2014年11月27日木曜日

Former Sox Prospect Review: Jonathan Aro, RHP

今回は、少しマイナーな選手たちを取り上げてみます。まずは、Jonathan Aro。個人的にはどこと言って平凡な選手に見えるけど、Piggy-Backで結果を残し、SP.comでは割と高く評価されています。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Jonathan Aro (ジョナサン・アロ)
Full Name: Jonathan Arturo Aro
Position: RHRP
Born: October 10, 1990
Birthplace: La Vega, Dominican Republic
Height: 6-0
Weight: 175
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: International free agent (June 2011)
Signing Bonus:$10,000
MLB Debut: June 25, 2015 (Boston)
How Left: Traded to Seattle with Wade Miley for Roenis Elias and Carson Smith (December 2015)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com


[Scouting Report]

平均的な体格。身体的な伸びしろはほとんど無い。ほぼ真上から投げ下ろし、速球は大体91~93 mph、最速94 mph。少し利き手側に変化する。80 mph中盤のチェンジアップはアームスピードが良く、手元で落ちるため、空振りを奪える。78~81 mphのブレイキングボールはスラービーでイマイチ。制球が良く、ストライクを積極的に投げる。


[Background]

17歳の時にLADが契約しようとしたが、デング熱を発症したために契約が取り消しとなった。11年に、20歳と海外FAとしては高めの年齢で契約。


[Profile]

11' : DSLでプロデビュー。既にシーズンが開幕した6月になってから契約したため、9試合に投げたのみだが、47.0 IPで4 BBと制球の良さが光った。

12' : GCLでUSデビュー。やや被打率が高かったが、Piggy-Backでまずまず。

13' : SS-A LowellでPiggy-Backとして投げ、54.2 IP/2.14 ERA/49 Kと好投。

14' : 23歳にしてLow-A Greenvilleでフルシーズンデビュー。Piggy-Backでイニング以上の奪三振を奪い、High-A Salemに昇格。そちらでも好投した。シーズントータルで87.1 IP/98 Kとよく三振を奪った。

15' : AA Portlandで開幕し、持ち前の制球の良さでブレイク。MLB昇格まで勝ち取った。ただMLBでは打ち込まれている。

15' Dec. : Wade MileyのトレードのパッケージでSEAへ。

16' : SEA-AAAではまずまずの投球も36 IPしか投げられず。ケガしたのかな?MLBでも1試合に投げただけ。

17' : SEA-AAAでリリーフとしてまずまず。イニング数以上の奪三振を記録したが、MLBには呼ばれず。

18' : SD-AAAでリリーフとソリッドに投げているが、前年に続いてMLBには呼ばれず。

19' : ATL傘下のAA/AAAで可もなく不可もなくな投球。AAAA選手でキャリアを終えそう。


[Comment]

年齢的にもフィジカル的にも、これより上のクラスで通じるのかは疑問もあるけど、制球の良さとチェンジアップが良いので、ひょっとするとMLBでもリリーフで投げられるかも。AAでどんな投球を見せるかですね。

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