カレッジベースボールのシーズンが開幕。今季もVanderbilt大の応援をしながらカレッジベースボールのシーズンを追っていこうと思います。Vandyのロスターはこちら。
[14' Vanderbilt Commodores Game Results]
[2/14 (@Long Beach State)] - Box
昨年と同じくLong Beach State大との三連戦で開幕。ただし今季はアウェー。もちろん開幕投手はTyler Beede (Jr.-RHP)。強力ブルペン陣もあってか、5.0 IP/1 H/1 R/0 ER/1 BB/1 HBP/7 K/2-6 GO/FOと早めに降りたもののまずは1勝目を挙げています。初回ややもたついたものの、2回以降は順調そのもの。まずは6月に向けて申し分のないスタートを切りました。
2番手はWalker Buehler (So.-RHP)で3.0 IP/4 H/1 R/1 ER/1 BB/1 K/1-5 GO/FO。ミッドウィークには先発するかと思いますが、今日はリリーフで投げています。ウィークエンドローテは奪えなかったものの、92~94 mphの速球にカーブも良かったそうで状態はまずまず。最終回をBrian Miller (Jr.-RHP)がしめてまずはシーズン1勝目。
打線では、捕手にChris Harvey (Jr.-C)、1BにZander Wiel (rSo.-1B)、2BにDansby Swanson (So.-IF)、3BにXavier Turner (So.-3B)、SSにVince Conde (Jr.-SS/3B)と予想通りでしたが、OFはCFにNolan Rogers (Fr.-OF)、RFにJohn Norwood (Jr.-OF)、LFにWill Cooper (Jr.-OF)となっており、Rhett Wiseman (So.-OF)は外れています。
DHのRo Coleman (Fr.-OF)と途中出場のBryan Reynolds (Fr.-OF)も含めて、OFは若い力が台頭してきているみたいですね。3番を打ったTurnerが二塁打で2 RBIを挙げており、状態が良さそう。BAのライターもツィートで今年ブレイクするんじゃないかと言ってました。
[2/15 (@Long Beach State)] - Box
Jared Miller (Jr.-LHP)が6.0 IP/1 H/0 R/0 ER/0 BB/4 K/9-4 GO/FO。ローテを勝ち取った勢いそのままにほぼ完璧な投球。ドラフトのProspectという意味では大物ではないのかもしれませんが、安定感のある投球はVandyでも随一。
2番手はCarson Fulmer (So.-RHP)で、3.0 IP/2 H/0 R/0 ER/1 BB/5 K/2-1 GO/FO。まだ多少粗そうですが、力のあるボールを投げていたよう。Brian Millerも彼の成長で、投げる試合が減るのかも。来年もB. Millerはシニアで残っているかもしれませんが、Fulmerがクローザーになるかもですね。
打線ではWill Cooperに代わってBryan Reynoldsがスタメンへ。Zander Wielが2 for 4/1 2B/1 3Bと期待の長打力を発揮。全体的に守備も素晴らしいようで、あとはXavier Turner、Wielの中軸コンビがこの調子で打ってくれれば、CWSも射程圏に入ってきそうです。Tyler Campbell (So.-IF)とJason Delay (Fr.-C)が途中交代で初出場。
[2/16 (@Long Beach State)] - Box
同期のWalker Buehlerを抑えてローテを勝ち取ったTyler Ferguson (So.-RHP)が5.1 IP/1 H/2 R/0 ER/0 BB/2 HBP/3 K/6-7 GO/FO。初回は最速96 mph、その後も93~95 mphの沈む速球をコンスタントに投げていたそう。コマンドも良く、80 mph中盤のスライダーに加えて、80~82 mphのカーブも素晴らしかったよう。ツィートで話題となるくらいの出来で、15年のドラフトに向けて一気に株を上げそうです。
最後少し乱れたFergusonの後を引き継いだのはフレッシュマンのJohn Kilichowski (Fr.-LHP)で1人を打ち取って交代。TJ後でまだしばらく投げられなさそうなJordan Sheffield (Fr.-RHP)を除けば最大の大物投手だったはずですが、1年目は取りあえずリリーフで使うのかな?3番手にはT. J. Pecoraro (Sr.-RHP)が登板しましたがこれが誤算。87~89 mphと球速も無かった上に制球が定まらず、アウトが取れず。
それをリリーフしたのがAdam Ravenelle (Jr.-RHP)で、90~93 mphの速球でピンチを切り抜けました。最後はBrian Millerがしめて三連勝。しかしブルペンはホントに厚い。打線は前日と同じスタメン。Bryan Reynoldsが3 H/2 2B/3 RBIの大活躍。コンタクトもさることながら、打席での選球眼が素晴らしいと絶賛されていました。
[2/19 (vs Lipscomb)] - Box
Walker Buehlerがウィークデーに先発。5.0 IP/4 H/1 R/0 ER/2 BB/6 K/4-4 GO/FOとポジティブな登板。二番手はHayden Stone (Fr.-RHP)が初登板。Adam Ravenelleが1.0 IP/2 K。Ravenelle、Carson Fulmer、Brian Millerのトリオは終盤鉄壁ですね。打線は過去二試合と同じメンバー。長打は少ないながら、効率的に得点を重ねて開幕四連勝。
[2/21 (vs Illinois, Chicago)] - Box
Tyler Beedeが6.0 IP/1 H/1 R/1 ER/1 BB/11 K/3-5 GO/FO。2戦目も文句なし。初回にソロHRを浴びた後から15人連続打ち取った。またキャリアハイの11 K。この前の登板では96 mphまで出ていたそうで、BOSのピックからはますます遠ざかっています。
三番手でMassachusetts州出身の左腕Ben Bowden (Fr.-LHP)がカレッジでの初登板を飾り、2.0 IPを無難に抑えています。野手では、Rhett WisemanがDHで今季初出場。2 for 5/1 2B/3 R/1 RBIと活躍しています。上昇株Bryan Reynoldsにチーム第1号HR。
[2/22 (vs Illinois, Chicago)] - Box
Jared Millerが7.0 IP/4 H/6 Kと今日も抜群。Carson Fulmerが2.0 IP/2 H/1 BB/5 Kと圧倒して2セーブ目。Rhett Wisemanは今日もDH。CF/LF/DHでBryan Reynolds、Nolan Rogers、Ro Coleman、Wisemanらが起用されています。
[2/23 (vs Illinois, Chicago)] - Box
Tyler Fergusonが5.2 IP/3 H/1 ER/3 BB/7 K。今日も12-1と圧勝で開幕7連勝。
[2/25 (vs Western Kentucky)] - Box
2-3で敗れて今季初黒星。シーズン無敗というのも難しいでしょうが、ちょっと残念。Walker Buehlerが6.0 IP/9 H/3 R/3 ER/1 BB/5 K/7-5 GO/FO。ウィークエンドスターターの3人に比べるとやはり少し安定感に欠けます。そういや昨季先発三番手を務めたPhilip Pfeifer (Jr.-LHP)の名前がロスターに無くなりましたね。
[2/26 (vs Evansville)] - Box
う~ん、7連勝の後ウィークデーで2連敗。T. J. Pecoraroが1.1 IP/6 H/6 R/6 ER/2 BB/1 HBP/1 Kと打たれて取り戻せなかった。彼は今季良くないですね。ウィークエンドローテの3人はほぼ完璧だし、Walker Buehlerもそれなりに投げていますが、今週のように5試合組まれると5番手がちょっと辛い。
WJRさんによるとPhilip Pfeiferは個人的な理由で今季投げないそうで、彼がいればなぁと。光明はPecoraroをリリーフしたJohn Kilichowskiが5.2 IP/1 H/3 BB/7 Kと良い投球を見せたこと。次あたり先発で使われるかもしれませんね。
[2/28 (vs Stanford)] - Box
Tyler Beedeが7.0 IP/3 H/1 R/1 ER/3 BB/6 K/9-5 GO/FOで二連敗をきっちり止めた。3点差の8回からはCarson Fulmerで2.0 IP/1 H/3 Kで3セーブ目。このシチュエーションでBrian MillerでなくFulmerが投げたということは、チームのクローザーはFulmerになったんですかね?野手ではSwansonに第1号。
[3/1 (vs Stanford)] - Box
Jared Millerが5.0 IP/3 H/1 R/1 ER/3 BB/4 K/8-1 GO/FO。彼にしてはややピリッとしない登板でしたが、強力ブルペンが4 IPをノーヒットでピシャリ。Hayden Stoneもフレッシュマンながら既にブルペン陣の一角としてフル稼働しています。打線はここ2試合2番DHにRhett Wisemanを置く布陣に。Condeに第1号が出ています。
[3/2 (vs Stanford)] - Box
Tyler Fergusonが6.0 IP/5 H/2 R/2 ER/2 BB/6 K/4-7 GO/FO。Carson Fulmer、Adam Ravenelle、Brian Millerとつないで、今日はB. Millerがシーズン初セーブ。今日はXavier Turnerを2番に移して、3番にZander Wiel。このところTurnerにあまり当たりが出ていないからでしょうかね。
[3/4 (vs Tennessee Tech)] - Box
Walker Buehlerが6.0 IP/2 H/0 R/0 ER/5 BB/3 K/11-2 GO/FO。ウィークデーの連敗は止めたものの、5 BBはちょっと不安。成長株のフレッシュマンHayden Stoneが3.0 IP/1 H/0 BB/8 Kの好リリーフ。Wielに第1号が出ています。
[3/5 (@Middle Tennessee)] - Box
T. J. Pecoraroが今週も一応先発を任されましたが、3.0 IP/4 H/3 R/2 ER/2 BB/2 Kとピリッとしない内容。Carson Fulmerが3.0 IPを投げて4セーブ目。Kyle SmithがRFに入る試合が多くなってきましたね。
[3/7 (vs Winthrop)] - Box
Tyler Beedeが7.0 IP/6 H/1 R/1 ER/0 BB/9 K/7-4 GO/FO。今年はBB/9もK/9も文句なしで、完璧に近い内容で投げています。Dansby Swansonが4 for 4/2 R/1 RBI、Xavier Turnerが4 for 5/1 R/2 RBIと活躍。この2人やRhett Wisemanが打ち出せば、来年のチーム構想も明るくなりますね。
[3/8 (vs Winthrop)] - Box
Jared Millerが6.2 IP/5 H/0 R/0 ER/3 BB/8 K。Bryan Reynoldsが4 for 5の大当たり。
[3/9 (vs Winthrop)] - Box
Tyler Fergusonが7.0 IP/4 H/1 R/1 ER/1 BB/6 K/10-4 GO/FO。Carson Fulmerが2.0 IP/1 H/0 R/0 ER/1 BB/5 K。Fulmerは最早全米トップクラスのリリーフかも。
[3/11 (vs Eastern Illinois)] - Box
Walker Buehlerが5.0 IP/5 H/2 R/2 ER/0 BB/7 K。ちょっと上向いてきましたかね。昨季はJared Millerの次の左リリーフ2枚目として重宝されていたSteven Rice (Sr.-LHP)が今季初登板。また今週はミッドウィークは1試合ということでT. J. Pecoraroもリリーフで投げています。Brian Millerをこのシチュエーションで使える贅沢。
[3/14 (vs Louisiana State)] - Box
今季初の強豪との対戦。しかも相手先発も6月のドラフトでドラ1有力候補のAaron Nolaということもあり、かなりの注目試合に。Tyler Beedeは7.1 IP/3 H/2 R/0 ER/1 BB/7 K/6-8 GO/FOとエース対決を互角以上の内容で投げましたが、残したランナーをBrian Millerが返してしまい逆転負け。
Beedeの14連勝も残念ながら不可能になってしまいました。打線は、今季開幕からここまで無失点(もっと言えば昨季から50イニング以上投げて自責点ゼロ)のNolaから1点を奪いましたが、12三振ときっちり投げられてしまいました。Rhett WisemanがRFで今季初めて守備に就いています。
[3/15 (vs Louisiana State, Game1)] - Box
ダブルヘッダー第1戦はJared Millerが6.2 IP/2 H/1 R/1 ER/1 BB/2 Kといつも通りのマスターフルな投球でチームを勝利に導きました。Bryan Reynoldsが早くも10本目の二塁打。フレッシュマンながら既にチームの主軸打者の一人になっています。
[3/15 (vs Louisiana State, Game2)] - Box
第2戦目も9-3で勝利し、2勝1敗でシリーズを終了。欲を言えばTyler Beedeに勝利を付けたかったけど、チームランキングも上位のLSUを相手に勝ち越したのは大きい。エースBeedeもさることながら、投手陣全体の厚さとレベルの高さを見せつけた形。
この試合もTyler Fergusonが3.2 IP/1 H/2 R/1 ER/2 BB/1 HBP/3 Kとややストラグルして降板したものの、フレッシュマンのHayden Stoneが5.1 IP/4 H/1 R/1 ER/1 BB/10 Kと出色の出来。T. J. Pecoraroに代わってウィークデーローテに入るのも時間の問題でしょうね。投手陣はPecoraroが11.37 ERAと良くないですが、それ以外ではWalker Buehlerが2.16 ERAで、他は全員1点台以下と驚異的。
[3/18 (@Belmont)] - Box
開幕シリーズ以来のアウェーゲームでしたが、Walker Buehlerが6.0 IP/4 H/1 R/1 ER/2 BB/1 HBP/8 Kとキャリアハイの三振を奪って快勝。
[3/21 (@Mississippi State)] - Box
アウェーで強豪Mississippi Stateに大敗。Tyler Beedeが2.2 IP/6 H/11 R/5 ER/5 BB/2 Kも大荒れ。守備もまずかったようですが、ここまで打ち込まれるのは昨年から記憶にない。
[3/22 (@Mississippi State)] - Box
安定感抜群のJared Millerで残念ながら連敗。J. Millerは4.1 IP/4 H/4 R/3 ER/5 BB/2 K。珍しく四球が多かったけど、このところRとERの差が大きくなっており、守備の乱れが感じられる。野手はフレッシュマン、ソフモアがチームの多くを占めているし、仕方ない面もあるのだけど、取りこぼしを減らすには改善したいところ。Xavier Turnerが6番に下がっています。
[3/23 (@Mississippi State)] - Box
Tyler Fergusonが6.0 IP/2 H/0 R/0 ER/2 BB/3 Kとしっかり投げ、三連敗は阻止。1点を先制した7回裏に早くもCarson Fulmerを投入し、3 IPを投げさせたことからもこの試合にかける思いの強さを感じました。今日はXavier Turnerが2番で、Dansby Swansonが3番。
現時点でチーム最高の打者であるBryan Reynoldsが4番、スピードのある選手Ro Colemanや当たってこればNolan Rogersなどが1番、パワーのあるZander Wielが5番、経験豊富なVince Condeが6番というあたりの打順は好みなんだけど、やっぱりポテンシャルの高いTurnerやWisemanあたりが開花して3番、2番を打ってもらいたいところ。
[3/25 (vs Belmont)] - Box
Walker Buehlerが7.0 IP/2 H/1 R/1 ER/3 BB/10 Kと過去最高レベルのパフォーマンス。格下相手ということはありますが、いよいよ本領発揮ですかね。今季のウィークエンドローテの3人は安定しているし、後から割って入るのは大変かもだけど、来季にとっても彼の成長は大きな意味がある。ここまでの内容なら、Tyler Beede、Jared Millerは抜けるとして、Tyler Ferguson、Buehler、Hayden Stoneが来季のローテかな?
[3/28 (vs Kentucky)] - Box
Tyler Beedeが5.0 IP/5 H/3 R/3 ER/3 BB/4 K/2-7 GO/FO。A. J. Reedを中心に着実に評価を上げているKentucky大シリーズ初戦を落としました。投手が少し落ちてきているのを打線がカバーしてもらいたいのですが。
[3/29 (vs Kentucky)] - Box
Jared Millerが6.0 IP/3 H/3 R/3 ER/3 BB/4 K。Dansby Swansonが4 H/1 HR、Xavier Turner、Bryan Reynolds、Rhett Wisemanが3 Hずつと打線爆発。
[3/30 (vs Kentucky)] - Box
Tyler Fergusonが6.0 IP/6 H/2 R/1 ER/0 BB/5 K。John Norwoodに第1号。開幕時正捕手だったChris Harveyがスタメンを外れる試合が多くなっていますね。Jason Delay、Karl Ellisonの両フレッシュマン捕手が成長を見せているということですかね?
[4/1 (vs Tennessee, Martin)] - Box
Walker Buehlerが4.0 IP/4 H/0 R/0 ER/1 BB/5 K。格下相手なのにずいぶん早く交代しましたね?
[4/4 (@Tennessee)] - Box
同州のライバルTennessee大とのシリーズ。初戦Tyler Beedeは8.0 IP/5 H/4 R/4 ER/2 BB/1 HBP/6 K/10-8 GO/FO。最近良くない登板が続いていたので、Jared Millerがエースだなんてファンも出てきたくらいですが、今日はエースとして8回まで投げ抜き、チームに勝利をもたらしました。
[4/5 (@Tennessee)] - Box
一度は逆転も、サヨナラ負け。最後はコーチ陣同士まで熱くなっていたようで、ライバル関係を感じさせます。Jared Millerが3.0 IP/6 H/7 R/2 ER/2 BB/3 K。珍しく試合を作れず。守備といい、ちょっと冷静さを欠きましたかね。Vince Condeが4 H/1 HR (2)。BAのライターが彼を過小評価していたようだと絶賛していました。Xavier Turnerにようやく第1号。今日は1番にRhett Wisemanを起用しています。
[4/6 (@Tennessee)] - Box
Tyler Fergusonまでが4.1 IP/6 H/7 R/5 ER/2 BB/1 Kと崩れて、残念ながらライバルとのシリーズを負け越し。今季既に8敗目でSECに限ればW6-L6の5割。投手陣は昨季より良いと思うんだけど、守備も含めて、昨年ほどの安定感が無いですね。経験値のあるレギュラーがごっそり抜けたのは響いています。昨日の試合で出場停止処分を受けたのか、Zander WielとXavier Turnerが出場せず。Dansby Swansonを3B、レギュラーシーズンでは初めてNolan Rogersを2Bに、そしてBryan Reynoldsを1Bで起用しています。
[4/8 (vs Indiana State)] - Box
Walker Buehlerが7.0 IP/3 H/1 R/1 ER/3 BB/10 K。良くなってきましたね。ラインナップは前試合と同様。
[4/11 (vs Texas A&M)] - Box
Tyler Beedeが5.0 IP/9 H/7 R/4 ER/4 BB/1 HBP/4 K/5-3 GO/FO。ちょっと調子落ちてきてますね。今年はもう4敗目。Xavier Turnerがラインナップに戻っています。捕手は完全にJason Delayがレギュラーになったようですね。
[4/12 (vs Texas A&M)] - Box
Jared Millerが4.0 IP/6 H/4 R/4 ER/3 BB/2 K。こちらもちょっと安定感が落ちています。Brian Millerが5.0 IP/2 H/1 R/1 ER/1 BB/4 K。去年は長いイニングを投げるのも珍しくなかったけど、ブルペンが充実した今年では最も長いイニング。
[4/13 (vs Texas A&M)] - Box
Tyler Fergusonが6.0 IP/7 H/6 R/5 ER/1 BB/5 K。ローテ陣はそろそろ疲れが溜まってきたのかな?ピリッとしないですね。2週連続でシリーズ負け越しは痛い。SEC内でも負けが先行してしまった。打線は二塁打は出ているけどHRが少ないですね。
[4/15 (vs Middle Tennessee State)] - Box
Brentzの母校との対戦。Walker Buehlerが5.1 IP/3 H/1 ER/3 BB/9 K。Dansby SwansonとVince Condeが途中交代したため、Xavier Turnerが今季初めて2Bに入ったり、捕手のJason Delayが3B、OFのRo Colemanが2Bを守るなどした。
[4/18 (@Arkansas)] - Box
Tyler Beedeは7.0 IP/10 H/6 R/6 ER/1 BB/6 K。Jared Millerが二番手で登板しています。リリーフに移るのか?
[4/19 (@Arkansas)] - Box
Carson Fulmerが今季初先発。6.0 IP/6 H/0 R/0 ER/2 BB/6 K。ピリッとしない先発陣に業を煮やしたのか、それとも来季を見据えた動きなのか。Brian Millerがクローザーに戻り、昨日リリーフで投げたJared Millerがウィークエンドローテから外れる形かな。John Norwoodに第2号。
[4/20 (@Arkansas)] - Box
Tyler Fergusonが4.0 IP/3 H/3 R/3 ER/2 BB/2 HBP/3 K。なかなか安定してイニングを稼いでくれませんね。またもウィークエンドシリーズ負け越し。Adam Ravenelleが今季最長の4.0 IP/1 H/1 BB/3 K。Bryan Reynoldsに第3号。
[4/22 (@Memphis)] - Box
Walker Buehlerが9.0 IP/6 H/1 R/1 ER/1 BB/1 HBP/10 K。今一番安定しているかも。今季チーム初の完投。
[4/26 (vs Georgia, Game1)] - Box
Tyler Beedeが5.0 IP/2 H/0 R/0 ER/3 BB/1 HBP/7 K。最近の中ではまずまずだけど、やっぱりコマンドが...。Jared Millerが3.2 IP/8 H/9 R/8 ER/3 BB/1 HBP/3 K。開幕直後の安定感はどこへ行ってしまったのか。Bryan Reynoldsが3 for 4/2 2B/1 R/4 RBI/1 BBの活躍。
[4/26 (vs Georgia, Game2)] - Box
Carson Fulmerが7.0 IP/2 H/0 R/0 ER/3 BB/8 K。良いですね~。リリーフは層が厚いんだし、もっと早く先発に移すべきだったかも。Xavier Turnerに第2号。
[4/27 (vs Georgia)] - Box
Tyler Fergusonが5.0 IP/3 H/1 R/0 ER/1 BB/5 K。同期の二人に負けないようにガンバれ。Zander Wielに第2号。久しぶりのシリーズ勝ち越しかつ三連勝。
[5/2 (@Missouri)] - Box
Tyler Beedeが5.0 IP/7 H/3 R/3 ER/2 BB/1 HBP/7 K。最近まずまず三振は奪えているが。Walker Buehlerが二番手で3.0 IP/2 H/0 R/0 ER/1 BB/4 K。Bryan Reynoldsが3 for 4/1 HR/2 R/1 RBI/1 HBP。
[5/3 (@Missouri)] - Box
Carson Fulmerが6.0 IP/4 H/0 R/0 ER/3 BB/3 K。ゴロ率と被打率が良く、ボールに威力があることが分かりますね。Tyler Beedeも去年はそういうカンジだったんだけど。
[5/4 (@Missouri)] - Box
Tyler Fergusonが3.2 IP/2 H/1 R/1 ER/3 BB/5 K。敵地で三連勝。Carson Fulmerの先発転向以降調子が戻ってきたカンジですね。
[5/6 (vs Louisville)] - Box
強豪Louisville大相手とは言え、ここでミッドウィークもしっかり勝って終盤戦に勢いをつけたかったですね。最近安定していたWalker Buehlerが2.2 IP/6 H/7 R/7 ER/2 BB/1 HBP/3 K。Zander Wielに第3号。
[5/8 (@Florida)] - Box
Tyler Beedeが6.0 IP/3 H/1 R/1 ER/6 BB/6 K。やっぱり四球が多いな...。Florida大の新エースLogan Shoreの前に0-1で惨敗。
[5/9 (@Florida)] - Box
Carson Fulmerが9.0 IP/4 H/0 R/0 ER/2 BB/8 K。チーム今季初完封。素晴らしいですね。来季のエースはFulmerになりそう。
[5/10 (@Florida)] - Box
Tyler Fergusonが5.0 IP/2 H/0 R/0 ER/3 BB/3 K。Dansby Swansonに第3号、Vince Condeに第4号などよく打って16-2で快勝。SECの強豪Florida大に勝ち越したのは大きいですね。
[5/13 (vs Southeast Missouri State)] - Box
Walker Buehlerが5.0 IP/4 H/1 R/1 ER/2 BB/3 K。Zander Wielに第4号。
[5/15 (vs South Carolina)] - Box
Tyler Beedeがレギュラーシーズン最後の試合で8.1 IP/6 H/3 R/3 ER/4 BB/6 K。K/BBはパッとしないけど、強豪USC相手に9回途中まで投げたのは良かった。しかし残念ながら3-4で敗戦。
[5/16 (vs South Carolina)] - Box
Carson Fulmerが5.2 IP/7 H/3 R/3 ER/6 BB/4 K。ちょっと荒れた登板になりましたが、先発に移ってからの働きは素晴らしいですね。トーナメント以降も期待。Zander Wielに第5号。
[5/17 (vs South Carolina)] - Box
Tyler Fergusonが5.0 IP/6 H/1 R/1 ER/3 BB/1 HBP/1 K。これでレギュラーシーズンは終了。ローテの3人はスタートは素晴らしかったけど尻すぼみでしたね。
[5/20 (SEC Tournament, vs Tennessee)] - Box
SECのトーナメントが開幕。Walker Buehlerが8.0 IP/6 H/2 R/2 ER/1 BB/5 K。Carson Fulmerがリリーフに戻って1.0 IP/1 H/1 K。3-2で初戦を飾っています。
[5/21 (SEC Tournament, @Louisiana State)] - Box
Jared Millerが3.2 IP/5 H/4 R/4 ER/3 BB/4 K。1-11で負け。う~ん、監督の方針なんだろうけど、Carson Fulmerを先発させるべきだったんじゃないの?
[5/22 (SEC Tournament, vs Mississippi)] - Box
2-7で敗戦し、トーナメント敗退。Tyler Beedeが6.0 IP/3 H/4 R/3 ER/5 BB/2 HBP/4 K。コマンドの不安を払拭できずにドラフトに臨みそうですね。リージョナルではもう少し良い投球に期待。
[5/30 (NCAA Regional, vs Xavier)] - Box
リージョナルが開幕。BAで#14だったVandyはホームスタジアムでリージョナルを戦えるホスト権を与えられました。その第1戦は、地区第4シードのXavier大。Tyler Beedeが8.0 IP/4 H/0 R/0 ER/2 BB/14 Kという今季最高の投球を見せ、順当に11-0で勝利。
[5/31 (NCAA Regional, @Oregon)] - Box
スタジアムは本拠地Nashvilleだけど、アウェー扱いでの第2シードOregon大との第2戦。Carson Fulmerが8.0 IP/3 H/2 R/2 ER/2 BB/1 HBP/5 Kでしっかり試合を作り、7-2で勝利。2敗で敗退となるリージョナルですから、かなり有利な状況になりました。既に第3シードのClemson大の敗退が決まっており、第3、4戦はOregon大とXavier大の試合の勝者と。こちらは1勝すれば勝ち抜き決定。
[6/1 (NCAA Regional, vs Oregon)] - Box
Walker Buehlerが9.0 IP/6 H/2 R/2 ER/1 BB/8 Kで完投。9回裏にRo Colemanのサヨナラ安打で3-2でOregon大を下し、ストレートでスーパーリージョナル進出を決めました。Stanford大をホームに迎えてのシリーズとなります。
[6/6 (NCAA Super Regional, vs Stanford)] - Box
ドラフト初日は予想通り、Tyler Beedeがドラ1-#14でSFが指名。おめでとう!しかし、そのBeedeは、4.2 IP/5 H/6 R/6 ER/4 BB/3 HBP/2 Kと荒れた内容。Tyler Fergusonがリリーフに回って、2.2 IP/2 H/0 R/0 ER/3 BB/5 K。打線はBryan Reynoldsが4 for 4/3 R/2 RBIなど、投手陣を盛り上げ、11-6で先勝!
[6/7 (NCAA Super Regional, @Stanford)] - Box
ドラフト2日目はAdam RavenellがDET-Rd. 4で、Vince CondeがNYY-Rd. 9でそれぞれ指名。そのRavenelleは4番手で投げて負け投手になっています。Carson Fulmerを立てて、6.1 IP/7 H/4 R/4 ER/0 BB/1 HBP/9 Kと好投したものの、Stanford大のフレッシュマンでPaul Quantrillの息子のCal Quantrillに7.0 IP/6 H/3 R/2 ER/3 BB/5 Kとしっかり投げられてしまいました。4-5で惜敗し、勝負は第3戦へ。
[6/8 (NCAA, Super Regional, vs Stanford)] - Box
12-5で勝利!Omahaでのカレッジワールドシリーズに出場決定です!初戦はLouisville大とのカードになるようです。ホントにおめでとう!去年はあれだけ堅いチームだったけど、残念ながらスーパーリージョナルに進めず敗退。優勝目指してガンバって!今日の試合はWalker Buehlerが3.0 IP/7 H/4 R/2 ER/0 BB/5 Kとイマイチだったものの、早めにHayden Stoneに交代して、Stoneが6.0 IP/3 H/1 R/0 ER/2 BB/8 Kと素晴らしい投球で最後まで投げた。
ドラフト最終日は、Jared MillerがARI-Rd. 11で、Brian MillerがTB-Rd. 15でそれぞれ指名。みんなプロになるかと思いますがプロでも上を目指してガンバって欲しい。ちなみにVandyリクルート組は、Touki ToussaintがARI-Rd. 1(#16)で、Justus SheffieldがCLE-Rd. 1s (#31)で、Cody ReedがARI-Rd. 2で、Isan DiazがARI-Rd. 2sで、Dylan CeaseがCHC-Rd. 6で、Will ToffeyがNYY-Rd. 23で、Jaren KendallがBOS-Rd. 30で、それぞれ指名されています。後ろの2人以外はプロになるでしょうね。Kendallは進学確定的ですが、Toffeyはどうかな?2年後のSS候補として絶対進学してもらいたいけど(Massachusetts州出身で、NYYが指名だし)。
[6/14 (NCAA, College World Series, Bracket One, Game2, vs Louisville)] - Box
カレッジワールドシリーズが開幕しました。VandyはBracket OneのGame2でLouisville大と対戦。相手はエースで15年ドラフトのドラ1候補のKyle Funkhouserを立ててきたのに対し、VandyはTyler Beedeではなく、同じく15年ドラ1有力候補のCarson Fulmerが先発。
Funkhouserがやや制球を乱したのに対し、Fulmerが5.1 IP/6 H/2 R/2 ER/2 BB/1 HBP/6 Kとしっかり試合を作ってリリーフにバトンタッチ。奪三振マシーンのHayden Stone、Jared Millerとつなぎ、最後はAdam Ravenelleが2.1 IP/1 H/0 R/0 ER/0 BB/2 Kと素晴らしい投球で2点差を守り切り、5-3で勝利!
打線はDansby Swansonが2 H/1 2B/1 R/2 RBI/1 SO、Bryan Reynoldsが1 H/1 3B/1 RBIにスーパーキャッチと活躍。次はTexas大を破ったUC Irvineとの対戦。相手は、エースのAndrew Moralesを初戦で起用しているので、多少は有利だとは思います。こっちはBeedeかWalker Buehlerでしょうね。絶対に勝って、決勝に近づきましょう!
[6/16 (NCAA, College World Series, Bracket One, Game6, @UC Irvine)] - Box
6-4でUC Irvineに勝利!Bracket 1を突破しての、決勝進出に王手です。今日のヒーローはWalker Buehlerですね。Buehlerは、エースTyler Beedeが今日もコマンドに苦しみ、2点を取ってもらいながら、3.2 IP/3 H/4 R/4 ER/3 BB/3 HBP/4 Kと乱れて逆転を許した後のマウンドを引き継ぎ、5.1 IP/0 H/0 R/0 ER/2 BB/1 HBP/7 Kと最高のピッチング。
速球は常時93~96 mphで、浮き上がるボールを高めに投げて空振りを奪い、また鋭く落ちるカーブと合わせて相手打線を牛耳りました。PGのKendall Rogersさんも、来年のローテが現時点では、Carson Fulmer、Buehler、Tyler Fergusonという3人になりそうなことを想像して驚愕していました(しかもそこにさらにHayden StoneとJordan Sheffieldがいます)。
打線もDansby Swanson、Zander Wiel、John Norwoodの3人の長打が良いところで出たり、あとはスクイズや足を使った攻撃を絡めて、よく逆転しました。こういう攻撃が見れるようになったのは、この終盤に来て、チームとして成長しているな、と感じます。ちなみにSwansonは今日の試合でシーズン27 2Bとなり、チームのシーズンタイ記録となっています。
本日、Texas大がLouisville大を破り、Louisville大はシリーズ敗退。6/18のGame9のTexas大とUC Irvineとの試合の勝者と、6/20に対戦することになります。Texas大は6/18がLukas Schiraldi (Jr.-RHP)だと思うので、6/20には再びNathan Thornhill (Sr.-RHP)が来るかと思います。UC Irvineなら、エースのAndrew Morales (Sr.-RHP)になりそう。ウチは6/14に投げたFulmerを、中5日で行かせるのかな?Fulmerを中6日に拘るなら、FergusonかJared Millerになります。一発で決めて、決勝に向かいたいですね。
[6/20 (NCAA, College World Series, Bracket One, Game11, @Texas)] - Box
この試合に負けてももう1試合チャンスがあるし、勝てば決勝に温存できるということで、Carson Fulmerを明日に回し、Tyler Fergusonを立てましたが、これが大誤算。0.2 IP/1 H/2 R/2 ER/2 BB/2 HBP/2 Kで降板。しかし、四死球で満塁となったあと、ダブルプレーになりそうな当たりが二塁塁審が避けられずでオールセーフという不運な場面も。
その後Brian Millerが7.1 IPを投げ抜きましたが、Texas大のNathan Thornhillの前に2回以降ランナーもほとんど出せず。0-4で敗れ、明日もう一度決勝進出を賭けてTexas大とぶつかります。Texas大はParker French (Jr.-RHP)、Vandyは当然Fulmerが投げます。この後に予定されていたBracket 2のUVaとOle Missは1試合目が長かったため、明日に順延されます。
[6/21 (NCAA, College World Series, Bracket One, Game13, vs Texas)] - Box
祝Vandy決勝進出!今日はツィッターで追いかけているだけでも息の詰まるような熱戦。延長までもつれましたが、最後は今シーズン最後まで出場停止を受けたXavier Turnerの代役Tyler Campbellの劇的なサヨナラ内野安打で4-3で勝利しました。
予定通り、Texas大がParker French、VandyがCarson Fulmerで始まったゲーム。初回の満塁のピンチを凌いだVandyは2点を先制して、今季のTexas大開幕投手のFrenchを引きずり下ろしたところまでは良かったんですが、4回に追いつかれると、やはり大舞台のプレッシャーか、5回もFulmerが制球を乱し、1死満塁の大ピンチ。
そしてここでコーチのTim Corbinは、Fulmerを4.1 IP/4 H/2 R/2 ER/6 BB/3 Kで降板させ、今日の最大のヒーローの1人、フレッシュマンのHayden Stoneに託します。すると、絶体絶命のピンチで、スライダー1球でダブルプレーに仕留め、イニング終了。その後もStoneは、1点こそ失うものの、5.2 IP/3 H/1 R/1 ER/1 BB/8 Kと圧巻の投球を見せました。特に85~87 mphのスライダーはCarlos Rodon (Jr.-LHP, NC State)を除けば、現在のカレッジで最高のスライダーだそうです。
また、Texas大の主砲C. J. Hinojosa (So.-SS)の抜けていれば三塁打という当たりをRCFギャップでスーパーキャッチを見せたRhett Wisemanは、サヨナラの場面でもシングルで出塁すると、プレッシャーのかかる場面で、Texas大のリリーフエースJohn Curtiss (Jr.-RHP)から初球で二盗成功。サヨナラのホームを踏んでいます。
StoneとWisemanが間違いなく、今日のMVPでしょうが、Campbellを始め、チーム一丸となって、決勝進出を掴みとりました。決勝の相手は、今日Ole Missを破ってストレートで決勝進出を決めたUVa。全米第1シードの文句無しの強豪チーム。しかも残念ながら初戦は中7日と休養十分でNathan Kirby (So.-LHP)。第2戦は中6日でBrandon Waddell (So.-LHP)でしょう。
ウチは恐らく、初戦がTyler Beedeで、第2戦がWalker Buehler。第3戦にもつれこめば、中3日でFulmerと思われます。その気になれば、Nick Howard (Jr.-RHP/IF)もロングリリーフしてくるでしょうし、ローテ的にも不利は否めない。とは言え、これまでとは違い、完全に挑戦者の立場で挑める訳ですし、当たって砕けるつもりでぶつかって欲しいですね。Beedeが本来の投球を見せられれば、悲願の初優勝も夢ではなくなります。Go Vandy !!
[6/23 (NCAA College World Series, Final, Game1, @Virginia)] - Box
またも息詰まる熱戦でしたが、9-8で勝利!先勝し、NCAAの頂点へあと1つとなっています。UVaは予定通りエースNathan Kirby、Vandyは予想を裏切りWalker Buehlerを起用。結果的にはBuehlerは3.0 IP/8 H/5 R/5 ER/0 BB/1 HBP/2 Kと期待に応えたとは言いがたいですが、Kirbyの試合を取れた意味は大きい。
まずは初回に2失点を喫する立ち上がりで、やはりUVa有利は動かないか、と見られましたが、なんと3回にKirbyが自滅して一挙に9得点。じわじわ追い上げられたものの、これが決勝点となりました。Kirbyは今季1試合最多で3 BBだったのが、このイニングだけで5 BB。2つの押し出しもありました。
しかしこのビッグイニングを作り出したのは、決勝進出を決めた試合で決勝点を叩き出した、Xavier Turnerの代役Tyler Campbell。反撃の口火となるツーベースに、ランナーを溜めて同じイニングで再びツーベース。完全にOmahaでの時の人となっています。またTim Corbin監督の起用も大当たり。左のKirby相手ということでしょうが、しばらく打席に入っていなかったChris HarveyをDHで起用すると、犠牲フライ1つに安打も。
さらにBrian Millerが7.1 IPを投げてから中2日、Hayden Stoneが5.2 IPを投げてから中1日と苦しいブルペン事情で、Jared Millerに続く三番手として送りこんだのは、5月上旬以来の実戦となるJohn Kilichowski。フレッシュマンを送り出すには酷な場面でしたが、なんと交代から6人連続凡退を含む、3.0 IP/2 H/1 R/1 ER/0 BB/2 K。本日の投のMVPでしょう。また1つ来年に向けての好材料ができましたね。
また、ツィートを見ていると、Dansby Swansonが攻守に非常に切れていたようですね。来季のドラ1有力候補という声も上がっており、上手くいけば、ローテ候補の3人を合わせて、Vandyから4人のドラ1なんて可能性も。最後はクローザーに定着したAdam Ravenelleが1 IPをピシャリ。
終盤の追い上げはやはり強豪校の怖さを感じましたが、その流れをキッチリ切ったという意味でも目立たないながらも良い仕事でした。明日はUVaはBrandon Waddell、ウチは当然Tyler Beedeでしょう。これも巡り合わせなのか、最高の場面で回ってきた先発。ここまでの投球内容は忘れて、全力を出し切ることだけを考えてください!Go Beede and Vandy !!
[6/2 (NCAA College World Series, Final, Game2, vs Virginia)] - Box
2-7で敗戦。Tyler Beedeは自らの力で有終の美を飾ることはできませんでした。初回は95 mphの速球に、チェンジアップでMike Papi (Jr.-OF/1B)を三振に切って取るなど、立ち上がりは良かった。そして2回に先制、3回に追いつかれた後、4回に勝ち越したところまでは良かったんですが。6回表に捕まり、逆転を許すと、6.2 IP/10 H/6 R/6 ER/3 BB/4 Kで敗戦投手となりました。
逆に打撃陣はBrandon Waddellに完投を許した。Prospectとしての評価はともかく、制球が良くて打たせて取れるWaddellより、昨日のNathan Kirbyのような波があるタイプの方が組みやすいんでしょうね。完投を許して、Nick Howard、Artie Lewecki (Sr.-RHP)といった勝ちパターンの投手を引きずり出せなかったのも痛い。
打線はやはりUVaの方が、厚み、現在の状態共に良いのは否めない。一方Vandyの有利な点は、やはり現時点でのエースCarson Fulmerが最終戦に控えている点。UVaのJosh Sbortzも良い投手ですが、向こうの三番手投手ではある。単純な額面上は投手面ではVandyに有利と言えるでしょう。
今日Tyler Fergusonを使っているし、明日は泣いても笑っても最終戦。どんな状況だろうと勝ちパターンのリリーフをつぎ込むでしょう。Hayden Stoneは中3日なので一応起用可能のはず。Fulmerも中3日ということで、キツいとは思いますが、初回から全力で行ける所まで行ってもらって、Stone、Adam Ravenelleとつないで勝利を狙いましょう。 明日は全てを振り絞ってください。Go Vandy !!
[6/25 (NCAA College World Series, Final, Game3, @Virginia)] - Box
National Champions !! 第3戦の3-2という接戦を制し、見事スクール史上初めてNCAAの頂点に立ちました。本当におめでとう!最高のゲームでした。思えば3年前、ドラ1でピックされてプロ入りするかと思っていた、お気に入りのBOSのローカルボーイのTyler Beedeが進学。昨年から試合を追いながら本格的に応援するようになって、たった2年でこのタイトルを勝ち取る場面を見ることができたのは本当に嬉しいです。
試合は初回、Dansby SwansonがいきなりSS強襲のヒットを放つと、相手先発のJosh Sborzを攻め、いきなり1点を奪うと、中3日ながらCarson Fulmerが96 mphの速球を連発し、7人連続アウトなど、5回まで無失点。ただ、初回1点止まりで、2回からは、UVaもあっさりSborzを諦めて、鉄壁リリーフの1人Artie Lewickiを投入し、Vandyもなかなか追加点が取れず。
しかり6回に相手のミスに付け込み、2点目を奪うと、試合の流れが動き、その裏に若干疲れが見えてきたのか、セカンドピッチ以降のキレが落ちたFulmerが1点を返されると、ランナーを溜めてしまい、コーチのTim Corbinはこちらも中3日のHayden Stoneを投入。完全にリリーフエースに定着したStoneは相変わらずの素晴らしいスライダーを見せますが、SSに飛んだ打球をVince Condeが押さえきれずに同点。しかしStoneは追加点を許さず。
息詰まる展開で6 IPを投げたLewickiに変えて、UVaはクローザーのNick Howardを8回頭から投入。カレッジ球界最高クラスのクローザー相手に、苦しい展開になってきたと思った矢先、今日4番に抜擢されたJohn NorwoodがHowardの97 mphを叩いて、レフトスタンドに値千金の勝ち越しソロ。VandyのHRはなんと5/16以来で、しかもUVaのブルペンは27 IP連続でHRを許していなかったそうです。
Howardから連打は難しいし、正直このHRが無ければ、横綱相撲で寄り切られていた可能性も高く、最高の一発でした。全員がヒーローですが、1人だけ今日のMVPを選ぶならNorwoodでしょう。さらに8回裏にはまたもドラマが。ここまで期待に応えて好投を続けてきたStoneもやはり疲れからか、無死1、2塁のピンチを招いてしまいます。
個人的には6回のFulmer続投も、この8回のStone続投も、なかなか難しい判断だと思いますが、そろそろ替え時という言葉がちらついていたイニングでした。よく投げている選手を流れで行かせたいというのもわかるし、半分結果論ではありますが。そしてクローザーのAdam Ravenelleを投入すると、UVaはイマイチ調子の出ない主砲Derek Fisherに送りバントを指示し、これで1死1、2塁。
スクイズ2つで逆転もあり得る厳しい状況でしたが、死球で塁を埋めた後、Ravenelleが気迫の投球で内野ゴロ2つに仕留め、無失点で切り抜けました。投の今日のMVPは全員だけど、1人と言われたらRavenelleかも。そして最後の9回も2つの三振で締めてゲームセット。
David Price (TB)や、Sonny Gray (OAK)などの卒業生も喜んでましたね。CWSのMOPにはSwansonが選出されました。また、Brian Millerは試合後、彼女にプロポーズしてOKをもらっていました(って負けてたらどうしてたんでしょうね...)。
やっぱりプロも良いですが、高校野球やカレッジベースボールは、その年しか同じチームではプレーできなくて、1回負けたら終わりみたいなものだし、本当に色んな要素があって、単純に強いチームだけが優勝できる訳ではなく、運の要素も大きい。こういう場面にめぐり合えたことを選手全員に感謝したいです。Team USAがあって、BeedeやRavenelleなど抜ける選手もいるだろうけど、また来年最高の戦いを期待してます。
2014年2月17日月曜日
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