2019年1月12日土曜日

18'-19' Offseason Boston Red Sox -Jan.-

1月です。最後のピースであるリリーフが決まらない状態ですが、既にペイロールもキツキツでDDもクローザーに高額を費やす予定はない、と言っています。ケガ明けの選手等を含め、多くの選手を争わせて、良い選手を使って行く形になるかもしれませんね(前記事はこちら)。


[Transaction]

〇 1/10
Signed LF/RF Bryce Brentz to a minor league deal.

Brentzが一年振りに出戻り。昨年のオフにMiLFAになるところで、40人枠に入れて流出を防いだのですが、結局J.D. Martinezと契約したことで、マイナーオプションの無いBrentzがはじき出され、PITへトレード。

開幕前にNYMに移籍し、シーズンの半分くらいをケガで欠場しましたが、17年同様に、AAAでは目を見張る成績を残した。ただ17年のPawtucketとは異なり、今季はPCLでのプレーだったので、多少の水増しはあったかもしれないが。

昨年のセプテンバーコールアップを受けなかったことで、BOSの環境に嫌気がさして、MiLFAでも再契約するつもりは無さそうという話も聞いていたので、今季出戻って来たのは意外。穴が多く、MLBの実績が無い割に、オプションが無いので、やや使いづらい面はあるが、個人的にはやはり思い入れがあるし、チャンスを掴んでもらいたい選手だ。


Signed RHP Steven Wright to a one-year deal.

S. Wrightと調停回避で合意。復帰したらリリーフでの起用が濃厚。


Signed an international free agent C Yorberto Mejicano.

18歳のベネズエラのC。



〇 1/11
Signed RHP Matt Barnes, RHP Brandon Workman, LHP Eduardo Rodriguez, C Sandy Leon, C/UT Blake Swihart, SS Xander Bogaerts, CF Jackie Bradley, Jr., RF Mookie Betts, and UT Brock Holt to one-year deals.

調停期間の選手と全員調停回避で合意。下に今日までに決まっていた選手を含めて、左に実際の契約額、右に参考にMLBTRの事前予想額をまとめます。トータルでMLBTRの予想より$1.1Mほど多くなりましたが、まぁ妥当なところでしょう。

M. Bettsの$20Mは調停2年目としては史上最高額。普通にプレーしたら来オフには調停での最高年俸記録を更新することになるでしょう。この規模になると、調停にもつれたりしたらペイロールへの影響が非常に大きいし、今季も含めて契約延長できればベストなんですけどね。

Mookie Betts - $20M/$18.7M
Xander Bogaerts - $12M/$11.9M
Jackie Bradley, Jr. - $8.55M/$7.9M
Eduardo Rodriguez - $4.3M/$4.8M
Brock Holt - $3.575M/$3.4M
Sandy Leon - $2.475M/$2.3M
Tyler Thornburg - $1.75M/$2.3M
Matt Barnes - $1.6M/$1.5M
Steven Wright - $1.375M/$1.4M
Heath Hembree - $1.3125M/$1.2M
Brandon Workman - $1.15M/$1.4M
Blake Swihart - $0.91M/$1.1M


〇 1/14
Signed LHP Daniel Schlereth to a minor league deal.

左腕のSchlerethとマイナー契約。08年に地元Arizona大からARIにドラ1で指名された。父は元NFL選手のMark Schlerethで血筋と完成度を評価された即戦力リリーフだったが、MLBでは平凡なキャリアで12年のDET以来、MLBでの登板は無い。

DET時代にDDがARIから獲った選手という縁はあるだろう。90 mph前後の平凡な速球にカーブを投げる。強い売りの無い選手。NRIにも選ばれておらず、昨年のBrasierのような活躍は難しいか?


〇 1/16
Released RHP Austin Glorius, RHP Hansel Viola, RHP Lukas Young, LHP Taylor Ahearn, 1B Trey Ganns, and IF Jordan Betts.

数人のマイナー選手をリリース。Austin Gloriusは一時期期待していた選手でしたが、ケガにも泣かされた。


〇 1/18
Released OF Johnny Bladel.

OFのJohnny Bladelをリリース。AAくらいの穴埋め要員だった。


〇 1/21
Released RHP Brayan Aquino, RHP Jose Bens, RHP Alberto Franco, RHP Victor Garcia, RHP Juan Morillo, RHP Jeison Pena, C Eduardo Conde, IF Ivan Houellemont, IF Carlos Tovar, OF Ramfis Berroa, and OF Ryan Scott.

数人のマイナー選手をリリース。Brayan Aquinoは一昨年の海外FA契約では投手では最も高額契約($100Kだけど)。最近は多くの選手と契約しているので、早く切られる選手も多いですね。


〇 1/22
Released RHP Juan Crisostomo, LHP Argenis Batista, LHP Luis Colmenares, C Nelson Teran, IF Luis Hernandez, IF Ronald Pulgar, OF Luis Baez, OF Angel Gonzalez, OF Ruben Hernandez, and OF Gabriel Quintero.

引き続き整理を行い、DSLで成績の悪かった選手を大量放出。


〇 1/23
San Francisco signed LHP Drew Pomeranz.

SFがDrew Pomeranzと契約。Pablo Sandovalのオプションは行使してくれるし、リビルドチームは気楽で良いですな。


〇 1/26
Re-signed OF Aneury Tavarez to a minor league deal.

MiLFAだった、A. Tavarezとリサイン。BOS傘下でその内コーチとかになって行くかもしれませんね。


〇 1/28
Minnesota signed 1B/3B Mike Olt.

Mike OltがMINへ。パワーならまだまだ通用するけど、コンタクトが。


〇 1/30
Signed RHP Jenrry Mejia to a minor league deal.

NYMの元クローザーのMejiaとマイナー契約。三度のPED陽性により、一時は生涯のMLBからの追放処分を受けましたが、その後撤回されている。最後にMLBで投げたのが15年で、どの程度戻っているかは不明。

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