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[Player Data]
Name: Christian Vazquez (クリスティアン・バズケズ)
Full Name: Christian Rafael Vazquez
Positions: C/3B/1B/2B
Born: August 21, 1990
Birthplace: Bayamon, Puerto Rico
Height: 5-9
Weight: 195
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 9th round, 2008
Signing Bonus: $80,000
How Acquired: Draft
High School: Puerto Rico Baseball Academy (PR)
MLB Debut: July 9, 2014 (Boston)
How Left: Traded to Houston for Wilyer Abreu and Enmanuel Valdez (August 2022)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube
[Scouting Report]
身長は低いが、幅広の捕手体型をしている。基本的に守備型の選手で、打撃に関してはスウィングスピードも平凡。パワーも11年に18 HRと開花したが、その後はイマイチ。ただボールをしっかり見るタイプで、選球眼も良い。生来のパワーは平均かそれより少し下程度はあり、MLBに慣れてくれば、守備の良さも合わせて、MLBでやっていける程度の打撃力にはなると見られる。平均以下のスピードだが、守備のツールは素晴らしい。プレートでの動きに優れ、プラスの肩を持つ。リリースのスピードも長足の進歩を遂げ、今ではコンスタントにプラスと言われる、2Bまで1.90 sを切るポップタイムを叩き出す。盗塁阻止に関しては、MLBでもトップクラスのレベルにある。また捕球面でもフレーミングに優れ、既にMLBの投手から信頼を得ている。ブロッキングスキルはまだ磨き切られてはいないが、クィックネスに問題は無く、進歩していくだろう。
[Profile]
08' : GCLでデビュー。守備型という触れ込みだけあってあまり打てなかった。
09' : GCLとSS-A Lowellでプレー。GCLではAVG .278とまずまず。
10' : Low-A GreenvilleでAVG .263。良く打ってるわけではないけど、地道に成績を伸ばしてる印象。
11' : 2年目のLow-Aで打撃爆発。AVG .283に加えて、18 HRを放った。守備面の評価も急速に伸ばし、BAからリーグのベストディフェンダーに選ばれた。
12' : 昨季の18 HRから言えば、7 HRは寂しいし、AVG面でも特に前半戦High-A Salemへの適応に苦しんだが、まずまずボールを見れていたし、守備の評価も継続して高かった。後半戦好調で、AA Portlandに昇格。オフにRule 5ドラフト対策で、40人ロスター入り。
13' : STでその強肩でMLBスタッフの度胆を抜いた。AAで低調な出足も徐々に調子を上げた。長打力に関しては2年前を再現できていないものの、優れた選球眼に、ソリッドなコンタクトを見せている。AAのAll-Starゲームに出場。PO直前にAAA Pawtucketへ昇格。
14' : パワー面ではやはり平凡に終わったが、シーズン半ばでPOを諦めたこともあり、A. J. Pierzynskiを切ってコールアップ。次の年に向けて、正捕手として経験を積んでいる。
15' : 正捕手の予定だったが、TJで全休。
16' : 肘のTJからの回復がやや遅く、STでは出遅れ気味で、少なくとも半年は出番が無いかと思いきや、Blake Swihartの不調で出番が。しかし、攻守にやや期待外れで、Sandy Leonの思わぬ開花もありAAAへ。
17' : オプション切れということもあり、控えとして開幕ロスターに名前を連ねると、Leonが前年の成績をさすがに保てず、低調な打撃に終始したこともあり、徐々に出場機会を増やし、中盤戦以降、正捕手の座をがっちり掴んだ。パワーはともかく、AVG .290と打撃が大きく向上。
18' : 前年大きく成長した打撃が急降下。Leon共々、捕手はチームのオフェンスの大きな穴だったが、周りがよく打ったためカバーはされていた。終盤は、投手陣がLeonと組みたがる選手も多く、控えに回ることが多かったが、POではそこそこ打ったため、出場機会は多かった。
19' : 飛ぶボールの影響もあったが、打率.276と23 HRとオフェンスで成長。その打撃を生かすために捕手が休みの日も内野でプレーする機会が増えた。
20' : COVID-19による短縮シーズンの中で、前年度に引き続き打撃好調で、攻守にチームの柱となる。
21' : 開幕からしばらくは一段と凄みを増した打撃を見せていたが、中盤戦以降失速。HRも全く出なくなった。
22' : HRパワーはイマイチも、アベレージを安定して残し、ケガ人が続出し、1BのFranchy CorderoとBobby Dalbecが酷かった中盤戦は捕手を休む日も1Bで出場などチームを引っ張った。
22' Aug. : オフにFAということもあり、HOU戦当日に相手側へ移籍。
22' : HOU移籍後は、やや低調な打撃。
23' : MINと契約も苦しいシーズンに。
24' : KCで控え扱いになり、オフェンスもイマイチだが、年間を通じてプレー。
[Comment]
現時点では、攻守に磨くところが多いし、昇格も早くない。先は長いが、元々の評価に見合う守備力に成長するなら、少し面白い選手になるかも。
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