集まるリーグですから、まずまずと言えます。No.1はATLのChristian Bethancourt (C)。パナマ出身で、無難に打っている印象です。捕手ということと、若さから評価が高いんでしょうが、まだまだ先は長い。No.2のOF Kevin De Leon (NYY)も昨季のInt. FAで注目の選手でした。
Fuentesはドラ1ということもあって高評価。まぁデビューが早く、しっかり打席数を稼いだ上に無難に.300前後を打ち続けたのが大きかったか。ただ高校生ドラ1でデビューしている選手は少なく、やや薄いと言われるGCLですから、No.1を奪って欲しかったなぁとも思いますが。
R. Mendezは最後のアウティングで96-97 mphを出した球威と制球力を兼ね備える投手。スライダーもPromisingだと言われています。たぶん、奪三振がズバ抜けていないので、No.12という評価だったんでしょうが、なんとなく彼の場合は取ろうと思えばもっと三振は取れたんじゃないかな?あとはM. Rivera、Consuegraと言ったあたりはランク外でした。まぁ年齢的なこと(Mendezより1歳上)というのもありますし、チーム数の多いリーグですからしょうがない。
[New York-Penn League Top20 Prospects]
1. Ryan Westmoreland, OF, Lowell (Red Sox)
9. Alex Wilson, RHP, Lowell (Red Sox)
15. Derrik Gibson, 2B/SS, Lowell (Red Sox)
19. Michael Almanzar, 3B, Lowell (Red Sox)
NYPLのTop20には4人がランクイン。14チームのリーグですからいいカンジ。WestmorelandがNo.1!まぁ予想はしてましたが、やっぱり嬉しい。このリーグは打者が不足している年みたいですが、彼は別格というスカウトもいるそうです。
あとはA. Wilsonが順当にランクイン。1年目ですし、Low-Aに昇格させることなく、イニングも絞っていたので、評価としては伸び悩んでますが、光るものは見せています。来季が楽しみ。Gibsonも2年目とは言え、高卒でMIFながら.300近く打ったので順当。守備・走塁といいので、MLBレベルまで辿りつく可能性は高そうなProspectです。Almanzarはちょっと驚き。やや薄いリーグなのと、ツール+若さでランクイン。来季は飛躍を期待です。
[South Atlantic League Top20 Prospects]
2. Casey Kelly, RHP/SS, Greenville (Red Sox)
14. Tim Federowicz, C, Greenville (Red Sox)
16チームのSALには2人がランクイン。まぁこんなもんでしょうかね。No.1はTEXのTop Pitching ProspectのMartin Perez (LHP)。若きベネズエラ人左腕でJohan Santanaと比較されています。KellyがNo.2。まぁ半年しか投手をやってないのもありますし、しょうがない。High-Aの方では何位にランクされるか楽しみです。
FederowiczもNo.14にランクイン。年齢もあるし、Hi-Aでは今ひとつだったのでこんなもんかなと。Rizzo、Pimentel、Lavarnway、Middlebrooksあたりはランク外。特に前2人に関しては、BOSファンとしては納得し難いですね。
[Carolina League Top20 Prospects]
6. Casey Kelly, RHP, Salem (Red Sox)
9. Ryan Kalish, OF, Salem (Red Sox)
12. Anthony Rizzo, 1B, Salem (Red Sox)
17. Luis Exposito, C, Salem (Red Sox)
18. Che-Hsuan Lin, OF, Salem (Red Sox)
8チームのCARLには5人を送り込みました。選ばれるべきProspectは選ばれている感で満足です。No.1はATLのRF Jason Heyward。完成度が高く、Stephen Strasburg (WAS)と全体No.1を争うはず。Brian Matusz (LHP, BAL)、Pedro Alvarez (3B, PIT)、Freddie Freeman (1B, ATL)、Lonnie Chisenhall (3B, CLE)と著名なProspectがNo.6のKellyの上にランクされています。いずれも全体Top50には入るでしょう。Freemanはちょっと過大評価だとは思っていますが。
Kellyは球威的な面と半分しか投手で出ていないのでこんなもんか。No.9のKalishはNo.8のMike Moustakas (3B, KC)よりいいだろう、とBOSファンの声。RFになるというスカウティングです。No.12のRizzoは選球眼に、守備の評価も高いですが、スウィングはまだ少し大きいとも。No.17に入ったExpositoは選球眼、引っぱり専門、捕球と結構磨くところが多いという評価ですね。No.18のLinは成績的には平凡で、ランクインは微妙かと思っていましたが、守備・肩に加えて走塁技術のツールは高く評価されています。
[Eastern League Top20 Prospects]
7. Junichi Tazawa, RHP, Portland (BOS)
12. Josh Reddick, OF, Portland (BOS)
2人がランクイン。Larsが不振だったのが残念ですね。田澤はともかく、Reddickはスタートは素晴らしかったですが、ケガがあったり、MLBコールアップのあと、AAAでダメだったりと、今イチ完璧なシーズンでもなかったか。
No.1はPITのPedro Alvarez (3B)。High-Aでは今イチもAAを打ち込みました。No.2 Madison Bumgarner (LHP, SF)からあとも、No.11のHector Rondon (RHP、CLE)あたりまでは相当上位のProspectでレベルが高いリーグですね。
[International League Top20 Prospects]
ランクインなし...今季のAAAの状態なら仕方ないですね。No.1はBALのMatt Wieters (C)。若くて打てて守れる捕手...はぁ...
[Independent Leagure Top10 Prospects]
少し毛色が違いますが、独立リーグのProspect Rankingも出ています。Prospectと言っても、そこまでズバ抜けた選手はなかなかいませんが、No.1にランクされるような選手はまずまず面白いです。No.1はつい先頃、BOSが契約したReynaldo Rodriguez。2年前のNavaといい、この辺も貪欲ですね。No.6のIsaac Hessは昨年、BOSも一度は契約で合意しましたが、臀部のケガが結構深刻らしく、契約成立せず(SDともダメだったそう)。
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