2011年10月12日水曜日

11' By League Prospect Ranking by Baseball America

各誌のProspect Rankingの時期です。BAからリーグのTop 20が出ています。投手は散々でしたが、Cecchini、Jacobs、Brentz、Middlebrooks、Lavarnwayらは各リーグでも結構上位に入るんじゃないかと期待しています。


[Arizona League Top 20 Prospects]

BOSのチームはありませんが、Rk-AZLのTop 20。気候的に打高投低で、Rkレベルの特徴として、Top Drafteeはあまりいないから、必然的にInt. FAの野手が多くを占めている。No.1はSDのOF Yoel Alcantara。SD、TEX、KC、SEAといった、Int. FAマーケットに積極的なチームから複数のランクイン。


[Gulf Coast League Top 20 Prospects]

6. Raul Alcantara, rhp, Red Sox
7. Jose Vinicio, ss, Red Sox

ここもやはりInt. FAが多いが、No.1はNYYの今季のドラ1sの3B Dante Bichette Jr.。比較的契約が早かった。No.2もNYYで、OF Ravel Santana。No.3は昨季のInt. FAですごく欲しかった、Luis Heredia (RHP, PIT)。やっぱりPITやTORなど、最近つぎ込んでるチームから複数のランクイン。

BOSからは2人がランクイン。R. Alcantaraはまぁ当然というカンジか。もっと奪三振が多ければ上に行ってたかも。Vinicioはちょっと意外なくらい上位に。まずまず打ったとは言え、GCL2年目だし。昨季はランクされてなかったから、あまり評価も高くないのかなと思っていた。あとBOSで可能性があるなら、Jerezくらいかなと思ってたけど、まぁ今季の成績では仕方ない。


[Appalachian League Top 20 Prospects]

RkレベルでBOSのチームはない。No.1はMINの3B Miguel Sano。どうかな~、ってカンジで見てたけど、ここまでは前評判通りパワーを見せている。上のクラスでどうか。ここ1、2年、多くのドラ1を持っていたTBやTORから多くのランクイン。


[Pioneer League Top 20 Prospects]

一応Rkクラスですが、SS-A相当のProspectが多く所属しているそう。No.1はCOLの今季ドラ1sのSS Trevor Story。強肩で、今季のドラフトで欲しいSSの1人だった。LAAは昨年ドラ1のピックが多くて、高校生を多く獲ったんだけど、今季はスカウト部長が代わり、一転カレッジの選手を優先したから、ちょうどこのクラスに多くProspectが集まり、ランキング上位に多くを送り込んだ。


[Northwest League Top 20 Prospects]

SS-Aクラス。No.1はTORのJustin Nicolino (LHP)。小柄だけど、今季は良かった。No.2のCory Spangenberg (2B, SD)を始め、ここ2年のドラフト組が多い。No.16のDonovan Tate (OF, SD)は09年の全体No.3だけど、ここまではうまくいってない。


[New York-Penn League Top 20 Prospects]

2. Garin Cecchini, 3b, Lowell Spinners (Red Sox)

ウチのSS-A Lowellがあるリーグ。No.1はウチのCecchiniを抑えて、NYYのOF Mason Williams。今季はカレッジのタレントが少なかったそう。Cecchiniがフルシーズンプレーしていたら、No.1になってたと思うけどなぁ。BOSからは他にランクインはなし。今季も投手がイマイチだったのが響いてる。


[Midwest League Top 20 Prospects]

16チームが集まるLow-Aだけに層は厚いよう。真のスタープレイヤーはいないと言われているけど、No.1のTaijuan Walker (RHP, SEA)は予想以上に良かったし、100 SBを達成した、No.2のSS Billy Hamilton (CIN)も順当に名前を連ねている。名前の偽証でBOSが契約破棄した、Carlos Martinez (RHP, STL)は登板数が足りていれば、No.1だったそう。


[South Atlantic League Top 20 Prospects]

8. Brandon Jacobs, of, Greenville Drive (Red Sox)
10. Xander Bogaerts, ss, Greenville Drive (Red Sox)
16. Bryce Brentz, of, Greenville Drive (Red Sox)
20. Miles Head, 1b, Greenville Drive (Red Sox)

層の厚いLow-Aのクラスで、No.1 Bryce Harper (OF, WAS)、No.2 Manny Machado (SS, BAL)、No.3 Jurickson Profar (SS, TEX)、No.4 Jameson Taillon (RHP, PIT)と上層は全体でもTop10級が名を連ねる。

その中に、Brentz、Headと2人のLow-A卒業組を含むとは言え、4人もリスト入りしたのは良かった。ただX. Bogaertsなど、ちょっと低すぎんじゃ、と思ってしまったけど。打席数が少ないからなのか?それに、C. Vazquezが入ってないのは不満。守備の評価も良かった捕手であれだけ打ったのに。Gary Sanchez (C, NYY)がNo.14なのに。あとはやっぱり投手が入って欲しかった。Ranaudoは登板数が足りていればTop5だったそう。CoyleとWorkmanはギリギリ圏外だったみたいです。


[Carolina League Top 20 Prospects]

8. Bryce Brentz, of, Salem Red Sox
14. Anthony Ranaudo, rhp, Salem (Red Sox)

8チームのHigh-Aクラス。No.1はSS Manny Machado (BAL)。今季はケガもあってけど、パワー、選球眼なども、高卒のSSにしてはズバ抜けている。No.3のMike Ott (3B, TEX)を含め、TEXから大量のランクイン。トレードされた2人を含め、5人の投手がランクインしてる。上の強化で積極的にトレードしていながらこれとは羨ましい。

BOSからはBrentz、Ranaudoの2人。Brentzはもう少し上でもいいようにも思うけど、まぁ昨季を思えば良くやりました。それよりもRanaudo。No.14とは情けない。来季は奮起に期待です。あとは2年目のドラ1にも関わらず、ランクインすらできなかったVitek。今季さっぱりのBrittonも。


[California League Top 20 Prospects]

打撃有利で有名なHigh-Aクラス。No.1はLHP Tyler Skaggs (ARI)。この環境でしっかりと成績を残していて、今季大きく評価を上げた投手。LAAからDan Harenのトレードで移籍した選手。エースと言うよりは、3番手程度かと思うが。あとはやっぱり打者が多くランクイン。A-GonのトレードでSDに行ったReymond FuentesがNo.14に。


[Florida State League Top 20 Prospects]

High-A FSLのTop 20。例年有名な投手Prospectが多いけど、今季もNo.1のShelby Miller (RHP, STL)を始め、投手のランクインが多い。S. Millerみたいな本格派の高校生ドラフトピックが欲しいなぁ。


[Eastern League Top 20 Prospects]

8. Will Middlebrooks, 3b, Portland Seadogs (Red Sox)
15. Ryan Lavarnway, c, Portland Sea Dogs (Red Sox)

AAクラス。No.1はここもBryce Harper (OF, WAS)。成績的にはほどほどですが、ツールと18歳というのが大きい。年齢の割に良くボールも選んでる。BOSからは、MiddlebrooksがNo.8、LavarnwayがNo.15。どっちも低すぎじゃないか?LavarnwayがDerek Norris (C, WAS)より下ってどういうこと?A. Wilsonも入ってておかしくないと思うんだけど。John Manuelさんはあんまし好きじゃないです。SEAにトレードされたChih-Hsien ChiangがNo.18に入ってる。


[Southern League Top 20 Prospects]

AAのSouthern League。No.1はMatt Moore (LHP, TB)。彼はホントに凄い。来季にはTBのエースになるかも。上位は今季ブレイクした、Paul Goldschmidt (1B, ARI)などさすがの面々ですが、Top10前後からは少し落ちるか?


[Texas League Top 20 Prospects]

AA-Texas League。BAの全体No.1と目されるMike Trout (OF, LAA)がNo.1。20歳ですでにMLBにデビューした。打撃、スピード、守備にパワーもしっかりしてる。CFを守れる選手だけど、LAAではPeter Boujousがいるので両翼に回ってる。ちょっともったいない。SDにトレードされたCasey KellyがNo.7。今季はAAでしっかりと投げたけど、奪三振率が伸びてなくて、やはりエースのスタッフではないかも。


[International League Top 20 Prospects]

14. Ryan Lavarnway, c, Pawtucket Red Sox
16. Josh Reddick, of, Pawtucket Red Sox

AAA-IL。投手有利で知られてる。No.1は当然のごとく、TBのMatt Moore (LHP)。No.2はATLのJulio Teheran (RHP)。20歳でAAAでしっかりとした成績。ウチの投手Prospectは見習って欲しい。さすがにAAAだけあって、全員がMLB済み。BOSからは2人のランクイン。Reddickは低いような気がする。Mike Minor (ATL, LHP)やDayan Viciedo (1B, CWS)より上だと思うんだけど。Weilandが入っていないのも残念。誰を外せというのも難しいですが。MLBで結果を残していれば入ってたかもですね。


[Pacific Coast League Top 20 Prospects]

同じAAAでもILとは正反対に打者天国として知られていて、ここで良く打ってもMLBでさっぱりな選手に対して"PCL Illusion"という言葉が使われるほど。No.1のBrett Lawrie (3B, TOR)を筆頭に打者が多くランクインしているけど、ある程度MLBの成績も考慮されているかもしれない。SDにトレードされたAnthony RizzoはNo.5。


[Independent League Top 10 Prospects]

少し毛色が違いますが、Ind. LeagueのTop 10。Nava、R. Rodriguez、M. Johnson、C. Martinなど、例年、BOSはここからの発掘に熱心だけど、今季はまだあまり契約した選手がいないよう。年齢の高さでランキングからは漏れているけど、リストの後ろの方にいる、Ruben Floresという右腕とは契約を結んだみたいです。今季リリースしたSanto Luisもリストされている。投手は割と平凡な選手が多いけど、No.4のSS Travis Weaverなんて気になる。

1 件のコメント:

ララ さんのコメント...

[Arizona Fall League Top10 Prospects]

1. Bryce Harper, OF, WAS
2. Mike Trout, OF, LAA
3. Danny Hultzen, LHP, SEA
4. Gerrit Cole, RHP, PIT
5. Wil Myers, OF, KC
6. Nolan Arenado, 3B, COL
7. Mike Olt, 3B, TEX
8. Michael Choice, OF, OAK
9. Christian Bethancourt, C
10. Jedd Gyorko, 3B, SD