14' Draft Watch - Boston's Strategy ver.2

ドラフトが近づいてきましたので、個人的に希望するBOSの各ラウンド戦略について書きます。特にRound 5以降は、全ての選手を網羅はできないので、特にチェックしたBOSと関連のある選手の中でフィットすると思った選手を中心にリストアップをします。


[14' Boston's Strategy ver.2]

1st round (#26)
Ideally - Tyler Beede (Jr.-RHP)
Other Favorite - Spencer Adams (HS-RHP), Michael Chavis (HS-3B/2B), Jacob Gatewood (HS-SS/3B)
Realistically - Erick Fedde (Jr.-RHP), Nick Burdi (Jr.-RHP), Sean Reid-Foley (HS-RHP), Luis Ortiz (HS-RHP), Foster Griffin (HS-LHP), A. J. Reed (Jr.-1B/LHP), Casey Gillaspie (Jr.-1B), Alex Blandino (Jr.-3B/2B), Derek Fisher (Jr.-OF), Derek Hill (HS-OF), Marcus Wilson (HS-OF)

元々は投手の素晴らしいドラフトになると見られていたものの、カレッジ投手でJeff Hoffman、Erick FeddeがTJ、Luke Weaver、Michael Cederothが評価を落とすなどで思ったほどの厚みが無くなった。ニーズ分析のところでも書いたけど、今季に関してはパワーのある打者を確保したいという希望はあるにせよ、投手の良いドラフトだし、ここで最高の投手を一枚獲れれば、あとのピックでは野手を優先しやすくなる。

ただ現時点では、あまり好みの選手は残っていなそう。FeddeやLuis Ortiz、Foster Griffinあたりが順位相応だと思うが、エースの器かと言うと微妙。Sean Reid-Foleyなどは残っていればグッドピックと言えるのかもだが、こちらも完成度は高い代わりに上限はNo.3スターター程度と言われる。高望みは承知で理想を言えば、やはりTyler Beedeが欲しい。Sean Newcombももの凄く良いなと思ってるけど、こちらは確実に落ちてこなそう。一方Beedeは最終登板で好投したし、落ちて来たとしてもTB-#20やCLE-#21あたりでピックされそうだが、ローカルボーイの超大物。3年前から熱望している選手だ。

それ以外では、Spencer AdamsかMichael Chavisあたりが可能性がある程度ある中では好みの選手。Adamsはプロジェクションだし、Chavisはパワー面の進歩という点で、若干のリスクを伴うが。Jacob Gatewoodも夢の広がる選手で、個人的には好きな選手だが、コンタクトに難があるということで、BOSが上手く育てられなそうに見えるのがネック。A. J. ReedやCasey Gillaspieはハイフロアーなカレッジのパワーヒッターで妥当な選択肢かもしれないが、#26ではもう少し可能性を追求したいとは思ってしまう。

ハイリスクハイリターンという意味で、本当は#33で獲れれば嬉しい選手だが、最悪Derek Fisherをここで抑えてしまっても良いかも。もし上手く育つなら、#26でも大きなボーナスになり得る選手だ。OFも欲しいということで、Derek HillやMarcus Wilsonもよく名前を見るが、打撃はプロジェクションで、どこまで育つか不明だし、CFタイプよりもパワーヒッターが欲しいという気もする。最後に、最近よくモックを見るAlex Blandinoだけはやめて欲しい。


Supplemental 1st round (#33)
Ideally - Braxton Davidson (HS-OF/1B)
Other Favorite - Casey Gillaspie, Derek Fisher, Derek Hill, Michael Gettys (HS-OF/RHP)

ここでは、基本的にパワーヒッターが絶対欲しいと思っている。理想はFisherかBraxton Davidsonのどちらかかな。#26とここでこの2人でも、個人的には悪くないと思っているくらい。ある程度リスクは高めだが、どちらも中軸を打てる可能性のある選手だ。運動能力の低めなDavidsonよりも、Fisherの方がここまでに指名されやすいかなと思っているので、#26でならFisherかなと思うが、どちらかを選べと言われたらDavidsonを選びたい。

あとはReedは個人的にあまり好きではなく、獲るならGillaspieはここなら悪くはないと思う。ただ残っている可能性は低めだが。Hillなんかも悪くないかもしれないが、どうせツールのあるCFを獲るなら、Michael Gettysの方が好みです。Gatewoodと同じく、BOSが育成に失敗しそうなタイプの選手ですが、上限は昨年欲しかったClint Frazier (CLE)にも劣らないかも。


2nd round (#67)
Ideally - Michael Gettys
Favorite - Luke Weaver (Jr.-RHP), Jack Flaherty (HS-RHP/3B), Bobby Bradley (HS-1B)

ここでGettysが獲れれば最高だが、さすがにそれは無いか。上の2枚が投手・野手一枚ずつの組み合わせなら、ここでもう一枚トップクラスのヒッターが欲しい。各ポジションの注目選手を調べていて気になったのはBobby Bradley。#33でDavidsonなら、左打ちの1Bタイプで被ってしまうのが難だが、Davidsonは一応LFでもプレーできるし、今のニーズを考えればそれでも良いかも。

逆に上が野手2枚になってしまうのなら、投手を一枚は上位指名しておくことになりそう。Luke Weaverがこのあたりまで落ちて来るなら、是非ともピックしたいが、さすがにドラ2前半までには指名されそう。BOSが割と気に入っているらしいJack Flahertyはエースタイプではないかもだが、最近投手として評価を上げている2way選手。David Renfroeを少し思い出すが、HSの名門でプレーしており、野手としても上限は高いので、野手で少し育てて、コンタクトが伸びなければ、早めに投手にスイッチしても良いかも。


3rd round (#103)
Ideally - Michael Cederoth (Jr.-RHP)
Favorite - Jake Stinett (Sr.-RHP), Dylan Cease (HS-RHP)

上の3枚の内、少なくとも2枚は野手にしたいので、ここは投手になる可能性が高い。ここ数年の投手重視のセレクションで、層だけは厚いことを考えれば、ハイフロアーな選手よりも、ハイリスクハイリターン気味の選手の方が良い気がする。Cederothは、元々ドラ1級のアームだったが、制球難で評価下落。100 mph近いボールを投げる選手で、リリーフになるにしても、クローザー候補の少ない現状にはフィットしているのでは？

また肘の不安はあるが、Ceaseも健康ならドラ1クラスのパワーアーム。他では、例年ドラ4あたりからボーナスの振り分けを考慮してシニアー選手を選んでいるし、今季もJake Stinnettはシニアーの選手ながら十分上位指名の価値のある選手。ドラ4で獲れるなら理想的だけど、恐らくそこまでは残らないだろう。ただ昨年シニアーサインなどをした挙句ボーナスをかなり余らせるという失態を見てしまったため、今季はそこまでシニアーで良い選手に対するモチベーションがない。


4th round
Favorite - Karsten Whitson (rJr.-RHP), Keaton McKinney (HS-RHP/1B), Austin Decarr (HS-RHP), Sean Bouchard (HS-3B), Gareth Morgan (HS-OF), Stone Garrett (HS-OF), Kel Johnson (HS-OF/1B)

新CBA下では、HSの選手と言えど、それほどオーバースロットをせずに契約できることも多いが、レベルの高い選手だと、やはりドラ4、5くらいまでで指名しないと、ある程度のオーバースロットを覚悟しないといけなくなる。少し評価を落とし気味だけどツールはある選手なんかを捕まえておきたい気もする。そうなると上に挙げた選手たちになるだろうか。

投手ではローカルボーイのAustin Decarrなんて指名できたら嬉しいけど。大穴ではKarsten Whitsonはどうか？一応ジュニアーなので、来年もカレッジに戻れるし、このあたりで大きなオーバースロットをせずに獲れるかは微妙だが、1年をRedshirtで過ごしているし、来年それほど大きなボーナスを得られるとも思えない。直近の登板では96 mphを投げていたそうで、本来の姿に戻るならエース級の上限を持つ。


5th round
Favorite - A. J. Vanegas (Sr.-RHP), Adam Ravenelle (Jr.-RHP), Taylor Gushue (Jr.-C)

リリーフや控えでもいいから、このあたりで指名した選手が戦力になってくれると大きい。リリーフならA. J. VanegasやRavenelleはセットアップ級の力があるし、Taylor Gushueは控え捕手タイプだけど、年齢的に少し若いし、守備型のレギュラーに育つ可能性もゼロではない。ここのところ、まともなカレッジ捕手を指名していないので、今年はそろそろ一枚入れても良いかもしれない。


6th round or Later
Favorite - Lukas Schiraldi (Jr.-RHP), Pat Connaughton (Jr.-RHP), Ben Wetzler (Sr.-LHP), Andrew Chin (rSo.-LHP), Brandon Bonilla (Jr.-LHP), Brett Austin (Jr.-C/OF), Kevin Cron (Jr.-1B), Justin Bellinger (HS-1B), Ross Kivett (Sr.-2B/OF), Greg Deichmann (HS-SS/2B)

ドラ6以降はあまりMLBの期待を掛けれるような選手は指名できないけど、シニアーの選手を指名したり、要求は高くないが上限は高めなHSの選手を上手く見抜いて指名したい。あとは評価を落としているカレッジのジュニアーの選手でも、近年の傾向から言えば、スロット程度でも契約できる可能性は高い。シニアーの選手で言えば、左腕のBen Wetzlerや2BのRoss Kivettなどは面白いかも。KivettはCFでもプレーでき、上ではパワーのある選手を重視するなら悪くないかもしれない。

Lukas SchiraldiやKevin Cron、Brett Austinなどは元々評価の高かった選手だし、このあたりで契約できるならローリスクハイリターン。Pat Connaughtonはローカルボーイだし、評価も高めだけど、シニアーでバスケットボールをプレーすると言っているので、スリップするかも。カレッジでバスケットボールをプレーさせることを認めて、下位で安く契約できるなら嬉しい。Justin BellingerやGreg Deichmannは評価が下落しているが、ツールはあると思う。