2014年6月30日月曜日

Former Sox Prospect Review: Chandler Shepherd, RHP

今回は、今季のドラ13で下位指名ながらグッドピックだと言われている、Chandler Shepherd。HS時代も有名な選手だったそうだし、ケガが完治すれば面白いかも。

Photo from SoxProspects.com

[Player Data]

Name: Chandler Shepherd (チャンドラー・シェパード)
Full Name: James Chandler Shepherd
Position: RHRP/RHSP
Born: August 25, 1992
Birthplace: Louisa, Kentucky
Height: 6-3
Weight: 185
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 13th round, 2014; 41st round, 2011 by Chicago White Sox
How Acquired: Draft
Signing Bonus: Not Announced
College: Kentucky
High School: Lawrence County HS (KY)
MLB Debut: August 13, 2019 (Baltimore)
How Left: Claimed off waivers by Chicago Cubs (May 2019)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

平均的な体格で、支配力のあるスタッフは無い。速球は90 mph前後と球速は平凡だが、ムーブとコマンドは良い。大きなスローカーブを投げる。


[Background]

HS時代もKentucky州でトップクラスの選手だったが、CWSからのピックを蹴って進学している。13年夏のCape Cod LeagueでAll-Starに選ばれたこともあり、14年のシーズン前は全体Top 100から少し漏れる程度の評価を受けていたが、14年はKentucky大のローテで開幕したものの、前腕部の故障でしばらく休み、復帰後はリリーフで投げていたということで、評価を落とした。ドラフト時のランキングはBA #372/PG #286/MB #118。


[Profile]

14' : SS-A Lowellでプロデビュー。1試合を除き、リリーフで投げている。イニング以上の奪三振を記録し、支配的とまではいかないがまずまず。

15' : Low-A Greenvilleで開幕を迎えたが、すぐにHigh-A Salemへと昇格。制球力に加え、そこそこ三振も取れている。AFLへの派遣。

16' : ドラフトから2年で、AAA Pawtucketまで到達。前半戦、AA Portlandでは被打率も非常に低く、リリーフのProspectとしては傘下でもトップクラスに近い位置まで駆け上がったが、AAAでは多少支配力が落ちた。

17' : STでもNRIながら最後までキャンプに残るなど、リリーフのデプスとして期待したが、Ben TaylorやAustin Maddoxの影に隠れる形に。K/BBは非常に良いのだが、少し被打率と被HR率がリリーフにしては高く、結果失点も多かったのが少しマイナス。ウィンターリーグで18年を見据えて先発転向。

18' : 先発としてAAAで1年間ローテを守った。マイナーでは一番上のクラスで、IPも大幅に増えたが、まずまずの結果を残した。

19' : 開幕からAAAで打ち込まれ、5月半ばにリリーフ降格。

19' May : 40人枠の都合でDFAされて、CHCがクレーム。その後更にDFAされてBALへ。

19' : 同じAAAのリーグにも関わらず、DFA後にクレームされたBALでは彼らしいソリッドな投球。MLBデビューも飾ったが、BAL移籍がチャンスが見えてやる気が出たか。

20' : COVID-19によりシーズンキャンセル。

21' : MIN-AAAでスウィングマンとして投げるもあまり三振を奪えず、イマイチな内容。

22' : メキシコリーグでプレー。


[Comment]

飛び抜けたところのない選手ですが、AAくらいまでは比較的早く昇格できそうなタイプ。そこでしっかり結果を残せるかですね。

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