2012年3月1日木曜日

12' Weekly Topics -2/27~3/4

[2/27]

☆ 先週末のカレッジベースボールでは、Mark Appel (Jr.-RHP, Stanford)、Mike Wacha (Jr.-RHP, Texas A&M)、Kevin Gausman (So.-RHP, LSU)らが好投。特にAppelはキャリアハイの10 Kで、やや下がりかけていた株を取り戻したかも。Vandy大のFr.-RHP Tyler Beedeは登板なし。再調整か?

打者ではドラ1有力候補だった、Victor Roache (Jr.-OF, Georgia Southern)が手首をケガし、今季ほぼ絶望。昨季のウチのドラ1sのJ. Bradley, Jr.のようにスリップするかも、と言われてるけど、貴重なパワーヒッターだし、Bradleyと違って、今季も開幕から問題なく打ってるので、少しスリップするくらいに収まるのでは?補填がないTOR-#22なんかでピックされるかも。


[2/29]

☆ 12年ドラフトのHS No.1 Prospectと見られているLucas Giolito (RHP)が100 mphを叩き出したそうです。元々優れた体格と98 mphまで出る速球を持つと言われ、ドラフト史上初の高校生投手全体No.1の可能性も言われていた選手でしたが、これでその可能性がさらに上がったかも。


[3/1]

☆ 本日からSTでのPreseason Game、いわゆるGrapefruits League(意味合ってますよね?)が始まります。今日はMINとB Gameというのが組まれています。イニング毎に時間制限?みたいなのがあり、3アウトにならなくてもイニング終了になったりするみたいです。

投手では、Acevesが先発し、各投手が1 IPずつ。MLB戦力からAcevesとD. Bardの先発候補が投げていますが、ピリッとせず。Bardはワインドアップに挑戦したそう。2シームやチェンジアップも投げるようにしているみたい。

ProspectではBrittonが無難に1 IPを抑えましたが、A. Wilsonは2 BBを出し、アウトを2つしか取れず。昨年のSTでもイマイチだったし、昇格での適応に苦しむタイプっぽいです。

野手は、Minor Leaguerばかり。Lavarnwayが早速HRを放ち、スタートダッシュをかけている他、ButlerにもHR。Lars、Middlebrooks、J. Iglesias、Hassanと各Prospectにヒットが出ています。まだ1試合ですが、今年も鍵はやはり投手かな...。


☆ カレッジベースボールの今週末はFlorida (1) @Miami (12)、USC (3) @Clemson (15)と好カードあり。ここまで、複数の12年ドラ1候補を抱えるFlorida大とStanford大がやはり好調ですが、USCも順調な出足。ドラフトのProspectという意味では評価が低いものの、共にSeniorのLHP Michael Rothと今季先発転向のRHP Matt Priceはカレッジレベルでは全く打たれない強力なデュオです。


[3/4]

☆ 昨日のNortheastern大/Boston Collegeとのダブルヘッダーでは、良い状態でキャンプインと言われていたDoubrontがまずまずの投球。つま先から足をつく、新フォームもフィットしてきてるよう。逆に田澤は大学生相手に2.0 IP/4 H/2 ERとダメダメ。新加入のRF候補RossとSweeneyが共にアピールとなるHR。

本日は、Mayor's CupかなんかでvsMIN。昨年もMINとだった気が。Beckettは速球が88~90 mphで、ちょっとよれよれの内容。A. Millerは2.0 IPをまずまず。Bob McClureコーチはNC大の時のように、メカニクスを気にせず投げろと言ってるそう。最速96 mphまで出たらしい。って昨年もそんなこと言ってたような...。

打線では1番Pedroia、2番Ellsburyの新打線を試しました。今季はEllsburyが2番を打つことも増えるのでは、と言われてるけど何故かはよくわからない。Crawfordを1番で使うのかなと思うけど、それだとPedroiaはどこを打たせる?3番で、A-Gon以降をスライド?そこまでしてCrawfordの席を作らんといかんのでしょうか?

また、Larsが満塁弾を叩き込みました。浮いたブレイキングボールに対し、しっかりヘッドを落として打てたそう。今オフはよりパワーに重点を置いてトレーニングしてきたらしく、BPでも調子が良さそうとのこと。


☆ 昨週末のカレッジベースボールですが、各校のFriday Starterが軒並みダメダメ。Mark Appel (Jr.-RHP, Stanford)の8.0 IP/8 H/7 ERを初めとして、Chris Beck (Jr.-RHP, Georgia Southern)が6.0 IP/9 H/7 ER、Kevin Gausman (So.-RHP, LSU)が6.1 IP/10 H/3 ERなど総崩れ。 Tyler Beede (Fr.-RHP, Vandy)は日曜の試合に2番手として登板しましたが、1.2 IP/4 H/3 R/2 Kとイマイチ。適応に苦しんでます。

良かった方では、今季は先発に集中しているMarcus Stroman (Jr.-RHP, Duke)が7.0 IP/2 H/0 ER/0 BB/17 Kととんでもないアウティング。Kyle Zimmer (Jr.-RHP, USF)は6.0 IP/5 H/1 ER/7 Kとまずまず。


☆ 12年の新CBA下での初ドラフトの注目点として、1つはCollegeのSeniorの動向があります。昨年までと異なり、ドラ10までのボーナス総額のキャップがあるため、Top10 Roundで安めで契約できるSr.の選手をピックするチームが増えるのではと。Sr.の選手をピックし、スロットよりも安めで契約できれば、その浮いた分を他の選手に回せるという理屈です。

奇しくも今季は、Preston Tucker (Sr.-1B/OF, Florida)、Peter O'Briene (Sr.-C, Miami)、Brett Mooneyham (Sr.-LHP, Stanford)ら、層の厚かった昨季でもTop3 Roundに呼ばれると言われた実力派の選手たちがSr.としてドラフトに出てきますし、これらの選手たちの動向にも注目です。

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