2021年4月29日木曜日

21' Today's Topics - 4/28

[Today's Game (Game 25 @NYM)]

昨日がこちらがRichards、今日は相手がJacob deGromということで2連敗も覚悟していたシリーズですが、Richards、Pivettaの両先発が素晴らしい投球でNYMを防ぎきり2連勝。特に今日はdeGrom相手に奪った虎の子の1点を、Pivetta、Whitlock、Ottavino、Barnesのいずれもが素晴らしい投球で守り切っての勝利。

コメント欄で書いてくださった方の言うとおりですが、これしかないという勝ち方で、ここ数年でも最高のゲームの1つでしょうね。チームも凄く自信になったことでしょう。打線ではDeversが凄い。Barrel%でMLB全体でもトップを争っているようですが、スロースタートでこれですからね。一刻も早く契約延長すべし。

Result : NYM 0 - 1 BOS (W16-L9)

2021年4月24日土曜日

21' Today's Topics - 4/23

[Today's Game (Game 21 vs SEA)]

非セーブシチュエーションからBarnesが3ランを浴びてヒヤッとしましたが、何とか逃げ切り。かつてCraig Kimbrelが1、2点差では絶対的なのに、3、4点差で投げると意外と打たれたりしたのを思い出す、と言ってるファンがいました。

Whitlockは今日も2.1 IP/2 H/1 BB/3 Kと良い投球。登板間隔を空けているのはわざとなんですかね?元々先発だし、TJ明けだし、IP制限とかも必要かもしれないので、という理由ならそれはそれでうなずけますが。

Result : BOS 6 - 5 SEA (W13-L8)

21' Vanderbilt Commodores Game Results -4/23~4/29-

Kumar Rocker (Jr.-RHP)の復活はチームにとってもBOSのドラフトにとっても大きい。野手では新人のJack Bulger (Fr.-OF/1B)が存在感を増しています。HS時代は捕手でしたが、来年以降も1B/LFでいくのかな?前週の結果はこちら


[4/23 (vs Mississippi State)] - Box
Kumar Rockerが9.0 IP/3 H/1 ER/0 BB/8 K。速球は93~96 mphを安定して出しており、良い感じ。C.J. Rodriguez(So.-C)が3 AB/3 H。序盤は同期のMaxwell Romero, Jr. (So.-C)とシェアするような形でしたが、レギュラーの座に再び戻りました。ちなみに彼はソフモアですが、ドラフト対象のよう。

2021年4月23日金曜日

21' Today's Topics - 4/22

[Today's Game (Game 20 vs SEA)]

ちょっと負けが込んできましたね。このところ上向きとは言え、制球に難があるD. Hernandezを無死二塁から始まる延長戦に投げさせる采配には疑問ですが。しかもここ2試合投げていなくてマルチイニング投げられるWhitlockがベンチに残っていたのに。

とは言え、むしろ敗因はセットアップのOttavinoでしょうね。ベテランなのに、1点差の8回に出てきて一人相撲で同点にされるという。代わりがいれば、さっさとミドルリリーフに降格したいところですが。

そんなOttavinoや足を引っ張りがちな野手新戦力、そして昨日炎上のRichardsと、Bloomさんの補強は昨年から成功率が低い。Richardsはスピン量のデータで良いと判断したみたいですが、昨年からそれで外してばっかり。セイバーメトリクスは参考したら良いと思いますが、補強指針をそれだけに頼るのはまだ時期尚早ではないかと。

Richardsには結構な大枚を叩きましたが、ひとまずロングリリーフに降格して、WhitlockかAndrieseをセットアップに。Briceを切ってHouckを上げて先発で使いましょう。あとは左腕2枚に拘らずに、J. Taylorは一度マイナー降格し、Bazardoを呼んで見極めるのが良いかと。

野手では好調のArroyoが2Bを奪取した感じですね。BABIPが高いのでいずれは落ちてくるでしょうが。野手の方も使えないRenfroeをまず切って、Chavisを上げて欲しい。まぁ契約とRFがやや手薄になることを考えると思いきれないでしょうが。

Result : BOS 4 - 7 SEA (W12-L8)

2021年4月21日水曜日

21' Today's Topics - 4/20

[Today's Game (Game 18 vs TOR)]

CWSとの4連戦は中日のダブルヘッダーで打線が振るわずに連敗も、最終戦に今季ノーヒッターも記録しているエースLucas Giolitoを打ち込んで痛み分け。

今日もTORとここ4年のERAがいずれも3点以下というリーグ有数のエースHyun-Jin Ryu相手に、E. Rodriguezの好投と好調X. Bogaertsの3ランで勝ちをもぎ取った。

BABIPとかを見ると実力よりは少し幸運に出ている感じで、足を引っ張りがちな下位打線を抱えてこの好調が続くかは少し懸念もあるけど、投手もガンバってるし、このままの流れで勝負の夏を迎えたいですね。

Result : BOS 4 - 2 TOR (W12-L6)


[Other Topics]

Kumar Rocker (Jr.-RHP)の球速が戻ってきた先週末のカレッジウィーク。今季はドラフトが例年よりも1ヶ月遅れたスケジュールなので、まだまだ変動はあるでしょうが、現状はJack Leiter (So.-RHP)とJordan Lawlar (HS-SS)が恐らくTop 2ピックになると見られます。

Marcelo Mayer (HS-SS)が有望株Top 3で堅いですが、#3ピックを持つDETは、近年はそうでもないけど伝統的にカレッジ投手好きですし、Rockerをチェックしているチームの一つと見られます。もしRockerがこのまま復調して投げ続けて、DETがRockerをピックするなら、BOSはMayerを指名することになるでしょう。

DETがMayerに行った場合は、前から書いている通りですが、BOSはカレッジ投手なら今ならRockerかGunner Hoglund (Jr.-RHP)の二択。カレッジ野手ならHenry Davis (Jr.-C)、Sal Frelick (Jr.-OF/2B)が候補。

HSなら野手だとBrady House (HS-3B/SS)が最近評価が再びうなぎのぼり。ややコンタクトに懸念があり、プロでSSは難しいとは思いますが、もし最大限成長するなら強打のSSの可能性もある。あとは前回も書いたけど、やはりSSのKhalil Watson (HS-SS)もリスクはあるけど上限は高いでしょう。

HS投手はAndrew Painter (HS-RHP)が少し順位が下がっており、Jackson Jobe (HS-RHP)が最も良さそう。体格は平均的で球速も現状飛び抜けていませんが、投手とSSに加えて、アメフトでもQBを務める運動能力でバネのありそうな投げ方。

3000 rpmを超える回転数のスライダーに、伸びのある速球と、最近のデータ重視のベースボールで好ましい要素が多い選手で個人的には割と魅力的な選択肢です。Top 5指名のHS投手はあまり大成していないことが多いので、リスクは高いと思いますが、ボーナス額次第では。

そんなドラフトとも少し関係のある話題ですが、現行CBAはこの冬に失効しますが、その次に関して選手会との協議はCOVID-19の環境もあり、難航しそうですね。

折しも欧州サッカー界が、ESLの設立とUEFAとの対立で大揉めしていますが、MLB機構と選手会、オーナー陣とも恐らく似たような醜い利権争いを見せるんじゃないかと個人的に予想しています。ファンに寄り添うスポーツ界はもう戻らないのでしょうかね。

2021年4月18日日曜日

21' Today's Topics - 4/17

[Today's Game (Game 14 vs CWS)]

またも天候不順で開幕が順延となりましたが、負けを引きずらずにLADに続いて10勝二番乗り。Pivettaはこれまでのところ賭けがこの上なく良い方に出ていますね。これにSeaboldまで合わせて獲得できたトレードは、投手層を大きく向上させたかも。

Andrieseが一時勝ち越しとなる失点はしたものの、雨で早く降りたPivettaをバックアップする3回1失点の好投も大きかった。CWSはそこまで快走できていないもののオフェンスを中心に悪いチームではないと思います。

Zack Collinsを捕手で、Andrew VaughanをLFで使うなど凄く攻撃的な布陣ですが、負けシーズンで蓄えた若手がMLBに上がって来て、今後数シーズンは勝負になるでしょうね。それを相手にしっかり戦えたのはチームとしては手ごたえになる気がしました。

Result : BOS 7 - 4 CWS (W10-L4)

21' Vanderbilt Commodores Game Results -4/16~4/22-

先週末は今季初の負け越し。三番手先発だったTomas Shultz (So.-RHP)をミッドウィークに降格するなど、先発候補に悩んでいますね。前週の結果はこちら


[4/16 (@Tennessee)] - Box
Kumar Rocker (Jr.-RHP)が7.0 IP/2 H/0 ER/1 BB/8 K。1週間以上間が空いたのが良い方向に働いたのか、速球も最速97~98 mph、常時90 mph中盤と本来の彼の投球を見せた。短い登板間隔で結果を出していく必要はあるけど、とりあえずは良い結果でホっとした。

2021年4月16日金曜日

21' Today's Topics - 4/15

[Today's Game (Game 13 @MIN)]

残念ながら10連勝には届かず黒星。結果的には勝ちパターンで投げる計算の沢村、Ottavinoの失点が響き、特にOttavinoは信用度がかなり落ちましたが、まぁ長いシーズンこんな試合もある。どちらかと言えば、当たりが出始めたVerdugo以外の打線がここまでの勢いを失いつつあるのが敗因かとは思います。

F. Corderoはここまでまずまずと昨日書いたけど、今日は打席の内容も悪かったようで、新加入のRenfroeやE. Hernandez共々、OF陣の迫力不足が目に付く。個人的にはピンとこない補強が多いなぁ、と思っていましたが、まぁやっぱりな、と。

何かを結論するには勿論まだまだ早急過ぎますが、せっかくの良い流れを止めたくないなら、ChavisやDuranへの切り替えも検討し始めた方が良いのでは?リリーフもOttavinoが計算できないとやはり勝ちパターンが少し苦しいですね。

Barnesはここまで7.0 IP/0 H/2 BB/14 Kと圧巻の内容ですが、昨日は最初の打者に四球と、悪い時の彼の癖が少し見えかけた。例年疲れが溜まってくると、ゾーンで勝負しづらくなるのか、四球が増えて悪循環というのが弱点なので、できるだけ疲労が蓄積しないように使いたいけど、明確なセットアップがいない状況では負担が増えてしまう。

長いイニングを投げられる選手だけに少しもったいないが、WhitlockやAndrieseあたりをショートイニングのセットアップに回すことも考える必要が出てきそうですね。

Result : MIN 4 - 3 BOS (W9-L4)

Prospect Profile: Chris Murphy, LHP

今回は、傘下の貴重な左腕有望株、Chris Murphyくん。入団後に予想よりも良い投手になった感じでフルシーズンで投げ始めたら紹介しようと思っていたけど、COVID-19もあってできていなかった。

Photo from bvmsports.com

[Player Data]

Name: Chris Murphy (クリス・マーフィー)
Full Name: Christopher Michael Murphy
Position: LHSP/LHRP
Born: June 5, 1998
Birthplace: Mission Hills, California
Height: 6-1
Weight: 175
Bats: Left
Throws: Left
Drafted: 6th round, 2019
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $200,000
College: San Diego
High School: Granada Hills HS (CA)
MLB Debut: June 7 (BOS)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

大柄な選手ではないが、リストよりは少し大きい印象のよう。運動能力は比較的高そうで投げ方にはそれが表れている。速球は常時90~94 mph、最速96 mph。左腕としては平均を少し超えるだろう。チェンジアップとカーブは入団後にも進歩しており、平均以上のボールになってきている。スライダーも一応は投げるようだが、将来的にはカッターへ整えることになりそう。カレッジ時代はスタッフはあるものの制球難の選手だったが、入団後少しメカニクスを矯正して制球が向上した。


[Background]

ドラフト時のランキングはBA #155/PG #182。


[Profile]

19' : SS-A Lowellでプロデビュー。入団直前のカレッジシーズンでの制球難の状態から入団後は被打率、奪三振率に加えて、制球面でも安定。

20' : マイナーシーズンキャンセルとなり、FILで投げたくらいだったが、前年に引き続きしっかりとした投球だったよう。

21' : High-A Greenville、そして昇格したAA Portlandでも素晴らしい奪三振率を見せ、契約時の懸念だった制球も悪くないと、フルシーズンデビューとしては満点だったが、玉に傷は特にHigh-Aで異様にHRを浴びたこと。回転が良くて当たれば飛ぶのか?そのせいで少し防御率が悪く、MLBに上がる前にコマンド等をもう一歩磨く必要があるだろう。

22' : AAでは文句のつけようのない投球で豊作の現傘下でもTop 10に入るレベルだったが、AAA Worcester昇格後は明らかに苦戦。K/BBが大きく悪化した。

23' : AAAでは苦しんだが、MLBにリリーフで呼ばれると、短いイニングを思い切り投げるのが転換になったのか好投。ただバルクリリーフなどでも起用され出すと、相手の慣れもあってかやや打ち込まれた。

24' : TJで全休。


[Comment]

期待度は高まっているが、なんせフルシーズンでまだ一度も投げておらず、どんな投球をするか注目している。

Former Sox Prospect Review: Josh Winckowski, RHP

今回は、この冬にTORからNYM、さらにBOSと2回もチームが変わることになった、Josh Winckowski。昨夏からのトレードで厚くなったマイナー投手陣の中ではまだあまり知名度が高くないですが、威力のある速球を持ち、場合によってはリリーフでも有用そうな選手で存在意義は小さくないと思います。

Photo from MLB Offcial Site

[Player Data]

Name: Josh Winckowski (ジョシュ・ウィンコウスキ)
Full Name:Joshua Winckowski
Position: RHSP/RHRP
Born: June 28, 1998
Birthplace: Toledo, Ohio
Height: 6-4
Weight: 200
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 15th round, 2016 by Toronto
How Acquired: Acquired from New York Mets with a PTBNL in a three-team deal along with Franchy Cordero and 2 PTBNLs from Kansas City, for Andrew Benintendi to Kansas City, Kansas City sent Khalil Lee to New York Mets (February 2021)
High School: Estero HS (FL)
MLB Debut: May 28, 2022 (Boston)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

がっしりした大柄の体格。下半身が幅広でリストよりも重そうに見える。上半身のパワーに頼った少し堅い投げ方に見えるが、先発でもやっていけるレベルだとは思う。速球は常時93~96 mph、最速97 mph。ショートイニングなら90 mph中盤から後半を安定して投げられるだろう。スライダーとチェンジアップを投げるが、どちらも比較的球速があり、速いボール主体で戦う選手。


[Background]

TORの16年のドラ15。Florida Southwestern州立大のコミットがあったが、$125Kでプロ入り。指名ラウンドからしてもロッタリーピックのHS契約だが、19年のHigh-Aまでソリッドに投げてきている。20年オフにはSteven MatzのトレードでNYMへ移籍も、その直後に今度はAndrew Benintendiの三角トレードでBOSへ。NYMのフロントトップにBOSのフロントから移ったメンバーが多く、Khalil Leeを気に入っていることを知っていたBOSがNYMも巻き込む形となった。


[Profile]

21' : AA Portlandで傘下デビュー。序盤は傘下全体でもBrayan Belloに次ぐぐらいの良い投球内容を披露していたが、夏場に調子が下落。速球の球威はあるが、変化球の質に少し欠け、前半戦も奪三振率自体は飛び抜けていないかったが、それが更に低下する形に。しかし終盤調子を取り戻すとAAA Worcester昇格後の2試合も出色の出来。

22' : AAAで順調に投げ、ファーストトライアルとなったMLBもデビューから、奪三振率は少なめながら、威力のある速球とシンカーでまずまず投げている。

23' : リリーフ転向し、STでは100 mph近くを記録。そのままセットアップに定着し、中盤以降やや調子を落としたが、一年を通じてブルペンの重要なピースとなった。

24' : 先発に戻そうとして失敗。少しケガもあったようだが、球種の少なさと三振を取る能力が高くないこともあり、先発では失格気味。


[Comment]

NYMがすぐに出したようにミッドレベルの有望株で他チームから移籍した外様の選手は更にトレードされやすい印象はあるが、近年投手の育成があまりできていないBOSには逆に他チームの投手Prospect加入はありがたい。

2021年4月15日木曜日

21' Today's Topics - 4/14

[Today's Game (Game 11, 12 @MIN)]

試合前にMataのTJという残念なニュースが。まだまだ若いのでしっかり直して、前以上の選手になって帰って来てくれればそれでいいのですが、昨オフに40人枠に入ってしまっているので、その面で育成の余裕が少なくなりそうなのが残念。本格復帰はマイナーオプションが残り1つになる、23年になるだろうから、場合によっては先発育成を棚上げして夏にはリリーフで使わざるを得ないかも。

60日ILの日数はカウントしないとか、その日数次第でマイナーオプションを1つ増やすなどのルール改正した方が選手自身にも良い気がしますがね。試合の方はダブルヘッダーを連勝。9連勝となって、地区どころかALで首位、MLB全体でもLADに次いで2位という予想外の好パフォーマンス。

Eovaldi、E. Rodriguezの両先発に、ブルペンもD. Hernandezが96 mphの速球を投げるなど、復調傾向を続けており、Barnes、Whitlockは相変わらず(ほぼ)完璧。更には27人目の枠で呼んだ、Bazardoを試運転させる機会も得られて大満足。

Bazardoは少し速球がバラついていた印象ですが、高めの速球と得意なスピン量の多いカーブで、スタッフ自体は通用しそう。カーブは意外と横へのスウィープが多い印象で、右打者にはカーブを多く、左打者には胸元より上の速球で攻める形かと思います。一旦マイナーに落とされるでしょうが、BriceやP. Valdezに代える機会を見極めたいですね。

打線では、X. Bogaerts、J.D. Martinez、C. Vazquezといった開幕ダッシュの要因メンバーが少し中休み感ですが、Verdugo、Deversが当たり始めるなど、良い流れ。新戦力では、F. Corderoがなかなかの働きをしている以外は微妙なところですが、控えのPlaweckiや特にArroyoが良い働きをしていて、本当にこれ以上ない状態です。

Result : MIN 2 - 3 BOS, MIN 1 - 7 BOS (W9-L3)

Former Sox Prospect Review: Eduard Bazardo, RHP

今回は、本日MLBデビューほやほやの、Eduard Bazardo。マイナー時代は比較的優れた奪三振能力と制球力を見せていましたが、入団年齢が高く、その上にRkレベルで3年もプレーしていたため有望株とみなされたことはありませんでしたが、昨年球威とカーブの高スピン量が注目されて40人枠入りを勝ち取った。

Photo from SportsOverdose.com

[Player Data]

Name: Eduard Bazardo (エドゥアルド・バザルド)
Full Name: Eduard Felix Bazardo
Position: RHRP/RHSP
Born: September 1, 1995
Birthplace: Maracay, Venezuela
Height: 6-0
Weight: 155
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: International free agent (July 2014)
Signing Bonus: $8,000
MLB Debut: April 14, 2021 (Boston)
How Left: Minor league free agency, signed with Baltimore (October 2022)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

投手としては小柄な部類。少し力の入ったカクカクした投げ方。速球は以前は平凡だったが、近年リリーフに固定されたことで上昇傾向。20年のFILからは94~98 mphと威力のあるボールを見せている。またカーブのスピン量が非常に多く、自信を持って投げるプラスのボールになっている。一応はスプリッターもレパートリーにあるよう。コマンドは飛び抜けていないが、キャリアを通じて制球面では優れた才能を見せている。


[Profile]

15' : DSLでプロデビュー。19歳と高めの年齢だが、先発で起用され、ソリッドな成績。

16' : DSLでほぼPiggy-Backで過ごしたが、内容的にはチームトップクラス。0点台の防御率で、イニング数を超える三振も奪った。

17' : DSLで開幕もシーズン中にGCLに昇格。スウィングマンの役割。

18' : SS-A Lowellで好投し、その後昇格してきたLow-A Greenvilleでも申し分のない投球。被打率、奪三振率とまずまず良いが、それ以上に制球力が大きく向上。

19' : 開幕からHigh-A Salemでリリーフ転向。難なく適応すると、中盤戦以降はAA Portlandへ。序盤少し打たれたが、最終的にはまずまずのラインにまとめてきた。オフにRule 5ドラフト対象だったが、プロテクとしなかったが、指名は受けず。

20' : マイナーシーズンキャンセルとなったが、FILで向上したスタッフを披露。40人枠入りを掴んだ。

21' : STでも評価を高め、4月にMLBデビューととんとん拍子に出世を重ねて来たが、ケガで三段目のジャンプに躓いた。9月にAAA Worcesterのマウンドに戻ったが、調子を取り戻す前にシーズンを終えている。

22' : 40人枠を外されて迎えたシーズンは、序盤はやや打ち込まれたが、トータルでは支配力には欠けるもののまずまず。終盤戦は再度MLBの機会を得た。

22' Oct. : オフに入り、二度目のDFAを経てMiLFAに。

23' : BALから夏にSEAへトレード。SEAでは限られた機会だが、MLBでもまずまずの投球。

24' : SEAでMLB/AAAのアップダウンリリーフとして一年間プレー。


[Comment]

球速、アウトピッチ、制球と揃っており、今のスタッフを維持できるなら、ミドルリリーフ以上に定着できる可能性がある。こういった小さな契約から有用なリリーフが出るのはチームにとって大きい。

Former Sox Prospect Review: Ronaldo Hernandez, C

今回は、Chaim BloomさんのProspect集めの一環でオフにTBからやって来た、Ronaldo Hernandez。器用さに欠け、やや不安視する向きもありますが、パワーと肩で2年前にはマイナー全体のTop 100やTop 50に名前を連ねていた選手を大した見返りもなしに得られたのは収穫でしょう。

Photo from SoxProspect.com, Credited to Kelly O'Conner

[Player Data]

Name: Ronaldo Hernandez (ロナルド・ヘルナンデス)
Full Name: Ronaldo Jose Hernandez
Position: C/1B/(3B)
Born: November 11, 1997
Birthplace: Arjona, Colombia
Height: 6-1
Weight: 230
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: Acquired from Tampa Bay with Nick Sogard for Chris Mazza and Jeffrey Springs (February 2021)
How Left: Minor league free agency (November 2023)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

幅広の捕手体形。優れたスウィングスピードと身体的パワーでプラスのパワーポテンシャル。ソリッドなコンタクト能力があるが、典型的な引っ張り好きの早打ちで出塁はあまり期待できない。またスウィングが少し堅く、穴もある。守備の評価もあまり高くないが、肩はプラスプラスと言われており、その点で打てて最低限捕球できれば捕手としてやっていけるかもしれない。


[Background]

14年の海外FA契約。アマチュア時代は捕手専門ではなく、3Bなども務めていたよう。15年の平凡なデビューの後、16~18年はTBのマイナー下層Low-Aまでで優れた打撃を披露。21 HRを放った18年にはマイナー全体でも高い評価を受ける選手となった。19年はHigh-Aで苦戦。20年もTBのATSであまり良いパフォーマンスではなかったようでオフに40人枠調整のためにトレードに出されることに。


[Profile]

21' : コンタクト面の懸念があったものの、AA Portland/AAA Wprcesterで終わってみれば、波はあったものの、コンタクト、パワーで優秀な数字。

22' : 4月の出足の不振を除けば、.270以上のアベレージに17 HRとオフェンスは合格点。

23' : 40人枠に捕手が2人しかいない中で、Reese McGuireの離脱時にも起用されることはなく、MLBの捕手の候補として認識されていないことが明確に。パワーは相変わらず問題ないのだが。

23' Nov. : MiLFAに。

24' : ARI-AAAで素晴らしい打撃だが、MLBデビューはならなかった。


[Comment]

身体能力に欠ける捕手ということで打てないと価値を見出しにくいタイプではある。40人枠に入っていることもあり、マイナーでしっかり結果を出してもらいたいところ。

Former Sox Prospect Review: Jonathan Arauz, IF

今回は、一昨年のRule 5ドラフトピック、Jonathan Arauz。昨年チームに帯同し続けたことで、HOUへリターンする必要がなくなり、正式にBOS保有選手となっています。昨年はRule 5ドラフトの制度上、MLBでプレーしましたが、年齢的にまだマイナーで鍛える部分もり、今季はまずはマイナーでプレーしそう。でも昨年はマイナーシーズンがキャンセルだったし、逆にタイミングは良かったですね。

Photo from SoxProspect.com, Credited to Kelly O'Conner

[Player Data]

Name: Jonathan Arauz (ジョナサン・アラウズ)
Full Name: Jonathan Aldair Arauz
Position: SS/2B/3B
Born: August 3, 1998
Birthplace: Alanje, Panama
Height: 6-0
Weight: 180
Bats: Both
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: Selected from Houston in Rule 5 Draft (December 2019)
MLB Debut: July 24, 2020 (Boston)
How Left: Claimed off waivers by Baltimore (June 2022)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

現状まだ細身だが、M-IFとしては小柄という部類ではなく、身体的な成長の余地は残っている。まずまずのバットコントロール、バットスピードがあり、またこの手の選手にしては比較的ゾーンの見極めやディシプリンに優れるが、年齢より高いリーグでプレーして来たため、コンタクトでは苦戦気味。現状ではパワーレスの選手だが、身体的に少し向上して来ており、21年のSTではパワー面での成長を垣間見せた。2桁を打つポテンシャルがある。スピード、肩は飛び抜けていないが、ナチュラルなディフェンダーで、SSを中心にIF全般をしっかり守れる。少なくともキャリア初期はSSを守るのに不自由はしないだろう。


[Background]

元々はPHIの14年の海外FA契約。BAやMLB公式のランキング県外だったが、パナマでは最も有名な選手で、$600Kという比較的高額のボーナスで契約。15年にプロデビューするが、その年にはKen GilesのトレードでHOUへ。海外FA選手の宿命だが、M-IFの選手でかなり早上げ気味ということもあり、打撃成績はイマイチも、比較的選球眼が良いのと、守備面でそこそこの評価を受けていた。


[Profile]

20' : COVID-19の開幕が遅れたため、7月にMLBデビュー。打撃成績は平凡だったが、負けシーズンだったことと、控えということもあり、チームに帯同し続けたことで、正式にBOSに保有権が移動。

21' : STでは筋力アップした姿を見せ、実際HR数自体は順調に増えているものの、オフェンス面では目立つことなくシーズンを終えた。BB/SOは悪くないので、少し運もあるのかと思うが、せっかくの身体能力を転嫁するスキルに欠けているのか。

22' : Trevor Storyの加入により開幕ロスター外に。AAAでも鳴かず飛ばず。

22' Jun. : DFAしたところをBALがクレーム。

22' : 少しBALでプレー後DFA。マイナーではプレーせずTILへ。

23' : NYMへ移り、AAAA選手として時折MLBでプレーも打てず。シーズン後にDFA。

24' : LAD-AAAでプレーもMLBへは呼ばれず。


[Comment]

STで筋力アップの傾向を見せており、何気ブレイク候補なのではないかと思っています。チームがユーティリティーな選手を重用していることもあって、すぐにはチャンスは来ないかもしれないけど、しっかり準備を整えて欲しいところ。

2021年4月14日水曜日

21' Today's Topics - 4/13

[Today's Game (Game 10 @MIN)]

黒人の射殺事件が起きて1日順延してのシリーズ開幕。チームは好調を維持して勝ったのは良いけど、なんか落ち着かない世情ですね。余裕がないと他人に当たりたくなるのは人間のDNAの本質なのでどうしようもない部分もあるのでしょうが、どこもかしこも揉め事ばかりで辟易とします。

打線好調な流れですが、今日は投手陣の活躍で連勝継続。M. Perezは2戦連続好投だし、沢村、Barnesは勿論、Ottavino、D. Hernandezも僅差で起用されてしっかりホールドなので、状態は上向きかな?Dalbecは105 mph以上の打球を連発しており、こちらも上がってきた印象。

打線で言うと、あとは1、2番に固定されている、E. HernandezとVerdugoの状態が上がって来てほしいですね。

Result : MIN 2 - 4 BOS (W7-L3)

2021年4月12日月曜日

21' Today's Topics - 4/11

[Today's Game (Game 9 @BAL)]

開幕シリーズで苦杯をなめたBALを3タテ。打線がみるみる調子が上がってきたのが要因。J.D. MartinezはCOVID-19かも、ということでしたが、少し体調を崩しただけだったようで、今日はラインナップに戻って大暴れ。

Deversも持ち前の鋭い打球を放ちまくっており、本来の彼に戻ってきた。X. BogaertsにC. Vazquezといった生え抜きのコアも非常に当たっている状態で、期待していた中心打者たちが計算通りのパフォーマンスが勝利につながっています。

先発も初戦イマイチだったEovaldiとRichardsが2登板目はまずまず。Pivettaも引き続き悪くない内容で、強敵相手にはまだわかりませんが、投打がかみ合ってきた。少し懸念はブルペンか。Barnes、沢村、Whitlock、Andrieseは良い状態だが、それ以外は微妙。

今日打たれたP. ValdezとBriceはビハインド担当なので、あまり多くを期待しても仕方ないが、両左腕のD. Hernandez、J. TaylorにセットアップのOttavinoも被打率が高くて安定感を欠く。Hernandezは少し良くなってきた感じではあるが。

Brasierの復帰が待たれるけど、Briceあたりはどうせならもう切ってしまって、マイナーの選手を試していく枠に充ててもいい気がするが。

Result : BAL 9 - 14 BOS (W6-L3)

21' Vanderbilt Commodores Game Results -4/9~4/15-

チームの状態は好調ですが、Kumar Rocker (Jr.-RHP)が少し心配。3登板連続で球速が落ちた状態で今週末のシリーズでは3 HRを浴びた。ケガなら話は早いですが、何が原因でしょうかね。前週の結果はこちら


[4/9 (vs Georgia)] - Box
Jack Leiter (So.-RHP)が7.0 IP/3 H/1 ER/3 BB/13 K。さすがですね。8回まで均衡が続いた好ゲームでしたがブルペンもNick Maldonado (So.-RHP)とLuke Murphy (Jr.-RHP)がしっかり無失点でつないで勝利。

2021年4月9日金曜日

21' Today's Topics - 4/8

[Today's Game (Game 7 @BAL)]

昨年全休で今季も腕のトラブルで出遅れとなった、E. Rodriguezでしたが、1試合スキップしたのみで復帰し、ブランクを感じさせないソリッドな投球。ケガがあると球速も結構振れるタイプの選手の印象がありますが、95 mph程度を投げていたようで、ひとまず体調も懸念はなさそう。

チームの逆転直後、しかも1点差という場面でMLBの2登板目(更に言えばAAA以上で2登板目)のWhitlockが、96 mphの速球とチェンジアップのコンビネーションのみで2 IPをパーフェクト3 K。元々のセカンドピッチはスライダーと聞いていましたが、STからチェンジアップが素晴らしく決め球となっています。

彼とAndrieseはマルチイニングもこなせてブルペンにとってありがたい存在ですね。Barnesは今日も完璧。3 G/4 IP/0 H/1 BB/9 Kと文句の付けようのない投球。例年春先良くて、疲れが溜まる中盤戦以降状態が落ちる傾向がありますが、クローザーに固定されて酷使されないなら、年間を通して支配的な投球ができるかも。そうなると契約延長に失敗したためオフに流出になる可能性がさらに高くなる訳ですが。

Result : BAL 3 - 7 BOS (W4-L3)

2021年4月8日木曜日

21' Today's Topics - 4/7

[Today's Game (Game 6 vs TB)]

開幕3連敗のあとのTBシリーズは3連勝で良い形で終了。Eovaldiは6回でも99 mphを投げるなど、ボール自体は引き続き良い状態。あとはレベルの高めの相手にどれだけ効率的に投げられるか。Dalbecにも当たりが出て一安心。

Result : BOS 9 - 2 TB (W3-L3)[Other Topics]


[Other Topics]

ドラフトの上位候補だったJaden Hill (Jr.-RHP)がUCL損傷でTJへ。元々今の投球なら#4で指名するレベルではなかったので、逆にドラ2以降で指名できる可能性が出てきたと言えるかも。

TJの回復期間を考えると、来季シニアーで再挑戦というのは難しいと思うし、ドラ1後半でスロット契約、もしくはドラ2中盤くらいまでで少しオーバースロットみたいな契約になるのではないかと思います。まぁ球速の割にはあまり支配的な投手じゃないのでドラ2に残っていてもベストな選択肢かはわからないですが。

他の選手の状況で言うと、Kumar Rocker (Jr.-RHP)が内容は悪くないものの、この2週は球速低下が著しく、球速が回復しないなら、Top 4の1人だったのが、Top 3(Jack Leiter、Jordan Lawlar、Marcelo Mayer)の次のセカンドタイアーの1人という形になり、#4ピックのBOSには残念な状況になるかも。

#4の候補としては、投手ならLeiterの後ろはRockerよりもGunnar Hoglund (Jr.-RHP)ということになるかも。カレッジ全体でもLeiterの次の三振数を奪っている選手。その後にTy Madden (Jr.-RHP)、Wake Forest大のRyan Cusick (Jr.-RHP)、Miami大の102 mphアームのSam Bachman (Jr.-RHP)という感じ。

野手ならHenry Davis (Jr.-C)が現状ダントツのプレーぶりで#4の最有力になってきたかも。その次はBoston大のSal Frelick (Jr.-OF/2B)が有力。Adrian del Castillo (Jr.-C)がその後くらいだろうけど、Davisと同じ捕手ということで、#4の候補にはならないだろう。

HSの方では、一時コンタクト難が言われていたBrady House (HS-3B/SS)がこの春はよく打っており、再度評価を上げている。あとは少し評価が分かれるが、Lawlar、Mayerの次ぐ三番手のHS-SSのKhalil Watson (HS-SS)も小柄だが素晴らしいオフェンスポテンシャル。BOS傘下のDownsに少し似ている気がするが、ピュアなSSというよりは、チーム事情次第ではCFや2Bで打力を生かすようなタイプだと思うが。

2021年4月7日水曜日

21' Today's Topics - 4/6

[Today's Game (Game 5 vs TB)]

ローテが一巡して2勝目。M. Perezはソリッドな働き。昨年も中盤まではまずまずだったし、今季来季と高くない契約なので、これくらいで投げてくれれば、使って良し、(トレードで)出して良しですね。

延長戦になったこともありますが、Houckをリリーフで起用。E. Rodriguezが戻って来るので、残念ですがHouckは一旦マイナーですかね。前回良かっただけにもう1、2回は先発で見たかったですが。

Deversにもようやく安打が出ました。開幕3戦はどうなることかと思いましたが、この感じだとまずまず戦えそうな印象。あとはブリッジの選手から有望株たち中心にスムーズに移行できれば。

Result : BOS 6 - 5 TB (W2-L3)

2021年4月6日火曜日

21' Today's Topics - 4/5

[Today's Game (Game 4 vs TB)]

ようやく一つ勝って一息。Pivettaは少しコントロールが荒れ気味だったけど、5.0 IP/2 H/0 ER/4 BB/4 K。Houck共々昨年に引き続き悪くない状態で良かった。

ブルペンはD. HernandezとJ. Taylorが酷い状態で、左腕不足な点が懸念されるものの、ロングリリーフのWhitlockとAndriese、ビハインドから大差の試合を含めて臨機応変に投げる、P. ValdezとBrice、セットアップ/クローザーのBarnes、Ottavino、沢村という役割分担でまずはそこそこ投げてくれそう。

打線もJ.D. Martinezが全盛期に戻ったような存在感。X. BogaertsやOF陣(Verdugo、F. Cordero、Renfroe)にもそれぞれ当たりが出た。Deversも打球自体は良くなってきたようなので、あとはDalbecに当たりが出れば、ようやく開幕かな。

Result : BOS 11 - 2 TB (W1-L3)

2021年4月5日月曜日

21' Today's Topics - 4/4

[Today's Game (Game 3 vs BAL)]

おいおい、三連敗って...。まさか昨年よりひどい戦いぶりを見せてくれるとは想定していませんでした。年俸$8.5Mの大物新戦力Richardsの炎上で勝負はつきましたが、J. Taylorの状態が悪いのと、打線もJ.D. MartinezとC. Vazquezの2人以外はさっぱりというところは改善が見られず。

一方で、Whitlockが各放送の解説を唸らせる、素晴らしいMLBデビュー。開幕シリーズ早々にしてファンサイトでは、HouckやWhitlockではなく、EovaldiやRichardsを使い続ける必要性に疑問が呈されています。あとは22年のドラフトの順位についても...。

Result : BOS 3 - 11 BAL (W0-L3)

2021年4月4日日曜日

21' Today's Topics - 4/3

[Today's Game (Game 2 vs BAL)]

Houckが5.0 IP/6 H/2 RT/1 BB/8 Kと悪くない投球を見せましたが、二戦連続で打線が良いところなく連敗。新戦力たちは、昨年の成績からして過度な期待もできなかったし、多くが暖かい地域のチームからの移籍で、少し順応に苦労するだろういう気もするので、まぁ予想通りなんですがね。

逆にJ.D. Martinezこそ今日気を吐いたものの、Verdugo、X. Bogaerts、Deversあたりの中核がさっぱりだと打つ手がないですね。今のチーム状況だと遠からず不協和音が聞こえてくるでしょうし、次戦こそは切り替えて波に乗れるような戦いを見せて欲しい。

Result : BOS 2 - 4 BAL (W0-L2)

21' Season Boston Red Sox -Apr.-

4月です。いよいよ新シーズンが開幕。いきなりつまづいてのスタートですが、来季以降につながる戦いに期待です。(前記事はこちら)。


[Transaction]

〇 4/1
Placed RHP Ryan Brasier and LHP Eduardo Rodriguez on the 10-day IL.
Recalled RHP Tanner Houck.

E. RodriguezとBrasierが少し出遅れ。Rodriguezの代役に、一旦マイナーへ落としていたHouckを開幕ロスターに加えています。

21' Vanderbilt Commodores Game Results -4/2~4/8-

Jack Leiter (So.-RHP)が止まりませんね。SECゲームが始まりましたが、二週連続無安打投球。ここ数年のカレッジベースボールでもCasey Mize (DET)以来くらいのレベルかも。前週の結果はこちら


[4/2 (vs Louisiana State)] - Box
今季のカレッジ投手の頂上決戦の一つとなりましたが、LSUのJaden Hill相手にJack Leiterが完勝。6.0 IP/3 H/1 ER/3 BB/12 K。久しぶりに被安打、失点をしたものの、圧巻の奪三振祭りでした。Spencer Jones (So.-1B/OF)が4 H。出足は鈍かったですが、このところはDHでの起用も増えてきている。

2021年4月3日土曜日

21' Today's Topics - 4/2

[Today's Game (Game 1 vs BAL)]

US北部の寒波の影響なのか、1日順延しての開幕戦。BAL相手に勝ってすがすがしいスタートを切りたかったですが、結果は正反対のホームで良いところなしの敗戦。

Eovaldiも悪くはなかったものの、BAL相手にこれだと少し苦しいかな?球速は出ているけど、テンポよくアウトを稼げないのが彼らしいところ。投手ではJ. Taylorが三連打で1死も取れなかったのも気になりますね。

打線は最悪のスタート。まぁ1試合だけで判断してもしょうがないですが、左相手に3 AB/3 SOのRenfroeは厳しそうですね。9番で先発のDalbecも2三振。う~ん。

Result : BOS 0 - 3 BAL (W0-L1)

2021年4月1日木曜日

21' Boston Red Sox Opening Roster

色々と鬱憤の溜まる年だった20年と異なり、例年通りの開幕を迎えられることになった今季。未だ過渡期という感じの開幕ロスターではありますが、STでは有望株たちの活躍も印象的だった。再び頂点に向けた助走の年になるように、日ごとの進化を感じる戦いを期待したいですね。Go Sox !!


[Starter]

RHP Nathan Eovaldi
RHP Tanner Houck
RHP Garrett Richards
RHP Nick Pivetta
LHP Martin Perez

21' Today's Topics - 3/31

[Today's Topics]

COVID-19陽性と言われていたBarnesですが、元々症状も出ておらず、濃厚接触での隔離だったのか、もしくは偽陽性だったのか、というような実情だったようで、再検査の末、陰性が確定して出遅れ回避。

Brewerがマイナー行きとなり、ブルペンはBrasier以外はフルメンバーで開幕を迎えることになりました。また、やはりCOVID-19関連でこちらは実際に発症してILに入っていた、F. Corderoですが、数試合のリハブを経て、こちらも開幕に間に合い、Chavisがマイナーへ。

Chavisは腐らずにATSで準備をして欲しいところ。現状投手14人、野手12人の26人ロスターになっていますが、E. Rodriguezは最終的に最初の登板を回避する雰囲気で、その場合はHouckが代役になります。

Houckもやや制球難で苦しい春を過ごしましたが、最後の登板では良い投球を見せており、このチャンスでしっかりアピールして欲しいですね。ともかく予定通りの開幕に期待で胸が膨らみます。Go Sox !!