2021年6月29日火曜日

21' Minor League Season Memo -6/28~7/4-

今週はRkレベルのFCLが開幕。いよいよ折り返しですね。後半戦はさらに盛り上がっていきましょう。前週の結果はこちら


〇 6/28 ~FCL Opener~

[FCL] : OF Nick Deckerをリハブアサイン。

[AAA] - Offday

[AA] - Offday

[A+] - Offday

[A] - Offday

[FCL] - Box
W. Gonzalezが開幕投手。4.0 IP/3 H/2 ER/1 BB/5 K。雨で5回コールドとなり完投に。マルチ無し。

21' FCL Red Sox (Rk) Opening Roster

Rkクラスがいよいよ開幕。昨年まではGCL (Gulf Coast League)という名称だったのが、今季はFCL (Florida Complex League)に変更されています。COVID-19対策として、よりクローズドな教育リーグの意味合いが強くなっているのではないかと。また、SS-Aのチームが無くなったので、有望株がひしめいており、プレータイムのシェアにも頭を悩ませそうです。
**: IL等入りしている選手


[Pitchers]

RHP Wikelman Gonzalez
RHP Luis De La Rosa
RHP Chih-Jung Liu
RHP Felix Cepeda
RHP Juan Daniel Encarnacion
RHP Henry Nunez

RHP Blake Loubier
RHP Nate Tellier
RHP Miguel Suero
RHP Bryan Lucas
RHP Adenys Bautista
RHP Joey Stock
RHP Angel Bastardo
RHP Jose Larez
RHP Merfy Andrew
RHP Gabriel Jackson
RHP Nathanael Cruz
RHP Gregori Segovia
RHP Reidis Sena
RHP Maceo Campbell
RHP Osvaldo De La Rosa
RHP Jack Bowins
RHP Graham Hoffman

2021年6月27日日曜日

21' Vanderbilt Commodores Game Results -6/25~7/1-

Stanford大に、9回2死から逆転勝ちと首の皮一枚で敗退を免れ、再度ブラケット勝ち抜きを目指してNC州立大とぶつかることに。泣いても笑っても、あと長くて5~6試合。笑って終われるようにガンバって。前週の結果はこちら


[6/25 (NCAA College World Series Bracket1 Game11, @North Carolina State)] - Box
Kumar Rocker (Jr.-RHP)が6.0 IP/5 H/1 ER/1 BB/11 K。勿論良い投球だったのですが、NC州立大は残念なことにCOVID-19感染もしくは疑いで14人しかベンチ入りできず、下位打線は今季ほとんど試合に出ていない面子だそうです。

さすがにこのハンデでは勝ててしまった訳ですが、更には2敗負け抜け制でもう一戦NC州立大と最終決戦だったはずが、COVID-19のプロトコルにより、不戦勝で決勝進出ということに。何ともNC州立大には気の毒なことに。選手たちもこんな形で終わるのは納得いかないでしょうね。そんな訳で決勝の舞台に戻るVandyはMississippi州立大とTexas大の勝者を待ち受けることになります。

2021年6月25日金曜日

21' Today's Topics - 6/24

[Today's Game (Game 75 @TB)]

6.2 IPノーヒッターのPivettaを見殺しで2位転落。フロントの眼力が足りないのはともかく、今日はさすがに入れ替えましたが、1番D. Santanaという当たる見込みのない愚策を続ける監督も監督ですがね。準備が十分かと言われるとちょっと微妙ではありますが、チーム事情的にはDuranのコールアップは必要待ったなしでしょう。

Result : TB 1 - 0 BOS (W44-L31)


[Other Topics]

あと2週間ほどに迫ったドラフトに向けて選手紹介をMLB公式のTop 100まで広げました。ここ数年は忙しさにかまけて、Top 50~70+α程度の紹介でしたが、今季は全体#4指名ということで、気合を入れて記事を作りました(がんばりました笑)。

現状では、PIT-#1はMarcello Mayer (HS-SS)でほぼ確定。TEX-#2はKhalill Watson (HS-SS)の噂も挙がっていましたが、現状だと、Jack Leiter (So.-RHP)かHenry Davis (Jr.-C)の予想が多いですね。Leiterがこの前好投したので、彼の方が可能性が高いかも。

ただ最新のいくつかのMock DraftはJordan Lawlar (HS-SS)になっています。地元選手だし、可能性は高いかも。DET-#3はあまり確たる噂がないですが、これも最近はJackson Jobe (HS-RHP)を予想するところが多くなっている感じです。

Mayer-Lawlar-Jobeと来たら、BOSはLeiterかDavisのどちらかでしょうね。現状だとBOSはLeiterの指名の方が予想は多い。Leiter自身、BOSに指名されたがっている話もあり、相思相愛でこれが実現すれば個人的にも大満足です。

2021年6月23日水曜日

21' Today's Topics - 6/22

[Today's Game (Game 73 @TB)]

0.5ゲーム差で現時点で地区2位のTBとの直接対決。しかも相手は満を持してSuper ProspectのWander Francoをコールアップしてぶつけて来て、案の定MLB初HRを献上したものの、延長の末に勝利。大事な初戦を取っています。

E. RodriguezがそのFrancoにHRを浴びたものの、悪いボールではなかったようで、また新たな怪物が誕生したことを予感させますね。Vladmir Guerrero, Jr. (TOR)、Fernando Tatis, Jr. (SD)、大谷翔平 (LAA)、Francoの4人は今後10年はMLBの顔になるかもですね。Deversもそうなるといいな。

Result : TB 5 - 9 BOS (W44-L29)

21' Minor League Season Memo -6/21~6/27-

7月はRkリーグの開幕、ドラフト、海外FA、フラッグディール、スーパー2回避の有望株のコールアップと凄く忙しい月になりそうですね。とは言え、MLBもマイナーも新顔の期待株が出てくるということなのでワクワクが止まらないですね。前週の結果はこちら


〇 6/21

[AAA] - Offday

[AA] - Offday

[A+] - Offday

[A] - Offday

2021年6月20日日曜日

21' Vanderbilt Commodores Game Results -6/18~6/24-

キャンセルになった昨年は除外して、一昨年のディフェンディングチャンピオンとして今季もOmahaの舞台に帰って来ました。Vandy (#4シード)は、Bracket 1でArizona大(#5)、Stanford大(#9)、NC州立大と決勝進出を掛けて戦うことになるよう。ちなみにBracket 2は、Texas大(#2)、Tennessee大(#3)、Mississippi州立大(#7)、UVaの4校。前週の結果はこちら


[6/19 (NCAA College World Series Bracket1 Game1, vs Arizona)] - Box
Kumar Rocker (Jr.-RHP)が5.2 IP/5 H/3 ER/0 BB/7 K。パーフェクトではなかったけど、何とか我慢の投球を続けて7回に逆転。7-6で初戦勝利。次は明後日に、Stanford大に勝ったNC州立大と。

2021年6月19日土曜日

21' Today's Topics - 6/17

[Today's Game (Game 69 @ATL)]

TORに18点を奪われるという心外なゲームもありましたが、直近3連勝でTBとの差を詰めています。ちょっと先発、リリーフ共に安定感が落ちている印象。まぁ何と言っても、最近大激論になっている、投球時の異物使用禁止との関係性が気になります。

これに関しては色々な意見があり、正直なところ、機構側も選手側もどっちもどっち。機構側はRowling社の滑るボールをいつまでも改善せず、これまでは異物の使用も半分見て見ぬふりをしていたのが、急に態度を翻した、というのはダルビッシュ有などの主張するところ。

一方で選手側も、取り締まられないのを良いことに本来はルール的にNGのことを続けた挙句、Spider Tackのように明らかに回転数に影響があり、ドーピングに近いことをやり出していた訳で、身体の保護の意味ならともかく、Trevor Bauerのように明らかにその影響もあって、成績が底上げされて高額な契約を勝ち取った選手もいるのであれば、それがまかり通りと考えるのはおかしいとは思う。

ただ個人的な感覚で言えば、スポーツは選手あってのものだし、機構側も明らかに今までも知っていた訳で(知らないなら知らないで怠慢)、選手の健康等を考えると、それに影響を与えかねないシーズン中の大幅な変更はすべきではなかった気はしますが。まぁロジンは認められているけど、それで十分でないのがそもそもの発端なので、難しいところですね。Spider Tackだけ禁止しても、似たような別のものを使い始める選手もいるだろうし。

Result : ATL 8 - 10 BOS (W42-L27)

2021年6月16日水曜日

Former Sox Prospect Review: Freddy Valdez, RF

今回は、NYMからAndrew Benintendiの三角トレードの見返りでやってきた、Freddy Valdez。海外FA時代も名前の知られていた選手で、パワーポテンシャルは素晴らしい。打撃面で成長して中軸を担える選手に成長して欲しい。

Photo from SoxProspect.com, Credited to Bryan Green

[Player Data]

Name: Freddy Valdez (フレディ・バルデス)
Full Name: Freddy Valdez
Position: RF/LF/(RHRP)
Born: December 6, 2001
Birthplace: Santo Domingo, Dominican Republic
Height: 6-3
Weight: 210
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: Acquired from the New York Mets with Josh Winckowski in a three-team deal along with Franchy Cordero, Grant Gambrell, and Luis De La Rosa from Kansas City, with Andrew Benintendi and cash to Kansas Coty, and Khalil Lee from Kansas City to New York (June 2021)
How Left: Released (May 2023)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

非常に大柄で年齢の割に筋肉もかなり付いている。年を取ると少し太り気味になりそうな体格には見える。パワーが最大の売りで、他のツールは飛び抜けていない。両翼タイプで肩はまずまず強いが、FenwayならLFが最適になるかも。23年は肩の強さを生かしてリリーフ転向にチャレンジ。


[Background]

18'-19'の海外FA市場では、BA #29/MLB #25にランキング。著名な大物選手で、NYMと$1.45Mで契約。19年はDSLで多くプレーし、最後はGCLでUSデビュー。まずまずのコンタクト、選球眼に、6 HRと持ち前のパワーを発揮して評価を高めた。


[Profile]

21' : FCLで失意の傘下デビューに。スタート直後はまずまずだったものの、中盤以降深刻な内容。持ち前のパワーも全く発揮できず。

22' : FCLをリピートも全くダメ。

23' May : 投手転向に挑戦もリリース。


[Comment]

コンタクトできれば、というタイプ。器用なタイプではないでしょうが、上手くコンタクトが成長してくれることを祈るのみ。

Former Sox Prospect Review: Aldo Ramirez, RHP

今回は、前回のBrayan Belloと同様に契約時は大物ではなかったものの、評価を高めて、今季フルシーズンで良い投球を見せている、Aldo Ramirez。年齢の割に完成度の高い選手ですが、スタッフ面でも年々成長しており、まだまだ伸びしろのありそうな楽しみな選手です。

Photo from SoxProspect.com, Credited to Kelly O'Conner

[Player Data]

Name: Aldo Ramirez (アルド・ラミレス)
Full Name: Aldo Ramirez
Position: RHSP
Born: May 6, 2001
Birthplace: Aguascalientes, Mexico
Height: 6-0
Weight: 190
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: International free agent (April 2018)
Signing Bonus: Not Announced
How Left: Traded to Washington for Kyle Schwarber (July 2021) Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

上背はあまりなく、線もまだ細いが、非常にアスレティックな体格。速球の球威は上がって来ており、現在は92~95 mph。ファイヤーボーラーというよりは、ゾーンの低めではしっかりした球速に、年齢の割に卓越した制球、コマンド、ボールの動きの総合力が魅力。スプリッターに近い変化の球速のあるチェンジアップがセカンドピッチ。カーブも比較的使いこなしており、平均レベルのボールにはなる可能性があるが、スピン量はそれほど多くなく、メインのセカンドピッチには至らないかも。


[Profile]

18' : メキシコリーグのチームに$550Kを支払って、シーズン中に獲得。DSLで傘下デビュー。AAA相当とも言われるメキシコリーグで投げていたこともあってか、奪三振率はやや低いものの23 IP/10 H/3 BBと素晴らしい被打率と制球力を見せた。

19' : SS-A Lowellで投げ、安定した投球を見せた。ただシーズン開始当初は素晴らしかったが、8月はやや打たれた。

20' : COVID-19によりシーズンキャンセルも、FILで球速の向上を見せて評価上昇。

21' : Low-A Salemで開幕。1、2試合はやや捉えられたが、その後持ち前の制球力と奪三振力を発揮。期待に違わない活躍を見せていたが、肩のケガで6月後半に離脱。

21' July : フラッグディールでKyle Schwarberの見返りでWASへ。

21' : 終盤Rkクラスでリハブでシーズン終了。

22' : ケガで全休。

23' : セットバックを繰り返し、またも全休。

24' : ケガから復帰もリハブで大荒れしシャットダウン。


[Comment]

FILで好投してファンサイトでは傘下のTop 10という評価に。さすがにNew Toyという部分でのオーバーレイテッドかと思ったけど、実際今季もフルシーズンで良い投球を見せている。上のクラスでも通じるところを証明できれば傘下上位の投手有望株になるのは間違いない。

21' Minor League Season Memo -6/14~6/20-

開催が危ぶまれていたDSLもどうやら7月上旬からスタートしそうですね。SS-Aを無くされて、GCLの1チームみたいなので、DSLがないとせっかく獲った海外FAの若い選手の実戦経験が積めないので困ってしまうところでした。前週の結果はこちら


〇 6/14

[AAA] : UT Michael ChavisがMLBへコールアップ。

[AAA] - Offday

[AA] - Offday

[A+] - Offday

[A] - Offday

2021年6月13日日曜日

Former Sox Prospect Review: Brayan Bello, RHP

今回は、今傘下の投手で最も注目を浴びている、Brayan Bello。契約時は年齢も少し高めで大物ではなかったですが、90 mph後半の速球と傘下でNo.1のチェンジアップ、平均のブレイキングボールで、フロントからも真っ先に名前が挙がる選手になっている。

Photo from SoxProspect.com, Credited to Kelly O'Conner

[Player Data]

Name: Brayan Bello (ブライアン・ベイオ)
Full Name: Brayan Bello
Position: RHSP
Born: May 17, 1999
Birthplace: Samana, Dominican Republic
Height: 6-1
Weight: 180
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: International free agent (July 2017)
Signing Bonus: $28,000
MLB Debut: July 6, 2022 (Boston)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Twitter Video


[Scouting Report]

上背はあまりなく、線もまだ細いが、非常にアスレティックな体格。速球は入団直後の91~93 mphから年を追うごとに伸び、21年には常時93~96 mph、最速98 mphとなっている。ゾーンの低めでは沈む動きの大きいボールでコマンドが磨かれればプラスになるだろう。チェンジアップも大きく成長しており、今やベストセカンドピッチになっている。84~87 mphと球速があり、手元で急激に落ちる。左右関係なく安定して空振りを奪えるアウトピッチ。スライダーもまだバラつきはあるが、84~88 mphの球速と平均以上のスピンレートがあり、空振りを奪えるボールになりうる。


[Profile]

18' : DSLでプロデビューし、チームでトップクラスの優れた内容を見せた。19歳と海外FAにしてはやや高い年齢もあり、シーズン中にGCLへと昇格。1試合に登板。

19' : SS-Aをスキップして、Low-A Greenvilleへアサイン。4月は良い滑り出しだったが、5、6月は被打率が大幅に悪化して炎上を繰り返した。Low-Aには早かったかと思ったが、7月以降向上。被打率がやや高かったが、比較的制球が良く、K/BBが高い。

20' : COVID-19によりシーズンキャンセルも、FILで球速の向上を見せて評価上昇。

21' : High-A Greenvilleで開幕から常時90 mph中盤~後半の速球を見せてインパクトを与え、更には奪三振の山を築くプラスのチェンジアップと、変化が向上しているスライダーで三振を量産。早い段階でAA Portlandへ昇格し、そちらでも同様の投球を続け、未来のスーパースターが集まるFutures Gameにも選出。そこまでは順調だったが、その辺りから暑さや疲れ、そしてマイナーなケガもあったのか、少し内容が低下。

22' : 開幕からAAで昨年以上の投球を見せ、AAA Worcesterも軽く支配。味見程度になるかと思われたMLBもデビュー直後はやや打たれたが、一度ILに入って復帰後は既にMLBの準備ができているどころか、近未来のエースに向けて登板ごとに進化を見せた。

23' : フルシーズンローテを務め、まずまずの投球。まだエースとまでは行かないものの、安定して試合を作り、弱点が少ない。コマンドの向上があれば次年度以降はエースになっていけそう。

24' : 契約延長に、Lucas Giolitoの離脱もあり、開幕投手としてシーズンを迎えたが、Andrew Baileyの指導で伸びる選手が多い中、ややもどかしい内容が続いた。少しケガもあったが、後半戦は良い投球。ローテとしては十分ももう一段上を期待。


[Comment]

動画を見ていても、速球、変化球ともにレベルが高く、ケガに苦しんでいる選手の多い、傘下の上位有望株をごぼう抜きして、シーズン末にはNo.1の投手有望株になっているかもと思っています。Rule 5ドラフト対象ということもあるし、今日昇格したばかりですが、AAでもHigh-Aでの投球を続けてくれると良いですね。

Prospect Profile: Grant Gambrell, RHP

今回は、Andrew Benintendiのトレードの見返りでBOSに移籍し、本日傘下デビューを飾った、Grant Gambrellくん。最近投手デプスの厚くなってきたBOSですが、ケガ人も増えており、投手はいくらいても良いですし、大柄な体格とソリッドなレパートリーでMLBに昇格して貢献してくれることを期待しています。

Photo from SoxProspect.com, Credited to Gwinn Davis

[Player Data]

Name: Grant Gambrell (グラント・ガンブレル)
Full Name: Grant Gambrell
Position: RHSP
Born: November 21, 1997
Birthplace: Clovis, California
Height: 6-4
Weight: 225
Bats: Left
Throws: Right
Drafted: 3rd round, 2019 by Kansas City
How Acquired: Acquired from Kansas City with Franchy Cordero and Luis De La Rosa in a three-team deal along with Freddy Valdez and Josh Winckowski from the New York Mets, with Andrew Benintendi and cash to Kansas City, and Khalil Lee from Kansas City to New York (June 2021)
College: Oregon State
High School: Buchanan HS (CA)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

頑健な投手体形。やや太り気味の傾向があったが、21年にシェイプアップ。速球は元々91~95 mph程度だったが、21年は肉体改造もあり、94~96 mphが多くなった。やや沈む球筋。80 mph前後のブレイキングボールと85 mph程度のチェンジアップ。セカンドピッチはブレイキングボールで、元々はスライダーと言われていたが、球速的にはスラーブからカーブのような感じかも。


[Background]

ドラフト時のランキングはMLB #101。ドラ3でKCが指名し、スロットの$647.5Kで入団。19年はKCのRkレベルで投げ、カレッジ出身の割には冴えない内容。20年がCOVID-19でキャンセルになった後、21年のSTで肉体改造して現れ、High-Aでもソリッドなスタートを切り評価上昇。シーズン中に、BenintendiのトレードのPTBNLとしてBOSへ移籍。


[Profile]

21' : Andrew Benintendiの見返りでシーズン中にHigh-A Greenvilleへ加入。加入前のレポートは良かったものの、やや期待外れな投球を続けてケガなのか途中離脱。

22' : TJで全休。

23' : 確かな成長を見せた稀少な投手有望株の一人。AA Portland/AAA Worcesterでもしっかり投げており、あとは実績を増やしながら出番を待つのみ。

24' : AAAで中盤以降ケガで離脱。可もなく不可もなし。


[Comment]

向上傾向にあるが、先発として凄く高い上限があるタイプではなく、タイミングを見て、リリーフに移して貢献してくれると良いかという感じ。

21' Vanderbilt Commodores Game Results -6/11~6/17-

リージョナルを勝ち抜いたVandyのスーパーリージョナルの対戦相手はEast Carolina大になりました。相手のエースGavin Williams (Sr.-RHP)もドラフトでドラ1候補の好投手ですが、勝ってOmahaに向かいましょう。前週の結果はこちら


[6/11 (NCAA Super Regional Game1, vs East Carolina)] - Box
Kumar Rocker (Jr.-RHP)が7.2 IP/3 H/0 ER/3 BB/11 K。リージョナルに続いてここ一番での強さを見せつけています。相手のGavi Williamsも7.1 IP/7 H/2 ER/2 BB/13 Kと良い内容でしたが、少ないチャンスをモノにして2-0で先勝。

2021年6月12日土曜日

21' Today's Topics - 6/10

[Today's Game (Game 63 vs HOU)]

HOUの投手は打てず、こちらの投手はHOUにはボコボコ打たれる試合が続いていましたが、今日は乱打戦の末に勝利。E. Rodriguezは今日もイマイチですしたが、打線がこのくらい活発なら戦えますね。

リリーフは最近信頼度が上がっていた沢村が腰痛?でDay-to-Dayも、このところシーズン序盤とは見違えるように良い投球を続けているJ. Taylorがセットアップで起用。シーズン中でも契約延長は可能と言っているBarnesとTaylorが来年も後ろを投げてくれるのであれば計算しやすくなるのですが。

Result : BOS 12 - 8 HOU (W38-L25)


[Other Topics]

ホンの少し前は、Marcelo Mayer (HS-SS)、Jordan Lawlar (HS-SS)、Jack Leiter (So.-RHP)、Henry Davis (Jr.-C)のTop 4は堅いかという感じでしたが、ここに来てLawlarの評価が少し下がってきているようです。元々守備・スピードは良く、SSになれる上に打力の上限が高いと人気でしたが、三振が多く、バレルスピードもさほどではないということで、打撃の評価が落ちているよう。

一方で、打撃ではLawlarよりも評価が高いかもしれない、Khalil Watson (HS-SS)は直近の試合の3 HRのパフォーマンスもあり、評価上昇。全体#2のTEXがWatsonを指名するかもとか。

PIT-#1はMayerかDavis、TEX-#2はLeiterかWatson、DET-#3はMayerかJackson Jobe (HS-RHP)が有力のよう。となると、①Mayer-Leiter-Jobeと来たらDavis、②Mayer-Watson-Jobeと来たらLeiterかDavis、③Davis-Watson-Mayerと来たらLeiter、④Davis-Leiter-Mayerと来たら、Kumar Rocker (Jr.-RHP)という感じが有力かな?

こうなると個人的にワクワクするのはWatsonかJobeの指名なのですが、BOSはカレッジ選手狙いとのことなので、まずはLeiterが残ってくれることを祈っています。②でDavisとLeiterが両方残ってても、なんとなくDavisを選びそうなので、③の指名が今のところ自分のベストシナリオかな。

2021年6月11日金曜日

21' Minor League Season Memo -6/7~6/13-

オリンピック予選が終了し、出場していた選手たちがチームに戻っています。Duranはそこでも識者やチームメイトから絶賛されており、全国区の選手になっています。少しAAAでプレーしたら、いよいよMLBデビューかな?前週の結果はこちら


〇 6/7

[AAA] : RHP Colten Brewerをアウトライト。
[AA] : RHP Adam Lauをリリース。
[AA] : UT Ricardo Cubillanがロスター外へ移動。
[AA] : LHP Enmanuel De Jesusをアクティベイト。
[AA] : 1B Triston Casasをアクティベイト。
[AA] : OF Tate MathenyがWorcester (AAA)から移動。

[AAA] - Offday

[AA] - Offday

[A+] - Offday

[A] - Offday

2021年6月5日土曜日

21' Today's Topics - 6/4

[Today's Game (Game 57 @NYY)]

Andrew BenintendiのトレードのPTBNLが決まって完了したのと、NCAAリージョナルがスタートして、少し意識が色んなところに散った日ですが、宿敵との今季初対戦は敵地で先勝。

NYYにはめっぽう強いEovaldiが6 IPを2失点でソリッドにまとめると、若干驚きの采配となった沢村の2 IPのロングリリーフが2 IP/5 Kと素晴らしい内容に。打線はまぁいつも通りですが、投手陣の活躍が光りました。明日もこんな試合が見たいですね。

Result : NYY 2 - 5 BOS (W34-L23)


[Other Topics]

6月に入ったのと、Andrew Benintendiのトレードの見返りのPTBNLでF. Valdezなどが加入。サイドバーのProspect Rankingを更新しています。Wardが残念なことにTJで上位投手陣が全体的に後退気味ですが、Casas、Duranを筆頭に、投手ではBello、Winckowski、Drohan、Wu-Yelland、A. Ramirezあたりが評価を上げており、厚みが更に増してきています。

21' Season Boston Red Sox -Jun.-

6月です。先発、リリーフ、中軸は悪くないのですが、如何せん下位打線~1番が打線を切ってしまい、中軸が湿りがちの試合はなかなか勝ち星を積み上げられず。TBに追い抜かれたとは言え、依然悪いない位置につけているので、ガンバって食らいつきたい(前記事はこちら)。


[Transaction]

〇 6/3
Selected the contract of RHP Brandon Workman from AAA Worcester.
Designated RHP Colten Brewer for assignment.

Opt. Outを申し入れたWorkmanを40人枠に入れて流出を阻止。BrewerをDFAしています。これ自体は妥当な動き。あとはC. Sale、Brasierあたりの復帰のタイミングでどう枠を作るかですね。

21' Vanderbilt Commodores Game Results -6/4~6/10-

Vandyは全体の#4シードで本拠地NashvilleにIndiana州立大、Georgia Tech大、Presbyterian大をホストとして迎えての2戦負け抜けのリージョナルがスタートします。前週の結果はこちら


[6/4 (NCAA Regional Game2, vs Presbyterian)] - Box
Kumar Rocker (Jr.-RHP)が7.0 IP/2 H/0 ER/2 BB/9 Kとエースらしい安定した投球でまずは4校の中で4番手のPresbyterian大に10-0の完勝。相手のレベルもあるでしょうが、やはりビッグゲームに強いのはRockerの良いところですよね。Dominic Keegan (Jr.-1B/C)が3 H/2 HRと大活躍。

2021年6月4日金曜日

21' Today's Topics - 6/3

[Today's Game (Game 56 @HOU)]

先発ローテで最も安定していると言っても良い、M. Perezの好投でスウィープは阻止。Workmanの復帰を白星で祝っています。そのWorkmanは1 HRを浴びたものの、それなりに大事な場面で復帰登板になり、2三振を奪うなど、取りあえずは悪くないスタート。もしこのまま定着するなら、半年のレンタルでPivettaとSeaboldを獲得できて大儲けになるかもですね。

それにしても今日も勝ちはしたものの、打線はパッとしないですね。下位打線も酷いですが、1番もなかなかに。今日はE. Hernandezをベンチに置き、D. Santanaを起用したものの4タコ。一刻も早く、1番CF/LF Duranが見たいところです。

Result : HOU 1 - 5 BOS (W33-L23)


[Other Topics]

ドラフトまで1ヶ月ほどと迫ってきましたね。HSはほとんど日程を終えて、各選手の評価はこれ以上はあまり上下しないでしょう。Marcelo Mayer (HS-SS)、Jordan Lawlar (HS-SS)が全体Top 3~4の一角なのはほぼ確定。HSではBrady House (HS-SS/3B)の他、直近の試合で3 HRを放った、Khalil Watson (HS-SS)、Jackson Jobe (HS-RHP)が全体のTop 8が有力となっています。

カレッジでは現状、Henry Davis (Jr.-C)とJack Leiter (So.-RHP)がTop 4の一角。Kumar Rocker (Jr.-RHP)がその後のTop 8までの一角という感じでしょうか。Leiter、Rockerも盤石ではありませんが、DavisもSECゲームでは何本かHRを放つなど好調でしたが、その直前はやや三振が多かったよう。VandyとDavisのLouisville大はField of 64で直接ぶつかるので、そのパフォーマンスでもまだ今後の評価は変わりそう。

BOSより上位指名チームの噂で言うと、#1のPITはMayerかLawlarの二択だけど、ボーナス要求も考慮するとか。元から評価の高いLawlarの方が高そうな印象はあるけどどうでしょうね。#2のTEXは地元選手のLawlar狙いかと思いきや、DavisかLeiterのカレッジ選手志望の様子です。#3 DETはMayerが最優先。その次はLeiterのようですが、この2人がいないと誰になるかは不明。Lawlar、Rocker、House、Jobeあたりまで可能性とも。

BOSは基本的にはカレッジ選手狙いのようなので、DavisかLeiter、残ってなければRockerも元々好んでいるようですが、DavisとLeiterがいないということはMayerかLawlarが残っている(その場合はDETの志向からLawlarになりそうですが)ということなので指名してもおかしくはなさそう。

上記を踏まえてまとめると、①上からLawlar-Davis-Mayerと来て、BOSはLeiter、②Lawlar-Leiter-Mayer、BOSはDavis、③Mayer-Davis-Leiter、BOSはLawlarかRocker、④Mayer-Leiter-Lawlar or Rockerと来て、BOSはDavisかLawlar、と現時点ではこの4パターンのどれかの可能性が高くなりそう。

2021年6月2日水曜日

21' Today's Topics - 6/1

[Today's Game (Game 54 @HOU)]

NL東チームとの各シリーズは盤石とは言えないまでも、まずまずの勝率で抜けましたが、HOUとのこの2戦は打線が見るに堪えず連敗。このところ、J.D. Martinez、X. Bogaertsが失速しており、Deversも速球への対応でやや脆さを見せて、それを攻められている感じ。

Verdugoと、このところはRenfroeの調子が良いのですが、他がパっとしなさすぎる。Dalbecがこのところレギュラー落ちのような状況で、D. Santanaを妙に重用していますが、そんな救世主のような扱いをする選手でもないように見えるし、実際結果も出ていない。

主砲でなくてもいいし、ペイロールの許容幅もよくはわからないが、オフには大量のRule 5ドラフト対象者がいるので、40人枠内のやや評価下り坂の有望株やそういったオフに扱いが難しくなるような選手を中心に、少しのアップグレードで良いので、野手の補強に動いた方が良いかも。

イメージとしては昨年Mitch Morelandを出して、オフにRule 5ドラフト対象のPottsとJ. Rosarioを取らされたトレードの反対のような感じ。ところでWorkmanがOpt. Outしたようですね。

48時間以内に枠に入れるかFAにするかになるけど、少なくともBrewerやBrennanを切ってひとまずは上で少し見てみて良いと思いますが、オフの40人枠もあるし、いずれにしろ長くはBOSには残らないでしょうが。

Result : HOU 5 - 1 BOS (W32-L22)

21' Minor League Season Memo -5/31~6/6-

開幕から一ヶ月が経過し、なんとなく良い選手、悪い選手の明暗がくっきりしてきた感じですね。良い選手はそれを持続、悪い選手は修正して中盤戦に臨んで欲しいところです。前週の結果はこちら


〇 5/31

[AAA] - Offday

[AA] - Offday

[A+] - Offday

[A] - Offday