2013年12月4日水曜日

13'-14' Offseason Boston Red Sox -Dec.-

12月です。いよいよFAが動き始めましたね。今季はドラフトピックを失ってもFAと契約するのかと思っていたけど、結局はドラフトピックはできるだけ失わず、かつ割高だが短期で契約できる選手を集めるという方針は変えないようですね(前記事はこちら)。


[Transaction]

○ 12/3
Tendered the 2014 contracts to RHP Burke Badenhop, RHP Junichi Tazawa, LHP Andrew Miller, LHP Franklin Morales, and 1B/LF Mike Carp.
Non-tendered RHP Andrew Bailey and OF Ryan Kalish.

調停選手へテンダーするかどうかの期限で、Andrew BaileyとRyan Kalishをノンテンダーに。両者はFAとなります。Baileyは直前情報でテンダーするかもとか流れてて、気が狂ったのかと思ってたけど、一応まともな結論に。Kalishはどうなんですかね。マイナー契約で戻ってきてもらいたいとは思うけど、ここまで来る以前にどうにかできなかったもんかな?


○ 12/4
Signed C A. J. Pierzynski.

懸案の捕手ですが、FA市場に残った大物の一人Pierzynskiと合意に達したようです。年数等はまだ不明。左打ちで、D. Rossとの相性は良く、育ってきた捕手のProspectへのつなぎとしては良い選択肢。バットコントロールに長け、未だにソリッドなアベレージ・パワーを残すが、選球眼はさっぱり。

守備もツールはあるにせよ、性格面でやや難があり、キャラクターの強さから、合わない投手もいるかも。性格のところは人格者で知られるRossがフォローしてくれれば理想的。打順的に見ても、捕手のところで、左右で苦手が出ないというのは良いかなと思う。しかしこれでSaltyは再契約の道は閉ざされた。市場に残るは、Saltyと、先頃ノンテンダーされたJ. P. Arencibia、トレードに出ると言われるRyan Haniganくらいになった。

(追記1)1年契約という噂です。C. Vazquezはあと2年、Swihartはあと3年はかかると思っているのですが、15年はどうするのでしょうね。Rossとの契約も切れるし、低額のオプションを付けた方が良いかと思うんですが。(追記2)1年契約で$8.25Mで確定したようです。フィジカルも通過済みで、正式に契約となります。


○12/6
Miami signed C Jarrod Saltalamacchia.

そして最後まで捕手市場に残ったJarrod SaltalamacchiaはMIAと契約。14年が$6M、15年が$7M、16年が$8Mの3年$21M。行き先が絞られてしまったことで、Brian McCann (NYY)の契約と比べ、かなりの割安になった。代理人が否定はしていたけど、少しメディカルに問題を抱えているという噂も出ていた。この額であれば、BOSも連れ戻すべきだったとは思うけど、BOSが最後の最後でPierzynskiに流れたことで、さらに額は下がったのかも。

本人もある程度BOSへの残留を希望していたのかと思うし。$24M程度だったとしても、3年であれば許容であった。C. Vazquez、Swihartがいるとは言え、前者は打撃にまだ疑問もあるし、後者も打力は十分になる可能性は高いにしろ、ポジション柄守備を整えるのに、最低あと3年は掛かるだろう。

ただ個人的にはSaltyの守備は、フレーミングこそ改善しているものの、WSで見せた不安定な守備面に関してはかなりの不安を持っているし、打撃も天性のパワーに加えて、アベレージ・選球眼の向上も見られているが、空振りが多く、良い投手相手にはあまり戦力になっていないのが現状。3年間Saltyに正捕手を託し続けるのも少し不安には感じていた。

まぁ一つ言えるのは、QOをしなかったのは確実に失敗だったということ。QOを拒否する可能性は非常に高かったし、Saltyに1年$14.1Mは確かに高いが、Pierzynskiに1年$8.25Mということで、この差なら、ドラフトピックを1つ手に入れるというギャンブルをするだけの価値があったように思うが。


○ 12/7
Signed RHP Edward Mujica.

STLからFAとなっていたリリーフのMujicaと契約。2年$9.5M。それぞれの年で、20 GF以降は5 GFごとにインセンティブが付き、最大で$1Mずつまでボーナスが支払われる可能性がある。13年は後半戦に鼠蹊部の故障もあり、終盤Trevor Rosenthalにクローザーの座を奪われ、POでもロスターには入っていたものの、WSでは登板機会無しという扱いを受けた。13年前半は特に素晴らしく、All-Starにも選ばれたほどだったが、後半戦の失速が印象を悪くし、やや抑え目での額での契約となったというカンジで見られているだろう。

奪三振率はクローザーとしては低いが、非常に制球力に優れた選手で、K/BBやBB/9の指標で言えば、現在の上原とMLBで1、2を争うほど。速球は平均で92 mphほどで、スプリッターの割合が上原以上に高い。上原に似たようなパッケージで、速球は上原よりやや速いが、奪三振率では劣る。一方で、ゴロ率はここ数年良い。

個人的にはNLのリリーフをあまり信用しておらず、特にAL-Eastでクローザーとしてはやや不足もある、といった力量の選手だと思っていて、実際fWARなどの指標で言えば、平均レベルの選手とも。一応クローザーの経験を持つ、実績のあるリリーフということで、個人的にBadenhop獲得の際に書いていた、今オフに必要であったリリーフ像と合致する選手ではあるが。ゴロ率が高いのも好ましい。

とは言え本音を言うと、同様なプロフィールの選手で、もう少し球威のある、捻じ伏せるタイプの火消し役を思い描いていた。制球の良さは魅力だが、やや支配力に欠ける点が少し気にはなっている。まぁ額的には、凄く格安という印象ではないにしろ、適正額か少し安いくらいだと思うし、上原の保険にもなる。Badenhop獲得で終わるなら、不満が大きかったけど、このムーブを合わせれば、ブルペンの顔ぶれはまとまったと言える。

ロングリリーフをどうするのかということや、右腕(上原、Mujica、田澤、Workman、Badenhop)はいずれも制球が良いのに対し、左腕(Breslow、A. Miller、F. Morales)はいずれもやや制球難という部分は少し気になるけど、これで質・量ともに十分なブルペンは構成できた。現状の頭数では、1、2人多いが、昨年も結局STでケガ人が出たし、ブルペンの補強は大きなものはこれで打ち止めかと思う。


○ 12/8
New York Yankees signed CF Jacoby Ellsbury.

とうとうこの日が来ました。05年のドラ1での指名以来BOS一筋。チームの象徴の一人だったJacoby EllsburyがNYYと契約。ノートレード条項付の7年$148M、8年目のオプションが$21M/$5Mバイアウトの最大8年$169Mでの契約となります。

BOSはQOを申請していたので、NYYはドラフトピックを失い、BOSは補償ピックを得る。NYYは既に、ATLからQOを受けたBrian McCannと契約しているため、上位から2つのピックを失い、今のところドラ1、ドラ2の2つだが、NYYがQOした選手が移籍すればそちらの補償ピックを失うことになる。BOSの方は、ドラ1は変わらず全体#29ですが、補償ピックで、全体#32が新たに付与された。

かつてのBOSの失敗契約である、Carl Crawfordの7年$142Mを上回る契約を得ることになった。CFで、ディシプリン、打撃も上回るということでこれほどの契約を得た。Scott Borasクライアントということもあり、やはり高い感は否めない。ただBOSも元々言われていた$100Mを大きく超えて、かなり近い額を提示していたが、最終的にはNYYの前に競り負けたことになった。

NYYはBrett GardnerをLFに移すよう。NYYがQOを申請しているCurtis Grandersonとの再契約は無さそうですね。McCannに加えて、この契約ということで、Robinson Canoは諦めるのかなとも思ったけど、まだ交渉は続けるよう。CanoにはSEAが本気だそうだし、Canoと再契約できなくても、ラグジュアリータックスのボーダーを切れるのか怪しくなってきましたが。

まぁNYYのことはさておき、やはり寂しくはなりますね。J. Bradley, Jr.がいるので、とは自分も言ってきたものの、ちょうどBOSを真剣に追い始めた頃にProspectを卒業し、ルーキーとしてMLBに上がってきた選手だったので。そして最後はWS制覇を置き土産に。本人も元々NYYを好んでいたのかな?ライバル球団に移籍はしますが、彼のことは今後も応援していきます。


○ 12/12
Re-signed 1B Mike Napoli.
Designated UT Alex Castellanos for assginment.

シーズン終了後FAとなっていたNapoliと再契約。2年$32M。正式発表はまだだが、本人が"The Beard is back !!"というツィートを残しており、戻って来ることは確定している。市場でNo.1の1Bであり、TEXから3年のオファーが既にあったそうだが、本人がずっと公言していた通り、Bostonを気に入っており、より低額のオファーを受け入れた。

単年で言えば、わずかに高い気はするが、粘れば4年ももらえた可能性のある選手だけに、本人の意志によるディスカウントはBOSにとって素晴らしいボーナスとなった。元々昨オフに3年$39Mの契約をもらう予定だったので、契約期間は変わらぬまま、多少額が増えたことになるが、今年1年のプレーとその後のメディカルから、臀部の状態は問題ないことが判明しており、そのリスクヘッジという面からすれば、その出費の差は仕方のないところではあるか。

QOを拒否していたことで、他チームに行くなら、補償ドラフトピックがもらえた訳だし、ややアベレージの安定感に欠ける打撃は、必ずしも個人的には理想的ではなく、他チームに行ってもらっても、それはそれでいいかなとも思っていたけど、今オフの市場で言えば、他に目立った選択肢も無く、ベストの選手ではあった。打線的にも、Papiの後ろの4番か5番を打てる選手を欠いていたし、守備面でも良い所を見せていたこともあり、まずは申し分のないシナリオとなった。

(追記)CastellanosのDFAで40人枠が空き、正式にサインが発表されました。それぞれの年に$16Mを稼ぐようです。DFAされるのはB. Villarealあたりかなと思っていたけど、そういやCastellanosもまだ40人枠にいたんですね。


Selected IF Jonathan Roof from Philadelphia in the AAA phase of the Rule 5 Draft.
Baltimore Selected 3B/1B Michael Almanzar in the MLB phase of the Rule 5 Draft.

詳細はRule 5ドラフト関連投稿参照。Rule 5ドラフトでMichael AlmanzarをBALにセレクトされました。BOSはMLBフェーズでは誰も指名せず、マイナーフェーズでIFのRoofをピックしています。


○ 12/13
Re-signed RHP Miguel Celestino and 1B/3B Brandon Snyder to minor league deals.
Signed RHP John Ely to a minor league deal.

Celestino、B. Snyderと再契約。Snyderは随分前に再契約が伝えられていたけど、正式に発表された。MLBでは今一つだったけど、即戦力の1Bのデプスは傘下にいないし、BOSの在籍経験も踏まえれば無難な選択肢かと。Celestinoも90 mph後半に達する速球が売りでMiLFAの中では戻ってきてもらいたい選手だった。またElyとも契約。3人ともSTへの招待を受けています。Elyは13年4月にTJを受けた選手。LADでMLBに上がってきた時は活躍したけど、長くは続かなかった。AAAでスウィングマン的に使われるかと思う。


Chicago Cubs signed OF Ryan Kalish.

ノンテンダーされていたRyan KalishがCHCへ。お馴染みのTheo Epsteinさん、Jed Hoyer GM、Jason McLeodさんらによる、元BOS選手の引き抜きです。帰ってきてもらいたかったけど、本人も環境を変えたかったかもしれませんね。前も書いたけど、ノンテンダーに至るまでに手を打っておくべきだった。


○ 12/16
Signed RHP Dayan Diaz and 3B Carlos Rivero to minor league deals.

2人のMiLFAと契約。D. Diazは球威はあるけど、健康面の問題もあり、安定して投げていない。Riveroは上層の3Bのデプスでしょう。


Atlanta signed 1B/LF Mark Hamilton.

昨季AAAで1B/LF/DHを務めたMark HamiltonがATLへ。


○ 12/17
Signed RHP Shunsuke Watanabe to a minor league deal.

千葉ロッテマリーンズで長く先発として活躍した渡辺俊介とマイナー契約。過去2年、不甲斐ない成績を残しており、オフに自由契約となっていた。アメリカに少ない、サブマリンということで、戦力になる可能性も無くはない。WBCで活躍した実績もあるし、リリーフとして見てみようというカンジか。 


Released RHP Chris Carpenter to Yakult Swallows in exchange for cash.

Chris Carpenterの保有権を東京ヤクルトスワローズへ売却。一応リリースという形になるようです。Theo EpsteinさんがCHCへ移籍した見返りとして受け取った選手ですが、100 mphの剛球もどこへやら。当初は見返りとして"Significant"なProspectをもらえるという話だったんですがね...。


New York Yankees signed LHP Matt Thornton.

NYYがMatt Thorntonと契約。2年$7Mだそうです。1年$6Mのオプションは明らかに高いと思っていて、破棄は当然という感覚でしたが、意外と良い契約をもらいましたね。実績を考慮しても、往年の力は無く、1年$3~4M程度が相場かという印象なのですが。


○ 12/18
Acquired IF Jonathan Herrera from Colorado for LHP Franklin Morales and RHP Chris Martin.

COLからHerreraを獲得。見返りにFranklin Moralesとマイナーのリリーフ右腕Chris Martinを放出。印象としては、またも不満を感じるトレード。Herrera自身がイマイチというよりは、思ったより見返りが高かったのが気に入らない。Moralesは明確に浮いており、彼とローレベルのProspectということなら納得もできたが、Martinまで付けるのはオーバーペイ。

確かに、X. Bogaerts、Middlebrooksの控えとなるIFを欲していたし、左打ち(Herreraは両打ちだが、右投手を得意とする)という点ではフィットしている。しっかりしたコンタクト能力を持つが、選球眼は平凡。パワーは全く無い。守備も、2Bではまずまずの数値が出ているが、SSとしては平均以上でも以下でもないという微妙なレベル。一応3BやLFの経験もある。守備のマシなHoltというイメージか?

MLBでもある程度コンタクトを証明している点では、Holtよりアップグレードなのは確かだが、一方で13年のスタッツが望める上限だと思うし、伸びしろは小さい。個人的には、打撃に優れるBogaertsの補完として、守備職人タイプのSSを予想していた。BogaertsにほとんどのSSでのプレータイムを任せるつもりならこれでも良いと思うが。

Moralesは残りあと1年だが、まだ安いし、健康ならしっかりとしたリリーフ。それ以上のアップサイドもある。一方のHerreraも今オフが既に調停2年目で、残り2年しか保有できない。調停予想金額でも、たったの$600K程度しかサラリーダンプにならないし、40人枠の整理にもなっていない。Herreraはマイナーオプションも切れていて、もし25人ロスターに残れなかったらタダで失う危険性もある。MoralesとHerreraのストレート交換でもそれなりに釣り合うと思うのですが。

Martinは既にAAAでしっかり投げており、ドミニカのウィンターリーグでもドミナントな投球を見せた。高い年齢で契約したので、来オフまでRule 5ドラフト対象にもならない。ロスター枠に優しく、既にMLBに上がれる準備ができていて、あと6年以上雇えるリリーフだったのに。

ちなみにCOLはかつてMartinをドラフトしたチームだが、その時は契約せずに、MartinはIndy. Leagueを経由してBOSへ入団。第二のNavaとして期待していたんですがね。S. Drewの可能性を完全に閉ざすものではないようだけど、Carpを残すのなら、一応これで25人枠の最低限の布陣は組めることになった。


Chicago White Sox signed RHP Terry Doyle.

CWSがTerry Doyleとマイナー契約。ローカルボーイだったけど、上層に厚くなってきた投手Prospectに囲まれて目立てなかった。


○ 12/20
Chicago Cubs signed OF Mitch Maier.

昨季AAAでプレーしたMitch MaierがCHCへ。13年のSTではなかなか活躍したのですが、シーズン中はケガが相次いで、結局コールアップの機会は無し。デプスとして再契約しても良いかなと思っていたけど。CHCが元BOSの選手を多く獲るのは、やっぱりTheo Epsteinさんに通じている人が多くて、情報が流れてくるからなんでしょうかね?


○ 12/21
Re-signed C/1B Matt Spring to a minor league deal.

11年からBOS傘下AAを中心にプレーしており、13年はAAのAll-Starゲームにも選ばれた。昨オフに続いての契約延長ということで、オーガナイゼーションプレイヤーとして割と気に入っているのかも。


Released RHP Yunior Ortega, RHP Stephen Williams, LHP Dylan Chavez, 1B Jake Davies, 1B Boss Moanaroa, OF Jose Colorado, OF Iseha Conklin, and OF Felix Sanchez.

8人のマイナー選手をリリース。Jake DaviesとJose Coloradoを除けばいずれも当ブログのProspect紹介で取り上げた選手で、一時は少し期待していた選手。12年ドラフト組のStephen Williams、Dylan Chavez、Iseha Conklinらは見切り早いですね。いずれもケガなのか、コンディション不良なのか、あまり機会をもらえていなかった。また、傘下最速の選手との呼び声も高かった、Felix Sanchezもここでカット。

Los Angeles Dodgers signed LHP Jack McGeary.

Jack McGearyがLADと契約。元々07年のドラフトで割と上位指名が予想されていた選手ですが、進学希望でスリップ。WASが下位でオーバースロットして契約も、制球難とTJでさっぱり。昨オフのマイナーフェーズのRule 5ドラフトで指名後、今季はSS-A/Low-Aでまずまずの投球を見せていた。ローカルボーイだし、再契約してもらいたかった。本人もBOSからオファーがあれば残ったんじゃないかと思うし、オファーしなかったのかな?


○ 12/23
Texas claimed UT Alex Castellanos off waivers.

Napoliの再加入に合わせてDFAされていたAlex CastellanosをTEXがクレーム。こういうところが某GMの気に入らないところなんですよね。Castellanos自体、すごく貴重な戦力ではないけど、一応MLB経験を持つデプスだった。結局LADへCastellanosの見返りに放出したJeremy Hazelbakerをただ失っただけ。しかも40人ロスター枠をしばらく無駄に使った挙句に。結果論ですが、トレードをせず、Hazelbakerをトレードしなくても、Rule 5ドラフトで失うことは無かった。

そもそも13年の序盤、しばらくHazelbakerが好調だったときには、何チームかが、彼をMLBチームへ欲しがっているなんて話も聞こえていたし、オフのロスター枠の厳しさを考えれば、あの時点でHazelbakerをトレードに出すべきだった。元々現フロントはHazelbakerをそれほど買っているようには見えないし、構想に入れるつもりがなかったのならなおさらだ。これで、4月以降、Brandon Jacobs (CWS)、Hazelbakerと上層のOFを2人も、ほぼ意味無く失っているのは不満です。

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