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2015年5月27日水曜日

15' Draft Watch - Boston's Strategy ver.2

ドラフトももう2週間切りましたね。ドラ2は無いし、ドラ1も全体#7指名という高順位ピックがあるにも関わらず、かなり不作イヤーということで、あまり興奮するような選手を指名できる展開が想像できない。何となくやや力が入りづらい年になっています。取りあえず個人的に指名して欲しい選手の候補や指名戦略などを投稿します。


[15' Boston's Strategy ver.2]

1st round (#7)
Ideally - Brendan Rodgers (HS-SS)
Ideally 2 - Michael Matuella (Jr.-RHP) or Brady Aiken (Post Graduated-LHP), then offer $1.5M
Other Favorite - Dansby Swanson (Jr.-SS), Daz Cameron (HS-OF)
Realistically - Carson Fulmer (Jr.-RHP), Walker Buehler (Jr.-RHP), Kyle Funkhouser (Jr.-RHP), Tyler Jay (Jr.-LHP), Alex Bregman (Jr.-SS/2B), Andrew Benintendi (So.-OF), Kyle Tucker (HS-OF), Garrett Whitley (HS-OF)

2年前と同じく、全体#7ということで予想はしやすいが、あの時以上に興奮しづらい状況。実際2年前もAustin Meadows (PIT)が残っている状況で、Trey Ballを選んだのは誤算だったが、取りあえず指名した選手が誰か分かる前はそれなりに楽しみではあった。

今季で言えば、Top 7での指名が有力視されている選手の中で、自分が興奮するのはBrendan Rodgersが残っていた場合のみで、それも現状ではほぼムリだろう。Rodgersはパワーポテンシャルを秘めるSSで、多くのサイトから今クラスでNo.1の選手とされている。ニーズどうこうでは無く、当然魅力的。ただ全体#1のARIはカレッジ投手を選ぶという噂もあるものの、その下で4チーム(HOU、COL、TEX、MIN)が全チームパスするとは考えられない。

まだドラフトまで少しあるが、その他でTop 10の上位指名が有力視される選手は、カレッジ右腕のDillon Tate、Carson Fulmerに、Illinois大のリリーフ左腕Tyler Jay、カレッジのSSのDansby SwansonとAlex Bregman、それにAndrew Benintendi、Daz Cameron、Kyle TuckerといったOF勢になるだろう。

毎年の事ながら、エースタイプに欠けている傘下の状況で、Top 10の指名権があれば、当然エースタイプの選手を狙いたいところだが、今季はそれは難しい。Tateは球速は十分も、昨夏まではリリーフだったことから、先発としての実績がやや欠けており、サードピッチもさほど磨かれていない。またカレッジでトップを争う選手ということで、#7まで残る可能性もかなり低そう。

FulmerはBen Cherington GMが最近視察したそう。3年前もCherington GMの初ドラフトで指名した選手で、気に入っているのは間違いない。残っていれば恐らく指名すると思われる。ただこちらもTateとカレッジNo.1を争うレベルの投手で、強豪Vandyでの先発としての実績も十分。直近の登板ではやや打たれたが、安定感はカレッジ全体でも飛び抜けている。自分が応援するVandyの選手だし、悪くはないのかもしれないが、体格と力の入ったメカニクスでリリーフと見るスカウトも多いのが少し引っ掛かる。

Jayはそもそもリリーフ投手をTop 10で指名すべきかはかなり疑問。確かにスムーズなメカニクスは自分も気に入っているし、先発として投げるだけの球種も持っているそうだが、先発実績が皆無だけに、先発としての球速やスタミナ等、余りにも不確定要素が強い。何となく、個人的には元BOSのNick Hagadone (CLE)と比較してしまう。悪い選手ではないが、体格も大きくなく、全体Top 10で指名するにはオーバードラフト感が強い。

カレッジSSの2人も、残っていれば恐らく指名に行くだろう。Fulmer同様3年前に指名したBregmanは、今でも相当気に入っているようで、BOSのリストの最上位に近い位置にいると見られる。一方、SwansonもそのBregmanを抑えて、現在カレッジNo.1の野手として君臨している。共にHRヒッターではないが、平均的なパワーは持つし、M-IFとしては十分なオフェンス能力を持つ。パワーではBregmanだろうが、スピード・選球眼の総合ではSwansonも負けていない。それに何より、Swansonは今季から戻ったSSで、素晴らしい守備を見せており、SSに留まるという点が大きなアドバンテージ。

一方のBregmanも守備は向上しており、SSでプレーできると見るスカウトも増えてはいるものの、一方で未だに2B向きという意見もある。少なくとも平均を大きく上回るSS守備力は期待できないだろう。応援するVandyの選手だし、Swansonは#7でも十分な価値があると思うが、残っている可能性は極小。Bregmanは悪くないと思うが、2Bの可能性を考えると、Yoan Moncadaまで加えて飽和しているBOS傘下の状況が少し躊躇わせる。またBregmanも残っている可能性の方が小さいだろう。

後はOF陣ということになる。Tuckerは5ツールバランスの良い選手だし、打撃の上限も高く、割と好みの選手だが、CFには留まれないよう。RFとしてAll-Starクラスまで育つほどには見えないし、彼かMeadowsなら、自分はMeadowsの方が良かった。またHOUが#5で指名するというのが有力視されている。

D. CameronはBOSにも在籍したMike Cameronの息子で、縁もあるし、元々全体1位指名有力とも言われた選手。5ツールタイプで、父に似て守備への勘も評価される。最近ブラックアメリカンで運動能力の高い選手を上位指名していないし、一時少し下げた評価も戻って来ている。全体1位指名候補と言われた選手だけに悪くない気もするが、一方でここ数年のHSのNo.1 OFだった、例えばByron Buxton (MIN)のような選手と比較すると、爆発的なツールに欠ける感は否めない。上限を求めるならもう一歩という気もする。

Benintendiはレイトライザーで、今季パワー面で大きく開花したCF。スピードも十分でCFに留まる可能性は高いし、選球眼もしっかりしている。パワーが本物なら上限は高い。ただ今季からカレッジではボールが飛ぶバットに変更したことが大きく寄与しているように見えるし、プロでもパワーを発揮できるかは個人的にかなり疑問視している。身長もかなり低い部類に入る。CF守備もスピードは悪くないが、あまり磨かれていないとも言われている。急上昇で、BOSの指名候補の中でも有力とも見られるが、個人的にはかなり「ノー」に偏っている。上限は高めだが、それに到達する可能性は低めに見えるし、フロアーも物凄く高いようには思えない。

自分が辿り着いた結論は、これらの上限かフロアーのどちらかに問題のある選手を指名するくらいなら、TJで評価を落としている2人、Michael MatuellaかBrady Aikenを指名し、$1.5M(最大で$2M程度は許容)をオファーするというもの。この2人はTJもあったし、確かに不安もあるが、今クラスのほとんどの選手が持たない、エースの可能性を持つ。ケガで全くダメになるリスクもあるが、その分スロットを大きく浮かして、下位でスリップした選手を捕まえれるなら、良いのでは?

もちろん拒否される可能性もあるし、特にまだ若いAikenはそうだろうが、TJもあって先行きも不透明になりつつあるし、実際現状ではドラ1下位で指名されて、この程度のスロット額しか提示されない可能性も高い。Matuellaに関しては特に、カレッジの選手としては実績が少ないし、来季はシニアーではないが、Red-Shirtのジュニアーになる、開幕に間に合わなければ、高額のボーナスを受け取れる可能性は小さいし、その次の年にシニアーになるなら更に買い叩かれるだろう。

そして最悪まとまらなくても、今季のような不作の年の#7より、来季の#8の方が良い選手が指名できる可能性も決して小さくない。16年クラスはカレッジでも、Alex Lange (So.-RHP, LSU)やAlec Hansen (So.-RHP, Oklahoma)、A.J. Puk (So.-LHP, Florida)のような90 mph後半のボールを投げる選手もいる。悪くないアイデアではないかと思っているが、いつぞやも書いたように、問題はそろそろクビが危うい某GM。わざとであろうと無かろうと、ドラ1-#7と契約しないとなると叩かれるだろうし、良い選手を獲った、というのを少しでも自らのポイントアップにしたいだろう。これが実現する可能性は限りなく低い。


3rd round (#81)
Ideally - Chris Shaw (Jr.-OF/1B)
Other Favorite - Austin Smith (HS-RHP)
Realistically - Peter Lambert (HS-RHP), Rhett Wiseman (Jr.-OF)

ここでChris Shawさえ獲れれば、ドラ1が平凡なセレクトでも、個人的には満足できるドラフトだったと言ってもいい。ドラフト全体でもNo.1と言われる左打席のパワーは、昨年ドラ2のTravisのところで個人的に是が非でも欲しかったもの。しかもShawはローカルボーイど真ん中で、かつパワーだけでなく、打撃技術も高く評価される。

1Bとしてなら守備面でも平均以上の可能性も。正直なところ、Benintendiをドラ1で選ぶくらいなら、Shawがドラ1の方がよっぽど嬉しいが。ただケガで少し評価は落ちているが、それでもドラ2の中盤まで残るかどうかというくらいに見える。ここまで残るなら奇跡的だろう。

他では、Austin Smithを非常に気に入っている。イージーなフォームからキャッチボールくらいの軽い投げ方で90 mph中盤を投げるそう。体格も良く、変化球が育てば上位ローテの可能性を持つ。現実なところでは、HS-Pで好きなLambertあたりか。ローカルという意味ではRhett Wisemanなら順位相応。3年前はかなり欲しかった選手。CFでプレーできるなら、ドラ2以上の実力はあると思うが。


4th round or Later
Favorite - John Gorman (Sr.-RHP), Tyler Ferguson (Jr.-RHP), Philip Pfeifer (rJr.-LHP), David Thompson (Jr.-3B/1B/OF), Ryan McKenna (HS-OF)

ちょっと今季は、力があまり入っていないので、後ろのラウンドで目ぼしい選手のチェックができていません。その中では、応援しているVandyの2人、Tyler FergusonとPhilip Pfeifer。前者は元々ドラ1候補とも言われたほど、体格と優れたスタッフを持つが、イップスに近い状態で制球がボロボロ。しかしそれを矯正できればハイリターンに。

Pfeiferはジュニアーだが、Red-Shirtで、低めのボーナスで契約できる可能性がある。左から94 mphに達するボールを投げ、先発・リリーフ共に経験豊富。先発下位や左腕リリーフの可能性を持っている。

またローカル枠では、John GormanにMcKenna。Gormanはシニアーサイン。MLBの可能性はほとんど無いだろうが、4年前も指名したし。McKennaは今季のニューイングランドのHS選手ではNo.1の選手。5ツールタイプのOFで、そろそろ若いローカルボーイの指名が見たい。上位指名ではなかなかローカルに拘りづらいが、ドラ4、5なら良いだろう。

あとは期待されながらも、カレッジで伸び悩み気味の選手を少し下のラウンドで指名できるなら、ローリスクでリターンになる可能性がある。現行のCBA下ではシニアーになると、ほとんどが買い叩かれるし、そういった意味ではジュニアーでも、下のラウンドでもスロット近辺の額で契約できることも多い。パワーのあるThompsonを下位で契約できれば、ハイリターンになり得る。

6 件のコメント:

MINファン さんのコメント...

ごぶさたしております。いつも楽しく拝見しています。
MINもBOSの一つ前ですが、ドラフト間近になってもどうも気分が盛り上がりませんねぇ。


Kellyって誰と交換で来たんでしたっけ…。他におまけもついていたような…。(遠い目)


ララ さんのコメント...

MINファンさん

こんにちは~、ありがとうございます。

BOSは今日、MINにスウィープを決められましたね(泣)。初戦でボコボコにされたKellyはAllen Craig(ちなみに残り年俸3年$25M強ですが、DFAされてマイナーに行ってます。)と共に、John Lackeyとミッドレベルの左腕Prospect 1人と交換で来ています。

ちなみにLackeyは今季年俸がリーグ最低額という超ローコスト契約でオフにFAですが、QO受けてドラフトピックも付くかもですね。まぁかつて無いくらい最悪のトレードです。

MINはBAのこの前のMock DraftではDaz Cameronとなってましたね。Buxton、Nick Gordon、Cameronとなれば、ブラックアメリカンで身体能力の高い選手をいっぱい獲れて羨ましいです。

ただ確かにそれでも例年に比べれば小粒な感じがしますし、何より明らかにエースやAll-Star候補になれそうな選手が指名できそうな可能性がほとんど無いというのは興味を削がれますね。Brendan RodgersがTop 3からスリップしてもTEXやMINのような運動能力の高いHS選手を好むチームがスルーすることは無いでしょうし。

nature さんのコメント...

今年のドラフトは不作のようですが、来年も上位ピックになりそうなので悔しがる必要はなさそうですね(笑)てか、もうGM交代は必須でお願いしますw

E.Rod凄いですね。BB/SO率もマイナーの時と変わらず良いしw マイナーに戻すんですかね?もうケリーはしばらくブルペン降格でいいと思うけど。しかし今日は7回で温存させて残り2回を田澤、上原以外で抑えるべき所だと思うけど、人材不足ですね。
まだこれからだけど、これは某GM唯一の成功トレードか? と同時に自前の投手が育たないBOSのスカウトの無能さも改めて感じるw 

ナポリやHanleyまでもペドロイアとのビデオチェックが役に立った言ってるけど、打撃コーチは何しとんねん^^;

ララ さんのコメント...

natureさん

来年Top 10ピックが2つあったら嬉しいですけど、嬉しいのはドラフトの時だけだし、やっぱり常勝チームを作れるビジョンを持った人に球団を率いてもらいたいものです。

まぁまだMLBで成績を残し続けれるかはもう何試合か見ないとわかりませんが、速球も95~97 mphと出ていたようだし、現時点で可能性は感じます。もうちょっとチャンスを与えたいのも確かですが、Mastersonのリハブも始まるようだし、どうなりますかね。

Rodriguezは成功しそうですが、Andrew Millerも押しも押されぬトップリリーバーになってますからね。NYYが得、BALは損で、BOSはこのままいくとWinだろうけど、出したものもかなり大きかったとは思います。

Pedroiaがそんなことしてるんですね。引退したらBOSのヒッティングコーチでゆくゆくは監督かな?

赤とんぼ さんのコメント...

こんばんは、
アホなGMはさっさとホカスのが好いかもです、Rodriguez鮮烈でした!!
Pedroiaは是からもSOXの顔ですね!!

ララ さんのコメント...

赤とんぼさん

返信遅くなってごめんなさい。

ホカスと使うってことは赤とんぼさんは関西人ですか?

Rodriguez素晴らしかったですね。打者有利のTEXでこれだけ投げたのは素晴らしいです。

Pedroiaは最近パワーが落ちてるのがちょっと残念ですけど、守備はいつ見てもほれぼれするし、今やチームの心臓ですね。ちょっとチーム状況が悪い今、彼をキャプテンに正式に指名して、少しムードを変えるってのがいいんじゃないでしょうか。