今年もこの季節ですね。各チームの15年度のProspect Rankingへのリンクまとめです。今年も、BA (Baseball America)、BP (Baseball Prospectus)、JS (Minor League Ball by John Sickels)、FG (Fan Graphs)のランキングなどをピックアップしていく予定です。各チームへの個人的なコメントはBAのランキング発表時に書いていきます。
[AL-East]
Baltimore Orioles - BA, BP, JS, FG : Kevin Gausmanが卒業。Eduardo RodriguezをBOSにトレード。BA #1は今季もDylan Bundy。TJ後少しスタッフが落ちているようだが、戻って来るのだろうか。#2は個人的にも好きなHunter Harvey。前半戦は素晴らしかったがケガでシャットダウン。TJは避けるようだが、数年以内にそうなるかも。Christian Walker、Dariel Alvarezもソリッドなヒッターだが、今季はChance Siscoが伸びた。Mike Yastrzemskiが#9に食い込んでいる。(追記)Travis SniderとのトレードでStephen TarpleyをPITへトレード。
Boston Red Sox - BA, BP, JS, FG : Mookie Bettsは卒業したが、まだ厚みのある組織。昨年に比べて、Allen Webster、Brandon Workmanが卒業、Anthony Ranaudoが少し評価を落とした代わりに、Henry Owensを筆頭に、トレードで得たEduardo Rodriguez、Edwin Escobar、それにドラ1アームのBrian Johnson、Trey Ballなど、左腕が非常に強くなっている。#1のBlake Swihartはマイナー全体でもトップを争う捕手Prospectだし、若いRafael Devers、Manuel Margot、Michael Chavisなども更に評価を上げて行けるだけのポテンシャルを持つ。(追記)Robbie Ross, Jr.とのトレードでAnthony RanaudoをTEXへ放出。
New York Yankees - BA, BP, JS, FG : #1は今季評価を上げたLuis Severino。球威のある選手。13年のドラ1トリオでは、Aaron Judgeが評価が高いし、Ian Clarkinもまずまず。Eric Jagieloは三振が多い。地味だが、パワーのあるGreg Birdとコンタクトに定評のあるRob Refsnyderはまずまず。Jorge MateoやLuis Torrensを始め、最近は海外FAに注力している。一方、Gary Sanchezを筆頭に、露出度の高さもあり、一時的には評価が高い選手が多いが、いずれもマイナー上層で伸び悩んでいる。(追記)David Carpenterの見返りにManny BanuelosをATLへトレード。
Tampa Bay Rays - BA, BP, JS, FG : #1はDavid Priceのトレードで来たWilly Adams。守備の良い選手で、次代のTop SS Prospect候補の一人。Alex Colomeはもう長らくランキング上位にいるが、まだMLBではブレイクできていない。Justin O'Connerもようやく多少芽が出てきたが、今季海外FAで契約したばかりのAdrian Rodonが#4など、組織はかなり弱体化している。Taylor Guerrieriがサスペンション等で伸び悩んでいるのも痛い。(追記)Ben Zobrist、Yunel Escobarの見返りにOAKからDaniel Robertsonを獲得。
Toronto Blue Jays - BA, BP, JS, FG : #1はDaniel Norris。粗さもあって、Henry Owens (BOS)に遅れを取ってきたが、今季は近い位置まで評価を上げており、先にブルペンでMLBデビューしている。Aaron Sanchez、Jeff Hoffmanと本格派が続く。卒業したてのMarcus Stromanと合わせて、ローテ上位候補が多いのが羨ましい。今季評価を上げたDalton Pompeyやコンタクトの良いFranklin Barretoなど海外FAも力を入れ続けている。Max Pentecostも早く戦力になるだろう。(追記)Anthony Goseをトレードし、DETからDevon Travisが加入。
[AL-Central]
Chicago White Sox - BA, BP, JS, FG : #1はCarlos Rodon。15年ドラフトでは全体#1指名はなりませんでしたが、プロ入り後はその前評判に恥じない投球を見せている。#2は昨年のドラフトでのNo.1 SSのTim Anderson。もう少し打撃で苦しむかと思ったけど順調。#3のSpencer Adamsは、今年のドラ1で欲しいと思っていた投手。BOSが指名したMichael Kopechも良い投球を見せているけど、Adamsは思ったよりも洗練されてて、今のところ彼の方が良さそう。元ドラ1のCourtney Hawkinsなんかも伸び悩んでいる。BOSからトレードされたFrank Montasはレギュラーシーズンでもしっかり投げ、AFLでも投手の中でかなり注目されている。組織内でも#5と高く評価されている。
Cleveland Indians - BA, BP, JS, FG : #1は今季もFrancisco Lindor。守備はもちろん、打撃でも順調に来ている。その他もスーパースターはいないが、昨季、今季と良いドラフトをしており、ドラ1だったClint Frazier、Bradley Zimmerを始め、Justus Sheffield、Mike Papi、Tyler Naquin (12年ドラ1)、Bobby Bradleyなど、そのドラフトでの上位指名がランキング上位を占めている。
Detroit Tigers - BA, BP, JS, FG : Prospectを重視するチームカラーではないだけに強い組織ではないが、ソリッドな脇役やリリーフにはなれそうな選手は何人かいる。#1はDevon Travis。全体の2Bの中でもまずまずの選手。#2のSteven Moyaは14年に評価を大きく上げた。14年ドラ1のDerek Hillはここでは久しぶりに上限の高めな選手。Massachusetts州出身の左腕Kevin Ziomekは#6。Low-Aだがしっかり投げている。(追記)BAのリストが発表された直後に、Anthony Goseの見返りでTravisをTORにトレード。(追記)NYY、ARIとの三角トレードで、Shane Greeneの見返りにDomingo Leyba、Robbie RayをARIへ放出。(追記)Alfredo Simonのトレードで、Jonathan Crawford、Eugenio Suarezを放出。
Kansas City Royals - BA, BP, JS, FG : MLBの方では、14年にWS進出とマイナーからの組織の立て直しが形に表れて来た。傘下もまだ完全に開花している訳ではないが、ポテンシャルのある選手が多い。#1はRaul A. Mondesi。早めの昇格スピードにまだ成績が追いついていないが、全マイナーでも期待度の高いSS。14年ドラ1のBrandon Finneganはカレッジワールドシリーズに投げた年にWSで投げた初めての選手となった。Sean Manaea、Kyle Zimmerなど、ここ数年の上位ピックも、ケガの不安はあるものの、ポテンシャルの一端は見せている。
Minnesota Twins - BA, BP, JS, FG : Byron Buxtonのツールへの評価はまだ高いままだが、今年は1年ほぼ何も見せられなかった。Miguel Sanoも同様で、やはり1年全休。この2人の育成が丸々1年遅れたのはMINにとって誤算だろう。一方投手陣はJose Berrios、Kohl Stewart、Alex Meyerの3人の本格派が目を引く。Nick Burdi、Michael Cederoth、Jake Reedなど、14年のドラフトではリリーフタイプを大量に上位指名し、いよいよPOに向けて動き出すのか。Nick Gordonも守備の洗練度合いと血筋から、比較的早い昇格が見込まれる。」
[AL-West]
Houston Astros - BA, BP, JS, FG : 3年連続の全体1位指名があったが、まさかのBrady Aikenとの契約失敗。来季は全体#2、#5とTop 5に2つの指名があるが、全体#1を逃がしたのは痛い。とは言え、傘下はさすがに厚い組織になっている。14年は全体最下位から脱出したし、15年以降はPOを目指し始めるだろう。#1は今季もCarlos Correa。ケガで多くを休んだが、やはり評価は高い。シーズンは散々だった13年全体#1のMark Appelもシーズン後半にはだいぶ適応し、AFLでは期待に見合った投球を見せた。そのAppelと同じ13年のドラフトで全体#6だったColin MoranもMIAからトレードで得るなど、主力を売って得たProspectも多い。ただ投手はMike Fortynewicz、Vince Velazquez、Michael Feliz、Lance McCullers, Jr.など、スタッフはあるが、先発適性に難があったり、MLBから遠い選手が多い。(追記)Rule 5ドラフトで、Delino DeShields, Jr.がTEXに指名された。(追記)Evan Gattisのトレードで、Fortynewicz、Rio Ruiz、Andrew Thurmanを放出。
Los Angeles Angels - BA, BP, JS, FG : #1はMassacusetts州出身の左腕Sean Newcomb。14年のドラフトでは自分が最も欲しかった選手。BOSがせっかく#7を持っている年はあまり上位に好きな選手がいないのに、こういう選手がいる時は指名順位が低いのが悲しい。#2がスタッフはあるとは言え、まだRkクラスのRicardo Sanchezというのが組織の弱さを物語っている。(追記)LADにHowie Kendrickを放出し、Andrew Heaneyを獲得。
Oakland Athletics - BA, BP, JS, FG : 夏にAddison Russellをトレードし、組織は弱体化している。TORへJosh Donaldsonをトレードしたが、Franklin Barretoを除けばさほどプレミアムなProspectはいない。#1はDaniel Robertson。BarretoもRobertsonもSSに留まるかはやや疑問もあるが、Russellの穴を埋める選手になれるだろうか。#3のMatt Olsonまではまずまず。夏のJon Lesterのトレードでは、どうせFA契約で失うドラ2sよりもOlsonあたりが欲しかった。(追記)Daniel RobertsonをBen Zobrist、Yunel Escobarのトレードで放出。
Seattle Mariners - BA, BP, JS, FG : 数年前はかなり投手に偏った組織だったが、ここ2年ほどはパワーヒッターのドラフトに力を入れている。#1は14年ドラ1のAlex Jackson。捕手ではなくOFで育てるよう。ちょっともったいなくも感じるが。#2も前年のドラ1のD.J. Peterson。期待通りに打って評価を上げている。13年にPetersonと両獲りしたパワーヒッターのAustin Wilsonもケガはあったがまずまず。一方投手は薄くなっている。Taijuan Walker、James Paxtonは卒業したものの、11年全体#2指名のDanny Hultzenが予定通りに行っていないのが誤算か。
Texas Rangers - BA, BP, JS, FG : 良い選手もいるけど、一頃のような強い組織ではない。ただJoey Galloは14年のマイナーのHR王。三振は多くて、上でどこまでしっかり打てるかはわからないが、マイナーで唯一80のパワーを持つ選手で、Adam Dunnのようになりそう。#1はJoakim SoriaとのトレードでDETから来たJake Thompson。Nomar MazaraとNick Williamsは元々相当荒削りだったけど、成績を残し始めている。Jorge Alfaroも依然として評価が高い。(追記)Rule 5ドラフトでHOUからDelino DeShields, Jr.をセレクト。(追記)Yovani GallardoのトレードでLuis Sardinas、Corey Knebel、Marcos Diplanを放出。(追記)Robbie Ross, Jr.とのトレードでAnthony Ranaudoを獲得。
[NL-East]
Atlanta Braves - BA, BP, JS, FG : #1はJose Peraza。今季から2Bに移っており、2BのProspectとしては全マイナーでもトップクラス。#2はローカルボーイのLucas Sims。#3のChristian Bethancourtは15年にレギュラーとして起用予定。BOSのChristian Vazquez同様、守備の良い選手のフルシーズン1年目ということで打撃でどれだけやれるかが鍵。かつてのような全体でも上位の真のTop Prospectに欠けるが、Justin UptonやEvan Gattisのトレードではかなりの大物を狙っているよう。(追記)J. UptonのトレードでMax Fried、Mallex Smith、Jace Peterson、Dustin PetersonをSDから獲得。(追記)David Carpenterの見返りにNYYからManny Banuelosを獲得。(追記)Evan Gattisのトレードで、Mike Fortynewicz、Rio Ruiz、Andrew ThurmanをHOUから獲得。
Miami Marlins - BA, BP, JS, FG : BAのリスト発表の直前でDee GordonのトレードでAndrew Heaneyを、Matt LatosのトレードでAnthony DeSclafani、Chad Wallachを放出。#1は14年全体#2指名のTyler Kolekとなっている。#2のJ.T. Realmuto、#3のJustin NicolinoはMLBに近く、まずまずだが、大物とは言えない。良いProspectがいても、割と簡単に手放すので、もう一歩な組織のまま。
New York Mets - BA, BP, JS, FG : #1はNoah Syndergaard。14年はPCLで多少成績を落としたけど、全体でもトップクラスの右腕。来季は上で投げるでしょう。Steve Matz、Kevin Plaweckiは大物にはならないでしょうが、ソリッドに評価を上げている。Dilson Herreraは2Bとしては全体でも上位のProspect。一方で13年まで連続でドラ1指名していたHSの選手がイマイチ伸びていない。11年ドラ1のBrandon Nimmoは今季少し評価を戻したが、13年ドラ1のDominic Smithは1Bの選手としては深刻なパワー不足。お気に入りのGavin Cecchiniも打撃で伸び悩んでいる上に、守備の評価も落ちているよう。
Philadelphia Phillies - BA, BP, JS, FG : #1はJ.P. Crawford。優れたSS守備に、高アベレージ、選球眼、そしてまずまずのパワーとスピードを兼ね備え、全マイナーで#1ではないにしろ、上位に入るSSになっている。#2はAaron Nola。昨年中にMLBデビューしようと思えばできたほど完成度の高い右腕でサイズはないけど、個人的にもお気に入り。Maikel Francoはブレイクした昨季から、14年は上層で苦しみ、やや評価ダウン。Roman Quinn、Carlos Tucciまではまずまず。昨年BOSからトレードされたNefi Ogandoが99~100 mphを投げており、評価を上げている。
Washington Nationals - BA, BP, JS, FG : Lucas Giolitoはやや慎重な昇格となっているが、そのスタッフから今や全マイナーでも#1を争う右腕になっている。ブレイクした100 mph右腕のReynaldo Lopezに14年ドラ1のErick Fedde、A.J. Coleなど大型右腕が揃う。Michael Taylor、Steven Souzaなど、無名だったOFのProspectが開花するなど、育成能力も高い。ただ後者はリスト発表後、Wil Myersの三角トレードで放出。しかし見返りにJoe RossとPTBNLとしてTrea Turnerを獲得。前者は#6、後者は#2に相当するようです。
[NL-Central]
Chicago Cubs - BA, BP, JS, FG : Javier Baezの卒業があり、夏のAddison Russellのトレード直後に、全マイナーでTop 10に入るProspectが3人という状況ではなくなった。#1、2はKris Bryant、Russell。どちらも(そのポジション)では優れたのパワーの持ち主で、全体のTop 10に入るだろう。Bryantは全体#1の有力候補。オーバードラフトかと言われたKyle Schwarberも14年のドラフト組で最高のプロデビューを見せ、Theo Epstein CEOの眼力の確かさを示している。Jorge Soler、Dan Vogelbachも素晴らしいパワーの持ち主で、全組織中でも圧倒的なパワーの可能性を有する。Albert AlmoraもソリッドなCFになりそう。一方投手は下層には原石を増やしているが、まだ大物は少ない。C.J. Edwardsも腕は確かだが、健康面が不安定で、細すぎる体格もあり、リリーフの可能性がありそう。
Cincinnati Reds - BA, BP, JS, FG : #1はRobert Stephenson。ここ2年はAAでやや伸び悩んでいるけど、スタッフへの評価は相変わらず高い。#2のRaicel Iglesiasはキューバ人FAで、リリーフかもだが、AFLでは話題となった。Michael LorenzenやNick Howardらのカレッジクローザーもまずは先発として育成しているが、将来的には何人かが強力なブルペンパワーになりそう。
Milwaukee Brewers - BA, BP, JS, FG : 可能性は見せているとは言え、まだ20歳前後でマイナー下層でプレーしている、Tyrone Taylor、Orlando Arciaが#1、2とやや薄い組織なのは変わらず。Clint Coulterは持ち前の打撃を発揮しているし、14年ドラフト上位指名のMonte Harrison、Jacob Gatewood、それに14年の海外FAのプールをほぼ全部つぎ込んで得たGilbert Laraなど、上限の高い若い野手は多く、今後のブレイク次第では化けうる。投手では、個人的なお気に入りのDevin Williamsやようやく元々の期待を少し取り戻してきたTaylor Jungmann、14年ドラ1指名のKodi Medeirosなどはいるが、全体で上位に入るような選手はいない。(追記)Yovani GallardoのトレードでTEXからLuis Sardinas、Corey Knebel、Marcos Diplanを獲得。
Pittsburgh Pirates - BA, BP, JS, FG : 昨年から上位陣はほぼ不動。Gregory Polancoが卒業、Luis Herediaが評価を落とした代わりに、ドラフト上位指名のCole Tucker、Mitch Kellerが入ったのみ。とは言え、#1のTyler Glasnowを筆頭に各選手は順調に伸びている。話題としてはJosh Bellの1B転向くらい。それにしても、Austin MeadowsもReese McGuireも残ってた中でウチのGMが指名したTrey Ballは傘下のTop 10にも入っていなかったですね。(追記)Travis SniderとのトレードでStephen Tarpleyを獲得。
St. Louis Cardinals - BA, BP, JS, FG : 昨年末のOscar Taverasの事故死もあり、派手さはない組織が、相変わらず層が厚くソリッド。#1はMarco Gonzalez。13年のドラ1で、昨年のPOでは既に上のブルペンで投げている。#2のAlex Reyes、#5のRob Kaminski、#6のJack Flahertyも若いアーム。特にKaminskiは13年のドラフトでTrey Ballよりも個人的に好きな選手だった。OFのTaverasの死去とJames Ramseyのトレードがあったが、Stephen Piscotty、Randal Grichukらが上層にいて、強いデプスとなっている。
[NL-West]
Arizona Diamondbacks - BA, BP, JS, FG : 14年はやや制球・コマンドに苦しんでいるが、Archie Bradleyのアームはやはり評価が高い。ここ2年のドラフトで上位指名したBraden Shipley、Aaron Blair、Touki Touissanintもいずれも高めの上限を持つ、良いProspect。野手では注目のキューバ人Yasmani Tomasとの契約に成功。Jake Lamb、Brandon DruryなどC-IF/C-OFのパワーの可能性を持つ選手が豊富。
Colorado Rockies - BA, BP, JS, FG : #1はDavid Dahl。5ツール備えた優れたProspectだが、13年は規律の問題で出場停止、14年もLow-Aでは好成績もCalifornia LeagueのHigh-Aでは平凡、と#1というにはどうかな?とも思うが、昨年は全マイナーでも屈指のデュオと言われたJon Gray、Eddie ButlerのコンビもAAで思ったほどのピッチングは見せていない。#3となっている14年ドラ1のKyle Freelandもカレッジの成績は巣晴らしかったものの、肘の不安がある。後半戦やや落ち込んだが、14年は開幕から素晴らしいパワーを見せた、個人的お気に入りのRyan McMahonも合わせて、やや評価は難しい。
Los Angeles Dodgers - BA, BP, JS, FG : ビッグスリーと言われるCorey Seager、Joc Pederson、Julio Uriasは全体でもTop 20クラスのProspectで、彼らの存在もあって、非常に良い組織と認識されている。LADはSSで使うようだけど、3Bへのコンバートも考えられるSeagerやPCL効果があって三振の多さも気になるPedersonよりも、18歳にして既にマイナー上層でも良い投球を見せるUriasの方が個人的には#1に相応しいと思うけど。Grant Holmesも14年のドラフトでTop 10とも言われた豪腕。全体的に投手が良い。
San Diego Padres - BA, BP, JS, FG : 新GMが就任し、Max Friedを筆頭にここ数年で蓄えた過去の遺産はかなり整理されてしまった。#1はMatt Wisler。現在は#2となっているTrea Turnerも6月にはPTBNLでWASへトレードされる予定。Hunter Renfroe、Austin Hedgesまでは良いけど、やっぱりちょっと薄くなっている。
San Francisco Giants - BA, BP, JS, FG : #1はAndrew Susac。Buster Poseyにブロックされていますが、彼の成長もあり、Poseyを負担の少ない1Bへ転向させては、という話も出てきている。#2はTyler Beede。11年から3年越しの個人的な希望も、結局BOS入りはならず。大きく育って、是非FAでBOSへ。Kyle Crick以下、投手の良い組織だけど、14年は全体的にやや苦戦。POで被弾が目立ったとは言え、一躍時の人となった元BOSのHunter Stricklandは#8とやや低めの評価。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿