2013年1月17日木曜日

13' Prospect Prediction

来季のProspectに関する予想です。毎年ダークホースの出現を楽しみにしてるけど、昨季の予想はちょっとイマイチだったか?M. PenaとかPresslyの予想はまずまずだったかなと思いますが(昨季の予想はこちら)。


[13' Postseason Predicted Top 10 Prospect Ranking]

1. Xander Bogaerts, SS : これ以上進化したら全体#1も不可能じゃない。来季卒業するまではいかないだろうし、傘下No.1は堅い。

2. Garin Cecchini, 3B : 12年のパフォーマンスを見る限りでは、Bogaerts、J. Bradley Jr.、BarnesのTop 3は堅そうだけど、それに割って入れるとしたらCecchiniになるのでは?守備も向上しているし、コンタクト・選球眼は折り紙つき。パワーさえ向上すれば全体でもトップクラスのProspectになれる。

3. Matt Barnes, RHP : 才能は間違いないことは示した。あとはシーズンを安定して投げるだけ。セカンドピッチの向上があれば、速球だけに頼らないといけない場面も減るだろう。

4. Jackie Bradley, Jr., OF : 守備面には何の疑いもない。あとは上のクラスでも引き続き打てるかどうか。パワーに関してはズバ抜けてはいないので、上のクラスで多少AVGが下がれば、ランキングも少し下がるのでは?

5. 2013 Draft First Round Pick : 例年、こういう予測では、ドラフトで加入する選手を考慮せずにランキングを作成しているが、13年に関しては全体#7で指名された選手が加入するということで、間違いなくTop 10に顔を出してくるはず。Mark AppelやClint Fraizer、Austin MeadowsならNo.1でもおかしくないけど、Bogaertsらが12年もしっかり成績を残してくれると期待してこの辺りで。

6. Deven Marrero, SS : FILではSS-Aのシーズンよりずっと良かったそう。打撃への疑問さえ小さくなれば、守備面から言って上位に来るはず。期待を込めて。

7. Allen Webster, RHP : 高い期待をされている選手だけど、AAAで順調に投げるだけの完成度はまだないのでは?スタッフはともかく、So-Soの成績で少しランキングを落とすと予想。

8. Cody Kukuk, LHP : この位置に予想するのはギャンブルみたいなもんだけど、12年のランキング上位の選手ばかり予想してもつまらない。Low-Aで投げてブレイクすると期待。

9. Bryce Brentz, OF : 評価の分かれる選手だけど、自分はポジティブに見ている側なので、ランキングに推しておきたい。三振の多さは気になるけど、12年はやや減らしたパワーナンバーは戻ってくると思ってる。それに選球眼の改善があれば。

10. Manuel Margot, CF : ショートシーズンのクラスでプレーするなら、さすがにTop 10は厳しいだろうけど、完成度も高めだし、Bogaertsのように、シーズン半ばからLow-Aでプレーしてくれると期待。


[13' Ten Possible MLB Contributors]

Alex Wilson, RHP : 上のリリーフの層は厚いですが、Minorのデプスに関しては、Josh FieldsやMichael Olmstedを枠に入れなかったため薄い。C. Carpenterが昨季印象が悪かったし、既に40人枠内ということで、必ず出番は来るだろう。

Steven Wright, RHP : 現在の先発デプスチャートでは、F. Moralesの後ろの7番手をR. De La Rosaと争っている。AA/AAAでの実績もあるし、出番はやってくるでしょう。

Brock Huntzinger, RHP : 13年終了後にMiLFA。今季が最後のチャンスかと思う。Olmsted、Fields、Pyan Presslyらが抜けて競争相手は少し減った。

Drake Britton, LHP : 先発としては完成度はまだまだだけど、14年にはオプションは残り1回になる。傘下上層の左腕リリーフは手薄だし、Breslowは13年限りでFA。リリーフに移した方が活躍できるチャンスが増えるんじゃないかと思う。夏までにリリーフに移るなら、後半戦は機会がありそう。

Brock Holt, 2B/SS : M-IFにケガがあれば、まずはJ. Iglesiasが呼ばれそうだが、Ciriacoが安定して率を残せるかは疑問もあるし、そうなればHoltに出番が回ってきそう。コンタクトは実績があるし、早めの適応に期待したい。

Kolbrin Vitek, 3B : 確信は全くないけど、期待を込めて。3BはMiddlebrooksがしばらくレギュラー確定だが、まだ完璧には適応していない印象もあるし、ちょこちょこケガをする選手でもある。Vitekは13年オフにRule 5ドラフト対象だし、AA/AAAで結果を残していれば上げても良いだろう。というか、そうでもない限りBOSではチャンス無し。一度3Bで上がって来てもらってポジティブな印象を残し、その後MinorでOFや1Bに挑戦してもらって、コーナーポジションのUTとなってもらいたい。

Jose Iglesias, SS : 貢献するだろうではなく、してもらうしかない。13年はMinorスタートが濃厚で、13年限りでオプション切れになるはず。とにかく与えられたチャンスに打席で結果を残す必要がある。

Jackie Bradley Jr., CF : 順調にいったとしても、14年後半戦が本格的に定着するタイミングだと思うし、13年中に上げる必要性はないはずだが、Ellsburyが13年限りということで、Victorinoでしばらくつなぐにしても、13年後半戦くらいから上で見てみたいところ。Rookie Development Programにも参加しているし、BOSもそのつもりだと思う。

Bryce Brentz, RF : トレードされない限り13年に上がってくるのは間違いない。選球眼が良くなく、三振も多い点であまり高く評価されていないが、同様のことを言われていたMiddlebrooksやReddickも活躍を見せているし、それに続いて欲しい。

J. C. Linares, OF : 40人枠に入っていないのが不利な点だが、それは彼自身の責任と言うより、ロスター管理側の問題。CFをしっかり守れるのも大きく、OF候補は多い割にLFタイプが多く、Ellsbury、Victorinoに何かあった場合は、Kalishと共に候補となるだろう。


[13' Five Possible Reemerging Prospects]

Anthony Ranaudo, RHP : 復活してもらわないと困る選手。STやPuerto RicoのWinter Leagueでは良いレポートが届いていたものの、ケガの影響もあってか数字は残せず。コンディションを整えて、いい加減ビシッと投げてくれ。

Noe Ramirez, RHP : 12年はソリッドな成績だったが、カレッジ卒でLow-Aということもあり、あまり目立たなかった。Workmanのように3年目の飛躍に期待している。

Kyle Stroup, RHP : 11年終了後はすごく期待度が上がっていたが、膝のACLのケガで1年休み。秋には元気な姿を見せていたらしいし、健康ならスタッフは傘下でも上位。

Sean Coyle, 2B : この2年間は、期待されたほどのコンタクトは見せていないが、多少アグレッシブな昇格ペースだし、12年後半戦は適応を見せていた。High-Aに戻って成績を残し始めると予想。

David Renfroe, 3B/1B : 少しずつ進歩は見せているけど、ポジション的にもチャンスはどんどん減っている。活躍したらしたで、トレードされる可能性も高いが、それでもいいので開花を期待している。


[13' Ten Darkhorse Prospects to Watch]

Chris Martin, RHP : 12年のAFLでも派遣されたリリーフ4人の中でトップクラスの成績。12年はややケガに悩まされたが、体格・球威があってリリーフとしては非常に面白い。近年こういったタイプの選手を先発に挑戦させているが、あまり芳しい成果を得られていないし、リリーフとしてしっかり使えるように育てた方が良いと思う。

Mike McCarthy, RHP : 最近ちょっと注目している選手。カレッジのSeniorで入団し、あまり注目も浴びてこなかったが、12年後半は先発に抜擢されるまでになった。

Nathan Striz, RHP : まだProspect紹介でも取り上げていない選手。年齢は高く、せいぜいリリーフだろうが、しっかりした球威でLow-Aを圧倒した。スタッツから言えば、一昨季のOlmstedのようにブレイクしてもおかしくない。

Mike Augliera, RHP : John SickelsさんのリストでもTop 40に入っていた。速球のムーブ、制球、ブレイキングボールには高い評価がある。球速が12年のレポートのように90 mph中盤を出せているなら、面白いスタッフの持ち主だと思う。

J. B. Wendelken, RHP : GCLでは圧倒的だった。JuCo出身とは言え、12年の高卒出身選手と1歳違うだけ。Minor下層ではしっかり成績を残せそう。

Dioscar Romero, RHP : まだまだ粗削りだが、体格は既にしっかりとしており、比較的早めの昇格を期待したい。速球の力はありそうだし、セカンドピッチが伸びれば成績も伸びてきそう。

Alixon Suarez, C : 次の個人的なイチオシ選手にしたいと思っている。DSLに引き続き、FIL、Winter Leagueでも素晴らしいプレーを見せているよう。

Mike Meyers, 2B/SS : 下位指名ながら12年のGCLで印象的な成績を残した。FILに選ばれていなかったのが気になるが、若いだけに開花に期待したい。

Nick Moore, 3B : 昨季もこのコーナーで取り上げた。12年はツール面の評価は上がってきたが、成績はまだ伴っていない。来季こそ本格ブレイクを。

Henry Ramos, RF : レギュラーシーズンはイマイチだったが、Puerto RicoのWinter Leagueではなかなかの打撃を見せている。ツーベースも多く放っているし、身体的にもそろそろ充実してくるはず。

2 件のコメント:

BF さんのコメント...

ダークホースはさすがにマニアックだなあ(゜_゜)

自分はSwihartのTop5入りを予想したいと思います。現時点でも自分の中ではWebsterの次の5番目かなあ。
打撃のポテンシャルだけでなく捕手がうまく行かなくても2Bに留まれる反射神経とアスリート性があるタイプと言うのは大きいと思うしやや細身だった
下半身が出来てこればもっと打てると思う。

来期のポテンシャルTop10だとMarrero、Jacobs、Vinicio、上にも上がってるMargotあたりかな~。
自分はJacobs押しなので来期はHamateの怪我から復活してパワーを取り戻す
シーズンになると予想。
あとはShow、Vasquezあたりもひょっとしたら感はもってます。
Showはスイングスピードはさほど感じないけど何となく打ち方がAゴンに似てる感じですよね。アウトサイドを見逃すだけでなくしっかり打てればなあ。

ダークホースは昨年ドラ6のJustin Haleyとララさん一押し候補のAlixon Suarezかな。ウィンターリーグでの成績も凄いけどFILではかなり目立ってたみたいですね。

ララ さんのコメント...

BFさん

Swihartは将来的には上がってくるだろうけど、来年はちょっと苦しむんじゃないかな~とか思ってるので。

ウチは野手は割とアグレッシブに昇格させるし、Carolina Leagueは打者不利なので、High-Aで苦しむ選手も多いですし。加えてSwihartは捕手としてやることも多いし、体格的にも向上が必要でしょうし。

Jacobsは難しいですね。11年のLow-Aがあまりにも素晴らしかったので、ポテンシャルは感じていますが、ちょこちょこ少しネガティブなレポートも見たので。しっかりAAスタートを勝ち取ってもらいたいですけどね。

Shawは体格もあるし、カレッジの強打者って印象が強いです。選球眼は申し分ないし、やはりあとは上のクラスでしっかりパワーを見せられるかですね。個人的には結構上のランクを付けたりしてるし、好きなんだけど、若くてHigh Ceilingな選手がリストでは上位に来やすいかな~。

Haleyも途中まで入れてたんですけど、最後の最後で外しちゃいました。どっちかというと昨季の指名選手ではAugliera推しなんですけど、Haleyも体格があって面白いですよね。割と細めに見えるし、もう少し筋肉が付いて、球威が伸びれば面白そうです。