2015年12月10日木曜日

15' Today's Topics - 12/9

[Today's Topics]

☆ ウィンターミーティングはやはり動きが多いですね。今日も取り留めなく書きますが、今日の動きで目を引くのは、やはりKen GilesのHOUへのトレードですかね。何が注目かというと、つい先日BOSがトレード獲得したC. Smithと選手として比較できる部分が多いからです。共に11年のドラフト組でSmithがドラ8、Gilesがドラ7と近い位置で指名されている。

今季それぞれのチームで本格ブレイクして、中盤戦以降クローザーも務めた。成績的には共にMLBのリリーフでTop 5前後の活躍。残り5年保有できる点も同じです。年齢的にはGilesはJuCoの出身なので、1歳若いですが、共にこれから働き盛り。速球は常時95 mphを超えるGilesが上回るが、Smithは圧倒的にGB%が高い。速球の球威で上回るGilesの方が多少市場価値は上かもしれませんが、ほぼ同等と見れるかと。

それに対し、HOUが出した見返りは、Brett Oberholtzer、Vince Velazquez、Derek Fisherに、もう一人Prospectが含まれるよう。Oberholtzerは15年不調でマイナー落ちもしていたが、14年くらい投げるなら五番手先発。Velazquezは球威のある選手で、15年にMLBデビューしたばかり。上手く行けば最大二番手、現状でも四、五番手くらいで投げるかと。

Fisherも個人的にカレッジ時代から気に入っているパワーのある両翼の選手。BOSがSEAに出したWade Mileyほど確実な計算はできないかもしれないが、Velazquez + Oberholtzerの二人掛かりなら、Mileyと最低限同レベルの働きは計算できそうだし、Velazquezはそれ以上の上限も持つ。

FisherもまずまずのProspect。BOSがMileyに付けたのは平凡なリリーフのJonathan Aroだし、更にそこそこ使い勝手のあるEliasまで一緒に得ている。これを見ると、やっぱりこの前のトレードはかなり上手くやったように思える。

明日はウィンターミーティングの締めくくり、Rule 5ドラフトですね。40人枠が埋まっているBOSは誰も指名しないだろうと、Dombrowskiさんが明言しています。一方で、他チームに獲られそうな選手もいないし、数年ぶりにBOSにとっては静かなRule 5ドラフトになりそうです。

2 件のコメント:

赤とんぼ さんのコメント...

おはばんは、
このシーズンオフ野手の動きが遅いように思いませんか?特に外野手は名の売れたFAが多い分、各チーム各選手とも誰かが動いてその契約内容の様子を見てからの感じなのかな?
一方で投手はファーストグループと考えられていた4人中3人はミーティング前に決着、残るはクエトのみ、セカンドグループ以下もそれなりに決まってますしトレードでも動きが有るのに、野手はやっと先日Zobristに動きがあったのが最大かな?
今のところHOUのColby RasmusがQOを飲んだのは正解だったように思いますね、来年の外野手のFAは層が逆に薄いようですから。

ララ さんのコメント...

赤とんぼさん

おはばんは、今年は投手が早く動きすぎてる印象ですかね~。OFは恐らくJason Heywardの行き先が決まれば、Alex Gordonなんかも決まっていくと思います。

内野手でも、NYMのポストシーズンのヒーローかつWSの戦犯?のDaniel Murphyなんて、古巣はとっとと別の選手で内野埋めちゃいましたしね。NYYも2B獲ったし、明らかに2B/3Bが必要なのはSDくらいかな?

Rasmusと比較するならDexter Fowlerですかね。同い年だし。この二人の今季・来季の契約を見れば、どちらが正解だったかわかりそうですね。