2009年6月12日金曜日

09' Draft Results - Draft-Day Impressions

ドラフトの結果をまとめておきます。

[Draft Results Link]

09' Draft Results - Day 1
09' Draft Results - Day 2
09' Draft Results - Day 3


[Draft Day Impressions]

☆ 6/9 - Comments about Day 1

正直言って、ドラ1はちょっと微妙なカンジも受けるピックでした。Rex BrothersやTanner Scheppers、Matt Davidsonが残っていただけに残念です。 ただ、#77、#107のピックで比較的いいピックをして埋め合わせています。Fuentesが期待通りに育つなら悪くないドラフトになり得ると思います。

ハイリスクですが、ポテンシャルのある高校生野手とカレッジアームという組み合わせはここ数シーズンと同様で、P、SS、CFと言ったプレミアムポジションの層を満遍なく厚くしているのは評価できます。明日は、パワーバットの可能性と(高卒)捕手、それに左腕のスティールを狙って行きたいところです。

今日ピックされなかった選手の中でランクが高めなのは、C Max Stassi (BA #30)、C Austin Maddox (BA #81)、C Luke Bailey (BA #96)の捕手勢や、投手で言えば、RHP Sam Dyson (BA #38)、LHP/OF Brooks Raley (BA #82)、RHP Keyvious Sampson (BA #47)、RHP Madison Younginer (BA #45)、RHP Kendal Volz (BA #92)など。あとはOF Brian Goodwin (BA #65)、SS Ryan Jackson (BA #80)がいます。できれば捕手1人と左のRaleyなんかが獲れると最高ですが、明日の朗報を待ちましょう。


☆ 6/10 - Comments about Day 2

昨年はドラ7まで9人のBAのTop 200にランクされる選手を指名したんですが、今季はドラ5、ドラ6とTop 200圏外の指名でちょっと微妙かなと思いましたが、ドラ7でYounginer、ドラ9でVolzをピックできたのは素晴らしかったです。特にYounginerは今ドラフトで自分が最もいいと思っているピック。

ちょっとOFとRHPに偏っているかなと思いますが、カレッジと高校生のバランスはいいカンジ。例年のように、Round 20付近で穫れたら大きいというピック(Sitton、Parthemore、Headなど)をしており、今季は昨季ほどドラ1に大金がかからないほずなので誰か1人獲れればかなりいいと思います。


☆ 6/11 - Comments about Day 3

今季は下位に落ちるような大物があまりいなかった上に3日目ともなるとあまり情報のない選手も多くなってきます。BOSは唯一残っていた大物Austin Maddox(進学が濃厚と言われますが、指名して欲しかった...)にも行かず、ドラ31以降はBAやPGにランクされるほどの選手はいませんが、Tart、Patterson、Yaztrzemski、Dykstra、Maileなどはできれば欲しいです。

結局三日間を通して、超大物の一点集中指名はなかったものの、動かしやすい高卒のRHPとOFを中心に分散して満遍なく指名し、ESPNのK. Lawさんからもかなりいいドラフトという評価をいただきました。


[Signing Strategy]

基本的には、例年のようにRound 1~15あたりまでをしっかり確保し、その下でスティールを狙いながら、ロスターの穴を埋める(リリーフや外野手控え、内野UTなど)契約をいくつかすることになるはずです。その中でも、上位指名でBAかPGにランクされている選手(Fuentes(1巡目)、A. Wilson(2巡目)、Renfroe(3巡目)、Hazelbaker(4巡目)、Younginer(7巡目)、Volz(9巡目)、B. Jacobs(10巡目))は逃したくないところです。

この中ではFuentesはまず契約するとして、まず欲しいのはYounginerとRenfroe。この2人を獲れなければ個人的にはいいドラフトとは言えません。特にYounginerは傘下にやや足りない高卒のパワーアーム。結局、Matt PurkeやJacob Tannerなどは落ちてきませんでしたし、それに近めのレベルということで獲ってくれると信じています。

HazelbakerはOFをたくさん獲っているのでどうしても欲しいかと言われると微妙(上のレベルでコンタクトできるかは疑問だし)ですが、補償のない4巡目ですし、他にもいい選手が何人か残ってた中での指名ですから、逃すのももったいないかもとも思います。

あとはWilsonは指名した時はいいピックだと思いましたが、Volzと契約できるなら個人的には彼の方がいいと思っています。Wilsonは将来リリーフと言われているし、制球を崩しているのは少し不安です。しかもWilsonはドラ2なので、契約しなければ、来年のピックが1つもらえます。順位は1つ下がりますが、今イチ良くない今季のドラフトよりも来季の方がいい選手をピックできる可能性もあります。少なくともムリして高額のボーナスを払う必要はないです。安めで獲れるなら。逆にVolzはスティールしたいところ。

BA Top 200やPG Top 250圏内ではありませんが、SchwindenhammerとKlineもなかなか評価の高い選手です。特にKlineはかなりのポテンシャルがあるよう。欲しいけど、かなり要求が高そう(HisseyやWestmorelandの契約を参考にしているらしい)で簡単には決まらなそうです。

下位ではまだあまり追えていない選手が多いですが、BA or PGのRankingに入っている選手(どうしてもこういうところの評価を頼りに判定することになります)としてはSitton(17巡目)、Parthemore(18巡目)、Head(26巡目)がいます。例年この辺りの高卒投手はほとんど獲れない(去年もAlex Meyer、Jordan Cooper、Navery Mooreなどを指名したものの契約できず)ので、SittonとParthemoreは穫れたらいいなぁくらいですが、パワーヒッターと言われるHeadは真剣に確保して欲しいです。

さらに下位で注目と言われているのはC. Stubbs、Tart、Patterson、Yastrzemski、J. Dykstra、Maileなどです。TartとPattersonは穫れたらラッキーくらい。Dykstraは05年のドラフトでピックしたものの逃げられ、昨年SDにドラ1で指名されたAllan Dykstraの弟です。投手かと言われていますが、打者として獲れないかな?Maileはポテンシャルの高い高卒捕手みたいです。07年のYasmani Grandalに逃げられたほど痛くはならないでしょうが、獲れるなら儲け物。

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