いよいよ18年シーズンが開幕です。多少ケガ人も出ていますが、さすがにMLB最高総年俸チームだけあって、額面上ではかなりの戦力になったと思いますし、実際STでも非常に好調でした。控えの薄さは気になりますが、とにかく開幕から対戦カードの良さもありますし、スタートダッシュを決めたいですね。Go Sox !!
[Starter]
LHP Chris Sale
LHP David Price
RHP Rick Porcello
RHP Hector Velazquez
LHP Brian Johnson
今年は先発は5人で開幕。とは言え、Pomerantz、E. Rodriguez、S. Wrightと三枚を欠く状況で、四、五番手は、B. Johnson、H. Velazquezと、デプスぎりぎりのところ。大物3人、C. Sale、D. Price、Porcelloは問題なく仕上がっているようですが。
彼ら3人には一年を通して、安定して投げてもらうのが、まずは最低限期待したいところ。WrightもDVの関係でサスペンションを受けた上に、開幕直前にPRP治療を受けており、今季計算できるかはかなり怪しい。
Johnsonがまずまず良い春を過ごしており、オプション切れのこともあって、この機会にアピールしてもらいたいのは勿論だが、そこまでのことがあっても、前3人の内の1人でも大きく欠けることがあれば、デプス的に埋めるのは至難。パフォーマンスもそうですが、特に序盤は無理なく、それなりにイニングを稼いでくれることを希望したい。
[Reliever]
RHP Craig Kimbrel
RHP Carson Smith
RHP Joe Kelly, Jr.
RHP Matt Barnes
RHP Heath Hembree
LHP Bobby Poyner
RHP Marcus Walden
リリーフも、Thornburg、Maddoxをケガで欠き、更にWorkmanとRo. Scottが、STでもパフォーマンスの悪さもあってマイナー落ち。MLB経験の無いPoynerとWaldenを開幕ロスターに入れることにはなったが、こちらは先発とは対照的に、やや過剰にも見える投資の結果もあって充実はしている。
絶対の守護神、Kimbrelは、娘さんの病気もあって、この春はあまりゲームで投げられていないが、実績からしてもまずは安心。セットアッパーは、昨年同様調子を見ながら、という形になりそうだが、昨年の多くの期間でここを務めた、J. Kelly, Jr.とBarnes、それにケガから本格復帰となるC. Smithの三人が有力。
球速のあるKellyが昨年の状態なら、第一候補か。Smithも期待したいが、彼には、AL東地区の強力な右打者を抑えて欲しいというのもあるので、8回固定よりは打順に合わせて投げさせたい気がする。
Barnes、Hembreeは、昨年後半は疲れから調子を落とし、POのロスターから外れるという残念な結果に終わったが、STを見ている限りは状態は戻ってきてそう。Poynerは、Scottや、Eliasの不調もあってのロスター入りだが、左腕はひとまず彼一人なので、とにかく対左で結果が欲しい。
Waldenはモップアップ。JohnsonやWrightはオプションが無いので、先発の状況次第では彼らがこちらに移ってくることも考えられる。ストップギャップに近い扱いになりそう。
[Lineup]
C Christian Vazquez
1B Hanley Ramirez
2B Eduardo Nunez
3B Rafael Devers
SS Xander Bogaerts
LF Andrew Benintendi
CF Jackie Bradley, Jr.
RF Mookie Betts
DH J.D. Martinez
JD. Martinezの加入で打線は大きくレベルアップ。正1BにH. Ramirezを指名したこともあり、少し右打者に偏っている印象も受けるが、Benintendi、Deversの若い二人に、安定感の向上を狙う、J. Bradleyあたりの成長があれば。
序盤はPedroiaが離脱しており、またE. Nunezも膝の不安を抱えている。控え候補の内、M. Hernandezはケガ、Deven MarreroをARIへ放出ということで、この部分が唯一不安な部分か。あとは右打者の多いラインナップをどう並べるか、という問題はあるにせよ、額面上は間違いなく期待できる。
[Bench]
C Sandy Leon
1B Mitch Moreland
UT Brock Holt
UT Blake Swihart
野手で言えば、不安はレギュラーよりも控えだろう。Martinezとの契約が不透明な中、焦ったのか先に契約を決めてしまったMorelandは、結局Martinezの加入もあり、1Bの控えというポジション。RamirezのVesting Optionの件もあり、ある程度の出場機会はあるだろうが、二人がほぼ1B/DH専門というのはバランスが悪い。
更にそれに輪を掛けて、才能の輝きを捨てるのは惜しく思えるSwihartだが、捕手守備の成長の遅さもあり、ホームポジションが定まっていない状態。C-1B-3B-LFのような、比較的低守備力が許容される位置で使いまわすことを考えているが、これとMorelandの組み合わせで、特にM-IF控えが、ケガの不安の残るHoltだけという事態に。
更にCFやRFに至っては、控え陣にまともな代役すらいない。CFは、恐らくMartinezかSwihartをLFにして、Benintendiをスライドすることになるだろうが、RFに関しては更に微妙。M. Bettsにはほぼフル出場を期待し、時折Fenwayの外でMartinezを守らせることで、凌ぐつもりだろうが、計算通りに行くのか。また、Pedroia復帰時は更に難しい判断になることが予想される。
[Disabled List]
RHP Austin Maddox (10-day)
RHP Tyler Thornburg (10-day)
RHP Steven Wright (10-day)
LHP Drew Pomeranz (10-day)
LHP Eduardo Rodriguez (10-day)
2B Dustin Pedroia (10-day)
IF Marco Hernandez (60-day)
2018年3月29日木曜日
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