2012年3月31日土曜日

Former Sox Prospect Review: Jorge Padron, 1B/LF

今回は、ロスター争いに敗れリリースとなった、Jorge Padron。正式にはPadronのoは上に´がついたラテン文字です。キューバからの即戦力選手だったはずなんですが。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Jorge Padron (ホルヘ・パドロン)
Full Name: Jorge Alberto Bravo Padron
Positions: 1B/LF
Born: July 20, 1986
Birthplace: Pinar del Rio, Cuba
Height: 6-1
Weight: 200
Bats: Left
Throws: Left
Drafted: Not drafted
How Acquired: International free agent (March 2010)
Signing Bonus: $350,000
How Left: Released (March 2012)
Player Link: MiLB.comFan Graphs, Baseball Reference, SP.com


[Scouting Report]

平均的な体格で、既に完成に近い。オープンスタンスで構え、滑らかなスウィングと良いフォロースルーを持つ。優れたコンタクト能力を持つが、キューバの選手らしく、非常に早打ちで、特に外角のボールを好んで手を出す。インコースの速球を捌く技術は向上を要する。ギャップに打つパワーはあり、逆方向にも打てるが、ポジション的に必要とされる、引っ張ってHRを打つパワーはさほどない。元々はOFだが、LFとしても平均以下のレンジとフットワークしか持たず、OFとしては失格気味で1Bと兼任している。1Bとしてはそれなりに動ける。スピードは平均以下。


[Background]

09年にキューバのリーグでAVG .345と良く打ち注目されたが、それなりに年齢も高く、すごく注目されていた選手ではなかった。


[Profile]

10' : High-A Salemでプロデビュー。早打ち傾向は見られたものの、AVG .270とそこそこ打ち、AA Portlandに昇格。こちらでもAVG .286と当てる能力は見せるが、やはり早打ちで、パワーも示せず。

11' : AAで開幕するも、前年以下の成績に終始。また守備でもOFは失格と見なされたのか1Bで多く過ごすように。Reynaldo Rodriguezの昇格と入れ替わりでHigh-Aに降格するが、こちらでも目立つ成績は残せず。

12' Mar. : ST終盤にリリース。


[Comment]

1年目はなかなかのコンタクトを示し、適応したのかと思ったが2年目はさっぱり。また例えそれなりに打てたとしても、ポジションが1B/LFでこの選球眼・パワーのなさは致命的。年齢的にも完成に近い選手なんだし、もうちょっときちっとスカウティングしろよと言いたくなる。この選手に$350K払ったのはムダ金と言われても仕方がない。

2012年3月30日金曜日

Former Sox Prospect Review: Mario Alcantara, RHP

今回は、先日OAKにトレードされたRaul Alcantaraと同じ名前で、同じ年に契約した、Mario Alcantara。これまでは常にRaulの方が高く評価されてきましたが、彼がいなくなったこの春は速球が92~94 mphと伸びてきているらしく、期待度は上がっています。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Mario Alcantara (マリオ・アルカンタラ)
Full Name: Mario Jose Alcantara
Positions: RHRP/RHSP
Born: December 27, 1992
Birthplace: Santo Domingo, Dominican Republic
Height: 6-2
Weight: 215
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: International free agent (July 2009)
Signing Bonus: $350,000
How Left: Minor league free agency, signed with Baltimore (November 2016)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com


[Scouting Report]

Raulほどの体格はないが、平均以上のしっかりした体格をしている。もう少し成長する余地もあるだろう。速球は以前は88 mph程度と言われていたが、12年のSTでは安定して92~94 mphを投げており、球威は伸びてきている。良いカーブボールを持つ。制球・コマンドはまだ未成熟。


[Background]

09年の海外FAではRaulと同じAlcantaraという名前で、兄弟なのか、それとも同じ選手を間違えて2人と数えているのか、とか思ったりしていた。速球にカーブが良いというレポートも共通していたし。まぁ、Alcantaraという名前は珍しくはないし、偶然だったのだが。


[Profile]

10' : DSLでプロデビュー。直前まで疑っていたものの、Raulと別の日に投げたことから、やっと別の選手と確信できた。14試合に先発し、やや平凡な成績。

11' : GCLに昇格。前年に引き続きRaulと同じクラスでプレーし、MiLB.comのGamedayもたまにこの2人を取り違えていた。51.2 IP/4.18 ERA/44 Hとまずまずもあまり三振を獲れず、SS-Aに昇格したRaulには差をつけられた。

12' : GCLで開幕投手を務めた。STで92~94 mphを投げていると聞いて期待したが、K/BBが示す通り、コマンドがボロボロで7月は打ち込まれた。終盤少し調子を戻して、ディビジョン優勝のかかった最終戦でもしっかり投げた。

13' : SS-A Lowellで、最終的なスタッツを見ると、凄く悪い訳ではないけど、あまり良い印象の登板の少ないシーズンを送った。スタッフへの評価は上がっているけど、コマンドの問題か、成績は付いてこない。

14' :  Low-A Greenvilleで開幕し、先発やPiggy-Backで投げていたがボロボロでSS-Aに降格。とにかく制球が全くダメ。

15' : Low-Aで完全にリリーフに。4月は良いスタートを切り、やや中だるみ感はあるが、チームの中では奪三振率も高く、割と頑張っていた方だが、結局Low-Aで一年を過ごした。

16' : シーズンを通じて、High-Aで精力的にリリーフで投げ、優秀な防御率、被打率を記録したが、K/BBが悪い。

16' Nov. : MiLFAに。

17' : BALのHigh-Aで投げるも打ち込まれ、途中リリース。


[Comment]

成績は今一つだが、ハイシーリングで、まずまずのレベルのProspectというカンジだけど、これまでRaulの陰に隠れてた感はある。傘下でもトップクラスの若いSPに成長していた、そのRaulがいなくなり、同じ名前だからという訳ではないが、その穴を埋めれるようガンバって欲しい。

2012年3月29日木曜日

Former Sox Prospect Review: Renny Parthemore, RHP

今回は、本日リリースが発表された、Renny Parthemore。長身の右腕で、ドラフト時はBAのTop 200に入る選手を上手く下位でスティールできたと思ったのですが、ケガに悩まされてうまく育てられず。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Renny Parthemore (レニー・パルセモア)
Full Name: Reynolds Patrick Parthemore
Positions: RHSP
Born: April 7, 1991
Birthplace: New Cumberland, Pennsylvania
Height: 6-5
Weight: 190
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 18th round, 2009
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $150,000
High School: Cedar Cliff HS (PA)
How Left: Released (March 2012)
Player Link: MiLB.comFan Graphs, Baseball Reference, SP.com


[Scouting Report]

細身だが、非常に長身で恵まれた体格。ただ長身を生かして投げ下ろすのではなく、ややサイド気味のスロットから投げる。速球は87~88 mphというところで、あまりムーブもない。ただ体格的に、筋肉が付いてくれば伸びる余地はある。まだフォームが固まっていないこともあり、コマンド・制球は不安定だ。チェンジアップは81~82 mphでやはり不安定だし、もう少し速球と球速差が欲しい。目立つブレイキングボールはまだない。


[Background]

北東部Pennsylvania州出身。ドラフト時のランキングはBA #150/PG #216。高校でもさほど目立つ成績は残していなかったが、何といっても素晴らしい体格がスカウトには魅力的だったよう。06~10年くらいまでは、下位で進学希望の高校生をスティール狙いで結構指名してみたものの、Pedro AlvarezやAlex Meyerを筆頭に、BAでTop 200というような選手は結局契約できないことが多かったが、彼に関しては$150Kとリーズナブルな価格で合意。コミットがPennsylvania State大とさほど強くないのもあったか。この年はドラ6のBranden Kline (Virginia大に進学)に逃げられたこともあって、彼との契約は素晴らしいスティールに見えた。


[Profile]

10' : はっきりとした箇所は不明だがケガでプレーできず。

11' : GCLでプロデビューを飾り、30.0 IP/3.30 ERA/18 H/27 Kとまずまずと思える数字を残すが、終盤戦は調子を落として閉幕。ケガ復帰直後からあまり進歩していないというレポートも。

12' Mar. : ST終盤にリリース。


[Comment]

さほどイニングも投げておらず、その長身からじっくり磨けば、と期待していた選手ですが、意外にあっさりとリリース。ホントにこういう選手を育てるのが下手ですね。恐らく進学等を考えての処置だとは思いますが残念です。

12' Weekly Topics -3/26~4/1

[3/27]

☆ このところ忙しくて更新が滞っていますが、いよいよ開幕が近づいてきましたね。今日はvsTBで、昨日のLester (7.0 IP/2 H/10 K)に続き、Beckettが、5.0 IP/1 H/0 ER/3 BB/5 Kでシーズン開幕への調整を終えています。

Lesterと違って、Beckettはここまですごく悪くはなかったけど、奪三振が少なく、どこか不安な気分だったのですが、Lesterともども、さすがに仕上げてきました。この春ずっとパッとしなかったMelanconも球威が少し上向きのようで、今日は合格点。

明日はMinorのゲームでBuchholzが投げ、明後日はAcevesがTOR戦、DoubrontはMinorのゲームに登板予定。ただこれは開幕第4戦の相手が同じTORなので、Doubrontを隠すのが目的のよう。正式発表はまだだけど、開幕ローテはDoubrontとD. Bardが入るようです。

ただBardではなくDoubrontが4番手というのが少し驚き。Bardはイニング制限もあるので、開幕を遅らせたいとか言われてますけど、Doubrontのこの春のパフォーマンスも影響してるでしょう。シーズン入っても期待してます。


☆ 一方、野手の最後の枠は未だに未定。Puntoがこの春はSSを守っておらず、AvilesとレギュラーSSを争っているといわれたJ. IglesiasはAAAにオプションされました。PuntoにそろそろSS守らせなくていいのかな?

またLarsもAAAへ。KroegerもMinor行きになりましたので、可能性があるのはLavarnway、Repko、Spearsと、あとはこの前枠がないと監督が言ってたけど、一応Siriacoか?ただSiriacoならIglesiasで良いような気もしますし。ここに来てSTでもよく打っているLavarnwayを少しMLBで使ってからMinor行きという可能性が高くなってきたかも。


[3/28]

☆ 昨日も家に帰ったら21時前だったわけですが、TVをつけるとSEA-OAKの日本開幕戦やってました。Ichiroが4安打とか、ファンにとってはうれしい試合になったんでしょうね。

自分はJosh Reddickが見たかったけど、ほとんど見れず。あ、でもYoenis CespedesのMLB初ヒットは見ました。落ちるボールに対して、やや体勢を崩しながらも、おっつけてセンターオーバーに持っていき、ヒッティング能力とパワーはさすがだなと。外のボールを見極めるようになればかなり打ちそう。

あと印象に残ったのは、OAKの守備職人3B Eric Sogardの守備かな。大きくバウンドしたボールをジャンプして捕球し、サイドスローで1Bへ。あの辺りはさすがMLBというプレーでした。投手ではFelix Hernandezは言うに及ばず、昨季ブレイクしたBrandon McCarthyもなかなか安定感のある投手ですね。

あと悪い意味で印象に残ったのはChone Figgins。スウィングスピードがやたら落ちてたように見えたし、ボールも全然見えてない。復活に期待して1番にしてるんだろうけど、あのままじゃSEAは今年も下位を争うことになると思います。


☆ 昨季ドラ1のBarnesが良いようです。少し休んでいる期間もありましたが、直近のゲームでは速球は大体93~96 mphで最速97 mph。プラスのカーブとソリッドなチェンジアップという感じ。やっぱりモノが違う感じがします。あと1週間もすればプロデビューですが、ホントに楽しみです。


[3/29]

☆ 本日はvsTOR。Acevesが6.0 IP/3 H/1 ER/2 BB/4 Kと良い投球も、2-3で敗れています。TORはこの春W25-L4と絶好調。先発は平凡だけど、若い打線が活気があって、シーズンでも怖い相手になるかも。

MinorではDoubrontが6.0 IP/2 H/0 ER/1 BB/4 Kと完璧な投球。ローテをほぼ確定させました。Acevesも良かったのですが、ブルペンスタートは確定でしょう。それとも明日のD. Bard如何では、Bardがブルペンというのもありうるのか?


☆ STケガ人情報10。Theoさんの補償でやってきたC. Carpenterが肘の骨片を除く手術で出遅れ。CHC側は、今までは問題なかったし、偶然だと言ってますが。ケガでしばらく役に立たない上に、40人枠を占めるなんて、"Significant"どころか、マイナスなんですけど。


☆ ドラフトのTop 3Bの1人Rio Ruiz (HS-3B)が首の血腫(?)の手術でしばらくアウトだそうです。


☆ BOSがFSUのJayce Boyd (Jr.-1B)をスカウトしているそうです。う~ん、カレッジの1Bならできればドラ2以下でお願いしたいけど。


[3/30]

☆ 本日は@MIN。D. Bardが6.0 IP/4 H/3 ER/3 BB/7 K。まずまずだし、速球の球速もそれなりに出てはいるんですが、これまでピシッと抑えられてないというのが。それでもこれでローテは決まりでしょうかね。

AlbersとMelanconが共に2失点。7、8回に投げることが多くなるはずの選手たちですがこの春ピリッとしない。野手ではPuntoがこの春初めて1Bに入っています。それよかSSはいいの?


☆ この冬のRule 5ドラフトでKCにピックされ、NYYにトレードされていたCesar Cabralが肘に痛みを覚え、X線とMRIを受けるそうです。Rule 5ピックということもあり、同じ左腕のClay Rapadaよりも左の2枚目としてロスター入りする可能性は高いと言われていたんですが。

ちなみにExtra Baseでは25人枠に入らないと返却と書いてますけど、SP.comでは2度目のRule 5なので、FAになれるとあったんですがどっちが正しいんでしょうね。まぁそれはともかく大事がなければ良いのですが。


☆ 本日のTEX-COLを見ました。2回から見て、5、6回は半分寝てたけど、ダルビッシュ有はなかなか良かったですね。と言っても、4シーム、2シーム、カッターの速球系はやはりピンポイントのコマンドとは言えず、やはりまだボールへの適応に苦しんでいるのかなと。

対照的に変化球は思ったよりきちっと投げれていたし、松坂さんと違って、いずれの球種もそれなりに自信を持って使えている印象です。右打者は多少コマンドがアバウトでも、変化の大きい2シームと外のスライダーでかなり対応できると思うけど、やはり問題は左打者か。

左打者のインコースからストライクゾーンに変化する2シームとインコースのカッターは良いコースに決まればそうそう打てないだろうけど、今のところ甘く浮くことも多い。4シームを外角中心に軸にしようにも、力を入れると球が上ずってしまう。スプリッターは1球ほどしか見れなかったからはっきりとは言えないけど、さほど変化も鋭くないし、2シームとあまり差がないというイメージ。

まぁ、自分が見たスプリッターがあまり良くなかっただけかもしれないし、2シームやカッターに重点を置いていたようなので、それらがコマンドできるようになれば、MLBでも十分主力級のスターターに見える。あとは長いシーズンや暑い本拠地への適応かな。

一方、COLのJhoulys Chacinも評価の高い若手先発で、今日初めて見ましたが、思ったより速球は平凡でした。さほど球威・ムーブもないし、コマンドが凄くいいわけでもない。ただ変化球が豊富で、こちらはあまり失投は多くなさそうだからそれなりに安定した投球ができるのかも。BOSのAcevesに少し印象が似ているかな。


☆ BOSのスカウトが本日、South CarolinaのDillon HSの2人のRHP Jamie CallahanとKwinton Smithをスカウティングしていたそうです。


[4/1]

☆ 本日はvsMIN。5-1で勝利し、STの勝ち越しを決めています。ここ数日本来の先発はMinorの試合で最終調整で、今日はVadillaが2.2 IP無失点。リリーフが不安な中、彼には期待するしかない。


☆ 本日ローテ決定がアナウンスされました。直近の予想通り、DoubrontがNo.4に入り、D. BardがNo.5に回ります。まずはLester、Beckett、Buchholzの3本柱で3連勝し、波に乗りたいところです。


☆ STケガ人情報11。クローザーのA. Baileyが親指の痛みで開幕DLの可能性が高くなりました。本日Bostonに戻り検査予定。MLBのゲームでは3/25以来投げていないものの、3/28(?)かどこかでMinorの試合で投げており、Bobby監督は重くないと期待しているようですが。

しかしBardは先発だし、弱りましたね。健康度に不安があることはわかってましたが、いきなりこれとは。Acevesがブルペンスタートというのもこれが少し影響しているよう。代役としてはそのAcevesか、経験者ならMelancon、Padillaがいますが、不安は拭えない。


☆ LavarnwayがAAAにオプションされ、25人枠がだいぶ見えてきました。とは言え、野手の13人目はまだ未定。BaileyがDLの可能性が高く、ブルペンが不安で、Puntoが内野全般、McDonaldがOF全般をこなせることから、投手13人体制で開幕の可能性も高くなってきました。Bowdenはこれでほぼ枠確定。あとは、Atchison、田澤、Mortensen、J. Thomasというところまで可能性あり。

2012年3月19日月曜日

12' Weekly Topics -3/19~3/25

[3/22]

☆ 宿敵NYYをホームに迎えた本日のゲームは4-4の引き分け。ここのところ打線もあまり良くない。今日は互いにC. C. SabathiaとBeckettを隠し、BOSはCookが先発。5回2失点とソリッドに投げています。

昨日球団関係者が、DoubrontとAcevesが先発でD. Bardはブルペンに回ると言ったというニュースが流れましたが、取りあえずまだ決定ではないようで、Bardは次回も先発登板。とは言え、このままだと、Cookにその座を譲るかも。


☆ STケガ人情報9。本日Pedroiaが手首に死球を受けましたがX線検査ではネガティブ。またここ数日投手陣にケガが相次いでおり、A. MillerとPadillaがハムストリングを痛めて離脱。ローテ争いから外れました。


☆ Minorでは昨季ACLのケガから復帰して期待が高まっていたStroupが再び膝を痛めたよう。程度はわかりませんが出遅れそうです。


☆ 昨年7月に契約合意した2人のInt. FA、SS Raymel FloresとRHP Dioscar RomeroがMLBの審査をパスして正式に契約となりました。R. Floresは以前の情報ではRaimelとなっていたけど"y"が正しいようです。同じくManuel MarcosとなっていたOFもManuel Margotと登録されるよう。NYYもRafael DePaula (RHP)のVisaが下りたようですね。

2012年3月18日日曜日

12' Prospect Prediction

来季開幕に先立ち、ちょっと来季について、自分のイメージを書いてみました(昨季の予想はこちら)。みんな活躍してくれるのがベストなんですけどね。


[12' Postseason Predicted Top 10 Prospect Ranking]

1. Garin Cecchini, 3B : 選球眼、コンタクトが良いので、下のクラスでは順調に行くのでは?

2. Bryce Brentz, OF : STで好調。AAにうまく適応できるかどうかが鍵だけど、うまく対応できればエリートパワーヒッティングProspectの仲間入りするでしょう。

3. Xander Bogaerts, SS : 今季の成績が予測がつかないが、多少落としたとしても、年齢から言って上位に留まるかと。

4. Will Middlebrooks, 3B : こちらもSTで好調に打っている。あとはどこまで選球眼が向上するか。

5. Matt Barnes, RHP : デビューしなかったし、カレッジシーズンの最後の方やや乱れたことからあまり評価が伸びきらなかったけど、High-Aくらいまではしっかり投げるでしょう。

6. Jackie Bradley, Jr., OF : 守備の評価はやはり高い。打撃次第ではさらに上位を狙える。

7. Henry Owens, LHP : XSTからLow-Aに行って、しっかり投げればこのくらいには入ってきそう。

8. Jose Vinicio, SS : そこまで個人的には買ってないのですが、SS守備の良さで評価は高めになる気がする。

9. Drake Britton, LHP : スタッフ的には上位に戻って来られるだけのものはある。

10. Anthony Ranaudo, RHP : 今季もSo-SoならTop 10ギリギリの位置になりそう。


今季終了後にBOSのProspect Rankingがどうなっているかを予想してみました。当然ドラフト組が何人かここに入ってくると思います。リストの上位に来るブレイク候補を探そうとしたけど、やっぱり上位は野手中心になってしまった。Doubront、Lavarnway、J. Iglesiasは卒業するだろうということでリスト外。CoyleやJacobsも捨てがたいんですが、少し成績を落とすかなと予想したので。


[12' Ten Possible MLB Contributors]

Alex Wilson, RHP : Out of OptionのDoubrontらを除けば、傘下の投手Prospectでデプス筆頭という位置につけていたはずだが、STでは良いところを見せられず。それでもRule 5の関係で9月には上がってくるでしょう。

Ryan Lavarnway, C/DH : 守備でも進歩を見せており、場合によっては今季中のレギュラー獲りも。

Dan Butler, C : Salty、ShoppachにLavarnwayがいるので、ケガ等がなければ出番は少ないかもですが、ソリッドな守備と打撃。

Lars Anderson, 1B/OF : 1Bは空かないし、トレードバリューも考えてOFに挑戦中。Crawford復帰までにチャンスがあると良いけど。

Will Middlebrooks, 3B : 健康度に難ありのYouksの離脱時はIglesiasを上げて、PuntoやAvilesを3Bに回すという手もあるけど、やはりMiddlebrooksがしっかりAAAに適応していれば彼を見たいところ。A-Gon離脱の場合もYouksが1Bに回るだろうから、常にコールアップに備えて欲しい。

Jose Iglesias, SS : ケガがなければ開幕MLBもあり得ると思ってたけど。Bobby監督なら、時期がくれば、多少打撃が未完成でも抜擢する気がします。

Daniel Nava, OF : しばらく不調だったけど、昨季終盤は盛り返した。Sweeneyは健康に難ありだし、Linaresも今一つだから、Kalishの復帰までにOFが必要になれば。ただAAAでしっかり成績を残さないと、Hassanに追い出されそう。

Alex Hassan, OF : AFLからSTで、さすがにMLBレベルに近いレベルが相手になると、これまでのようには打ててないが、しっかりボールを見て出塁はできている。

Josh Fields, RHP : A. Wilson、C. Carpenterと共に、近未来のセットアップ以上の期待がかかる投手。誰がしっかりコマンドを整えて上がってくるか。

Caleb Clay, RHP : AFLから引き続きSTでも速球の進歩を見せている。空振りを奪える変化球を身につければ。


今のところデプスで獲得した選手たちがガンバってて、Prospect陣はイマイチというカンジ。特に内野控えやOF控えはチャンスが少なそう。今季は素直に、LavarnwayやMiddlebrooksらがケガ時に活躍してくれるのを期待と言うことになりそうです。誰かリリーフで戦力になって欲しいんですけどね。


[12' Five Possible Reemerging Prospects]

Kolbrin Vitek, 3B : ドラ1ということもあって、やや期待外れ感が強いが、ソリッドに打ってはいるし、特に後半戦は良く打った。少し守備も向上もしているようだし、AAで.300/10 HR打てれば、しっかりしたProspectの位置に戻ってくるのでは。将来を見据えて、少しOF守らせも良いと思う。

Ryan Dent, SS/2B/CF : これまでがこれまでだけに大きく期待している訳ではないが、STではなかなか良いみたい。守備は色々守れるし、SS守備自体も高く評価されている。とにかく当てることができれば、Super UTとしての道もある。

Peter Hissey, OF : こちらもSTで良さそうとのこと。昨季まではあまりにも非力さが目立ったが、今季は強くボールを叩けているみたい。

Drake Britton, LHP : 本人もスタッフへの自信はあるよう。メンタル面を鍛えて、コマンドを身につければ、本来のスタッフ的には投手Prospectの中でも1、2を争う選手。

David Renfroe, 3B : 半ば期待を込めて。一応1年目からは少し向上しているし。


評価を落としているけど、来季は少し戻して来るんじゃないか、と個人的に考えてる選手達。本当はWorkmanやPimentelを推したいけど、Pimentelはケガだし、Workmanはコマンドが改善されてないみたい。


[12' Ten Darkhorse Prospects to Watch]

Chris Hernandez, LHP : カレッジのキャリアを考えればダークホースと言っていいのかわからないけど、今のところまだメジャーなProspectとは言えないと思うので。この春はチェンジアップが良くなっているそう。

Ryan Pressly, RHP : 個人的なお気に入りなので。昨季は奪三振率が大きく下がったけど、被打率自体はまずまず。BBは多いけど、コマンドを磨けば、リリーフで使えるかも。

Miguel Pena, LHP : JC出身だが、昨季のデビューも良かった。完成度が高く、比較的昇格は早そう。

Matty Johnson, OF : UDFAで年齢が高いのもあるが、良く打ったし、ボールも見ている。スピードは素晴らしい。ただパワーがないので、上で通じるかはわからない。

Jose Garcia, SS : 相変わらず早打ちだし、三振も多いが、昨季はパワーとスピードが急成長。SS守備も良いと言われてたし、AVGが上がってくるなら面白いかも。

Luis Diaz, RHP : スタッフ的にはズバ抜けてはいないが、ここ数シーズンソリッドな活躍をしている。体格的にも大きく伸びても不思議じゃない選手と見ている。

Nick Moore, 3B : 下位指名にしては面白そうな選手。しっかりとしたディシプリンがあるし、比較的適応も早いかも。

Zach Kapstein, OF/1B : この春はBPでBeckettからHRを放った。Rhode Island出身の地元っ子で、やや高校のレベルが低かったこともあり、ここ2シーズンはGCLに留まっていたけど、そろそろ本格的に鍛えていきたい。

Edwar Garcia, RHP : 昨季のDSL組の中では、個人的には下のMontasよりも買っている。体格も良く、High Ceilingな右腕。

Frank Montas, RHP : この中ではProspect Watcherには有名な選手かも。100 mphを投げれるということで、SP.comでも注目されている選手だが、コマンドがどうか。


昨年ここにリストアップした中から、Hassan、C. Vazquez、Juan Rodriguez (LADへトレード)、Kyle Stroup、X. Bogaertsらが飛躍を見せたし、なかなかのセレクションだったかなと自画自賛中。上に挙げた以外では、Good、Ibarraなんかにも注目している。

2012年3月17日土曜日

11'-12' International FA - Int'l FA Board

今季も、Int. FAの季節がやってきました。7/2がその年に16歳になるProspectとの契約解禁日です。最近は競合を避けているのか、市場でNo.1とかの選手にはあまり積極的でないBOSですが、パッとしない選手を多く獲るよりも本当にいい選手をしっかり確保して欲しいです。数字はBAのランキング。


[11'-12' International FA Board]

1. Elier Hernandez, OF, Dominican Republic → KC ($3M) : Miguel Sano (MIN)の$3.15Mに到達しうる選手。体格の良さとスムーズなスウィングでパワーも付いてくるだろう。KCがフロントランナーで、既に合意に達しているかもとも

2. Ronald Guzman, OF, Dominican Republic → TEX ($3.45M) : E. Hernandezと共に今季の市場でトップを争う。痩せているが、長身で滑らかな左打席からのスウィングを持つ。春から良く打っており、Theoさんの前でも印象的なプレーをしていたそう。BOSに加えて、TEX、TORが興味でしたが、結局TEXへ。Nomar Mazaraに続いて獲られやがって、何やってんだ(怒)。

3. Victor Sanchez, RHP, Venezuela → SEA ($2.5M) : やや体格は小さめだが、94 mphの速球とプラスのスライダーで、今市場でNo.1と言われる投手。SEAとTEXとTORとKCばっか...。

4. Roberto Osuna, RHP, Mexico → TOR ($1.5M) : 6' 1"と現状ではさほど身長はないが、91~95 mphの速球を投げる。ドラフトに出るなら、ドラ1になり得ると言う人も。BOSがフロントランナーみたい。NYY、TEX、LADも興味。昨季のLuis Heredia (PIT)と同様にMexico Leagueで投げており、チームは$4Mを求めているとも。8/30になって、またもやTORで確定。

5. Wilmer Becerra, SS/OF, Venezuela → TOR ($1.3M) : SSも務めるが、多くのスカウトにOFへ移ると見られている。STL、MIN、OAKが興味。契約後Wuilmer Becerraと登録。

6. Dawel Lugo, SS, Dominican Republic → TOR ($1.3M) : SSでLugoという名前だけで敬遠したくなるが、トップクラスのSSだ。

7. Jose Ruiz, C, Venezuela → SD ($1.1M)

8. Marck Malave, C, Venezuela → CHC ($1.6M) : CHCなどが興味。

9. Luis Enrique Acosta, SS, Dominican Republic → CHC ($1.1M)

10. Nomar Mazara, OF, Dominican Republic → TEX ($5M) : Miguel Cabrera以来のパワーヒッターとも言われる、トップの2人に匹敵するポテンシャルのOF。BOS、OAK、TEX、NYMが興味を示していたが、TEXがなんと$5Mで契約みたいです。ドミニカのTop Leagueでプレーしてないそうですが大丈夫か?

11. Helsin Martinez, OF, Dominican Republic → SEA ($1.1M) : E. HernandezやR. Guzmanほどのヒッティングツールはないが、6' 5"と体格に優れ、現状のパワーでは上回る。 SEAと$2Mという情報が流れたけど、GMが否定。その後情報なし。また詐称か?(4/16追記)やはりSEAと$1.1Mで合意。DPLにも出ていたみたいですね。

12. Adalberto Mondesi, SS, Dominican Republic → KC ($2M) : 二世選手。7月後半まで16歳にならないので、それまでは正式契約はできないようです。

13. Luis Reynoso, SS, Dominican Republic → HOU ($700K) : この額ならうまいことやったんじゃないかな。

14. Dorssys Paulino, SS, Dominican Republic → CLE ($1.1M)

15. Harold Ramirez, OF, Colombia → PIT ($1.05$)

16. Manuel Marcos, OF, Dominican Republic → BOS ($800K) : BOSと契約しそうと言われている1人。80のスピードにコンタクトとパワーを兼ね備えた稀有な5ツールタイプとも。契約後Manuel Margotと登録。

17. Raimel Flores, SS, Dominican Republic → BOS ($900K) : 今クラスでSS守備はNo.1とも。両打ちで打撃のアプローチも年齢の割に成熟しているそう。

18. Franmil Reyes, OF, Dominican Republic → SD ($700K) : DPLで有名なProspect。昨季は15歳にしてはとんでもないパワーがある、と評価が高かったけど、少し落としたかな?

19. Yohander Mendez, LHP, Venezuela → TEX ($1.5M) : 6' 5"と長身の今季のトップレフティ。いい加減にしろよTEX。

20. Miguel Andujar, 3B, Dominican Republic → NYY ($750K)

21. Jesus Gonzalez, OF, Venezuela → TOR ($700K)

22. Miguel Gonzalez, RHP, Dominican Republic → MIN ($650K)

23. Elvis Escobar, OF, Venezuela → PIT ($570K)

24. Jose Garcia, C, Venezuela → NYM ($800M)

25. Carlos Tocci, OF, Venezuela → PHI ($759K) : 他のProspectと違って時間がかかったけど、8/24にPHIと契約。

26. Adelyn Santa, 3B, Dominican Republic → DET ($750K)

27. Antonio Senzatela, RHP, Venezuela → COL

28. Mauricio Silva, RHP, Venezuela → MIN ($370K)

29. Anthony Santander, OF, Venezuela → CLE ($385K)

30. Ricardo Marcano, 3B, Venezuela → CHC

31. Manuel Gonzalez, RHP, Dominican Republic

32. Gialy Arias, RHP, Dominican Republic

33. Manuel Cordoba, RHP, Venezuela → TOR

34. Sanber Pimentel, OF/1B, Dominican Republic → OAK : TEXのGuillermo Pimentelの弟。兄はあんまし伸びてない。

35. Jose Godoy, C, Venezuela → STL ($200K)

36. Eric Otanez, C, Dominican Republic → TB

37. Yairo Munoz, SS, Dominican Republic → OAK ($280K)

38. Soid Marquez, RHP, Venezuela → CIN

39. Jonathan Perez, RHP, Venezuela → CIN ($825K) : BOSと契約しそうと言われている1人。6'4"と体格が良く、最速92 mphの速球はさらに伸びるだろうとも。カーブ、チェンジアップはまだまだ。

40. Arturo Michelena, SS, Venezuela → HOU ($220K)

-. Iosif Bernal, OF, Panama → ATL ($230K)

-. Daniel McGrath, LHP, Australia → BOS ($400K) : 今季オーストラリアでNo.1のProspect。

-. Simon Mercedes, RHP, Dominican Republic → BOS ($800K) : 昨年Jeffrey Tapiaという名前で16歳と偽って、SFと$400Kと契約したけど、バレて1年間の契約禁止を言い渡されていた。

-. Dioscar Romero, RHP, Dominican Republic → BOS ($600K) : 89~91 mphの速球に、カーブ、チェンジアップ。カーブの方が良いピッチ。

-. Francisco Miguel, OF, Dominican Republic → CLE ($200K)

-. Harold Arauz, RHP, Panama → HOU ($300K)

-. Branly Crisostomo, RHP, Dominican Republic → KC

-. Bryan Munoz, RHP → LAD ($300K) : LADと契約。ルーズな腕の振りから90 mphの速球を投げる。

-. Yonansky Garcia, C, Venezuela → NYM ($850K)

-. Luis Mateo, RHP, Dominican Republic → NYM ($150K)

-. Manolo Reyes, RHP, Dominican Republic → NYY ($600K) : 99 mphを投げる22歳の右腕。ATLと契約してたけど、契約が認可される前にDSLで投げたとかで、契約無効になっていたよう。

-. Jose Leal, OF, Venezuela → SEA ($1.925M)

-. Eric Valdez, OF, Dominican Republic → SF ($325K)

-. Dewin Perez, LHP, Colombia → STL ($450K)

-. Andres Serrano, RHP, Dominican Republic → STL ($750K)

-. Jairo Beras, OF, Dominican Republic → TEX ($4.5M) : 17歳だということで、TEXが契約しましたが、多くのチームは来年の7/2まで契約できないと思っていたそう。誕生日が違ってて16歳というレポートもあり、MLB機構が調査に乗り出すよう。Guzman、Mazaraに続いてまたOFに巨額を投資。TV契約で余裕があるのか知らないけどいい加減やり過ぎでしょ。これが違反なら来季のInt. FA獲得禁止にしてやってください。(7/12追記)やはり年齢が嘘だったようで、Berasは1年間のサスペンションを食らいます。ただ契約は承認されました。

-. Pedro Payano, RHP, Dominican Republic → TEX ($650K)

-. Eduard Pinto, OF, Venezuela → TEX

-. Gustavo Perinan, SS, Colombia → TOR

-. Alberto Tirado, ?, ? → TOR

-. Jairo Labourt, ?, ? → TOR

-. Yeyfry Del Rosario, ?, ? → TOR

2012年3月14日水曜日

12' Weekly Topics -3/12~3/18

[3/13]

☆ 本日は@NYY。Doubront vs Ivan Novaの若手先発対決で、Doubrontが4.0 IP/2 H/0 R/1 BB/3 Kと素晴らしい投球。相手もSTとは言え、7番まではレギュラー・準レギュラークラスを揃えるラインナップ。先発枠を大きく手繰り寄せたかな。


[3/15]

☆ 本日のvsSTLは9-6で敗戦。この春今日の試合前までで、W7-L2-E1と好調でしたが、これで3敗の内2敗がSTL戦。良く打たれてます。Puntoがこの春初めてSSを守ってますね。

今日はこれまでと逆にAceves-(J. Thomas)-D. Bardという順番で投げさせましたが、Acevesは5回を1失点とまずまずだったのに対し、Bardが2.2 IP/7 ER/4 BBと大乱調。

Aceves、Padilla、Doubrontらの先発候補にイニングを稼がせたいのに、試合が足りないなんて話も出てて、今日はAcevesにイニングを稼がせたかったのだろうけど、Bardは今さらプルペンに戻すのも微妙だし、継続して1回のマウンドに上げるべきだったんじゃないかと。次回の復調に期待。


☆ STケガ人情報6。数日前の守備の際に四等筋(?)を痛めたSweeneyですが、やや回復が遅れており、まだ練習に戻れていないそう。J. D. ? J. Igleisias、A. Millerは予定通り明日にも復帰。Crawfordも、もうすぐスウィングを始めるよう。F. Moralesは心臓の検査をしていたようですが、既にBPに入っており、こちらもあと数日で復帰予定。


☆ WASが余剰になっているLHP John Lannanをトレードに出すと言われていて、BOSとDETが最も関心を寄せているそう。正直、強豪チームで安定してローテを任せられるスタッフには見えないけど、見返りが小さく、少し年棒負担が付くならありかもしれない。Minorに送れるかどうか知らないけど、一応オプションも1つ残ってるみたいだし。

今日の結果を見るまでは、いらないかなと思ってたけど、やはりBardの先発には少し不安があるし、Beckettも球速が上がって来ないというのもある。A. Baileyの健康と、Melanconの微妙さを考えれば、MLBで実績がある、年齢的に中堅のイニングイータ―タイプを加えて、Bardをブルペンに戻すのも一つの策かなと。

WASはLannanの見返りにCFを望んでおり、Extra Basesで、あるファンが、この冬WASが何度もトレードを試みたとされるHOUのOF Jason Bourgeoisを絡めた三角トレードを提案していたが、これはかなりクリエイティブだと思う。

Bourgeois自体昨季は良かったけど、それまではAAAAタイプというカンジだし、Lannan to BOS、Bougeois and Carpenter to WAS、Tejeda and a PTBNL to HOUというカンジでどうだろう?


[3/16]

☆ まだ試合中ですが本日はvsMIN。Lesterがここまでで4.0 IP/5 H/2 ER/1 BB/2 HBP/1 K。81球で47ストライク。前回に引き続きピリッとしません。一昨年までの春先に弱いLesterで、これから調子が上がってくるなら良いのですが、速球、カーブのコマンドが悪く、不穏なカンジ。

この春はNo.5スターター候補と言われる選手たちが揃ってアピールを続ける中、三本柱+D. Bardがいずれも速球のコマンドに苦しみ続けてます。シャキッとせい、シャキッと。

他では、復帰のA. Millerは先頭打者にBBを出したものの、1.0 IP/2 K無失点。リリーフで使えるかも。Larsが試合の途中から、プロで初めてLFの守備に就いています。


☆ STケガ人情報7。J. Iglesiasは本日の試合で1番SSで復帰する予定でしたがスクラッチ。BP後に決定されたそうで、詳しい状況は不明。


☆ STケガ人情報8。Saltyは臀部の滑液胞炎で数日アウト。Sweeneyはスウィングを開始したそう。


[3/17]

☆ 本日はBALとお互いにSplit Squadで2試合。1勝1分としています。Beckettは5.0 IP/2 H/1 ER/1 BB/2 K。まずまずだけど、やっぱり支配力が落ちて来てる印象が。もう一方の試合ではCookが3.0 IPをしっかり無失点。開幕はAAAで迎えそうですが、どこかで使うことになるんではと。

リリーフでは、田澤は1.0 IPを投げて3 ER。そろそろ結果を出さないと。そういや昨日投げたA. Millerですが、ワインドアップで投げた最初の打者にBBを与えたあと、セットポジションから2 K/1 GOと素晴らしい投球で、Bobby監督も別人のようだったと。ワインドアップをやめさせることも考えてるみたいです。

野手では、Lavarnwayが相変わらずホット。あまり長打が出ていませんが、MLB相手に完璧に打ちこなしている上に、この春はディフェンスの向上でスカウト達を驚かせたそう。体重を20 lbs以上落としたこともあるみたい。またLarsもこの春9-for 21と良く打てています。HRこそ1本ですが、今日もCFフェンス直撃の長打を放っているみたい。


☆ WASでJohn Lannan (LHP)と先発5番手争いをしていたChien-Ming Wang (RHP)がハムストリングを痛めてしばらくアウトのようです。NYY時代にもベースカバーで痛めて、その後復帰にかなりの時間を要した箇所だし、これでLannanのトレード話はなくなりそうです。

BOSも松坂さんがBPに登板したようで、既に変化球も交えて、なかなか調子が良いそう。日本メディアの報道を鵜呑みにしていいのか知りませんが、5月半ばには復帰の可能性もあるそう。まだ市場を見続けるでしょうが、取りあえずは手持ちのカードでスタートする可能性が高くなったと思います。


☆ 今週末のカレッジベースボールでは、何と言ってもTyler Beede (Fr.-RHP)擁するVandyがNo.1チームのFloridaに乗り込みます。攻守とも不安定で、Top25から滑り落ちたVandyですが、ガンバって欲しい。

第1戦はKevin Ziomek (So.-LHP)が打たれてFloridaが貫録勝ち。第2戦もBrian Johnson (Jr.-LHP/1B)に6.0 IP/2 H/9 Kと手も足も出ず。先週までSunday StarterだったSam Selman (Jr.-RHP)が今日投げてますので、明日はBeedeかも。それと開幕からしばらく投げていなかったAdam Ravenelle (Fr.-RHP)がここ数試合リリーフとして好投しています。


☆ 他の試合では、LSUのKevin Gausman (So.-RHP)が8.2 IP/4 H/1 ER/4 BB/11 Kと今週も良かった。自分がHOUのGMなら、今ならMark Appel (Jr.-RHP, Stanford)よりGausmanを獲るかも。Michael Wacha (Jr.-RHP, Texas A&M)は5.1 IP/11 H/8 ERと打たれた。

USFのKyle Zimmer (Jr.-RHP)は9.0 IP/3 H/0 ER/4 BB/11 K。他では、Oklahoma StateのAndrew Heaney (Jr.-LHP)が9.0 IP/3 H/0 ER/0 BB/8 Kで2試合連続完封。現在Division Iの奪三振王だそうです。あとはカレッジじゃないけど、Mathew Crownover (HS-LHP)がTJ、Alex Bregman (HS-2B/SS/C)が指のケガで今季絶望だそう。


[3/18]

☆ 本日は@TB。明日のSplit Gameに備えて主力を温存したBOS打線vs泣く子も黙るSuper Prospect Matt Mooreという対戦でしたが、左殺しRossのHRなどで4回4Rと打ち崩し、8-4で勝利。苦手TBにこの春2連勝としています。


☆ 開幕25人ロスターの野手陣の残り1枠ですが、Bobby監督がLavarnwayはまだ上では使わないことを明言。同時にこの春好調のSiriacoに関しても「枠がない」と言っており、彼の可能性も小さくなりました。

Siriacoか、UTのSpearsもしくはOFの2人Kroeger、Repkoが有力かと思ってましたが、Crawford復帰までの4月中旬までの2週間弱程度のつなぎということで、ロスター枠を使うのは難しいと考えているみたい。

特にOFでは今日MooreからHRを放ったKroegerよりも守備等で勝るRepkoが優先のようですがOut of Optionで一度枠に入れると外しづらいというのがあるよう。

Providence Journalでは40人枠内でオプションも残すJ. Iglesiasが25人目の最有力候補だろうと言っています。OFをしっかり守れるなら、個人的には同じ理由でLarsが良いかなと思いますけどね。


☆ Minorのキャンプも始まっており、今日は昨季のドラ1sのOwensがLow-Aのゲームで先発したよう。本人はまだコマンドに課題とはいうものの、2.0 IP/3 K/3 GOと完璧な投球。層の厚かった11年のドラフトでもドラ1級と言われた力を見せつけています。

先日のゲームでは、Ranaudoがこの春の初登板ながら既に94 mphを記録したそう。他ではリリーフのOttが良かったそう。制球も良く、Minor下層では良く投げるでしょうが、上に上がってどうか。

X. Bogaertsはディシプリンに焦点を当てており、STでは良いカンジだそう。ケガ関連では、Barnesが前腕、N. Ramirezが肩の痛みで今週はシャットダウンしていますが、1年目ということで慎重にやっているだけで、大したことはなさそうとのこと。


☆ Vandy @Florida (1)の第3戦ではやはりTyler Beede (Fr.-RHP)が先発。5.0 IP/5 H/5 ER/1 BB/6 K。被弾で失点こそ多かったですが、K/BBはこの春で最も良かった。

2012年3月12日月曜日

12' Organization Prospect Ranking by BA, BP, PG, JS, FG

今年もこの季節ですね。各誌から出てくる12' Prospect Rankingのまとめです。BOS以外はひとまとめで。 John SickelsさんのMINからリストが出てきました。(追記)リスト完成。


[AL-East]

Baltimore Orioles - BA, BP, PG, JS, FG : 昨季全体#4のDylan Bundyと一昨季全体#3のManny Machadoはいずれも全体Top10に入り得る最高クラスのProspectだ。もちろんこれだけ高順位のピックだけによりどりみどりではあるが、素晴らしいセレクションをしたと思う。07年のMatt Wieters以降、08年のBrian MatuszはMLBで苦しんでいるが、最終的にはまずまずの先発になるんじゃないかと思うし、09年全体#5のMatt Hobgoodはイマイチだが、ドラ1のピック自体は悪くない。ただ組織は全体的に薄く、これはドラ1以降のピックにあまり力をかけてこなったのと、Int. FAの弱さ、それにトレードもイマイチといったことが重なっているように思う。Jake Arietta、Chris TilmanらもMLBで伸び悩んでいる。昨季比較的上位で指名したJason EspositoやNicky Delmonicoらが伸びるかは重要だ。組織のNo.3のJonathan SchoopはBALには珍しいInt. FA組で、Machadoがいるので2B/3Bでも使われているが、SSを守るし、しっかりしたProspectだ。あとは球威のあるParker Bridwell、2B/OFのL. T. Hoesはまずまずだが、そこまでだろう。

2012年3月6日火曜日

12' Weekly Topics -3/5~3/11

[3/5]

☆ Minor League BallのJohn SickelsさんとMatt Gariochさん(元MLB Bonus Baby)がMockを出しています(こちら)。BOSは#24でC. J. Hinojosa (HS-SS)、#31でRhett Wiseman (HS-CF)と予想。

HSのSSとCFは個人的には今季のドラフトで重視したいところ。Wisemanはパワーとスピードを備えたローカルボーイだし、HinojosaはGavin Cecchini (HS-SS)が残っていないなら、他のHS-SSの中ではまずまずだと思う。ただWisemanはVandy大のコミットがあり、#37でも残っている可能性が高いし、#31は投手に行ってもらいたいかな。


☆ 本日もMayor's Cupみたいで@MIN。9回表で10-2で勝っており、2連勝しそう。先発のBuchholzは速球のコマンドに苦しみましたが、2 IPを無失点。Lesterといい、球のクォリティーは問題ないので、この部分であと一歩成長してくれたらなぁ。

2番手は先発を争うPadillaで、こちらも2 IPを無失点。初回は三振を含む三者凡退に対し、次の回はややもたついてる。リリーフとしてうまく働いて欲しい。元ProspectのInmanは2 ERでダメぽ。

今日も1番に入ったJ. Iglesiasが四球にバントヒット、盗塁と良い働き。パワーはどのみちさほど期待できないので、四球を選んだり、積極的に走ろうとするのは好印象。守備でもBobby監督を唸らせているようで、開幕MLBの可能性も出てきた気がする。

Papiが1 HR。大学生相手の試合に続いて、本日も軽快に1Bを守っている。今季は守備でも期待できそう、というのは冗談としても、Inter Leagueでは、RF A-Gon、1B Papiを真剣に採用しそう。

ProspectではMiddlebrooksが本日もヒットを放っている。昨季のTejedaのように、STだけということがないようにしてもらいたい。またButlerが早くもこの春2発目。HR。Lavarnway-Butlerのコンビというのもなかなか面白そう。


[3/6]

☆ 本日はvsBAL。先発はD. Bardで、2 IPを無失点。まぁ言っちゃ悪いですが、BALの1軍半相手なら当たり前でしょう。ただ2回は先頭打者に簡単にBBを与えており、これは反省点。Acevesもソリッドに2 IPをパーフェクト。

しかし、その後マウンドに上がったA. Wilsonが大誤算。2回を投げ切れず4失点。この前もだけど、四球から崩れるのは変わってない。Bobby監督も2イニング目にマウンドに送ったのは失敗だったと言っていました。カレッジ時代にクローザー経験もあって、役割に戸惑っているということはないと思うんだけど、昨年からリリーフではあまり良い結果が出てない。今季中の戦力としてカウントするのは早計かもしれません。

対照的にCOLからやってきたMortensenがWilsonをリリーフした後、2.1 IPを4 K/3 GOと完璧な投球。低めに球を集めており、対左も悪くなかったそう。監督も良い印象を受けたみたい。現状だとオプション持ちなので、AAAスタートが濃厚ですが、田澤も役に立たなそうだし、意外と良い獲得になるかも。

Bowdenも1点差の9回をしっかり投げてセーブを挙げています。 打線ではやはりLavarnwayが目立つ。守備ではパスボールもあったみたいだけど、打席では無双状態。多くのチームで今すぐ中軸を打てそうな気がする。


☆ MLB Draft Guideにて、MassachusettsのHS-CF Rhett Wisemanのインタビューが出ています(こちら)。趣味の1つが釣りで、生徒会長(?)も務めているそう。自らの長所についても、まずチームを引っ張るリーダーシップやメンタルタフネスを強調しており、スマートそうな選手です。ただ好きな選手でJohnny DamonやBrett Gardnerを挙げており、NYYファンっぽい...。


☆ Tyler Beede (Fr.-RHP, Vandy)が今日も登板しています。2番手で4.2 IPを投げ、5 H/3 ER/1 BB/6 K。まだまだだけど、ちょっと適応してきたカンジです。


[3/7]

☆ ST情報を書こうと思った矢先に衝撃的な情報が入ってきました。高校生投手史上初の全体No.1指名も噂されていたLucas Giolito (RHP)がUCLを痛めたそうです。どういうことかというと、TJで1年アウトの可能性が大ということ。手術せずに1~2ヶ月で復帰を目指すことも考えられますが、若い選手だけにTJを受けさせてしまうのではないかと思います。

気の早いBOSファンは、以降の全てのピックの契約を諦めても、落ちてきたら指名しろ、なんて(実際は10巡目までは、契約しないとそのRoundのスロットボーナスが総額のリミットから引かれてしまいますが)。近年ではRanaudoや、09年のドラフトでは全体Top5と言われたKyle Gibson (MIN, RHP)が、ケガでスリップした例もありますが、果たしてどこまでスリップするでしょうか。

高校生で、まだ時間的余裕があるので、そんなにスリップするかなとも思いますが、もしスリップすれば、やはり絶対に指名して欲しいところ。元々の評価で言えば、$5M以上を受け取ることは確実だった選手だけに、指名すれば資金的に苦しくなることは間違いないですが。本人にとっては不幸なことですが、BOS的には喜ばしい事態。続報を待ちましょう。


☆ STケガ人情報1。C. Silvaが肩の炎症でドクターストップだそう。まぁ元々個人的には計算に入れてませんが、正式に監督の構想からは外れるようです。


☆ STケガ人情報2。本日投げる予定だったA. Millerも肘に違和感を覚えて登板をスキップ。監督は大したことはないと言っていますが。Doubrontが先発に入りそうなら、リリーフに集中させた方が良いと思う。


☆ STケガ人情報3。ここまで登板のなかったF. Moralesですが、BOSで診断を受けていたようです。内容に関してはBobby監督が明かすのを避けましたが、診断結果は良好だった模様で、もうすぐキャンプに帰ってきそうです。


☆ 本日は@TOR。C. Silvaがスクラッチされた先発では韓国帰りのGermanoが2 IP無失点となかなかの投球。二線級の投手陣に加えて、野手もレギュラークラスは半分しか出ていなかったこともあり、3-3で引き分けています。

ここまではRossとSweeneyが互いに譲らすアピールを続けており好印象。SweeneyはRFで素晴らしい守備があったよう。開幕はRF Sweeney、LF Rossとなりそうです。Crawford帰って来ない方が良いんじゃないか(苦笑)。

またProspectのBrentzが唯一の打席でヒットを放っています。BPでもBobby監督に"Different"と言わしめたよう。昨季大きくブレイクしましたが、今季はさらなる飛躍に期待したいです。


☆ もう一方はB Gameでvs MIN。4-1で勝利。また1試合も負けてないですね。Lesterはやはりまた制球でやや苦しみましたが、2.2 IP/0 H/0 R/2 BB/1 K。チェンジアップをメインに試したようです。


☆ この冬HOUにトレードされたKyle Weilandですが、本日のPHI戦で2番手で登板し、2.0 IP/2 H/0 ER/1 BB/2 Kとしっかり投げています。3/3のオープン戦初戦も同じく2番手で投げて2.0 IP/1 H/0 ER/0 BB/1 K。まだまだこれからですが、ガンバっているようです。しっかりローテを掴んで!

同じくHOUへトレードされたJed Lowrie、OAKに行ったJosh ReddickもSTは絶好調。対して、こっちはA. Baileyは出遅れ(そろそろ復帰)、Melanconは今一つの出足か...。


☆ ダルビッシュ有 (TEX)の初登板は2 IP/3 K無失点だったみたいですね。最速151 km/hはまずまずかなと思うけど、初対戦の打者相手に2本の長打を浴びたそうで、内容的にはもう一歩だったのか?


[3/11]

☆ ここまでNortheastern大、MINとのB Gameで投げてきたLesterが本日のvsBALでST公式戦初登板。4.0 IP/1 H/1 ER/4 BB/2 Kと少しBBに苦しみましたが、ゾーンの判定が辛かったというのもあるみたいです。

またCookがST初登板。2回を無失点で無難にまとめています。シンカーは88~90 mphと球速も戻っているよう。現状だと、少し出遅れているし、AAAでスタートさせて、上の状況次第で呼ぶというカンジになりそう。


☆ 今日登板した訳ではないですが、BowdenがSTでの3.2 IP/14 ABをここまで5 Kパーフェクトに抑えています。試合終盤で、主力が引っ込んだ相手との対戦だったこともありますがなかなか良いみたいです。次回はもう少し前で投げさせると。今季からチェンジアップをやめてスプリッターに取り組んでいるようで、左打者から空振りを奪うなど、対左の克服に焦点を当てているみたいです。


☆ STケガ人情報4。J. Iglesiasが鼠蹊部を痛めて数日アウトのようです。痛めたあと、1日ほど報告しなかったそうで、基本的にはMinorスタートでしょうが、監督に良い印象を与えていたし、気持ちもわからなくはないですが。


☆ STケガ人情報5。Crawfordはもう少しすればスウィングを始められるそう。A. Millerも大したことはなかったようで、木曜日には試合に戻れるみたいです。


☆ UCLを痛めてTJかと書いていたLucas Giolito (HS-RHP)ですが、手術はせず4~6週間休んで復帰するようです。


☆ Rice (5) @Stanford (2)で、先週は不甲斐ない投球だったMark Appel (Jr.-RHP)が14 Kの好投。同じくKevin Gausman (So.-RHP, LSU)らも今週は復調しています。

2012年3月1日木曜日

12' Weekly Topics -2/27~3/4

[2/27]

☆ 先週末のカレッジベースボールでは、Mark Appel (Jr.-RHP, Stanford)、Mike Wacha (Jr.-RHP, Texas A&M)、Kevin Gausman (So.-RHP, LSU)らが好投。特にAppelはキャリアハイの10 Kで、やや下がりかけていた株を取り戻したかも。Vandy大のFr.-RHP Tyler Beedeは登板なし。再調整か?

打者ではドラ1有力候補だった、Victor Roache (Jr.-OF, Georgia Southern)が手首をケガし、今季ほぼ絶望。昨季のウチのドラ1sのJ. Bradley, Jr.のようにスリップするかも、と言われてるけど、貴重なパワーヒッターだし、Bradleyと違って、今季も開幕から問題なく打ってるので、少しスリップするくらいに収まるのでは?補填がないTOR-#22なんかでピックされるかも。


[2/29]

☆ 12年ドラフトのHS No.1 Prospectと見られているLucas Giolito (RHP)が100 mphを叩き出したそうです。元々優れた体格と98 mphまで出る速球を持つと言われ、ドラフト史上初の高校生投手全体No.1の可能性も言われていた選手でしたが、これでその可能性がさらに上がったかも。


[3/1]

☆ 本日からSTでのPreseason Game、いわゆるGrapefruits League(意味合ってますよね?)が始まります。今日はMINとB Gameというのが組まれています。イニング毎に時間制限?みたいなのがあり、3アウトにならなくてもイニング終了になったりするみたいです。

投手では、Acevesが先発し、各投手が1 IPずつ。MLB戦力からAcevesとD. Bardの先発候補が投げていますが、ピリッとせず。Bardはワインドアップに挑戦したそう。2シームやチェンジアップも投げるようにしているみたい。

ProspectではBrittonが無難に1 IPを抑えましたが、A. Wilsonは2 BBを出し、アウトを2つしか取れず。昨年のSTでもイマイチだったし、昇格での適応に苦しむタイプっぽいです。

野手は、Minor Leaguerばかり。Lavarnwayが早速HRを放ち、スタートダッシュをかけている他、ButlerにもHR。Lars、Middlebrooks、J. Iglesias、Hassanと各Prospectにヒットが出ています。まだ1試合ですが、今年も鍵はやはり投手かな...。


☆ カレッジベースボールの今週末はFlorida (1) @Miami (12)、USC (3) @Clemson (15)と好カードあり。ここまで、複数の12年ドラ1候補を抱えるFlorida大とStanford大がやはり好調ですが、USCも順調な出足。ドラフトのProspectという意味では評価が低いものの、共にSeniorのLHP Michael Rothと今季先発転向のRHP Matt Priceはカレッジレベルでは全く打たれない強力なデュオです。


[3/4]

☆ 昨日のNortheastern大/Boston Collegeとのダブルヘッダーでは、良い状態でキャンプインと言われていたDoubrontがまずまずの投球。つま先から足をつく、新フォームもフィットしてきてるよう。逆に田澤は大学生相手に2.0 IP/4 H/2 ERとダメダメ。新加入のRF候補RossとSweeneyが共にアピールとなるHR。

本日は、Mayor's CupかなんかでvsMIN。昨年もMINとだった気が。Beckettは速球が88~90 mphで、ちょっとよれよれの内容。A. Millerは2.0 IPをまずまず。Bob McClureコーチはNC大の時のように、メカニクスを気にせず投げろと言ってるそう。最速96 mphまで出たらしい。って昨年もそんなこと言ってたような...。

打線では1番Pedroia、2番Ellsburyの新打線を試しました。今季はEllsburyが2番を打つことも増えるのでは、と言われてるけど何故かはよくわからない。Crawfordを1番で使うのかなと思うけど、それだとPedroiaはどこを打たせる?3番で、A-Gon以降をスライド?そこまでしてCrawfordの席を作らんといかんのでしょうか?

また、Larsが満塁弾を叩き込みました。浮いたブレイキングボールに対し、しっかりヘッドを落として打てたそう。今オフはよりパワーに重点を置いてトレーニングしてきたらしく、BPでも調子が良さそうとのこと。


☆ 昨週末のカレッジベースボールですが、各校のFriday Starterが軒並みダメダメ。Mark Appel (Jr.-RHP, Stanford)の8.0 IP/8 H/7 ERを初めとして、Chris Beck (Jr.-RHP, Georgia Southern)が6.0 IP/9 H/7 ER、Kevin Gausman (So.-RHP, LSU)が6.1 IP/10 H/3 ERなど総崩れ。 Tyler Beede (Fr.-RHP, Vandy)は日曜の試合に2番手として登板しましたが、1.2 IP/4 H/3 R/2 Kとイマイチ。適応に苦しんでます。

良かった方では、今季は先発に集中しているMarcus Stroman (Jr.-RHP, Duke)が7.0 IP/2 H/0 ER/0 BB/17 Kととんでもないアウティング。Kyle Zimmer (Jr.-RHP, USF)は6.0 IP/5 H/1 ER/7 Kとまずまず。


☆ 12年の新CBA下での初ドラフトの注目点として、1つはCollegeのSeniorの動向があります。昨年までと異なり、ドラ10までのボーナス総額のキャップがあるため、Top10 Roundで安めで契約できるSr.の選手をピックするチームが増えるのではと。Sr.の選手をピックし、スロットよりも安めで契約できれば、その浮いた分を他の選手に回せるという理屈です。

奇しくも今季は、Preston Tucker (Sr.-1B/OF, Florida)、Peter O'Briene (Sr.-C, Miami)、Brett Mooneyham (Sr.-LHP, Stanford)ら、層の厚かった昨季でもTop3 Roundに呼ばれると言われた実力派の選手たちがSr.としてドラフトに出てきますし、これらの選手たちの動向にも注目です。