[10/13]
☆ 三連休はちょっと更新をサボってしまいました。その間にCSも進んでます。NLCSは、STLのエースAdam Wainwrightに昨年までのような安定感が無く、初戦を落としたSTLが昨日はKolten Wongの一発でW1-L1のタイに。POでは投手が良いだけに一発が決め手になることが多いですね。
ALCSはKCが敵地で二連勝。昨年STLの生え抜き率に感心していましたが、野手だけならKCもそれに勝るとも劣りませんね。数年前に最強マイナーを作って以降、それをチーム力に転化できていないDayton Moore GMには解雇の噂も付きまとっていましたが、Wil Myersの放出も、見返りに得たJames Shields、Wade Davisの働きを考えれば大成功だった。
現在BOSのVice President/Player Personnelを務めるAllard BairdさんからKCのGMの手綱を引き継いだMooreさんは、Larry Luchino球団社長によると、一時期BOSのGMの候補でもあったそうです(Theo Epsteinさんが辞めようとした時かな?)。POで敵地で二連勝して敗退した無いそうだし、WSが見えて来ました。チームの長い低迷の後で得た千載一遇のチャンスをモノにしたいところですね。
[10/15]
☆ KCがPO開幕から8連勝でWS進出決定。守備や走塁に注目が当たっていますが、個人的にはリリーフの充実が大きいように見える。エースJames Shieldsを除けば、ルーキーのYordano Venturaが二番手まではしっかりしているけど、それに続くのはJason Vargas、Jeremy Guthrie、Danny Duffyと磐石とも言い難い面子。
それでも多くの接戦を勝ち続けているのは、何と言っても後ろの三人(Greg Holland、Wade Davis、Kelvin Herrera)が鉄壁だからでしょうね。前2人は平均96 mph、Herreraは平均98 mphといずれ劣らぬ豪腕。勿論球威だけが全てではないですが、こういった支配的なリリーフはPOを勝ち抜くには不可欠。思えば昨年のBOSは、他はそれほどではなかったものの、絶対的なリリーフである上原が投げ続けてWSタイトルを取ることができた。
ただ一人で何年も投げ続けるなんて不可能だし、次のWSを狙うためには、リリーフも整備していく必要があるでしょうね。リリーフはデプスが重要という考えなんでしょうがDaniel Bardをわざわざ先発転向させたり、それほど支配力の無いE. Mujicaを選んだ某GMには今後の方針をもう一度考えて欲しいですね。
[10/16]
☆ 今日はエースAdam Wainwrightが踏ん張ったSTLでしたが、8、9回に一挙4失点で逆転負け。SFがWSシリーズ進出です。SFもMadison Bumgarnerだったし、せっかくリードしていたここを取っていれば、STLにもまだチャンスはあったかもしれませんが。
KC同様にやはりリリーフの安定しているSFに対し、STLはクローザーのTrevor RosenthalもPOでは若干荒れている。セットアップは、昨年はロスターにも入っていなかったSam Freemanがセットアップの一角に入るなど、相変わらず傘下から選手を輩出しているが、一方で、昨年はセットアップだったKevin Siegristが不振でロスター外。
Carlos Martinezも期待ほどの支配力は見せておらず、12年にドラフトされたばかりのMarco Gonzalezをセットアップで使ったりと、やや絶対的な存在に欠けていた印象。Seth Manessや数年前の不振から見事に復活を遂げたPat Neshekなど頭数はいるのですが。
やや酷使気味なブルペンというのもあったのか、最後は同点の場面で、ケガ明けでPO初登板のMichael Wachaが3失点でジエンド。さて、WSはどちらを応援しますかね。気持ち的には常連のSFよりもライジングチームのKCなんだけど、BOSとの縁で言えば、Hunter StricklandのいるSFなんですよね。
2014年10月16日木曜日
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