2015年1月4日日曜日

Former Sox Prospect Review: Nefi Ogando, RHP

今回は、このシリーズで新年初投稿の、Nefi Ogando。元々紹介するかギリギリの線にいた時に、PHIにトレードされて、その際に記事を書くか悩んだけど、結局書かずじまいでしたが、今季PHI傘下で100 mph投げるなど、少し注目度が上がって来たのでここで書きます。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Nefi Ogando (ネフィー・オガンド)
Full Name: Nefi Ogando
Position: RHRP
Born: June 3, 1989
Birthplace: Santo Domingo, Dominican Republic
Height: 6-2
Weight: 185
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: International free agent (June 2010)
Signing Bonus: Not Announced
MLB Debut: September 9, 2015 (Philadelphia)
How Left: Traded to Philadelphia for John McDonald (August 2013)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball ReferenceSP.com


[Scouting Report]

平均的な体格。比較的痩せ型の選手が多いドミニカンであることを考えるとそれなりに完成された体格と言えるかも。速球はBOS時代は90 mph前半から最速で94~95 mphだったが、PHI移籍後は常時90 mph中盤、最速99~100 mphとなっており、スカウトのレポートでも70~80の速球になっている。力の入ったやや不安定なデリバリー。それもあってコマンド・制球はイマイチ。83~86 mphの球速のあるタイトなスライダーがセカンドピッチ。平均以上になる可能性を持つ。


[Profile]

10' : DSLでプロデビュー。Piggy-Backでしっかり投げた。

11' : SS-A LowellでUSデビュー。前年同様にPiggy-Backでまずまずの投球を見せるが、K/BBが1.23とかなり悪化。

12' : Low-A Greenvilleでフルのリリーフとして投げた。先発タイプの選手が多い中、38 G/75.1 IPと年間を通じてフル回転した。

13' : STで少し球威の良さが取り沙汰された。High-A Salemで投げ、ERAは平凡ながら、奪三振率、K/BBで少し成長を見せた。

13' Aug. : John McDonaldの見返りでPHIへトレード。8月のウェーバートレードデッドラインでの移籍だったため、PHI傘下では登板無し。

14' : PHI傘下AAでERA 6.27と今一つなシーズンを送るも、BAからマイナーで100 mphを投げた選手として認定され、またシーズン終了後、注目度の高いAFLでその球威を見せて評価を上げた。

15' : AA/AAAでしっかり投げてMLBデビューを勝ち取った。

16' : オフにウェーバーでクレームされMIAへ。AAA/MLBでそこそこの投球を見せているが、四球が多く、制球難。

17' : CIN傘下へ移るが、ケガなのかあまり投げられず。


[Comment]

PHI傘下で100 mph投手として目立つようになったけど、元々球威はしっかりしていたし、スライダーもポテンシャルはあるので、コマンドの向上次第では、上でリリーフとして投げる可能性がある。McDonaldの見返りというのはちょっともったいなかったかな。

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