2009年3月11日水曜日

09' Prospect Ranking by MLB.com

公式サイトMLB.comでもProspectのランキングが出ています(元記事はこちら)。結構他のサイトとはランクが大きく違っていたりしてますね。筆者はJonathan Mayoさん。
ちなみに他のサイトの評価はこちら(by SPby BAby JSby EPSNby BP


[09' BOS Top10 Prospects]

1. Lars Anderson, 1B: 2008年にAndersonがやらなかったことはほとんどない。2つのレベルでプレーし、.317/.417/.517 (AVG/OBP/SLG)を20歳で残した。彼は組織とMLB.comの両方からシステムの最優秀打者に選ばれた。とてもアドバンストな打撃のアプローチをしており、ディシプリンも素晴らしい。パワーもつき始め、07年から昨年にかけてHRとSLGをあげている。彼はとてもよいディフェンサーで、その面でもとてもハードに努力してきた。彼が近い将来、毎日1Bとしてプレーできるようになるかは、組織の方で疑問が少しある(Lowellあたりをどうするかということ)。彼のバットはそういった問題を組織に強いるかもしれないが、彼は今年で21歳であり急がせる必要はない。

2. Daniel Bard, RHP: まるで異なる1年を過ごした。06年のドラ1は初めてのフルシーズンでストライクを投げるのに苦労し、スターターとしてストラグルに陥った。そのオフシーズンにHWBでリリーフとして投げ、それはとても彼に合っているようだった。彼は昨季を同じ役割で過ごし、2つのレベルで、ERA 1.51、BAA(被打率) .158、107 SOを77.2 IPで残した。彼のパワーアームは短いイニングでより効果を発揮し、3桁(100 mph)を1度ならず計時した。彼はそのスピードとハードスライダーを組み合わせ、その完璧なコンビネーションはブルペンの最後に投げることになった。彼は最終的にAAのクローザーとして優れた選手になり、最後の11登板で1度も失点しなかった。この役割は彼の生来のアグレッシブさを引き出し、彼は今季のBOSのブルペンで貢献することができるだろう。

3. Michael Bowden, RHP: Bowdenは05年のサプリメンタルドラ1としてドラフトされてから全てのレベルでよくやってきた。MLB.comによって組織の最優秀投手に選ばれている。08年、彼はERAで組織のNo.1、SOでNo.3の数字を残した。彼はコマンドが素晴らしく、四球をあまり出さない(130K/29BB)。彼にケガをさせるかはわからないが、少しオーソドックスではない投げ方をしている。速球は93 mphまで達し、よいムーブをする。また彼はチェンジアップによいフィーリングを持っており、カーブは少なくともMLBの平均レベルにはなるように見える。3種類のボールでストライクを奪えるなら、成功へのいいレシピになるだろう。Fenwayに必要が生じたとき、真っ先にコールアップされても驚くことはない。

4. Nick Hagadone, LHP: Hagadoneのプロのキャリアが始まったとき、それは真実になるには良すぎるほどであった(うまくいきすぎてるぐらい?)。07年のサプリメンタルドラ1はドラフトされた後の夏のプロデビュー以来、12登板を無失点で投げた。08シーズンもTJでシーズンを終えるまでの3登板は素晴らしかった。良いニュースは彼がマウンドで50球を投げれるまで回復しており、すぐに彼のピッチ(パワーファストボール、ハードスライダー、チェンジアップ)を投げれるようになるだろう。5月か6月上旬には戻って来れる。彼の役割は未だにはっきりしないが、組織はその決定を早くできることに興奮している。

5. Ryan Kalish, OF: 06年のドラフトの彼は浮き沈みの激しい08年を送った。この左打ちの外野手が07年に負った骨折からの回復に苦労したのは明らかだ。ケガをする前のバットスピードを取り戻せず、自分の腕に信用が持てていなかった。しかし、HWBからSTにかけてとてもシャープに変わり始めている。彼はとても良い外野手で、ベースの上での走塁本能も優れている。ケガがあったが、彼のポテンシャルは未だに高く、ケガによって失われていた、SBやパワーのスキルもある程度示せる選手になれるだろう。彼は09年にまだ21歳で、高いランクの選手になるのに必要な進歩のための時間はある。

6. Casey Kelly, RHP/SS: これまでプロに入ってからピッチングまたはバッティングを諦めた2way(バッターとピッチャーのどちらでも有望な)スター選手が数えきれないほどいた。そしてKellyがあらわれた。08年のドラ1は新しいモデルをBOSに与えるかもしれない。SSとしても投手としても(語らないがアメフトのQBとしても)トップクラスのタレントである素晴らしいアスリートであるKellyとBOSは彼の野球の全てのスキルを伸ばし続ける道を探している。ちょうど今、彼はピッチングに焦点をあてており、今年の終盤にバッターに戻るだろう。彼は良いSTを行っており、効果的な腕の使い方とファストボールとブレイキングボールの両方で素晴らしいコマンドを見せている。ゲームの近くで育ち(彼の父のPat KellyはRedsの前ベンチコーチである)、とても成熟している。スイッチを前後にきれる人間がいるとしたら、それは彼かもしれない(?、よくわからない文章ですが、恐らく冒頭の2way-starの部分を受けて、打者ー投手の両方をうまく切り替えながらこなしていける可能性があるということだと思います)。

7. Yamaico Navarro, SS: このドミニカ人のSSはフルシーズンデビューでブレイクし、Hi-Aに上がる前のGreenvilleでSouth Atlantic LeagueのAll-Starに選ばれた。20歳でプレーし、AVG .304と11 HRと27本の2Bを放った。バットスピードはパワーを生み出している。彼はとてもアスレティックで守備範囲、グラブ捌き、強い腕といった、ディフェンスのスキルも見せている。彼はインフィールドのどこでもプレーできるが、それは主に組織の供給過多(同じポジションに複数のProspectがいる)による。NavarroはレギュラーのSSになれるスキルを持っており、そのアビリティとパワーは彼を注目に値するProspectにしている。

8. Stolmy Pimentel, RHP: 10代のドミニカからきた投手は未熟に見えるUSAデビューをするもんだ。ホントに?Pimentelはそのようなメモに全く当てはまらない。この右腕はRookieリーグをスキップし、18歳でSS-Aのリーグにやってきて、ERA 3.14とBAA .224に61/17 K/BBを残した。彼はとてもアドバンストな投げ方をし、今のところ球速は平均的だが、6-foot-3, 186 poundsの身体が成長すればよりハードに投げれるようになる可能性がある。すでにファストボールをプレートの両側に投げるコマンドを持っており、チェンジアップにも良いフィーリングを持っている。彼のブレイキングボールは習練が必要だが、彼が19歳にしてフルシーズンの準備をしているというのは、先を行っているということさえ控えめな表現である(ここもよくわからないですが、年齢的にかなりアドバンストなレベルでやっているということが凄いということだと思います)。

9. Josh Reddick, OF: Andersonのように、Reddickは08シーズンにクラスの昇格をした。06年のJr Co.からドラフトされた彼はLo-A~AAの3つのレベルでプレーした。彼のAAはAndersonのようにはうまくいかなかったが、この外野手が机に持って来れる好ましいことはたくさんある(いい結果もたくさん残したということ?)。しっかりしたパワー(SLG .544、23 HR)を現状でも生み出せる良いバットスピードを持ち、それはさらなる(パワー)ポテンシャルを持っている。彼は良いベースランナーで、いいSBのアビリティを持っており、そして彼はよいディフェンサーで特筆すべきアームがある。22歳にして、未だ成長途上の肉体を持っている。彼はAFLで少しガスが抜けた状態だったが、数ヶ月のトレーニングを行ってキャンプに来たときには、ベルトの下に充実した肉体があった。引き続きプレートでのディシプリンを学び、身体的な成熟したとき、彼は本当の上昇を見せるだろう。

10. Oscar Tejeda, SS: この若いドミニカンSSにとって08年は特に良いスタートではなかった。ケガに続いて、ブドウ球菌の感染症が体重を減らし、しばらく野球に関する何もかもができない時間があって、フルシーズンデビューを遅らせた。彼が戻ってきたとき、彼はなまっておりLo-Aでの前半戦の32試合で.228しか打てなかった。しかしシーズンが進むにつれ、彼は何かを取り戻し、8月には.287を残した。オフシーズンのトレーニングとコンディショニングにより、STに来た彼はとても良い状態に見える。バッティング練習でもとても強く見え、ボールを強く叩いていた。良いアスリートで、SSとして堅実なディフェンススキルを身につけうるだろう。昨季の進歩の遅れがあっても、彼はまだ19歳であり、伸びしろはとても大きい。


[Comment about Top10]

BowdenがTop2から漏れたのはここだけ。BardがSTで印象的に投げているからというのもあるかな。No.5 Kalishはさすがに高すぎかとも思います。逆にReddickはかなり下だなと。STでも結構打っているし、昨季ストラグルしたとは言え、打つだけなら打てるはず。あとは選球眼との兼ね合いです。Navarro、Pimentelは今季もしっかりした成績を残さないとこのランクは維持できないでしょう。Tejedaは個人的にはこのあたりでもおかしくはないと思っています。ただSSに残れるかな?


[09' Top 50 Prospects]

MLB.comからは全体のTop50が出ています(元記事はこちら)。MILのAlcides EscobarやLADのScott Elbertなんかは他のサイトではこんな位置では見ないけどとも思えるところ。No.1はTBのPrice。BALのWietersがNo.1を逃したのはここくらいかも。

1. David Price, LHP (BAL)
2. Matt Wieters, C (BAL)
3. Jason Heyward, OF (ATL)
4. Rick Porcello, RHP (DET)
5. Cameron Maybin, OF (FLA)
6. Madison Bumgarner, LHP (SF)
7. Travis Snider, OF (TOR)
8. Alcides Escobar, SS (MIL)
9. Neftali Feliz, RHP (TEX)
10. Colby Rasmus, OF (STL)

25. Lars Anderson, 1B (BOS)

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