2017年12月31日日曜日

18' Draft Watch - Draft Board 6 (C)

捕手です。Joey Bartが良いカレッジシーズンを過ごし、Top 5の有力候補に。一方、打撃面で評価を落とした、Will Banfieldを含め、HSの捕手3人がドラ1下位からの候補になりそう。


[18' Draft Board (C)]

Joey Bart, C, Georgia Tech (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-3
Weight: 235
Last Drafted: 27th round (15') by TB
Ranking: MLB #6/FG #3
Projection: Early 1st round

Comments: 優れた体格から、非常に高いパワーポテンシャルがある。カレッジの先輩である、Jason VaritekやMatt Wietersにも共通点がある。スウィングスピードもあるが、少しフリースウィンガー気味で、出塁・アベレージは向上の余地がある。肩は文句なしだが、攻撃型の選手で、HS時代から捕手に留まれるかを疑問視されてきたものの、近年そちらでも長足の進歩を見せて、捕手に留まれるだろうと言われるように。18年も好成績を残しており、他の何人かのカレッジ野手と共に、Top 5を争う候補となっている。SFが全体#2で考えているとも。


Will Banfield, C, Brookwood HS, GA (HS)

B/T: R-R
Height: 6-1
Weight: 200
Commitment: Vanderbilt
Ranking: MLB #34/FG #68
Projection: Late 1st round to 2nd round

Comments: 近年HSのTop捕手を多く輩出しているGoergia州の選手で、現状同クラスで#1の捕手と見られるJoey Bartも、カレッジ選手だが、やはりGoergia州でプレーしている。70とも評される強肩が最大の売り。リーダーシップにも定評がある。バットスピードはまずまずだが、オフェンスはやや評価が割れる。強い打球を打とうとして、やや無理をし過ぎる傾向がある。18年も課題の打撃面で悩んでおり、評価は下落気味。


Anthony Seigler, C/BHP, Cartersville HS, GA (HS)

B/T: S-S
Height: 5-11
Weight: 200
Commitment: Florida
Ranking: MLB #46/FG #25
Projection: Late 1st round to 2nd round

Comments: 最初に注目を浴びたのは、両投げの投手としてだったが、攻守両面でレベルの高い捕手として評価を確立している。守備面では、同じGeorgia州のHS-CのWill Banfieldに劣るが、打撃面では上回り、咋秋のTeam USAでもチームを引っ張った。パワー面の伸びしろが課題。運動能力が高く、2Bなどでもプレーできるだろうが、捕手に留まるのは問題ないだろう。


Noah Naylor, C, St. Joan of Arc HS, ON (HS)

B/T: L-R
Height: 6-1
Weight: 195
Commitment: Texas A&M
Ranking: MLB #27/FG #30
Projection: Late 1st round to 2nd round

Comments: 名前とカナダOntario州出身でピンと来るかもしれないが、元ドラ1のJosh Naylorの弟。優れたパワーと強肩は兄譲りだが、加えて1Bである兄と異なり、捕手でプレーしている点がアピール。比較的経験が浅く、原石段階だが、好守ともに優れたツールを持つ。


Josh Breaux, C, McLennan CC (JC-So.)

B/T: R-R
Height: 6-1
Weight: 220
Last Drafted: 36th round (17') by HOU
Commitment: Arkansas
Ranking: MLB #71/FG #127
Projection: 2nd round to 5th round

Comments: 1歳年上の兄、Joe Breauxも昨季は同じJuCoでプレーして、PHIに弟と同じドラ36で指名されたが、それを蹴って今季からAlabama大へ進学している。ケガの影響で、プレー機会が限られたものの、マウンドから100 mphを投げる強肩が魅力で、兄同様にパワーも非常にある。引っ張り専門ではないものの、非常に早打ちで、かつそれほど起用ではないことから、プロの木のバットで十分にコンタクトできるかは不明。守備の票かもさほど高くない。


J.J. Schwarz, C/1B, Florida (Sr.)

B/T: R-R
Height: 6-2
Weight: 215
Last Drafted: 38th round (17') by TB
Ranking: MLB #196
Projection: 3rd round to 10th round

Comments: 元メジャーリーガーの投手、Jeff Schwarzの息子。素晴らしいフレッシュマンイヤーでの打撃成績で、攻撃型捕手として注目された。パワー面に非常に優れている。守備の方の評価は低く、強豪Florida大のチーム環境もあって、1Bに回ることも多かった。17年はドラ1候補として迎えたが、打撃が急落。下位へスリップしてカレッジへ戻った。18年は復調して好成績。シニアーということもあり、そこそこの位置での指名があるのではないか。


Grant Koch, C, Arkansas (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-1
Weight: 195
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: MLB #131
Projection: 3rd round to 10th round

Comments: クラシカルなパワーヒッティングキャッチャー。昨季13 HRで、夏のTeam USAでもチームをリードする打撃を見せた。肩は平凡で、捕手としてのツール全般は特筆すべきものは無いが、守備スキルは向上傾向で、投手のリードも評判が良い。


Kameron Guangorena, C, St. John Bosco HS, CA (HS)

B/T: L-R
Height: 6-0
Weight: 180
Commitment: Cal State Fullerton
Ranking: MLB #104/FG #75
Projection: 3rd round to 10th round

Comments: 元々はKameron Ojedaという名前でプレーしていたが、継父のファミリーネームを名乗るようになった。スウィングが速く、アベレージ、パワー共に示せる可能性。肩も非常に強い。レシービングやブロッキングスキルは磨く必要があるが、捕手としてはアスレティックで、ツールはある。

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