2013年5月4日土曜日

13/05/03 Game 29 @Texas Rangers

ほぼ1ヶ月ぶりのTV観戦。あまりにも酷い試合で途中で見るのをやめてしまった。Derek Hollandも序盤は変化球を叩きつけるばっかりで、隙が無いこともなかったけど、これだけ打たれちゃね...。


Doubront: 速球はツーシームなのか、大体が88~89 mphで、4シームでも最速で91 mph程度。スピードガンは少し遅いんじゃないかと思うほどだけど、動きもあまりないし、コマンドも悪い。全く空振りが奪えないし、ストライクを取ろうとすると簡単に打たれる。右打者アウトコースの判定はそれほど辛く見えなかったけど、あれだけ制球がバラついていれば審判もストライクを取ってはくれない。

STにBad Shapeで現れたそうで、今日見る限り明らかにブヨブヨではなかったけど、フォームのフィニッシュが乱れる傾向があるのはその影響が少なからずありそう。前からクロスステップ気味だったけど、今日見る限り、それもコマンドにあまり良い影響があるようには思えない。特に右打者アウトコースに投げる際はそれが顕著に表れていて、身体が流れてしまい、ボールも流れる場面が多かった。

途中少し見えなかったけど、アウトピッチのはずのチェンジアップはあまり投げていなかった。カーブは非常にルーピーで、あれではMLBの打者は振ってくれないだろう。若くて安く雇える生え抜きの先発ということで、個人的にも応援していたけど、今日のような投球では、トレード価値が高い内に出してしまった方が良いように思う。今季見たのはまだ1試合目だし、今季最悪の内容だったので、次回は持ち直してくれると期待したい。



A. Wilson: 見るのは初めて。コンパクトなテイクバックからボールを投げ下ろすタイプで、多少力の入った投げ方。体格的にも典型的なリリーフタイプに見える。速球は91~92 mphというところか。期待していたほどは球速は出ておらず、ムーブもあまりなくて平凡。比較的低めに集められてはいるが、それでも簡単に捉えられる場面が多かった。調子づいていた打線相手という面はあるにせよ、現状の球威では速球で簡単に追い込むことができず、今日のレベルではセットアップは厳しいように思う。85~86 mphあたりのボールはツーシームかな?

スライダーは安定して81 mph程度。ブレイク自体は手元で鋭く変化する、さすがのボールだった。ただこちらはコマンドがもう一歩で、ゾーンに甘く浮くと簡単に捉えられてる。スライダーの質からして、MLBでしっかりしたリリーフになることはできると思うけど、それには最低限94 mph前後を連発できる程度には球威は上げて欲しいし、スライダーも安定して低めに決めれないといけないだろう。

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